言い回し 10 Flashcards
渋味
しぶ み[渋(味)](名)
①しぶい あじ。
②くすんだ おもむき。
この柿(かき)は━が少ない。さわして━を抜く ○渋い味。渋い程度 〔常〕
この文章には━がある。━のある演技 ○落ち着いて深見のある趣
派手
はで[(:派手)](形動ダ) ①はなやかで、人目に つくようす。 「━なネクタイ」 (↔地味) ②大げさ。 「━に泣き出す」 派生派手さ。
━な柄。生活が━だ。━好み ○華やかで目立つさま 〔常〕 ⇔地味
いぶん━な金遣いをする。生活が━である ○金遣いなどが人目を引くこと
しかるに
━に[(▽然るに)](接)
〔文〕それなのに。ところが。
「━何ぞや」
〔「而るに」と書くのは あやまり〕
彼は非常に尊敬されていた、しかるに彼の息子は非常に軽蔑されていた。
彼は非常に誉められたがしかるに私は非常にしかられた。
裏書き
うら がき[裏書き](名・自サ) ①うらに〈文字/文句〉を書くこと。 ②〘経〙〔小切手などをゆずりわたすとき〕小切手などの うらに自分の住所・氏名などを書くこと。 「━人」 ③〔航空会社が〕同じ路線の他社の便へふりかえをみとめること。 「━不可」 ④〔確かであるという〕証明。 「行動が犯行を━している」
この小切手を裏書きしてください。
それらがこの対立関係を裏書する。
一心同体
・━どうたい[一心同体](名)
〔ふたり以上の人が〕心もからだも一つになって気持ちよく動くようす
一人の人間と長く一緒にいて、その言葉に従っていると、ある意味では一心同体のようになってしまうのです。
握り
にぎり[握り](名) ①にぎること。 ②にぎる長さ・太さ、または量。 「ひと━」 ③にぎって持つ所。 「ステッキの━」 ④←握りずし。 ⑤〔碁で〕先番を決めるために、碁石をいくつか つかむこと。つかみ。 →:おにぎり。 ・━ぎんたま[握り金玉](名) 〔俗〕何もしないで手持ちぶさたでいること。 ・━こぶし[握り拳](名) こぶし。 ・━し・める[握り締める](他下一) 〈手/もの〉を かたくにぎる。 ・━ずし[握り(:寿司)](名) 〘料〙酢をまぜた めしを手のひらに取り、さかなや なまの貝などをのせた上から指でおさえて形を整えたすし。にぎり。 ・━つぶ・す[握り潰す](他五) ①強くにぎって つぶす。 ②手もとに置いて、わざと そのままにしておく。 「陳情を━」 名握り潰し。 ・━ばし[握り箸](名) 二本の はしをいっしょに にぎるようにして持つこと。 ・━ぶと[握り太](名) にぎって太いと感じる〈こと/もの〉。 「━のステッキ」 ・━めし[握り飯](名) めしを手ごろの大きさに にぎって かためたもの。おにぎり。(お)むすび。 ・━や[握り屋](名) 〔俗〕けちんぼう。
聡明
そう めい[×聡明](形動ダ)
理解が早く、判断力が するどいようす。かしこい。英明。
「━な人」
派生聡明さ。
打ち明ける
うち あ・ける[打ち明ける](他下一)
かくさずに話す。
「打ち明け話」
秘密を残らず打ち明けなさい。
彼女は彼女の心の中を友人たちに打ち明けた。
実を言うと私には、これまで誰にも打ち明けられなかった秘密があるの。
下品
げ ひん[下品](形動ダ) 品が悪いようす。行動・態度や好みなどが、いやしいようす。 「━な話・笑い方が━だ」 (↔上品) 派生下品さ。
さらば
さら ば[(▽然らば)] 〔文〕 一 (接)それなら。しからば。 二 (感)人と別れるときの あいさつ。 「━、友よ」
求めよ、さらば与えられん。
探せ、さらば見いだすであろう。
暴力団
ぼう りょく[暴力](名)
➖だん[暴力団](名)
