言い回し 7 Flashcards
礼節
れいせつ
〔文〕礼儀と節度。
「━を守る・━を重んじる
恩人に礼節を欠いてはなりませんよ。
いかにも敬虔なるクリスチャンが送る、礼節重き言葉です。
重んじる
おもんじる
価値をみとめて/だいじなものと思って〉ふるまう。重く見る。たっとぶ。おもんずる。
「親を━・健康を━・格式を━」
(↔軽んじる)
愛想
あいそ
人にいい感じをあたえる応対や顔つき。 「━がいい・━をふりまく」 (↔ぶあいそう) →:おあいそ。 ・あいそもこそ(小想)も尽き果てる句〔「あいそが尽きる」を強めた言い方〕 あきれて、相手になってやる気持ちが まったく なくなる。 ・あいそを尽かす句 あきれて見はなす。
彼女はだれにでも愛想がいい。
その秘書は私に愛想よく微笑んだ。
しきたり
仕来り
それは私たちの日常生活のしきたりの1つだ。
彼はそのしきたりをよく知っている。
ちょいワルおやじ
ちょいわるおやじとは、雑誌『LEON』が提唱した、不良がかった中年男性(おやじ)のファッション。あるいは、それを範とする中年男性のこと。ちょいワルおやじや、チョイ不良おやじ(「ふりょう」で“ワル”と読む)とも表記される。
はまる
彼はその出来事について型にはまった意見を2、3述べた。
彼、インターネットにはまってるよね。
車がぬかるみにはまって動けなくなった。
彼女は編み物にはまっている。
ままごと
子どもが おもちゃなどで、台所の仕事や食事などの まねをする遊び。
重宝
ちょうほう (調法)
〔それがあることによって〕役に立ち、ありがたいようす。便利。 「漢字を調べるのに━な辞書」 派生重宝がる。重宝さ。 二 (名・他サ)役に立つので、喜んで〈いる/使う〉こと。 「もらった品を━している
使い勝手
つかいがって
使ってみたときの、使いやすさ・使いにくさの ぐあい。つかいかって。
「━が悪い」
〜はもちろん
「〜はもちろん(当然)だが、それ以外に〜も」という意味
このゲームは子供はもちろん大人も十分に楽しめる。
彼の作品は国内(で)はもちろん、海外でも高く評価されたいる。
〜なりに
「〜ができる範囲で」という意味。その人(物)ができること、能力は人(物)によって違うが、どの程度であっても、プラスに評価して述べる表現。
あれから私なりに色々考えてみたんですが、やはり最初の案が一番いい思います。
彼らは経験が浅いなりによく頑張ってやってくれる。
この結論は私なりに悩んだ末のものです。
〜ことは〜が…
〜は事実だが/間違いないのだが」と言って、その後に何か付け加える表現。
この部屋は家賃が安いことは安いが、日当たりが悪い。
彼女は美人なことは美人だが、性格が悪い。
教科書の予習をしたことはしたが、よくわからなかった。
学生であることは、学生であるが、もうすぐ還暦だ。
惨め
みじめ
ほこりを失うほど つらい〈ようす/気持ち〉。 「━な生活・泣いても━になるだけ」 派生惨めがる。惨めさ。 ・━らし・い[惨めらしい](形) いたいたしくて見ていられないようすである。みじめったらしい
私たちの友情が無ければ、私は惨めになるでしょう。
あなた自身も周りの人も 惨めになるだけです
〜ばかりでなく、〜ばかりか
「〜ばかりか」:「ばかりでなく」の硬い表現。そして、「程度が大きい」と言うことを強調する。
あのラーメン屋は、まずいばかりか、高くて、汚い。
電気代ばかりか、水道代まで値上がりした。
万能
ばんのう
すべてに ききめがあること。
「━の薬」
②すべてに すぐれていること。
「━選手」
(名詞)〜だらけ
〜がたくさんある/ついている」という意味。とても多いという気持ちを表す。
よく一緒に使われる単語:ゴミ、ほこり、血、毛、しわ、間違い、問題、等々
ーどうしてそんなに穴だらけのシャツを着ているの?
この書類は間違いだらけで、読む気がしない。
泥
どろ
①(水がまじって やわらかくなった)土。
「━の海・━つきの ねぎ・━に まみれる」
②〔「ドロ」とも書く〕〔俗〕←どろぼう。
「こそ━」
偏頭痛
へんずつう
偏頭痛がします。
チョロリと
わずかの間に すばやく〈やる/動く〉ようす。ちょろっと。
「━見る・部屋を━ぬけだす
どないして
(関西弁)
どのように、どうやって
どないしてよろしいいですか?
