言い回し 9 Flashcards
なくして
無くして
困難なくして栄冠なし。
管理区域 — 許可なくして立ち入りを禁ず。
苦しみなくして利益なし。
私の許可なくして、君はそんなことすべきではなかったのだが。
ろうそく
蝋燭、蠟燭
〈糸/こより〉のまわりに ろうを棒のように かたまらせて、あかりに使うもの。ローソク。
「和━」
・━あし[(×蠟×燭)足](名)
〘経〙株価の動きをあらわす、ろうそく形の図。太い縦棒の上下が始め値または終わり値を、棒の上下から出た線が最高値・最安値をあらわす。陰陽足。
情緒
じょう ちょ[情緒](名)〔「じょうしょ」の慣用読み〕 ①感情の動きをさそうような、気分・ふんいき。 「━ゆたか・━たっぷり」 ②〘心〙→じょうどう(情動)。 「━不安定」 ③→じょうちょう(情調)。 ・━しょうがい[情緒障害](名) 児童が、おもに人間関係の ゆがみから、感情面に支障をきたした状態。登校拒否・自閉的傾向などが、その例。 「━教育」 ・━てき[情緒的](形動ダ) ①情緒に関するようす。 「━発達」 ②〔理屈ではなく〕気分や ふんいきに もとづくようす。 「━な歌詞・━な人」
妥当
だとう
〔条件などに〕よくあてはまっていること。ちょうどよいと みとめられること。
「━な意見・━性」
派生妥当さ。
まことに━な意見。方法は━と認める。━性 ○よく当てはまること 〔文章〕
〔注〕 「妥当」は、あらゆる場合に判断や処置が正しいと積極的に認められること、「穏当」はまず無難で、どこにも無理が生じないという消極的な評価を表す。
尊厳
☆☆そん げん[尊厳] 一(名) 神や神聖なものの持つ、威厳。 「━を おかす」 二(形動ダ) けだかくて、威厳があるようす。 派生尊厳さ。 ・━し[尊厳死](名) 〘医〙もう助かる見こみのない病人に対して、本人の意思に もとづいて、無意味な延命処置をせず、痛みをとめる治療をしながら、人間としての尊厳を維持して、安らかな死をむかえさせること。また、その死。 →:安楽死。
明瞭
めいりょう
〔形・輪郭などが〕はっきりしていること。
「発音━・━に言いあらわす」
(↔不明瞭)
派生明瞭さ。
氏名を━に書く。簡単━に答える。電文が━を欠いている
始末
し まつ[始末] 一(名・他サ) ①〔文〕はじめと おわり。はじめから おわりまで(の事情)。 「脱走グマ━記」 ②〔結果としての〕(悪い)ありさま。 「この━です」 ③かたづけること。処理すること。 「━をつける・火の━をする・布の端が ほつれないように━する・裏切り者を━する〔=殺す〕」 二(名・他サ・形動ダ) 〔古風〕倹約。 「━して使う・━な人・━が いい・━屋〔=しまりや〕」 ・始末が悪い句 あつかうのに困る状態だ。手にあまる状態だ。 ・始末に負えない句 その人の力では処理が できない。 ・━しょ[始末書](名) 〔事故・不始末をわびるため〕事情をくわしく書いた文書。
能動
のうどう
①〔文〕ほかへ はたらきかけること。 ②〘言〙ある動作を、その主語が おこなうこと。例、「打たれる」に対して「(わたしが)打つ」。 「━態」 ▽(↔受動) ・☆☆━てき[能動的](形動ダ) 〔文〕進んで はたらきかけるようす。(↔受動的)
主導
しゅどう
中心となって、ものごとを〈進める/みちびく〉こと。
「━権をにぎる・国連━・犯行を━する」
無常
むじょう
①〘仏〙ほろびたり移り変わったりして、いつまでも変わらないということは ないこと。
「諸行━・━迅速」
②はかないこと。
「ああ、世は━・━観〔=いっさいは無常であると観じる境地〕」
ごし
越し
垣根[窓]━に見る。壁━に聞く ○その物を越して何かをすること 〔常〕
彼は眼鏡越しに私をにらみつけた。
彼はテーブル越しに手を差し出し、私と握手をした。
窓越しに彼がやってくるのが見えた。
東奔西走
とうほんせいそう
〔文〕ほうぼうをかけ回(って、いそがしく活動す)ること。
「会社設立のため━する
【東奔西走】とうほんせいそう ━の活躍をする ○忙しくあちこちを駆け回ること 〔文章〕
対峙(する)
☆☆たい じ[対×峙](名・自サ) 〔文〕 ①〔山などが〕向かいあって高く立つこと。 ②じっと にらみあ〈う/って対立する〉こと。 「両雄相━する」
つの山が━する ○向かい合ってそびえること
警官隊とデモ隊が━する ○対立してにらみ合うこと
蜻蛉
とんぼ[(:蜻蛉)・(:蜻蜓)](名) ①〘動〙ムギワラトンボ・アカトンボなどの昆虫。目は大きく、二対の はねで軽快にとぶ。幼虫をヤゴという。 ②地面をならすための、T字形の道具。 ・とんぼを切る句 とんぼ返りを する。〔「とんぼを返る」が正しい〕 ・━がえり[(:蜻蛉)返り]–ガヘリ(名・自サ) ①地面に手をつかずに、空中で からだを一回転させること。宙がえり。 ②目的地へ行って用をたし、すぐ引き返すこと。 「着いた その日に━する」
超越
☆☆ちょう えつ[超越](名・自サ) ①はるかに〈すぐれ/こえ〉ていること。 「人知を━する」 ②それを乗りこえて問題にしないこと。 「苦しみを━する」
霞
かすみ
かすみ[(×霞)](名) ①かすむこと。 ②春に、白い帯のようなものが山の すそや野などに たなびいて、遠くが見えなくなる現象。霧・もやの一種。 ③目の くもり。 ④〔←かすみ網〕小鳥をつかまえる、目のこまかい網。 ・かすみを食う句 仙人のように、世の中の動きに関心を示さずに生活する。 ・━そう[(×霞草)](名) 〘植〙 ①観賞用の草花の名。葉は細く、夏ごろ五弁の白い小さな花を多数つける。切り花として多く用いる。 ②ホトケノザの別名。 ・━め[(×霞)目](名) つかれや病気のために、目がかすんで よく見えなくなった状態。
嫉妬
しっと
①自分よりも幸福な状態にある相手を にくむ気持ち(を持つこと)。
②愛する人の気持ちが別な相手に移っていくことを うらむ気持ち(を持つこと)。
「━心」
裸一貫
はだかいっかん
自分のからだのほかに何も持っていないこと。
「━で〔=自分だけの力で〕」
━からたたき上げる ○自分の体以外何も財産のないこと