暴力を見せつけて悪いことをする、無法者の集まり。やくざ。
空中
くう ちゅう[空中](名) 地上をはなれた(目よりも高い)ところ。そら。 「━高く とび上がる」 ・━せん[空中戦](名) ①〘軍〙航空機どうしの空中での戦い。空戦。航空戦。 ②〔サッカーで〕ヘディングの争い。 ③役所の間での予算のとりあい。 「財源をめぐり━」 ④街頭演説や選挙カーでの連呼など、不特定多数へ呼びかける選挙戦術。〔支持者への あいさつ回りをする「地上戦」に対して言う〕 ・━ぶらんこ[空中(:鞦韆)](名) 〔サーカスで〕高いところにつるしたぶらんこを使って おこなう曲芸。 ・━ぶんかい[空中分解](名・自サ) ①製造上の欠陥や点検の不十分などのために、飛行中の航空機が、とつぜん ばらばらに こわれること。 ②問題が生じて、ものごとが一気にだめになること。 「協議が━する」 ・━ろうかく[空中楼閣](名) 〔文〕空中に きずいた楼閣のように、根拠のない ものごと。
白日夢
はくじつむ
・━む[白日夢](名)
〔文〕白昼夢。
白昼夢:はくちゅうむ
━む[白昼夢](名)
〔文〕まひるに見る ゆめ(のような空想)。白日夢。
実物
じつ ぶつ[実物](名) ①実際の〈もの/物体〉。 「━大の模型」 ②〘経〙現物。 「━取引」
ミミズ
みみず[(:蚯蚓)](名) 〘動〙まるいひものような形の動物。よくのびちぢみするからだは うす赤く、土の中にすむ。 ・みみずの のたくったよう句 へたで読みにくい字のたとえ。みみずが は(這)った跡のよう。 「━な字」 ・━ばれ[(:蚯蚓)腫れ](名) からだの一部分が細長く赤く はれ上が〈ること/ったもの〉。
人間は己の肉体なり心の病気の餌食であり、死んだ後では地虫の餌食となる。
阻止(する)
☆☆そ し[阻止](名・他サ)
おさえて とめること。
「優勝を━する」
自然環境の悪化を阻止しましょう。
警察は街頭デモを阻止しようとした。
軽んじる
かろん・じる[軽んじる](他上一)
軽くあつかう。軽んずる。
「命を━」
(↔重んじる)
腹を立てる
はらをたてる
いたずらされて━ ○怒りで心の平静が保たれなくなる 〔常〕
目つきで、あなたが、腹を立てたということがわかる。
私たちは彼の言葉に腹を立てた。
鎖
くさり[鎖](名) ①金属で作った輪を つなぎあわせて ひものようにしたもの。 ②つなぎ。きずな。 ③段落。くぎり。きり。 「一━」 ・━がま[鎖鎌](名) 鎌に長い鎖をつけ、そのはしに鉄のたまを つけたもの。昔、武器として使われた。 ・━じょう[鎖錠](名) →チェーン ロック。 ・━ど[鎖戸](名) 閉店後、ショーウインドーなどの前におろす格子状のシャッター。
不器量
ぶ きりょう[不器量・無器量](名・形動ダ)
きりょうの悪いようす。ふきりょう。
派生不器量さ。
彼女を公平に評価すれば、彼女は不器量ではない。
不器量な女の厚化粧が野暮である。
筋道
みち すじ[道筋]–スヂ(名) ①道路の筋。 ②ものが動いて えがく線。 「衛星が通る━」 ③実現に向けての〈方向性/おぜん立て〉。 「━をつける」 ④ものの道理。 「━が立たない」
━の立たないことを言う。━を通す ○物事の道理・筋道 〔常〕
貴様
き さま[貴様](代)
同等(以下)の者(を けいべつして呼ぶとき)に使う呼び方。おまえ。
何だ、貴様は。庇い立てする気か。
暗黒
あん こく[暗黒](名・形動ダ) ①まっくら。くらやみ。 ②文化が〈おとろえる/ひらけない〉こと。 「━時代・━大陸〔=もと、アフリカ大陸のこと〕」 ③〔社会について〕犯罪などの多い状態。 「━面・━街」 派生暗黒さ。 ・━ぶっしつ[暗黒物質](名) 〘天〙質量はあるが、光などの電磁波を出さない物質。宇宙空間にあるとされる。ダーク マター。
