言い回し 8 Flashcards
狭義
きょうぎ
せまい意義。(↔広義)
狭義にはイルカ類は除く。
なお、狭義の親藩には御三家・御三卿は含まれない。
唯一無二
ゆいつむに
この地上で唯一無二の平等は死である。
範疇
はんちゅう
あなたは充分可愛い女の子の範疇に入ると思います。部長のおめがねには余裕でかなってしまうでしょう。
しかしながら、人間はなぜこれらの範疇に入ってしまうのか。
彼らはその範疇に属さない。
持参(する)
じさん
持って〈行く/来る〉こと。
・━きん[持参金](名)
〈嫁/婿〉が、結婚するとき実家から持って来るおかね
ほとんどの観光客がカメラを持参している。
今週は弁当を持参する。
未知
みち
まだ知られていないこと。
「━の世界」
(↔既知)
ギラギラ
目を射るように、強く照らし続けるようす。
「太陽が━と照りつける」
②どぎついようす。
「あぶらが━したスープ・━した欲望」
ほんわか
あたたかな感じに つつまれているようす。
「━(と)した気分」
ねばねば
一 (副・自サ)よくねばって ものにつくようす。 「━した液」 二 (名)ねばねばした成分
ねばねばした鼻汁です。
さらさら
①川の水が浅い所を流れる〈音/ようす〉。 「小川が━(と)流れる」 ②軽く よどみないようす。 「━とペンを走らせる・お茶づけ━」 ③しめりけや ねばりけのないようす。 「━した かみの毛・━した砂」
闡明
せんめい
〕今までわからなかったことをあきらかにすること。
「真相を━する」
苦心
くしん
〔うまく やるために〕いろいろとくふうして考えること。
「━談」
その歌手はファンの群がる中を苦心して進んだ。
苦心の甲斐があった。
名詞+次第(で(は)〜)
しだい
(諸々の可能性)によって〜
天気次第では、ハイキングを中止します。
クラスは、テストの結果次第で決まれます。
その人と結婚するかしないかは、お金次第です。
ます形+次第、Bする
しだい
新しい商品が届き次第、ご連絡します。
会議が終わり次第、パーテイーに行きます。
授業が終わり次第、すぐにきこくします。
雨のやみ次第、出発することにしましょう。
〜た形+ところ、
(〜とき、発見したこと、わかったこと)
その映画のチケットを予約したいと思ってネットチケットしたところ、もう満席だった。
電話帳で調べてみたところ、これと同じ名前のお店が20軒以上あることがわかった。
名詞(動詞+こと/ところ)〜から(して)、〜
〜を根拠にして(〜と判断して)「〜から判断して」という意味。
(判断の根拠)
話し方からして、素晴らしい。
周りの音から、彼が駅から電話していることがわかった。
現場の状況から、犯人は被害者と顔見知りではないかと考えられる。
あの人は、ファッションからして変だ。(性格も、考え方も全て変だ。)
かなり深い傷を負っていることから、警察は犯人はまだ遠くへは行っていない。
差し当たり
さしあたり
〔先のことは別として〕いまのところ。当面。さしあたって。
「━心配はない」
〔「━まして」は、ていねいな言い方〕
さしあたり大きな台風はこないだろう。
さしあたりこの問題は保留としよう。
さしあたり君に言う事は無い。
収納
しゅうのう
たんす・たな などに〕しまうこと。
②おかねや品物を受け取って おさめること。
③ものをしまうところ。
「床下━」
アンディーは自分のシャツを収納室に掛けた。
どうしても
㊀どんな手段を使っても(不可能、義務、希望の文型と一緒に使う。
(どうしても 〜たい)
冬限定のあの商品がどうしても欲しい。
死ぬまでにどうしてもあの作家の作品を全部読みたい。
㊁不可能 (〜ない)
なぜあんなことをしたのか!どうしてもりかいできない。
どうしても人は殺せない。
㊂自然に (〜してしまう)