留守
るす
る す[留守](名・自他サ) ①家の者、特に主人が〈外出/旅行〉している間に、その家の番をすること。留守番。 「━をたのむ・ひとりで━(を)する・━家族」 ②〈外出/旅行〉中で、家に いないこと。 「主人は━です・しばらく家を━(に)する・長く━(を)する・━宅」 ・留守になる句 〔ふつう「お─」の形で〕別のことに気をとられて、あることが いいかげんになる。なおざりになる。 「まわりに気をとられて、頭(や手元)が━」
異同
いどう
ちがっているか同じであるか、ということ。ちがい。
呼応
こおう
①たがいに同じ〈方向/考え〉の動き方をすること。
「両者が相━する」
②〘言〙前後の語句が決まった形で関係しあうこと。
「『おそらく』は推量の言い方と━する」
惣菜
そう ざい[総菜・×惣菜](名) おかず。副食。 「お━料理」 ・━パン[総菜パン](名) 総菜を〈はさんだ/のせた〉パン。例、焼きそばパン。 →:調理パン。
源泉
げん せん[源泉](名) ①水のわき出る みなもと。もと。 ②ことがらの もとになるもの。 「知識の━」 ③温泉の わき出る井戸。 ・☆☆━ちょうしゅう[源泉徴収](名) 〘法〙給与・利子などをわたす前に、前もって税金を差し引くこと。源泉課税。 「━票」
〜(で)あろう、〜(では)なかろう
これは早急に解明しなければならない問題であろう。
責任は私たちの側にもあったのではなかろうか。
これについてはさらに検討する必要はなかろう。
個人で国を相手に闘うのは限界があろう。
〜ところでは、〜限りでは、
情報の範囲を限定する。「〜の範囲の情報で判断すれば/例を示せば」という意味。
私が見たところでは、別に変わった様子はありませんでしたよ。
日本にもユネスコの世界遺産に登録された場所が10以上ある。よく知られたところでは、京都と奈良の文化財がある。
このデータを見る限りでは、機械に異常は認められない。
私の知る限りでは、そのような人はここに勤めておりません。
私が聞いたところでは、…
そこまで
それほど、そんなに
(〜にまで、〜さえ、〜にまで及んで)
主体・客体さえ訳せればあとはそこまで難しくないです。
常に取り壊される危険にさらされているのは、それほど重要かどうか決定しがたい場合である。つまり、実際、芸術的価値や歴史的価値はないかもしれないが、心情的に人々が愛着を持ち、愛するようになった堂々とした昔の建物の場合である。
承る
うけたまわる
☆☆うけたまわ・る[承る]ウケタマハル(他五) 〔謙譲語〕 ①つつしんで聞く。 「お名前を承りましょう」 ②つつしんで引き受ける。 「修理承り所」 名承り。「配送のお━は こちらでございます」
当番
とうばん
〔何かの仕事をする〕順番にあたる〈こと/人〉。
「そうじ━・━弁護士〔=逮捕された人が相談できるように、弁護士会に待機している弁護士〕
次の兎の飼育当番は彼らです。
今日はジョンが当番です。
先月の日直当番全部私に押し付けた形でエスケープした野郎だ。
提唱
ていしょう
①そうすることに意義があることを説いて、人々に呼びかけること。
②〘仏〙禅宗で、宗旨のおおすじを しめして説法すること。提要。
清い
きよい
①けがれがない。〔水に〕にごりがない。〔月の光に〕くもりがない。 ②気持ちが すっきりするようだ。 「━風」 ③行動に やましいところがない。 「〔選挙で〕清き一票・━交際」 派生清げ。清さ。
催し
もよおし
①もよおすこと。イベント ②〔計画してひらいた〕会合。集まり。 ・━もの[催し物](名) 人を集めてする、いろいろの会や見せものなど。 「━会場」
今日の催しのチケットはありますか。
アカデミー授賞式は、ハリウッド最大の華やかな催しだ。
例の
れいの
①いつもの。
「━とおり」
②→あの一②。
「━本」
尾行
びこう
相手に気づかれないようにあとから ついてゆくこと。
「犯人を━する」
〜まで
時間や場所の「〜から〜まで」ではなく、(程度)について「そんなに高い程度まで」という意味。
元の文で「〜が」「〜を」だったものは、「〜まで」に代わる。
あなたまで私を疑うんです。あなただけは私の味方だと思っていたのに。
そこまで言われたら、私も黙っちゃいられない。今まで何も言わずに我慢してきたけど、全部言わせてもらいますよ。
〜までして
私はカンニングまでして、テストでいい点を取ろうとは思わない。
〜ばこそ
〜があればこそ…」という意味。順番を入れ替えた文型Z
あなたのことを思えばこそ、こうやって相談に乗っているんです。
ただ運だけではここまでは出世しなかっただろう。実力があればこそ、社長にまでなれるのだ。
時間があればこそ、このようないい作品ができたのだ。
知識が深ければこそ、…
〜からこそ (予想外の場合が多い)
雨だからこそ、家にいたくない。
彼女は綺麗だからこそ、結婚できない。
出世(する)
しゅっ せ[出世](名・自サ) 社会での地位が りっぱになること。 「━頭・立身━」 ・━うお[出世魚]–ウヲ(名) 〘動〙 ①成長の時期に応じて名前の変わる さかな。縁起を祝って食べる。例、ワカシ→イナダ〔=ハマチ〕→ワラサ→ブリ。オボコ→イナ→ボラ→トド。 ②〔コイのたきのぼりの伝説にちなんで〕コイの別名。 ・━さく[出世作](名) その作家が、世の中にみとめられるようになった、いちばん はじめの作。 ・━ばらい[出世払い]–バラヒ(名) 〔おかねを貸し借りしたときの〕〈出世/成功〉したときに はらうという約束。また、その証文。
…と、よけいに…
(余計)
〜と、さらに/もっと…」という意味。期待とは反対に/逆効果だ」という意味になる場合には「かえって」も使える。
上原先生は化粧をすると、よけいにババアに見える。
子供というのは、しかるとよけい反抗的になるから、放っておいうたほうがいい場合もある。
ダイエットのために、一日一食だけ食べていると、よけいに(=かえって)太る。
根強い
ねづよい
長く続いて変わらない。
「━人気・━習慣」
派生根強さ。
高所
こうしょ
〔文〕高い〈所/立場〉。