十中八九
じっちゅう はっく[十中八九](副)
十のうち八か九か。おおかた。たいてい。じゅうちゅう はっく。じゅっちゅう はっく。
「━成功する」
の谷へ落ちては━助かるまい ○十のうち八か九まで。おおかた
同然
→どう ぜん[同然](名)
同じであること。
「紙くず━・ただ━で売る」
浮浪者━の姿。勝負はついたも━だ。反故(ほご)━の約束 ○いかにも同じといえるようなさま。よく似ているさま 〔常)
白痴のおしゃべり同然、がやがやわやわや、すさまじいばかり、何のとりとめもありわせぬ。
渋滞
じゅう たい[渋滞](名・自サ)
はかどらないで とどこおること。とどこおり。
「事務が━する・交通━〔=自動車がつかえること〕・一キロの━」
邦題
ほう だい[邦題](名)
〔文〕〔外国の作品に〕日本でつけた題。
目には目を
目には目をあるいは目には目を歯には歯をとは、報復律である。人が誰かを傷つけた場合、その罰は同程度のものでなければならない、もしくは相当の代価を受け取ることでこれに代えることもできる、という意味である[1]。ラテン語で lex talionis (レクス・タリオニス、同害復讐法) とも表わされる。ラテン語「 talio 」[2](タリオ)は「同じ」を意味する「 talis 」を語源とし、法で認可された報復を意味する。その場合、報復の仕方やその程度は、受けた被害と同じくらいでなければならない。
たる
たる〔「たり一」の連体形〕
〔文〕である。
「友人━〔=であること〕に値しない」
学生たるものはいかがわしい場所にちかづかない方がよい。
彼には教師たる才能がない。
アメリカ人たる私は、リンカーンがすばらしい人だと思う。
→:何たる。 何たる: ①なんという。 「━ことだ」 ②なんである。 「政治の━かも知らない男
そういえば…
そういえば、確かに太郎を見かけました。
そう言えば小さすぎるわよ、その指輪。
そう言えばそうだ。
蜂蜜
はち みつ[蜂蜜](名)
ミツバチの巣に たくわえてある蜜。食用。蜜。ハニー。
要するに、花がはちみつを作るのだ。
私は朝、トーストに蜂蜜を塗るのが好きです。
しょせん
しょ せん[(所詮)](副)
〔なんのかんの言っても〕結局。
「━むりだ」
時間はあなたの好きなように過ごせばいい。所詮、あなたの時間なのだから。
地域参加を呼びかけてもしょせんは美辞麗句、どのみち市役所はやりたいことを勝手にやるに決まっている。
コンピューターのマニュアルを読むだけでは所詮畳の上の水練だ。
不運
ふ うん[不運](名・形動ダ) 幸運にめぐまれないこと。ふしあわせ。 「身の━」 (↔幸運) 派生不運さ。
➖な人。何事も━とあきらめる。身の━を嘆く 〔常〕 ⇔幸運
険しい
けわし・い[険しい]ケハシイ(形) ①地勢が急な傾斜をしている。のぼるのに むずかしい。 「━山道」 ②きつい感じを あたえるようすだ。 「━顔つき」 ③困難で、安心できないようすだ。 「病状が━・前途は━」 派生険しさ。
短編
たん ぺん[短編・短×篇](名)
短い文章・作品。
「━映画・━小説」
(↔長編)
気の毒
き の どく[気の毒] 一(名・形動ダ) 他人の苦しみ・悲しみなどを見聞きして、心がいたむ感じ(を起こさせるようす)。 「━に思う・━な生活」 二(名・形動ダ・自サ) めいわくをかけて申しわけない〈ようす/気持ち〉。 「遠いところを お━でした・それは━したね」 派生気の毒がる。気の毒げ。気の毒さ。
彗星
すい せい[(×彗)星](名)