ほんだら
(関西弁)
そうしたら。
冒険
ぼうけん
危険を承知の上で おこなうこと。
「それは━だ・━小説・━心」
「ただ」と「ただし」
(ただし:但し)
「ただし」は評価する意味はない。お知らせによく使う。
「ただ」評価する意味がある。
京都は古くて歴史のある町である。ただ、観光客が多い。
この会社には外国人も働けます。ただし、40歳以上の人に限ります。
乱暴
らんぼう
(名・自サ・形動ダ) ①あらあらしく ものごとをするようす。てあら。 「━に置く」 (↔丁寧) ②たたく・なぐる・けるなどの ふるまい(を〈すること/好むようす〉)。 「━を はたらく・教師に━する・━狼藉・━な男」 派生乱暴さ。
〜ずにはいられない、〜ないではいられない
「〜なくてたまらない」に似ているが、自然にその気持ちになってしまう」を表す。
ビールを見たら、飲まずにはいられない。
類似
るいじ
似かようこと。似より。
「━の品物・━点」
相似
そうじ
二つの建物は━している。━形[器官] ○丸写しの類似 〔文章〕
〔注〕 数学で、二つの図形において一方を拡大または縮小すると他とまったく等しい図形になるとき、この二つの図形は「相似」であるという。また生物の器官で、形態や機能が似ているが発生上は起源が別である場合にもいう
申し出る
もうしでる
(遠慮しながら) 発言すること
ジェインは私たちが留守のとき子供たちの世話をしてくれると申し出た。
私は退職するつもりだときのう申し出た。
輪
わ
①軸のまわりを回転して乗り物を進ませる、まるいもの。くるま。車輪。 ②毛布などを折りたたんだとき、折り目のほうの部分。 ③たが(箍)。 ・輪をかける句 程度がいっそう大きいようす。 「A君は、B君に輪をかけた大うそつきだ
活気
かっき
生き生きとして元気のある ふんいき。 「━あふれる会場」 ・━づ・く[活気(付く)](自五) 〈生き生きした/にぎやかな〉ようすになる。元気が出る。 他動活気付ける(下一)。
転がる
ころがる
①〔たまや まるい棒などが〕回って進む。 「転がり落ちる」 名転がり。 ②たおれる。 ③ころぶ。ねころぶ。
見慣れる
みなれる
いつも見て慣れる。見つける。
「見慣れない顔」
損
そん
①商売や取引をして、収入より支出が多くなる状態。 「━をする・━が いく〔=損になる〕」 ②不利。むくいられないようす。 「━な性格・そういうことを言うと、ご━ですよ」 ▽(↔得・利益)
愛着
あいちゃく
長いあいだ慣れしたしんで思い入れが強く、〈はなれ/手放し〉たくないと思うこと。いとおしさ。あいじゃく〔古風〕。
「━が わく」
目が回る
めがまわる
ここのところ目が回るほど仕事が忙しくて、ビデオを見ている暇もない。
目が回るほど忙しいよ。
足を伸ばす
あしをのばす
(もう少し遠く)
ちょっと足をのばして、次の町まで行ってみようよ。
足を伸ばして、三条で買い物する
どうか〜ように!
お願いをする時に使う
どうか健康でいられますように!