「大所━から判断する・━恐怖症〔=高い所にのぼると、強いめまいがしたり、極度にこわくなったりする症状〕」
〜並み
〜なみ
①…ごと(毎)。
「軒━に」
②…と同じ程度。
「世間━・銀座━の こみよう」
彼は学生並みに言えば勤勉です。
世界一般のホテル並みに言えばよい朝食会だった。
プロ並みにサッカーができる。
〜に応じて
〜おうじて
Aの階段に対応してBが変化する/Bが決まる
小学校で学ぶべき漢字というのが学年に応じて決まっていて、6年生までに約1000の漢字を覚えることになる。
保険料は年齢に応じて変わる。
デイズニーランドは季節に応じて、客の数も増減する。
近似
きんじ
にかよっていること。
「━値〔=真の値に近い数〕」
近似的
〜にかかわらず、〜にかかわりなく
〜に関係なく」という意味
名詞だけでなく、形容詞の肯定と否定、反対語をならべて使うことも多い。
年齢にかかわらず働くことができる会社をつくることが目標だ。
送料はお申し込みの部数にかかわらりなく、一律300円になります。
おいしいおいしくないにかかわらず、あの子からチョコが欲しい。
勉強するしないにかかわらず、テスト前は早く寝てください。
徴税
ちょうぜい
税金を取り立てる こと。
生涯
しょうがい
一生。
「ご恩は━忘れません・━学習・公━〔=公人としての一生〕」
・━きょういく[生涯教育](名)
社会人がよりよく生きるために、一生涯にわたって受けられる教育(を保障する考え方)
望ましい
のぞましい
①そうあることが のぞまれる〈ようす/気持ち〉だ。 「議論することが━」 ②のぞんだとおりだ。 「━結果」 派生望ましさ。
〜をしない限り、〜ない
Vをしないと〜はいけない。
酒をやめない限り、病気はならない。
この宿題が終わらない限り、寝られない。
特別な事情がない限り、夜11時以降の外出は認められない。
動詞ている/てある限り、〜
動詞していたら/名詞ならば、ずっと〜だ
留学生である限り、勉強しなければならない。
先生がいる限り、劇の練習はできない。
人間が存在している限り、苦しみが存在する。
こんな練習をしている限り、優勝は無理だ。
万一・万が一
まんいち
万一、万が一、万一のこと/時/場合
これはありえないと思うけど、もし…
万が一コロナウイルスに感染しても、焦らないでください。
君に万一のことがあったら、僕は生きていけない。
万一運動中に大地震が起こったら、車を道の端に寄せて止めること。
とはいうものの
とはいえ
とはいうものの、なぜこのへんがデバイス・ファイルシステム (devfs)といった技術を通して自動化されていないのか、その理由をずばり私に教えてくれた人はいません。
とはいうものの、この方法を試みる前にもきちんと完全なバックアップをとっておくよう、お勧めします。
仮に(〜たら/ば/と/場合/ても)
(仮定の話だが)もし〜」という意味。
仮に私が男だったとしたら、Aちゃんと付き合いたい。
仮にN1に受かったとしても、日本の大企業に採用されるのは難しい。
仮にこのままのペースで走り続けたら、2時間五分を切り、世界最高記録が生まれる。
言いなり
いい なり[言いなり]イヒ–(名)
言うとおり。言うなり。
「相手の━になる」
彼はすべて妻の言いなりになっている。
彼は簡単に人の言いなりになるような男ではない。
彼の言いなりになるくらいなら、独りで暮らした方がましだ。
銘々
めい めい[(銘々)](名) ひとりひとり。 「━の考え」 ・━ざら[(銘々)皿](名) ひとりひとりに菓子などを取り分けてのせる皿。
男子生徒のめいめいが帽子に学校のバッジをつけています。
めいめいに3枚ずつ配ります。
人任せ
ひとまかせ
用事や仕事をほかの人にまかせて、自分は しないこと。
換算(する)
かんさん
別な単位で かぞえなおすこと。かんざん。
「メートル法に━する」
比重
ひじゅう
①〘理〙ある物質の質量を、同じ体積のセ氏四度の水の質量とくらべたときの〈比/割合〉。 「━が小さいから しずまない」 ②割合。重要さの度合い。 「生活費が大きな━を占める」 ③重点。 「対話に━を置く路線・━をかける
が大きい。鉄の━を計る。━計[瓶] ○物質と同じ体積の水との比 〔理〕
〔注〕 他に対する重要度の割合の意味で「比重」を用いることがある。「予算全体に対する人件費の比重が大きい
反抗
←はん こう[反抗](名・自サ) てむかうこと。さからうこと。 「━心」 ・☆☆━き[反抗期](名) 〘心〙自我にめざめた子どもが親などの言うことに反抗する時期。幼年期〔第一反抗期〕と青年初期〔第二反抗期〕の二回あらわれる。 ・━てき[反抗的](形動ダ) 反抗するようなようす。
勤労
きん ろう[勤労](名・自サ) ①給料・報酬を もらって、決まった仕事をすること。 ②からだを使って働くこと。 「━奉仕」 ・━かんしゃ の ひ[勤労感謝の日](名) 国民の祝日の一つ。十一月二十三日。人々が勤労の精神をたっとび、おたがいに感謝する日。 ・━しゃ[勤労者](名) 給料生活者・労働者などの呼び名。
平積み
ひらづみ
〔書店で〕本の表紙が見えるようにして、何冊も積みかさねること。
「━にして売る」
≠山積み
顔馴染み
かおなじみ
顔を知ってい(て したしい仲にな)ること。また、そういう関係の人。
素質
そしつ
倹約にして、かざらないようす。
「━な生活」
派生質素さ。
気の毒
き の どく[気の毒] 一(名・形動ダ) 他人の苦しみ・悲しみなどを見聞きして、心がいたむ感じ(を起こさせるようす)。 「━に思う・━な生活」 二(名・形動ダ・自サ) めいわくをかけて申しわけない〈ようす/気持ち〉。 「遠いところを お━でした・それは━したね」 派生気の毒がる。気の毒げ。気の毒さ。
気まずい
きまずい
最近二人の間が━。━空気が漂う ○相手としっくりいかないさま
〜だけあって、…
〜だから、〜 (普通褒める時に使う)
専門家だけあって彼はその分野に詳しい。
さすがに偉大な学者だけあって、彼はその問いに容易に答えた。
彼はボディビルが趣味というだけあって体がガシッとしている。
なんじゃありゃ?
なんですか、あれは?