〘天〙突然あらわれ、長くて白い ほうきのような尾を引きながら、太陽のまわりを回る星。ほうきぼし。例、ハレーすい(彗)星。〔昔は、この星があらわれると、不吉なことが起こるとされた〕
・すい(彗)星のごとく句
有望な新人が、突然はなやかに あらわれるようす。
彗星は運行しながら後ろに光の尾を引く。
彼は新しい彗星を発見したと主張した。
馬が合う
うまがあう
あの人とは━ ○人と人との気が合う。馬が乗り手と一体となることから
あの2人はとてもうまが合います。
染み
しみ[染み](名)
①しみて よごれた あと。
「━がつく・油の━・━ぬき」
②ホルモンの作用や老化によって皮膚の表面にあらわれる、茶色のまだら。
血液のしみはたいてい落ちない。
彼はシャツをインクのしみで汚した。
鯨
くじら[鯨]クヂラ(名)
①〘動〙シロナガスクジラ・マッコウクジラなど、地球上で いちばん大きい動物。海にすみ、さかなに似るが、子を乳で育てる。
②←鯨尺。(↔かね)
・━じゃく[鯨尺](名)
もと、布をはかるときに使った ものさし。鯨尺の一尺は、かねじゃくの一・二五尺〔=約三七・九センチ〕。くじらざし。(↔かねじゃく)
・━まく[鯨幕](名)
黒と白の布を一枚おきに ぬいあわせた幕。葬式などに使う。
鯨は一種のほ乳動物である。
鯨は最大の哺乳動物であることはよく知られている。
似合う
に あ・う[似合う]–アフ(自五)
組み合わせが、〈よく/自然に〉感じられる。
「ゆかたの━人・彼にも似合わない失策」
名似合い。「━のカップル」
あの赤いドレスは彼女によく似合う。
全然部屋に似合わないけど、貰ったから良し!
摩訶不思議
まか ふしぎ[(摩×訶)不思議](形動ダ)〔摩訶=梵語で「大」の意味〕
ひじょうに不思議なようす。
派生摩訶不思議さ。
これは━な ○どう考えても非常に不思議なこと。「摩訶(まか)」は大の意 〔常〕
展望
てん ぼう[展望](名・他サ) 〈遠くのほうまで/社会や文化の動き、学術の進歩などについて〉広く見わたすこと。 「━台〔=見晴らし台〕・回顧と━」 ・展望がない句 明るい見通しがない。
会社での彼の今後の展望はあまり明るくない。
両方の展望にはある共通のテーマがある。
ひとまず
ひと まず[(一▽先ず)]–マヅ(副)
いちおう。とにかく。
「━中止する・━帰る」
ーこれで終わりにする。━引き上げるとしよう ○(終わりではないが)区切りとして。後のことはともかく 〔常〕
〔注〕 「差し当たり」は時間的関係を表し、「とりあえず」「ひとまず」は動作についての表現に使われる
光速
こう そく[光速](名)
〘理〙真空の中を〈光が進む/電磁波がつたわる〉はやさ。一秒間におよそ三〇万キロメートル。光速度。
早回し
はや まわし[早回し]–マハシ(名・他サ) ①早く回すこと。早送り再生。 「アニメを━で見る」 ②いそがしくて落ち着かないこと。 「━の生活」
早回しの映画見ているみたいで、どうも妙な心もちだ。
微笑む
ほほ え・む[(▽微笑む)]–ヱム(自五) ①〔声を出さないで〕顔つきで、うれしさや好意をあらわす。 「ほほえみ かける」 ②〔文〕〔花が〕すこし ひらく。 ▽ほおえむ。 名微笑み。「━を浮かべる」
彼女の微笑みで私は彼女の私への信頼を確信した。
ジュディーさんは私に微笑んだ。
顔面
がん めん[顔面](名)
かお(の表面)。
「━神経・━そうはく(蒼白)」
地道
じ みち[(地道)](形動ダ)
目立つことなく、手がたいようす。着実。
「━な研究」
派生地道さ。
地道な者はいつか勝つ。
悪銭身につかず、というじゃない。結局は地道に稼ぐしかないと思うよ。
好評
←こう ひょう[好評](名) いい評判。 「━を博する」 (↔悪評・不評) 派生好評さ。