要するに 〜のだ/わけだ/ということだ
ようするに
ようするに子供を教育するのは方法ではない。人なのだ。
要するに彼は大きな利益を得た。
〜当たり、〜につき
あたり
「一人」「一回」のような単位の言葉と一緒に使って:① 平均した場合の量、程度を表す。② その単位ごとの量、程度を表す。
語彙の発表は二人で六つだから、1人当たり三つだ。
このカフェオレは一本当たり140キロカロリーだ。
割り勘
わりかん
私達のどちらも相手を映画に連れて行くだけの余裕がなかったので、割り勘にした。
我々のどちらも相手を映画に連れて行くだけの余裕がなかったので、割り勘にした。
桁
けた
①〔家屋で〕柱の上にわたし、間口の方向に沿って、上の材木をささえている木。棟木とは平行。 ②橋桁。 ③そろばんのたまを通す、縦の棒。 ④〔数の〕くらい(どり)。 「━をまちがえる」 ・桁が違う句 まったく かけはなれている。
馴染み
なじみ
よく知っている
あの人はこの店の長年の馴染み客です。
その部族は祖先を崇拝し、私たちにはなじみのない独自の言語を話す。
なじみの店
怠い
だるい
①つかれて、からだを動かすのも おっくうに感じられる状態だ。 ②〔俗〕めんどうくさい。うっとうしい。 「学校行くの━」 ▽たるい〔俗〕。 派生怠がる。怠げ。怠さ
〜といえよう
いうことができるだろう
このようなところにも、武士と武官の違いが現れているといえよう。
これらも広義の蒲鉾の一つといえよう。
仕送り
しおくり
生活費や学費を送ること。
「親もとからの━」
動仕送る(他五)。
家計
かけいぼ
一家の〈くらしむき/生計〉。
「━が苦しい」
・━ぼ[家計簿](名)
家庭の収入・支出の内容を書きつける帳簿
土砂降り
どしゃぶり
雨がはげしく降ること。
一因
いちいん
先制攻撃が勝利の━となる。成功の━を作る ○一つの原因
通訳
つうやく
別々の言語を話す人の間に立って、たがいのことばを訳してつたえる〈こと/人〉。
→:同時通訳。
ひずみ
歪み
①ひずむこと。 「━が うまれる」 ②変化にともなって生まれた、悪い状態。 「高度経済成長の━」 ③〘理〙物体に外からの力が加わったときに起こる、長さ・体積・形などの変化
日本経済では、大きなひずみが進行しつつある。
歪みが生じている。
〜とともに、〜と同時に
二つのことが同時に、一緒に成立することを意味する。
一つのことについて二つの面を示す。
成功した友達の姿を見て、羨ましく思うと同時に自分が情けなく思えた。
硬い表現: 〜であると同時に、〜であるとともに
自分たちの努力も必要であるとともに、周りの人の協力も不可欠である。
ぴんと
彼の一言で━きた ○すぐにそれだと感じられるさま
ぴんとこない。
その犬はその音を聞いて耳をピンと立てた。
あまりに(も)、あまりの〜〜で、に
「非常に〜」という意味。程度が予想・常識を超えるという気持ちが強い。
あまりに美味しいので、嬉しかった。
彼の話があまりにおかしくて、腹を抱えて笑ってしまった。
初めてジェットコースターに乗った。あまりのスピードに/で気を失いそうになった。
会話で時々の使い方:
私一人だけにそんなことをさせるなんて、あまりだわ。
ぐったり(する)
〔つかれたり がっかりしたりして〕力が ぬけるようす。
「━(と)横になる」
私たちは5時間の旅でぐったりしてしまった。
あまり〜と
「〜すぎる」という意味。いい結果の場合には使わない。
あまり無理をすると、体に悪いからどれくらいにしておいたほうがいいよ。
あまり安いと買えて心配だ。
難しすぎるのも困るが、あまり易しいとやる気が出ない。
あんまり飲むと、次の日頭が痛くなるよ。
なんて〜んだろう
なんと〜のだろう
「非常に」という意味。「なんと」は硬い表現で書き言葉。
中間も終わって、もうすぐ冬休みだ。なんて幸せんだろう。
人間とはなんと心が醜い動物なのだろうと思うことがある。
ずうずうしい
図々しい
あつかましい。
厚かましい:はじを知らない。ずうずうしい。
「━お願いですが」
派生厚かましげ。厚かましさ。
派生図々しげ。図々しさ。
〜ことだ、〜ことか、なんと〜ことか
「非常に〜」という意味。
感嘆の気持ちを込めて述べる。感情を表す形容詞と一緒に使う。
今頃オーストラリアは夏だ。羨ましいことだ。
京アニの放火事件は、本当に痛ましいことだ。
富士山の頂上から見る日の出はなんと素晴らしいことか。
初めて外国で言葉が通じて時、どんなに嬉しかったことか。
発表のために何回練習したことか。
こうして (このようにして)
かくして、そういうわけで、そう言う理由で
それまでの話、文章の内容をまとめる時に使う。文末には「〜のだ、わけだ」などよく使われる。まとめながら、さらに次に話に進む場合もある。