逼迫(する)
ひっぱく
①〔情勢が〕動きがとれないほど苦しくなること。
「事態が━する」
②財政が苦しくなること。窮迫。
「財政━」
是正
ぜせい
まちがいを正すこと。
「欠点を━する・格差を━する」
製造業に比べて大きく遅れをとっている非製造業における生産性向上、それも設備投資の活性化により内外価格差の是正と成長力を確保するというのがベストシナリオだ。
原罪
げんざい
〘宗〙人間が生まれながら持っている という つみ。〔アダムとイブが禁断の木の実を食べたという、旧約聖書にある話から〕
人聞き
ひとぎき
人に聞かれること。外聞。
「━の悪いことを言わないで」
容姿
ようし
顔だちと すがた。〔おもに女性について言う〕
「━端麗」
あでやかな━の女性。富士山の端麗な━ ○すがたかたち
宿命
しゅくめい
うまれる前から定まっていて、どうにもならない運命。
「━的・おれは━論者だ」
腹黒い
はら ぐろ・い[腹黒い](形)
心が ねじけていて、いじが悪い。
「━人間」
派生腹黒さ。
彼は━から注意しろ ○心がねじけていて悪だくみする
相続
そうぞく
家督・遺産を受けつぐこと。あとつぎ。
「━人〔=遺産を相続する人。(↔被相続人)〕」
・━ぜい[相続税](名)
〘法〙財産を相続した人が国におさめる税金。
えげつない
えげつない
①露骨な言い方をして、いやらしい。
②こまかな心づかいが たりない。
派生えげつなさ。
装う
よそおう
よそお・う[装う]ヨソホフ(他五) ①身なりを整える。着かざる。 「はなやかに━・美しく━」 ②そのように見せかける。ふりをする。 「平静を━・病気を━」
キャバクラ
キャバ クラ(名)〔←和製 フ cabaret+club〕
若い女性が横について もてなす、「クラブ③」より大衆的な酒場。キャバ〔俗〕。
「━嬢〔『キャバ嬢』とも〕」
熟女
じゅくじょ
じゅく じょ[熟女](名)
成熟した魅力を持つ女性。おとなの色気のある女性。
公
☆☆おおやけ[公]オホヤケ(名) ①国家。天皇。 「義勇を━に ささげる」 ②政府や地方自治体。 「━の機関」 ③社会の人々。公共。 「━の建物・━に問題にする」 (↔私) ・公にする句 世間に発表する。公表する。 自動公になる。
醜女
しこ め[(▽醜女)](名)
〔文〕顔の みにくい女。しゅうじょ。
しゅう じょ[醜女](名)
〔文〕みにくい女の人。醜婦。(↔美女)
一律
いちりつ
差をつけないで同じにすること。
「━三万円支給」
派生一律さ。
不審(な)
→☆☆ふ しん[不審](名・形動ダ) なっとくできず、おかしいと思うこと。あやしいと思うこと。 「━に思う・━顔・━者・━な車」 派生不審がる。不審げ。不審さ。 ・不審(の念)を抱く句 不審に思う。 ・不審を買う句 〔…から〕不審に思われる。 「近所の━」 ・━じんもん[不審尋問](名・他サ) 「職務質問」の古い言い方。 ・━び[不審火](名) 原因がわからない火事。
とっくに
とっく[(▽疾っく)](名)
ずっと前にすぎたこと。
「しめきりは━です」
・━に[(▽疾っくに)](副)
とっくに彼はそれに気づいていた。
おまえ達子供が寝る時間はもうとっくに来ているよ。
無駄使いは、とっくにやめていてよいころだ。
闇雲
やみくも
やみ くも[(闇雲)](形動ダ)
〈見通しもなく/理由の説明もなく〉するようす。
「━に切ってかかる」
わずか
わずか[(僅か)・(×纔か)]ワヅカ(名・形動ダ・副) 数量が きわめて少ないようす。たった。 「━〈の/な〉変化・━(に)三人」 ・━に[(僅かに)](副) 〔文〕やっと。かろうじて。 「━身をもって のがれた」
わずか3%しかない。
おぼろげ
朧気
━に記憶している。遠山が━に望まれる ○物事の輪郭がぼんやりしているさま 〔常〕
近畿
きん き[近畿](名)〔←近畿地方〕
〘地〙京都・大阪・滋賀・兵庫・奈良・和歌山・三重の二府五県。〔気象では、三重は東海にふくむ〕→:関西。
接触
せっ しょく[接触](名・自サ) ①近づいて ふれること。ふれあうこと。 「手が━する・━事故を起こす」 ②人と つきあうこと。 ③〘理〙スイッチを入れたり、線をつないだりしたときに、回路がうまくつながる状態。 「━不良」 ・接触を保つ句 連絡をとり続ける。 ・━かんせん[接触感染](名) 〘医〙病人のからだなどにふれたり、せき・くしゃみなどをあびたりしたために病気〔例、性病・インフルエンザなど〕がうつること。接触伝染。
話者
わ しゃ[話者](名)
〔文〕〔相手に向かって〕話をする人。話し手。(↔聴者)
母語話者
なすべきこと
どんなことが起ころうと、なすべきことはしなさい。
なすべきことがまだたくさんある。
当分の間私がなすべきことは特にない。
なすべきことは終わった。
成し遂げる
なしとげる
最後のところまで やる。しとげる。
さまざまな艱難辛苦を乗り越え、彼は南極大陸単独横断を成し遂げた。
あなたは、目的を成し遂げましたか。
アンは何も成し遂げないだろう。
登楼
とうろう
①高い建物にのぼること。
②遊郭に行くこと。
狩猟
しゅ りょう[狩猟](名・自サ)
銃・網・わななどで、野生の鳥や けものを つかまえること。
〜にしろ
〜にせよ
「Aにしろ(Bにしろ)…」で「Aても(Bても)、…という考え・主張、事情、問題は変わらない」という意味が強く出る。
お風呂に入るにしろ、シャワーを浴びるにしろ、体を洗ってから寝てください。
勉強するにしろ(しないにしろ)12時までには寝てください。
会社に就職するにしろ、フリーターになるにしろ、もう二十歳を過ぎた大人なのだから自分のすることには責任を持たなければならない。
慣用表現:いずれにせよ
遅れるにせよ、欠席するにせよ、何も連絡しないのは良くないよ。
春にせよ、秋にせよ、京都は四季を通して美しい。
[名詞/疑問詞]であれ(〜であれ)
基本的には「〜であっても」の改まった硬い表現だ。疑問詞と一緒に使われることが多い。
結婚相手が誰であれ、思いやりを忘れてはいけない。
チワワであれ、パグであれ、犬は可愛い。
中身がどうであれ、人は外見で判断してしまうことが多い。
〜とはいえ
〜と言っても
殴った方が悪いとはいえ、ケンカを売る方も悪い。
N1に受かったとはいえ、まだまだ知らない単語はある。
子供向けの番組とはいえ、20代の人もかなり見ているらしい。
母語話者だとはいえ、必ずしもその言語の文法が分かるとは限らない。
賛否