痩せたいのに、どうしてもチョコを食べてしまう。
無意識に何をしてしまう。
㊃ 義務 (〜なければならない)
辛くても、家族のためにどうしても働かなければならない。
いやでも、〜
〜ざる
文語助動詞「ず」の連体形
〔文〕…ない。
「知られ━世界・いたら━なき〔=行かない所はない〕足跡・もてなし いたら━は なかった〔=いたれりつくせりだった〕
己の欲せざる所は人に施す勿れ。
彼は仕事をせざるはえなかったが、したくはなかった。
どうしてもと言うなら
慣用句
どうしてもと言うなら、なんとかできないことはないけど…
体操
たいそう
規則正しく からだや手足を動かす運動(の技術)。 ②「体育②」の もとの呼び方。 ③〔←体操競技〕あんば(鞍馬)・跳馬・鉄棒・平均台・床運動などをまとめた呼び名。 「日本の━チーム」 ・━ふく[体操服](名) 児童・生徒が体育の授業に着る服。〔東日本では「体操着」と言うことが多い〕
当たる
あたる
答えや手がかりを求める。たずねる。
「辞書に━」
⑬相手に立ち向かう。
「当たってくだけろ・勢い━べからず〔=だれも止められない〕・━所〔=向かう所〕敵なし
他を当たってください。
(他の人にお願いしてください)
〜末(に/の)、名詞の末
すえ
(色々/あれこれ/あちこち/何度も〜して)最後にという意味。
いろいろ悩んだ末に、進学することにした。
話し合いの末、別れることにした。
いろいろ迷った末(に)、留学することにした。
3時間にわたる激しい議論の末、ようやく意見がまとまった。
〔〜て、すぐ〕、〔〜と、すぐ〕
た形+とたん(に)
〜した瞬間に(予想していなかったことが起こった)という意味。
あの子は私の顔を見たとたん、泣き出した。どうしたのだろう。
初めてタバコを吸ったとたんに、むせた。
赤面(する)
せきめん
はずかしくなって顔を赤くすること。
「━のいたり」
その時自分がなんとばかであったかを考えると赤面する。
私たちがからかうと彼女は赤面した。
急変(する)
きゅうへん
様子が〕(悪いほうへ)急に変わること。
「病状が━する可能性がある〔=近日中に亡くなるかもしれない〕」
②にわかに起きた事変
接続詞の復習
順接
だから それで そのため そこで したがって すると
逆説
だけど しかし けれども ところが それでもそれにもかかわらず
添加
そして
その上で
しかも
おまけで
並列
また
および
かつ
重要視(する)
じゅうようし
重要だと考えること。重視。
…思考を重要視しており、そのような態度は古代ギリシアの哲学の推進力でもあった。
殊の外
ことのほか
①思っていたより。意外に。
「━むずかしかった」
②特別に。格別に。
〜神に結びつく積極的なものであることをことのほか田辺は重視する。
あくまでも
どこまでも。どんなことがあっても。
「━拒否する」
②それをふまえる必要があることをあらわす。
「こうしたケースは━例外だ・━本人が決めることだ
その男の子はあくまでも髪の毛を伸ばすことにこだわった。
あなたはあくまでも英語を学ぶ努力をすべきだ。
サム・ジョーンズにとってそれはあくまでも家庭内も問題だった。
はからずも
図らずも
思いがけず。思いがけなく。
「今回━総務部長を命ぜられまして」
未経験
みけいけん
経験したことがないこと。
「━者」
派生未経験さ
━のことに挑戦する。━者歓迎 ○経験したことがないこと
彼は若くて未経験だがやる気満々だ。
演繹
えんえき
〘哲〙一般的原理や事実から、一つ一つの ことがらを推論すること。例、鳥は卵から生まれるので、ペンギンも卵から生まれるだろう、と考えるなど。
「━法」
(↔帰納)
言明(する)
げんめい
はっきり言うこと。
「首相は増税しないと━した」
「わたしはキリストではありません」と言明した。