こうして、私は留学することにした。
こうして我が社は市場を拡大してきたわけです。
欠陥
けっかん
はたらき・作り方の〕一部分がなかったり、ぐあいが悪かったりして、全体として不満足なこと。
「守備に━がある・━車」
諸々
もろもろ
多くの もの。いろいろ(のもの)。
「━の説がある・━の事件」
表記「▽諸〻」とも書いた
相次ぐ
あいつぐ
次から次へと続く。
「━悲報・相次いで到着した」
いじめによる高校生の自殺が相次いでいました。
相次ぐ不祥事にも関わらず、警察はオメオメ違反切符を切っている。
出血(する)
しゅっけつ
①〘医〙血管が切れたために、血が(血管の)外に出ること。 「━多量」 ②人の犠牲(をはらうこと)。 「━作戦」 ③〔俗〕採算の上で犠牲をはらうこと。また、原価以下で商品を売ること。 「━受注・━大サービス
重大
じゅうだい
①ただごとでないようす。たいへん。 「━性・━な危機・天下の━事」 ②重要。 「━な役割」 派生重大さ。 ・━し[重大視](名・他サ) ただごとでないと、重く見ること。 「事態を━する
共同体
きょうどうたい
おたがいに かかわりが深く、共同で行動する集団。
「村落━・運命━」
はかない
①期待したのに、とちゅうでだめになる感じだ。たよりにならず情けない。 「━願い・はかなくなる〔=死ぬ〕」 ②(短くて)あわれだ。 「━運命」 ③弱々しく、つまらない。むなしい。 「━人生」 派生儚がる。儚げ。儚さ
感じ取る
かんじとる
心に感じて〈受け取る/わかる〉。
自動感じ取れる(下一)
実感が湧く
じっかんがわく
実感がわく」という言葉を使ったことはありますか?実はこの言葉、2つの意味を持っているのですが、意識して2つの意味を使い分けている人はそう多くないでしょう。今回は「実感がわく」の意味や使い方を、「湧く」「沸く」の漢字の比較も含めてご紹介します。
興味が湧く
希望が湧く
A 、(。)それでもB
Aと頭ではわかっているけど、実際はBだ/Bをする。
麻薬はダメだとわかっていた、それでも使ってしてまったので、警察に逮捕されてしまった。
体に悪いとわかっていることけど、それでも、つい買ってしまう。
変化する期待の気持ちがあるが、変化しなかった。
彼にプロポーズされた。一週間いろいろ考えたが。それでも、…
昨日はとても疲れていたので、八時間寝た。それでも、元気が出ない。
ガリレオの「それでも地球は回っている」という言葉は有名だ。
居合わせる
いあわせる
ちょうどよく、そこにいる。居合わす。
「現場に━」
合意(する)
ごうい
おたがいの考えや気持ちが一致すること。
両性━に基づく結婚。双方が━に達する ○意見が一致すること 〔文章〕
ドタキャン(する)
直前になってキャンセルすること。
土壇場
どたんば
〔土壇=首切りの刑をおこなうために盛った土の壇〕
ものごとが決まろうとする、最後の局面。どんづまり。
「━に追いこまれる」
土壇場になる前にこのプロジェクトを終わらせたほうがいい。
土壇場になって、その試合は取り消された。
何気なく / 何となく
なにげなく:
何も考えない、何の目的もない
なんとなく:
話す人の感覚だけ、
ほかのの感覚には使わない
今は何となく学校へ行きたくない。
焦点
しょうてん
①〘理〙〈反射/屈折〉した光線が集まる点。また、一つの点からのように四方に出るときの点。フォーカス。 「━を あわせる」 →:「虚像」の絵。 ②多くの人の注意や行動が一つに集まる(問題)点。 「論議の━・━をしぼる〔=論点をしぼる〕・━を当てる〔=議論の対象にする〕」 ・━きょり[焦点距離]
イケメン
〔俗〕外見の かっこいい男。いい男。〔「イケてる〘=かっこいい〙メン〘=menまたは面〙」から。一九九〇年代末に例があり、二〇〇〇年以降に広まった ことば
結局(は)
けっきょく
結論と結果を伝える
「最後は」
八年彼と付き合ったが、結局別れてしまった。
日本では就職するか、しないかいろいろ考えて、結局…
やっぱり〜
いろいろなレストランを見て回ったが、結局いつもの店で食べた。
こつこつ
休まず(目立たない努力を)するようす。
「━(と)勉強する」
ドアを━たたく。━と足音がする ○堅い物を続けてたたく音。靴音など 〔常〕
〔注〕 着実に粘り強く仕事などをするさまにもいう。「こつこつと勉強をする」「金をこつこつためて家を建てる
冗長
じょうちょう
簡潔でなく、長たらしいようす。
派生冗長さ。
冗長性
手話
しゅわ
耳の不自由な人〈が/に〉、決まった手ぶりや表情などで話をすること。また、そのための言語。
「━通訳」
(↔口話