さん ぴ[賛否](名) ①賛成と不賛成。 「━両論」 ②賛成か不賛成か。 「━を問う」
死刑制度の賛否について…
丸写し
まるうつし
生前の父親に━の顔 ○そっくりであること。よく似ていること。
考書を━する ○そっくりそのまま写すこと 〔常〕
不始末
ふしまつ
☆☆ふ しまつ[不始末](名・形動ダ) ①始末のしかたが悪いこと。 「火の━」 ②だらしのない おこない。ふしだら。 「━を しでかす」
犬も歩けば
いぬもあるけば
何かをすれば幸運に出会うこともあ る」という意味のことわざの「犬も歩けば棒に当たる」のような感じ。
「犬も歩けば棒に当たる」には2つの意味があります。一つ目は「あまり出しゃばった行動をすると、思わぬ災難に会う」、二つ目は「何か行動を起こせば、思ってもいないような幸運に巡り合える」です。
もともとは一つ目の意味で「でしゃばることへの戒め」として使われていましたが、現在は「行動を起こすことのメリット」として使われています。
気が引ける
きがひける
遅れて来て会場に入るのは━ ○気後れを感じる
き おくれ[気後れ](名・自サ)
〔やろうとする〕気持ちが〈弱くなる/くじける〉こと。臆すること。
「人前に立つと━する」
イタチごっこ
・━ごっこ[(×鼬ごっこ)](名・自サ)
①相手の手の甲をつねり、つねった手を相手の手の甲にかさねる、それをおたがいにくり返す遊び。
②同じことの くり返しで、なかなか らちが明かないこと。
お得
お とく[お得](形動ダ) ①値段が安くなるなど、〈ふつう/ほか〉の場合よりも利益があるようす。 「このほうが━です・━なチャンス」 ②役に立つようす。 「━な情報」 派生お得さ。 →:得。
牧歌
ぼっ か[牧歌](名) 〔文〕 ①牧童の歌う歌。 ②牧人・農夫を主題とする〈詩や歌/歌曲〉。田園詩。 「━調」 ・━てき[牧歌的](形動ダ) 素朴で叙情的なようす。
介抱
かい ほう[介抱](名・他サ)〔=だきかかえること〕
けが人や病人などの せわをすること。
動詞(ます形)は/もしない
〜しない」という意味を強調する表現。
このマジックのたねは誰にもわかりはしない。
一年前はあれほど売れたのに、ブームが去ってしまうと、値下げされても誰も買いはしない。
子供が転んで頭をぶつけはしないかと、ハラハラしながら見ていた。
行きは≫ いきゃ
見は≫ 見や
分かりは ≫ 分かりゃ
よっぽど嫌いだったのだろう。中を見もしないでそのままゴミ箱に捨てた。
中を見さえしないで、そのままゴミ箱箱に捨てた。
駆使
く し[駆使](名・他サ)
思いのままに使うこと。
「最新の技術を━する」
おり(折)
←おりヲリ(名) 一[折] ①それぞれの できごとをもとに、時をくぎった言い方。時期。 「その━その━の感想をしるす」 ②(ちょうどいい)機会。場合。 「━を見て話そう・━が━なので〔=このような場合なので〕めいわくだ」 二[(折)] そのとき。 「上京した━に」 ・折に触れ(て)句 きっかけとなることがあると、いつも。 ・折も折(とて)句 ちょうど そのとき。
〜ながら(も)
〜のに、〜けれども」という意味。
自分の傘がありながら人から借りるなんて、どういうつもりだろう。
してはいけないと思いながらも、ついやってしまった。
狭いながらも、…
景気は僅かながらも回復しつつある。
からかう
からか・う[(:揶揄う)]カラカフ(他五)
〔相手が困るのをおもしろがって〕相手の弱点をつくようなことを言う。揶揄する。
名揶揄い。
彼はその教授の話し方を真似してからかった。
彼女がとてもおかしな帽子をかぶっていたので、人々は彼女をからかった。
お使い
お つかい[お使い]–ツカヒ(名) ①家の近所でする、簡単な買い物や用足し。 「━に行く」 ②「使い」の尊敬語。 ・━ひめ[お使い姫](名) 神または神格をおびたものの使いと考えられる〈雌のけもの/女性〉。 「弁天様の━」 ・━もの[お使い物・お遣い物](名) おくりもの。ご進物。
〜つつ(も)
〜ながら(も)
悪いとは思いつつも、友達がいない間に勝手に冷蔵庫を開けてビルを飲んだ。
自分に危険が及ぶのではないかという不安を抱きつつも、不正を許すことが出来ず、そのことを警察に話すことにした。
〜ざるを得ない
ざるをえない
仕方なく動詞しなければならない。
規則でそう決まっている以上、それに従わざるを得ないだろう。
それが事実なら、当社にもあるって程度責任があることは認めざるを得ない。
〜と言わざるを得ない。
半途
はん と[半途](名)
道のりの半分。途中。中途。
「事業━で挫折した」
金欠
きん けつ[金欠](名)
〔俗〕おかねが なくなること。
「━病」
刑事
☆☆けい じ[刑事](名) ①〘法〙国家の刑罰権に関することがら。 「━事件・━裁判・━被告人」 (↔民事) ②〔←刑事巡査〕刑事事件の捜査を受け持つ(私服の)警察官。 ・━しせつ[刑事施設](名) 犯罪者や犯罪の疑いのある人を収容する施設。例、刑務所・拘置所。 ・━せきにん[刑事責任](名) 〘法〙刑法の禁じる罪を おかした責任。 「━を追及する」 ・━ほしょう[刑事補償](名) 〘法〙刑事事件の裁判で無罪となった人に対して、拘束その他の被害について国が補償すること。
[意志形]と〜まいと、(〜が)あろうと、(〜で)あろうとなかろうと
〜ても〜なくても」という意味。硬い表現
君がそれをしようとするまいと、私には関係ない。好きにしたらいいさ。
学生はやる気があろうとなかろうと、勉強しなきゃいけない。
早く終わろうと終わるまいと、締め切りに間に合えばいい。
[意志形]とも
「いくら、どんなに、何と」などの副詞や疑問詞と一緒に使って「〜ても」という意味。
➖今度のオークションのことだけど、例の絵画は相当高くなりそうだよ。
➖ええ。でも、いくらお金がかかろうと、絶対に手に入れるつもりよ。
修繕
☆☆しゅう ぜん[修繕](名・他サ)
こわれたり、悪くなったりした状態を、もとどおりにすること。なおすこと。
私の靴は修繕しなければならないだろう。
この椅子は修繕する必要がある。
見立てる
み た・てる[見立てる](他下一) ①見て定める。鑑定する。 「いい柄を━」 ②〔医者が〕診断する。 ③なぞらえる。 「立ち木を人に━」
歩む
あゆ・む[歩む](自五)
①一歩一歩、足を前に進める。
②〔人生・歴史などを〕経る。
「苦難の道を━」
明るい笑顔で2人は光り輝く未来を歩み始めたんだ。