その上院議員は、自分の選挙区の人々のために一身を捧げると率直に言明した。
論証
ろんしょう
〕その考えが まちがっていないことを、論理に もとづいて証明すること。
単品
たんぴん
一種類の〈品物/商品〉。
②セットになっている品物の、一つ。
③〔レストランなどで〕アラカルト。
「━料理」
こちらの飲み物は単品となります。
栗鼠
りす
エゾリス・シマリスなど、森林にすむ小形の動物。しっぽが太く、木の上を じょうずに走り回る。
瓢箪
ひょうたん
〘植〙へちまのような形で、中ほどが くびれている実がなる つる草。また、その実。かわかして、中の たねをとり、酒を入れる。ふくべ。 ・ひょうたんから駒(が出る)句 じょうだんが ほんとうになること。 ・━なまず[(×瓢×簞×鯰)]–ナマヅ(名) のらりくらりと答えて、何を言っているのか はっきり つかめないこと。
ます形+次第、〜
しだい
〜たら、すぐ」という意味。硬い表現で事務的なやりとり、改まった場面などで使われる。「のんびりしていないで、すぐに行動する」という気持ち…
できるだけ早く…
家に着き次第、連絡してね。
全員がそろい次第、ハーテイーを始めます。
(ない形)ことは/もない、
〜なくは/もない
二重否定の文型
〜かもしれない」「〜こともある」「〜てもいい」
11時までに宿題が終わらないことはない。(多分終わる)
〜〜終わらないこともない(多分終わらない)
➖お酒のめる?
➖飲めないことはないよ。(一応飲めます)
ー飲めないこともないよ。(できれば飲みたくない)
ーパーテイー来れる?
ー行けないことはないよ。
そう言われば、そんなふうに見えなくもないね。
皆はあの兄妹は顔はあまり似ていないと言うけど、見方によっては似ていないこともないと思う。
案の定
あんのじょう
危ないと思っていたら━失敗した。━最後にやって来た
案の定、彼女は電話をかけてきた。
案の定、彼は第一位になった。
味気ない
あじけない
面白くない。つまらない。
趣味がないと生活があじけないものになるかもしれない。
砂をかむように味気ないね。
兆し
きざし
(悪いことには「予兆」のほうが使われている)
のごとが起こる しるし。
「春の━・回復の━が見える」
彼の事業もやっとほう芽のきざしを見せた。
まだ目にみえる春の兆しはなかった。
嵐のきざしがある。
予兆
よちょう
何かが起こる きざし(を感じること)。
「雪崩の━」
一向(に)
いっこう
すこしも。全然
「━かまわない」
議論が空回りして一向に発展しなかった。
彼の言うことはぼくにはいっこうにわからない。
彼の言うことは僕には一向にわからない。
つつく
①細いもので(何度も)突く。 「さかなを小枝で━」 ②〈注意/あいず〉のために、人の からだを続けて突く。 「ひじを━」 ③〈問題点/弱み〉をせめる。 「検事はこの点をつついた」 ④早くするように言う。せつく。 「先方を━」 ⑤箸で とって食べる。 「牛鍋を━」
追い払う
おいはらう
ジャマなものを遠くに行かせる。
追って(行って)そこに いないようにする。 「ハエを━」 ②じゃま者などを追い出す。 「会社から━」 ▽おっぱらう。
その儀式は悪霊を追い払うためのものである。
敵は国外に追い払われた。
寝坊(する)
ねぼう
寝坊しないように注意しなさい。
今朝は寝坊したので朝食をとる時間がなかった。
私は寝坊して始発電車に乗り遅れた。
千鳥
ちどり
〘動〙コチドリ・シロチドリなど、水べに すむ小形の鳥。むれをなしてすみ、ジグザグに向きを変えながら歩く。夜、澄んだ声で鳴く。
②←千鳥足。
③ジグザグ。
微塵も
みじんも
〔下に打ち消しのことばが来る〕すこしも。
「そんな気持ちは━ない」
競り
せり
せりうり。競売。
「━に出す・━台」