出品は━を博した。━裏に終了する ○よい評判 〔常〕 ⇔悪評・不評
絶好
ぜっ こう[絶好](名)
この上もなく いいこと。
「━球・━のチャンス」
━の返球が来た。━のチャンスが到来する ○物事をするのに非常によいこと
今が彼女と結ばれる絶好の機会だった。
愛弟子
まな でし[(▽愛)弟子](名)
特にかわいがっている弟子。
「教授の━」
早朝
そう ちょう[早朝](名)
朝の はやいうち。
青天
←せい てん[青天](名) 〔文〕はれた日の空。青空。 ・☆☆青天の へきれき(霹靂)句 〔文〕青空に鳴る、とつぜんの かみなり〔=思いがけないできごと〕。 ・━はくじつ[青天白日](名) 〔文〕 ①よく はれわたった ひより。 ②うしろぐらいところがなく、世間に えんりょする必要のないこと。 ③無罪が明らかになること。 「━の身」
猫舌
ねこ じた[猫舌](名)
熱いものを飲み食い できない舌(の人)。
略式
りゃく しき[略式](名・形動ダ) 本来よりも簡単な〈形式/やり方〉。略儀。(↔正式・本式) ・━きそ[略式起訴](名・他サ) 〘法〙公判を開かずに書面審理をおこなうための、簡易裁判所への起訴手続き。 ・━めいれい[略式命令](名) 〘法〙簡易裁判所が、公判の手続きをはぶいて、罰金・科料の金額を決めること。
所以
☆☆ゆえん[(:所以)]ユヱン(名)〔「ゆえに」の変化〕 〔文〕 ①わけ。 「その名がある━だ〔=そういう わけで、その名前がついた〕」 ②特別の〈理由/根拠〉。 「人の人たる━は」 ③〔…ための〕やり方。 「友につくす━」
人の人たる━は何ぞや。これが推薦した━である ○わけ
さらば
さら ば[(▽然らば)] 〔文〕 一 (接)それなら。しからば。 二 (感)人と別れるときの あいさつ。 「━、友よ」
求めよ、さらば与えられん。
求めよ、さらば与えられん。
一矢
いっ し[一矢](名)
〔文〕一本の矢。
・一矢を報いる句
やりかえす。反撃する。
およそ
およそ[(▽凡そ)](副) ①たいてい。〔正確ではないが〕だいたいのところ。おおよそ。 「━(の)見当がつく」 ②そもそも。 「ものごとには━順序がある」 ③〔俗〕まったく。全然。 「━つまらない」
平衡
☆☆へい こう[平衡](名) 〔文〕つりあい。 「━を保つ」 ・━かんかく[平衡感覚](名) ①〘医〙からだのかたむきぐあいや、速度の増加・減少などを感じる感覚。 ②ものごとを、バランスをとって〈見る/判断する〉能力。 「━の すぐれた人」
彼は平衡を失ってはしごから落ちた。
純粋
じゅん すい[純粋](名・形動ダ) ①ほかのものが、すこしも まじっていないようす。 「━培養」 ②欲や かけひきのないようす。 「━な人・━な気持ち」 派生純粋さ。
一義
いち ぎ[一義](名) 〔文〕 ①一つの意味。 ②→第一義。 ・━てき[一義的](形動ダ) ①一つの意味にだけ解釈できるようす。 ②→第一義的。
託す
たく・す[託す・×托す](他五) ①たのむ。あずける。 「人に━・のぞみを━・将来を━〔=まかせる〕」 ②かこつける。 「多忙に託してことわる」 ▽託する。
換言
かん げん[換言](名・自他サ)
〔文〕言いかえること。
「━すれば」
━するとこういうことになる ○他の言葉に言い換えること
諸種
しょ しゅ[諸種](名)
〔文〕いろいろの種類。
「━の問題」
蛇足
☆☆だ そく[蛇足](名)
〔文〕〔本体を台なしにするような〕よけいなもの。
「━を加える・━ながら」
これから先は━だ ○不必要な付けたし。なくてもよいむだなもの 〔文章〕
〔注〕 「蛇足」は、昔中国で蛇の絵を描いて無用な足まで添えたという故事から、「余計な付けたし」をいう。