彼が戻ってきた時には、女は歩み去っていた。
分岐点
ぶん き[分岐](名・自サ) 〔文〕 ①〔道などが〕分かれること。 ②〔登山道などの〕分かれみち。 ・━てん[分岐点](名) ①〔文〕分かれめ。 ②〔鉄道の〕ポイント。
千切れる
ち ぎ・れる[(千切れる)](自下一)
引っ張られて切れる。
「犬が しっぽを━ほどふる」
強迫観念
きょうはくかんねん
━かんねん[強迫観念](名)
〘心〙はらいのけようと努力しても強くうかんでくる、いやな考え。
「━に とらわれる
下手に手を動かすと気付かれてしまうという強迫観念が俺を襲う。
臆病
おく びょう[臆病](名・形動ダ) こわがらなくてもいいことを こわがる〈ようす/性質〉。小心。 「━者」 派生臆病さ。 ・━かぜ[臆病風](名) ・臆病風を吹かす句 おじけづく。臆病風に吹かれる。
見抜く
みぬく
見すかす。見とおす。
「相手の本心を━」
彼女には人間の行動を見抜く女性らしい洞察力がある。
彼らはいつも変装を見抜かれる。
案内
あん ない[案内](名・他サ) ①しらせ。通知。 「━状・わざわざ ご━〔=招待の知らせ〕をいただき」 ②〔事情などを〕知らせること。 「━広告」 ③とりつぎ。 「━を こう」 ④行くべき道を教えること。みちびくこと。 「道━・━図」 ⑤行動の方針をしめしてくれるもの。 「旅行━」 ⑥〔古風〕事情を知っていること。承知。 「皆様ご━でしょうが」 (↔不案内)
激辛
げき から[激辛](名・形動ダ) 〔俗〕 ①味が とてつもなく からいこと。 「━のカレー」 ②評価が たいへん手きびしいこと。 「━批評」
高邁
こう まい[高×邁](形動ダ)
〔精神が〕すぐれてけだかいようす。
「━な人格」
派生高邁さ。
高邁な哲学
飛び跳ねる
とびはねる
猫は鳥めがけて飛び跳ねた。
空腹のウサギは飛び跳ねる とだけ言えばいい
繁栄
はん えい[繁栄](名・自サ)
さかえて発展すること。
「一家の━」
幹
みき[幹](名)
①〘植〙木の、根から上のほうにのびて、枝・葉を出す太い部分。
②ものごとの、だいじな部分。根幹。
台風で大木の━が折れる ○枝の中心となる太い部分。樹木の茎 〔常〕 ⇔枝
〔注〕 物事の主要部分を「幹」ということがある。「彼の理論の幹となる部分」
〜ことなく
「〜しないで」という意味。硬い表現
「(〜するおそれもあったが)〜しないで」という意味
「(〜することもできたが)〜しないで」という意味。
日常生活の軽い話題には使わない。
親からもらったお金を使うことなく、留学することができた。
飛行機は遅れることなく、予定通り成田に到着した。
朝から休むことなく畑で作業している。
今月はクレジットカードを使うことなく、生活することができた。
悲惨
ひ さん[悲惨](名・形動ダ) 〔見たり聞いたりして〕心がいたむようす。いたましく みじめなようす。 「━な運命・━事」 表記「悲酸」とも書いた。 派生悲惨さ。
起死回生
☆☆きし かいせい[起死回生](名)
死にかかっているところを生きかえらせること。だめになるところを立ちなおらせること。
「━の策」
の妙薬 ○死にかかった人を生き返らせること 〔文章〕
━の策を講じる。━の逆転ホームラン ○絶望的な状態から立ち直らせること 〔文章〕
一戸
いっ こ[一戸](名) 〔文〕 ①一つの家。 ②一つの所帯。 「━を構える」 ・━だて[一戸建て](名) 一軒で一戸である、家の建て方。また、建物。戸建て。一戸建ち。〔「二戸建て」は、二戸で一軒の家〕
育成(する)
いく せい[育成](名・他サ)
りっぱに そだてあげること。
「事業を━する」
企業社会が彼女らの活躍の場をどう用意できるか、も大きな課題だが、一方でこれからの日本社会が必要とする創造性豊かな人材を、教育産業がどう育成し、提供していけるかも重要だ。
ワインにはいろいろなタイプがあり、それによって育成の仕方もさまざまです。
一式
いっ しき[一式](名)
ひとそろい。
「家財道具━」
用具を一式貸してください。
三寒四温
三寒四温(さんかんしおん)とは冬季に寒い日が3日ほど続くと、そのあと4日ほど温暖な日が続き、また寒くなるというように7日周期で寒暖が繰り返される現象。 朝鮮半島や中国北東部に典型的に現れる現象で、日本でもみられる。
便所
べんじょ
べん じょ[便所](名) 大小便をする所。手洗い。トイレ。 「公衆━」 ・便所が近い句 →トイレが近い〔「トイレ」の句〕。
沈黙
ちん もく[沈黙](名・自サ) ①だまりこむこと。 ②活動しないこと。 「打線が━する」 ・沈黙は金句〔西洋の ことわざから〕 だまって何も言わないのが、最上の分別だ。 「雄弁は銀、━」 ・沈黙を守る句 〈何も言わないで/活動しないで〉時をすごす。 ・沈黙を破る句 ①静かな状態をこわして〈発言する/音を出す〉。 ②再び活動を始める。
一様
いち よう[一様](形動ダ)
どれもこれも同じようであるようす。
「━に頭を下げる」
派生一様さ。
勃起
ぼっ き[勃起](名・自サ)
〔興奮して〕ペニスが立つこと。エレクト。
里帰り
さと がえり[里帰り]–ガヘリ(名・自サ) ①女性が結婚後(はじめて)実家に行くこと。お里帰り。 ②出身地を離れて暮らしている人が、出身地に帰ること。帰省。 「━の客でこみあう」 ③外国の所有となった美術品などが、(展覧のため)一時作者の国へ帰ってくること。
葛藤
☆☆かっ とう[葛藤](名・自サ) ①事情の入り組んだ、争い。入り組んだ もめごと。 「相手との━」 ②心の中で、対立した欲求が起こって、どうすればよいか迷い なやむこと。 「━に苦しむ」
人種間には様々な葛藤、軋轢があることは、本書においても明らかにされているところである。
悲劇の本質は、短編小説のそれと同じように、その葛藤である。
父と私の葛藤に、彼は気付いていないようです。
大柄
おお がら[大柄]オホ–(形動ダ)
①からだが大きいようす。
②模様や しま(縞)が大きいようす。
▽(↔小柄)
訂正
てい せい[訂正](名・他サ)
ことばや文字の まちがったところをなおすこと。
「字句の━・前言━」
訂正された文は彼がまさに言いたいと思っていたものであった。
例1,2のように訂正せよ。
誤りを訂正するほうが賢明であろう。
滅法
めっ ぽう[(滅法)] 一(形動ダ) 〔古風〕法外。ひじょう。 「━な寒さだ」 二(副) ひじょうに。 「━強い」 ・━かい[(滅法界)](副) 〔古風〕法外に。ひじょうに。