多くの買い手に値段をつけさせ、いちばん高くつけた人に売ること。きょうばい。せり。(↔競り買い)
そうでないと、…
そうでないと、コンパイルエラーになります。
コンピュータバスの速度とドライブの速度は同程度のものを利用すべきで、そうでないとどちらかがボトルネックになります。
交替(する)
こうたい
交代
①前の人がゆずり、あとの人が受けつぐこと。
「議長の━・政権━・世代━」
②[交替]おたがいに かわりあうこと。
「昼夜三━・━要員・はさみを━で使う・━━」
生息
せいそく
動物が〕すむこと。
「━地」
そして、多くの国々では農業によって動物の生息地が破壊されているため、動物はすでに圧迫を受けているのであるが、事態はますますひどくなりうる。
北極熊は極地の氷原に住んでいるのだが、生息地を失い、絶滅するであろう。
翼
つばさ
①鳥の羽。
②飛行機の翼。
羽:はね
負う
おう
〔文〕運ぶために自分のせなかにのせる。せおう。 「荷を━」 ②ひきうける。自分のこととする。 「責任を━」 ③うしろにする。 「山を━」 ④自分のからだに受ける。 「きずを━」
見かけ / 見た目
見た目:外見
━は悪くない。━を気にする ○他人が見た目に映る姿や様子
見かけ(見掛け):見た印象・様子
人は━によらない。━は丈夫そうだが意外にもろい。━倒し ○外側からだけ見た様子
この料理は見た目/見かけはまずそうだが、実は美味しい。
どっと
①大ぜいが いっせいに〈声を立てる/拍手をする〉ようす。 「━笑う」 ②多くのものがいちどきに あらわれるようす。 「━おし寄せる・悲しみが━こみあげる」 ③音を立てて たおれるようす。 「大木が━たおれる」 ④急に病気になって ねるようす。 「━床につく」
講演者がそう言った途端、聴衆はどっと笑った。
群衆は公会堂からドッと出てきた。
虐待
ぎゃくたい
残酷にあつかうこと。
「動物━」
②→児童虐待。
窺う
うかがう
そっと様子を見る。 「顔色を━」 ②つかまえるために、様子を見て、待っている。ねらう。 「えものを━・機会を━」 ③手に入れるところまで近づく。 「敵の基地を━・過半数を━」 ④おしはかる。 「努力のほどが うかがわれる」 可能窺える
チャンスを窺う
顔色を窺う
曖昧
あいまい
どれ/何〉とも決められないで、はっきりしないようす。あやふや。 「━模糊・責任を━にする」 派生曖昧さ。 ・━ことば[(曖昧言葉)](名) →ぼかしことば
➖ な陳述をする。━に言葉を濁す。━模糊(もこ)。━宿 ○はっきりしないこと 〔常〕
〔注〕 「あいまい」は故意に実体をぼかすため対象がどういうものかはっきりつかみえないさま。「あやふや」は主体そのものが動揺して態度がはっきりしない、といった感じが伴う
階層
かいそう
〔社会を形づくっていると考えられる〕人々の いろいろな層。
「中産━」
②建物の階の上下の かさなり。
階層性
階層的関係
指導
しどう
①人を(一定の方向へ)教え みちびくこと。 「━員・━者・━的立場・━原理・〔登山路の〕━標」 ②役所が、命令の形を取らないでそうさせること。 「行政━」 ・━ようりょう[指導要領](名) →学習指導要領。 ・━ようろく[指導要録](名) 教師が、受け持ちの児童や生徒の学習・性格・健康などについて記録したもの。〔もと「学籍簿」と言った
指導教官
メルクマール
メルクマール(名)〔ド Merkmal〕
〔それを特徴づける〕目じるし。目標。
和辻は台風の有無を日本文化と中国文化を区別するメルクマールとした。
構想
こうそう
考えを筋道立てて組み立てること。また、その考え。
「文章の━・━を練る」
彼女が建設的な構想を持つ。
「第一哲学」という構想
観想
かんそう
心をしずめて、深く ものの本質を考え、ながめること。