密接
みっ せつ[密接] 一(名・自サ) 〔文〕ぴったりと くっつくこと。深く関係すること。 二(名・形動ダ) 〔関係が〕ひじょうに深いようす。 「━不離」 派生密接さ。
私の将来は会社の経済状態と密接に関係している。
ユーモアを解する心は、国民性と密接に結びついているが、その結びつき方は不思議である。
力説
りき せつ[力説](名・他サ)
力を こめて〈説明/主張〉すること。
「くり返し━する」
教師は生徒達が勇気を持つべきだとしばしば力説する。
私はこの点を力説したい。
ともに
とも に[(共に)](副) ①〔文〕一つになって。いっしょに。 「━泣く・親子━元気だ」 ②〔「…と─」の形で〕二つのうち、どちらも あてはまることをあらわす。…と同時に また。 「喜びであると━名誉でもある」 →:とも(共)。 ・ともに天をいただ(戴)かず句 →ふぐたいてん(不俱戴天)。
適切な食事と運動はともに健康にとって重要だ。
適度な運動をすれば、心身共に爽やかになれますよ。
かかる
かかる[(×斯かる)](連体)〔←かくある〕
〔文〕こういう。こんな。
「━ありさまでは」
しかる
しかる[(▽然る)] 〔文〕「しかり」の連体形。 「はたして━か〔=そうで あるか〕」 ・━が ゆえに[(▽然るが故に)]–ユヱニ(接) 〔文〕そうであるから。それだから。 ・━に[(▽然るに)](接) 〔文〕それなのに。ところが。 「━何ぞや」 〔「而るに」と書くのは あやまり〕 ・☆☆━べき[(▽然るべき)](連語)〔=そうあるべき〕 〔文〕それ相当な。当然な。 「━対策・一言あって━〔=あってもよさそう〕だね」 ・━べく[(▽然るべく)](連語) 〔文〕適当に。いいように。 「━取りはからわれたく」 ・━べし[(▽然るべし)](連語) 〔文〕当然だ。 「辞退して━」
ごとき
ごとき[(▽如き)]〔「ごとし」の連体形〕
〔文〕…のような(もの)。
「今回の事件の━は まことに困ったもので・わたし━が〔=わたしなんかが〕」
ごとく
ごとく[(▽如く)]〔「ごとし」の連用形〕 〔文〕…のように。…のようで。 「眠る(が)━死んだ・次の━〔=とおり〕決定した・風の━(に)現れる・泣くが━うらむが━・今さらの━・シェークスピアの━〔例示〕・おどっているかの━に見えた・泣けと━に・その特色は次の━である・未来を暗示するが━でした」 ・━ん ば[(▽如くんば)](連語) 〔文〕…の とおりならば。 「はたして言うが━」
やむを得ない
☆☆やむを えな・い[(×已むを得ない)](形)
しかたがない。どうにも ならない。やむをえぬ。
「辞任(すること)も━」
〔「やむをえず」の形で、動詞などに続いたり、中止したりする。「やむをえず調査を打ち切った」〕
━事情で欠席する。いやなら━ ○やめようとしてもやめられない。どうにもならない 〔常〕
悟性
ご せい[悟性](名)
〘哲〙経験にもとづき、合理的に考えて判断する、心のはたらき。
介意
かいい
多少の出費は━しない ○意に介すること。気にかけること。
如し
ごとし[(▽如し)](助動・形ク型) 〔文〕 ①…に似ている。ちょうど…のようだ。 「白きこと雪の━」 ②…と推測される。ようだ。 「大差なきものの━」 →:ごとき・ごとく。
多義
た ぎ[多義](名)
〔文〕多くの意味(を もつこと)。
たぎ ご[多義語](名)
〔一つのことばで〕いくつもの意味を持つことば。
「和語には━が多い」
念のため
ねんのため
念のため
まちがいないと思うが、いっそう注意するため。
「━申し上げます・━〔=万一のときのため〕傘を持っていこう」