彼は滅法強いね。
それっきり
それっ きり(連語) ①それだけ。 「なんだ、━か」 ②そのとき限り。 「━顔を見せない」 ▽それきり。
彼女は━姿を見せない ○「それきり」の強調形 〔口
店はたたまれ、それっきりだった。
あっという間に
あっというまに
阪神三日天下。あっと言う間に首位から転落しちゃったよ。
楽しい時って、あっと言う間に時間過ぎちゃうんだよね。
あっという間に逃げてしまった。
動ない形+ないことには
前項は後項が成立する前提条件で、前項が成立しなければ、後項も成立しないことを表します。
後項は必ず否定形をとります。
説明がないことには手が付けられない。
髪の毛の材料となる栄養がないことには髪の毛は生えてこない。
一度確認しないことには、はっきりしたことは申し上げられません。
吹き替え
ふき かえ[吹き替え]–カヘ(名) ①金属の器具を とかして もう一度鋳〈ること/たもの〉。 ②外国映画の せりふを日本語になおして吹きこむ〈こと/人〉。 ③〔映画・演劇で〕客に わからないように、あぶない場面などの代役をする〈こと/人〉。〔人の場合は、スタントマンとも〕 動吹き替える(他下一)。
性能
せい のう[性能](名)
〔機械などの〕性質と能力。
性能のよさとデザインの優美さが両々相まって本機種の声価を高めてきた。
やめとけやめとけ。それより薬局に性能の良いコンピューターがあるんだよ。
納める
→おさ・める[納める]ヲサメル 一(他下一) ①〔おかねや品物を〕わたすべき相手にわたす。納入する。 「税金を━・月謝を━・注文の品を━」 ②受け取る。 「どうぞお納めください」 ③〔見えないところに〕入れる。 「胸に━・蔵に━」 二 (造語)〔─納める〕終える。 「舞い━」 名納め。「見━」 可能納められる。
相談にのる
そうだんにのる
・相談に乗る句
相談事の相手になる。
「なあ、そこの姉さん」「え?」「ちょっと相談に乗ってくれないか?」
いつでも相談にのりますよ。
扇ぐ
あお・ぐ[(▽扇ぐ)]アフグ(他五)
風を起こすために、うちわ・扇子などを動かす。
覆う
おお・う[覆う・▽被う・▽蓋う]オホフ(他五) ①〔ものの表面に〕かぶせる。 ②〔ものの上から〕かぶせて ふさぐ。 「びんの口を きれで━」 ③〔ものの表面を〕かくす。 「顔を━・目を━・衰退は━べくもない〔=あきらか〕」 ④広がって包む。 「天を━・会場を━熱気」 ⑤全体を言いつくす。 「一言もって〔=ひとことで〕覆えば」 ▽おう。 可能覆える。
返済
へん さい[返済](名・他サ)
借りた おかねや ものをかえすこと。
「借金の━」
充てる
←あ・てる[充てる・当てる](他下一)
ほかに使う分を、ふりむけて それに使う。
「余暇を読書に━・建築費に━」
収入の四割を住居費に━ ○その目的に費す
残業
ざんぎょう
ざん ぎょう[残業](名・自サ)
規定の時間のあとまで残って仕事をすること。また、その仕事。
「━代」
縛る
しば・る[縛る](他五) ①中のものが動かないように、なわ・ひもなどで巻く。 「新聞の たばを━・ふくろの口を━」 ②結びつけて はなれないようにする。 「たづなを木に━」 ③つかまえて くくる。 「どろぼうを━」 ④〔行動の自由を〕制約する。 「規則で━」
丸太
まる た[丸太](名)
木の皮を剝いだだけの木材。
・━んぼう[丸太ん棒](名)
〔俗〕まるた。
海岸
かい がん[海岸](名) 〘地〙陸と海との さかいめの地帯。 ・━せん[海岸線](名) ①〘地〙陸と海との さかいめの線。 ②海岸に沿った鉄道線路。
つまみ
つまみ[(▽摘み)・(▽撮み)](名) ①つまむこと。 ②つまんだ量。 「ひと━の塩」 →:ひとつまみ①。 ③つまんで持つ部分。 ④酒のさかなに出す、簡単な食べ物。つまみもの。おつまみ。 ・━あらい[(▽摘み)洗い]–アラヒ(名・他サ) せんたくのしかたの一種。よごれた部分だけをぬらして、洗うこと。 →:丸洗い。 ・━ぐい[(▽摘み)食い]–グヒ(名・他サ) ①箸を使わず、指先で はさんで食べること。 ②ぬすんで こっそりと食べること。 ③自分に都合のいいところだけを利用すること。 ④〔俗〕横領。 ・━だ・す[(▽摘み)出す](他五) ①つまんで外へ出す。 「カードを一枚━」 ②簡単に外へ追い出す。 「警備員に つまみ出される」 ・━な[(▽摘み)菜](名) 〈コマツナ/ダイコン〉の、ふた葉のころのものを まびいた菜。 ・━もの[(▽摘み物)](名) →つまみ④。
かよう(斯様)
か よう[(×斯様)](形動ダ)
〔文〕このよう。
「━な ありさま・━に考える・━━〔=こうこう〕しかじか」
核心
かく しん[核心](名)
ものごとのいちばん重要な部分。
「事件の━にふれる」
模様
も よう[模様](名) ①着物・工芸品などに かざりとしてつける図案。 ②ありさま。ようす。 「取りやめる━だ・━ながめ・荒れ━・雨━」 ・━がえ[模様替え]–ガヘ(名・他サ) 家具や室内の装飾などを変えたりして、見かけを新しくすること。
しょっちゅう
しょっ ちゅう(副)
〔俗〕しじゅう(始終)。
しからば
しから ば[(▽然らば)](接)
〔文〕それなら。さらば。
「━聞こう」
卓越
☆☆たく えつ[卓越](名・自サ)
ほかより はるかに すぐれていること。
「━した技術」
派生卓越さ。
媚態
び たい[×媚態](名) 〔文〕 ①こびるありさま。なまめかしいありさま。 「━を演じる」 ②へつらうありさま。
会得
☆☆え とく[会得](名・他サ)
心に〈さとる/わかる〉こと。
「極意を━する・こつを━する」
徴表
ちょう ひょう[徴表](名)
〔文〕ほかのものと はっきり異なる特徴。
「東北方言の━」
措定
そ てい[措定](名・他サ) ①〘哲〙テーゼ(を立てること)。定立。 「反━〔=アンチテーゼ〕」 ②〔文〕〔証明はされていないが〕みとめること。想定。また、そのことがら。 「国家の存在を━する」
要諦
よう てい[要諦](名)
〔文〕ものごとの いちばん たいせつな〈ところ/点〉。眼目。ようたい。
「処世の━」
あしからず
☆☆あしから ず[(▽悪しからず)](連語)
よろしく。悪くとらないで(ください)。
「商品券はご利用になれません。━ご了承ください」
愛しい
いとし・い[(▽愛しい)](形) ①かわい(らし)くて、たまらない。 「━わが子」 ②〔←いとおしい〕〔古風〕〔子どもなどが なくなって〕気の毒だ。 「お━ことです」 派生愛しがる。愛しげ。愛しさ。