「人生━」
観想的学問
断片
だんぺん
きれ(はし)。
・━てき[断片的](形動ダ)
きれぎれな ようす。
「━に話す」
ハードが断片化を起こしてるみたい。
このパズルには500の断片がある。
前代
ぜんだい
②以前の時代。
・☆☆━みもん[前代未聞](名)
あまりにもふつうとちがっていて、いままで聞いたことがないこと。
「━の大事故・━の快挙
普遍
ふへん
ふ へん[普遍](名・形動ダ) 〔文〕 ①広く行きわたること。すべてのものに通じて、あること。 「━化する〔=一般化する〕」 ②すべてのものに あてはまること。 「━性・━妥当的」 ・━だとうせい[普遍妥当性](名) 〘哲〙どんな場合に あてはめても通用するという性質。 ・☆☆━てき[普遍的](形動ダ) すべてのものに〈共通している/あてはまる〉ようす。 「━にみとめられる法則」
主として
しゅとして
彼は、主として、宇宙の起源と進化に興味を持っていた。
青銅器は主として銅と錫の合金で出来ている。
村人たちは主として漁業に従事している。
帰結
きけつ
りくつで行けば当然そうなる結果。
尾行(する)
びこう
相手に気づかれないようにあとから ついてゆくこと。
「犯人を━する」
…だけに、…
Aだけに、B。
Aだから、当然B。
京都(である)だけに、もちろん古い建物が多い。
彼は経験が豊富なだけに、あのようなピンチになっても慌てずに対応できた。
Aだから、もっと/さらにB。
彼と別れてしまった。彼と結婚できると思っていたからだけに、すごく悲しくなった。
彼女が見ているだけに、この試合は負けないぞ!
ないし
乃至
〔文〕 ①…から…まで。 「定員は二名━四名」 ②または。 「北━北東の風」
月に三ないし四回映画を見に行く。
バドミントン部はまともな部員が極端に少ないため、ほとんど廃部ないし休部状態だった。
ことさら
殊更
わざと。故意に。 「━(に)冷淡にする」 ②わざわざ。特別。 「━公表するまでもない」 ・━めか・す[(殊更めかす)](他五) わざとしたように見せかける。 自動殊更めく(五)
赤色信号又はこれに相当する信号を殊更に無視し、かつ、重大な交通の危険を生じさせる速度で自動車を運転し、よって人を死傷させた者も、同様とする。
〜からこそ
そして、だからこそ、ほぼ百年にわたって、従業員はだれでも雇用者のところに行って、現金による賃金支給を要求できるようになったのです。
だからこそ、車で行くなといったんですよ。
彼女には欠点があるからこそ僕は一層彼女が好きだ。
〜だけあって、〜だけのことはある
AだからやっぱりB
(褒める・関心する時によく使う)
毎日勉強しているだけあって、小テストはいつも満点だ。
あの人は美人なだけあって、よく告白されるらしい。
世界一のマジシャンと呼ばれるだけのことはある。人が出たり消えたり、ばらばらなったり、一体どうなっているのだろうか。
観戦(する)
かんせん
戦争・競技・勝負などの様子をみること。
「━記」
わな
罠
①鳥や けものを おびき寄せて つかまえるしかけ。
②人を おとしいれる計略。
「━にかける」
ここにドーピングというわなが持ち構えている。
〜以上(は)
いじょう
〜からには」と同じで「〜のだから当然…」という意味
お金を払って勉強する以上は、しっかり身につけたい。
出場が決まった以上、いい結果が出せるように頑張ろうと思う。
留学する以上(は)、日本語をペラペラ話せるようになりたい。(留学する前に)
留学した以上は、…(今日本にいる)
冤罪
えんざい
無実の つみ。ぬれぎぬ。
不正利用
ふせいりよう
財布を落した… カードを不正利用されるおそれがある。
究極
きゅうきょく