彼女は私にとっていとしい人だ。
少女は人形をいとしげに抱き締めた。
世論
☆☆よ ろん[世論・×輿論](名) 世間一般の〈意見/議論〉。〔「世論」と書くときは「せろん」と読むこともある〕 「━の動向・━に うったえる」 ・━ちょうさ[世論調査](名) 国や民間の調査機関が、社会的な問題などについて、世間一般の人たちの意見や考え方を調べること。せろんちょうさ。
憎悪
ぞう お[憎悪](名・他サ)
にくむこと。
「━の念」
彼女は多分君が友達に対し反感を持つように仕向けたのだろう。
私は話し手に対して反感を持った。
反感
はん かん[反感](名) 相手がしたことに対して持つ、にくしみの気持ち。 「━を持つ」 ・反感を買う句 反感を持たれる。
豆乳
とう にゅう[豆乳](名)
水にひたしたダイズをすりつぶして煮た汁を布で こしてつくる、牛乳のような白い飲み物。
巡り合う
めぐりあう
(はなれていたものに〕めぐりあって出あう。
「運命の人に━・チャンスに━」
表記人にあう場合は「巡り会う」 「巡り×逢う」とも書く。
名巡り合い。
へま
へま(名・形動ダ)
〔俗〕間がぬけていること。できが悪いこと。また、そういう人。
「━をやる・━な仕事・何をやっても━だね」
彼はへまをやった。
私は彼がへまをしたから怒っているのではない。
しょっちゅうへまをしていた。
まぐわい
まぐわいマグハヒ(名)
〔文〕男女のまじわり。
動まぐわう(自五)。
避妊
ひ にん[避妊](名・自サ) 妊娠しないようにすること。 「━具・━薬」 ・━リング[避妊リング](名) 〘医〙ポリエチレンの輪にナイロンの糸を巻きつけたもの。避妊のために、子宮の中に入れる。リング。
避妊はしていません。
避妊はちゃんとコンドームつけてたのよね?
合致
がっ ち[合致](名・自サ)
ぴったり あうこと。
目的に━した活動。双方の意見が━する ○ぴったり合うこと 〔文章
彼の日々の振る舞いは彼の主義主張と合致していない。
キーワードに合致する文章やファイルから、さらに進んだ分析をして、隠れている真実を発見することがナレッジです。
時折
とき おり[時折]–ヲリ(副)
ときどき。
まばら
まばら[(▽疎ら)] 一(名・形動ダ) ①間がすいて あらいようす。 「━な林」 ②ちらほらしているようす。 「人かげも━だ」 二(名) 〘経〙〔取引所などで〕小口の売買(をする人)。(↔大手) 派生疎らさ。
9月の海は、人がまばらだね。
塀
へい[塀](名)
〔中が見られないように〕家・土地の さかいに作った しきり。おもに、板の へい。
「━の中〔=刑務所内〕」
その家は高い塀で人目から遮られている。
隣人が塀の上からちょこっと顔を覗かせた。
接近
せっ きん[接近](名・自サ) ①近づくこと。 「台風が━する」 ②差が少なくなること。 「実力が━する」 ③〔人に近づいて〕つきあうこと。
距離の接近
それは近代スキーの技術への正しい接近法である。
彼はあの手この手を使って彼女に接近しようとした。
すらりと
すらり と(副・自サ) ①ほっそりして形よくのびているようす。 「━した指・━した美人」 ②つかえずに、たやすくおこなうようす。 「━刀をぬく」
彼はすらりとした姿をしている。
その少女は大きくなってすらりとした女性になった。
その少女はすらりとたれさがった髪をしていた。
意気地
いくじ[意気地・意:久=地](名)〔「いきじ」の変化〕 〈おそれ/あきらめ〉ないで、積極的にやろうとする気持ち。 「━のない子」 ・━な・い[意気地(無い)](形) 勇気がなくて、おそれたり、すぐに あきらめたりするようすだ。 「━ことを言うな」 派生意気地無さ。 ・━なし[意気地(無し)](名) いくじがない〈こと/人〉。
気概
き がい[気概](名)
何があっても やりぬくという、強い気持ち。
「会社を しょって立つ━がほしい」
野暮
やぼ[(:野暮)](名・形動ダ) ①気がきかなくて、世間の ならわしや こまかい人情に うといようす。粋でない〈ようす/人〉。 「━なことを言う」 (↔粋) ②洗練されていなくて、いなかくさい〈ようす/人〉。 「━くさい」 ▽(↔粋) 派生野暮さ。
やぼった・い[(:野暮ったい)](形)
やぼな感じがするようすだ。
派生野暮ったさ。
征服
せい ふく[征服](名・他サ)
力の強い者が〈相手/自然〉を したがわせること。
「敵を━する・山を━する」
我々は自然を征服することなどできない。
兵隊たちは彼らが征服した人々から食物を没収した。
幾分
いく ぶん[幾分] 一 (名)一部分。 「財産の━かを分ける」 二 (副)すこし。やや。 「━寒さが ゆるむ」
彼の性質にはいくぶん英雄らしい気質があった。
僕は幾分緊張している。
彼の幾分酔っていた。
怪しげ
→あやし・い[怪しい](形) ①様子がおかしい。異様だ。 「━男」 ②うたがわしい。信用できない。 「あんなことを言って━ものだ」 ③〔俗〕ひそかに、恋愛の関係になっているようだ。 「あのふたりは━」 派生怪しがる。怪しげ。怪しさ。
右手には、いかにも、「魔法少女アイテムです」と言わんばかりの怪しげなロッドが握られていた。
怪しげな日本語…
実戦
じっ せん[実戦](名)
実際の戦い。
「━に参加」
おやおや。いかな体育の授業といえど・・・真剣勝負の意気込みで臨まなければ、いざ実戦と言う時に役に立ちませんよ。
実際経験のない医者…
相性
あい しょう[相性・合い性]アヒ–(名)
①男女の気性が、うまく合うかどうか ということ。
②人と人、人と物などの関係が、しっくりいくかどうか ということ。
「あの課長とは━が悪い」
お互い相性がいい。
あの投手とはどうも相性がよくない。
恬淡
てん たん[(×恬淡)](形動ダ・形動タルト)
〔文〕〔おかねや地位などに〕あっさりしていて、こだわらないようす。淡泊。
「無欲━・━な性質」
利欲に━な人。受賞しても━としている ○物に執着しないこと〈恬淡〉 〔文章
概括すれば
概括すれば
読み方:がいかつすれば
サ行変格活用の動詞「概括する」の仮定形である「概括すれ」に、接続助詞「ば」が付いた形。
終止形
概括する » 「概括」の意味を調べる
日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。
以上を概括すれば、…