①ことがらをおし進められるだけおし進め〈ること/て、行き着くところ〉。 「━の目的・━的」 ②〔副詞的に〕結局。つまり。 ・究極するところ句 究極のところ。つまり。
人類の究極的運命はどうなるであろうか。
意見は究極的には感情によって決定されるのであって、理知によってではない。
私たちの究極の目標は世界平和を樹立することである。
劣等感
れっとうかん
自分が ほかの人より おとっていると感じて、みじめに思う気持ち。
「━に なやむ」
(↔優越感
あなたはだれにも劣等感を感じる理由はない。
彼には劣等感があるね。
彼はスポーツのおかげで劣等感が直った。
出奔(する)
しゅっ ぽん[出奔](名・自サ)
〔文〕その土地からにげて、行くえを くらますこと。
吟味
ぎんみ
①内容・品質などが〈正しい/十分に よい〉かどうか、確かめること。
「━した品物・ことばを━する」
②江戸時代、つかまえた容疑者を取り調べたこと
汝
なんじ[(×汝)・(×爾)]ナンヂ(代)
〔文〕おまえ。
・汝自身を知れ句
古代ギリシャのデルフォイのアポロ神殿にあった銘。ソクラテスが自分の座右の銘に使い、勉強の はげみにした。
はらだたしい
はらだたしい
しゃくにさわる状態だ。腹が立つ状態だ。
「━事件」
派生腹立たしげ。腹立たしさ。
車掌
しゃしょう
電車・バスなどで〕発車の あいず・車内の事務などを受け持つ乗務員
最寄り
もより
〔同類のものが あちこちにあるばあい〕自分の近く。手近。近所。
「━の駅・━品〔=近所の店で買いそろえる品。(↔買い回り品)〕」
最寄りの駅はどこにありますか。
貴社の最寄り駅を教えて下さい。
啓示
けいじ
人間の前に、神が真理をしめすこと。
「神の━を受ける」
自明
じめい
議論をしたり考えたりするまでもなく、はじめから はっきりしていること。
「━の理」
派生自明さ。
自明性
対決(する)
たい けつ[対決](名・自サ)
①(相争う両者が)向かいあい、どちらが〈まさっている/正しい〉かを決めること。
「両横綱の━」
②手ごわいものに立ち向かうこと。
「悪漢と━する」
〜からすれば、〜からしても
〜にしてみれば
人の後に「〜側」「〜立場」などの言葉を入れることが多い。
大きな事件が起こると、被害者のうちにもマスコミの取材が押し寄せるが、被害者の立場からすれば、これほど迷惑なことはない。
子供たちに夢を与えるという点からしてもこのイベントは続けていきたい。
いいものを丁寧に作り、それに見合った値段で買ってもらえれば、職人の側からしても満足できる。少し値段が高くても、品品物のいいものを買い、長く使えれば、消費者の側からしても経済的だ。
〜ば、それだけ…
〜ば〜ほど」とだいたい同じだが、「その変化に対応した分だけ結果が出る」という意識が強い。
毎日ちゃんと練習すれば、それだけ力もつく。
嘘をつけば、それだけ自分も苦しむことになる。
時間がたてば、それだけだけ言いにくくなるから、言うなら早いほうがいい。
持久
じ きゅう[持久](名・自サ) 長く もちこたえること。 「━力」 ・━せん[持久戦](名) ①〔戦争や試合などで〕短期決戦をさけ、時間をかけて敵の消耗を待つ戦法。 ②〔交渉などで〕ねばり強く相手の気持ちが変わるのを待つ作戦。 「━に持ちこむ」 ・━そう[持久走](名) 〔小学校などで〕〈中・長距離/ある程度長い時間〉走ること。
〜好き
〜ずき
日本人は清潔好きな国民です。
私の父は大の旅行ずきです。
我知らず
われしらず
〔文〕思わず。無意識に。
「━さけぶ」
ダフ屋
だふ や[ダフ屋](名)〔だふ=ふだ〕
〔俗〕チケットを買いこんで、持っていない客に高く売りつける者。
懲役
☆☆ちょう えき[懲役](名)
〘法〙刑務所に入れて一定の作業をさせる刑。
「━刑・━囚〔=受刑者〕」
興行
→こう ぎょう[興行](名・他サ)
料金を取って映画・演劇・すもうなどの もよおしものをすること。
「━師・一週間の━」
名詞を名詞に/として、動詞
中心、テーマ、対象、目的、目標
このクラスは山本さんを中心にしてよくまとまっている。
このアンケート調査は小学生の5、6年性を対象に行われた。
このイベントは地域の方の交流を目的として、年に四回開かれている。
撤去(する)
てっきょ
取り去ること。
「建物を━する」
彼は自転車を撤去することを提案した。
利子
り し[利子](名)
〘経〙貸したり あずけたりした おかね〔=元金〕に対して、決めた割合で しはらわれる おかね。利息。
「━がつく・━を生む」
(↔元金)
この貯金には三分の利子が付く。
この貸付金は高い利子をとられることになっている。
不如意
ふ にょい[不如意](名・形動ダ)〔=思うように ならない〕
〔文〕家計の状態が苦しいこと。
「手もと━」
あらゆる事が不如意だ。
幽霊
ゆう れい[幽霊](名)
①〔文〕死んだ人の たましい。亡霊。 ②死んだ人間などの霊が生前の姿になって あらわれるというもの。 「━屋敷」 ③実際はないのに、あるように見せかけたもの。 「━会社・━人口・━〔=実際には活動しない〕部員」 ・幽霊の正体見たり枯れ尾花句 こわいと思ったものも、正体がわかれば たいしたことはない。
随分
ずいぶん
ずい ぶん[(随分)] 一(副) ①程度が大きいと感じられるようす。 「━待たされた・━いい お天気になりました・家の中が━しずかだ」 ②多いと感じられるようす。 「━苦労をかさねた・まちがいが━ある」 ③〔古風〕じゅうぶん。 「━おたいせつに〔=別れの あいさつ〕」 ▽ずいぶんと。 二(形動ダ) ①程度が大きいと感じられるようすだ。 「━な努力をした・━な距離がある」 ②思いやりがない、仕打ちが ひどい、と感じられるようすだ。 「━なことを平気で言う・まあ、━だわ〔古風・女〕」
解明(する)
かいめい
〔不明な点を〕はっきりさせること。
脳には、解明されていない部分が数多くある。
〜ば〜ほど
勉強べんきょうすればするほど、日本語にほんごが上手じょうずになりますよ。
時間じかんが経たてば経たつほど、あの時ときもっと勉強べんきょうしておけばよかったと思おもう。
考かんがえれば考かんがえるほど、わからなくなる。
USBスティックは小ちいさければ小ちいさいほど良いいです。
ハードディスクの容量ようりょうは、大おおきければ大おおきいほど良いいです。
毎日まいにち、暇ひまなほうがいいです。暇ひまなら暇ひまなほどうれしいです。
身を置く
みをおく
その環境の中で生活する
日本語だけ使う環境に身を置く。
少年達の文化に身を置く必要があります。
退官後間もなく、官僚時代に設立を指導していた第一国立銀行(現:みずほ銀行)の頭取に就任し、以後は実業界に身を置く。
強いる
しいる
彼らは我々に服従を強いた。
年金生活者が厳しい生活を強いられているのは事実だ。
上司が部下に酒を強いる。
現に
げんに
(いま)実際に。
「━そう言ったじゃないか」
慌ただしい
あわただしい
〔急で/さしせまって〕せわしい。おちつかない。
「━一日・雲の動きが━」
派生慌ただしげ。慌ただしさ
飛行機の辺りで人の動きがあわただしかった。
トムは気難しい顔で、人々があわただしくドアから出て行くのを見ていた。
解散(する)
かいさん
①〔会合・遠足などが〕終わって、みんなが別れること。
②会社・団体などの組織を解くこと。
「劇団が━する」
③〘法〙〔衆議院で〕議員の資格を解いて、一時国会をとじること。
コリコン
ロリータ・コンプレックス (ロシア語: Лоликон - Lolikon, Lolicon) とは、幼女・少女への性的嗜好や恋愛感情のこと。略してロリコンともいう。ロリコンと略す場合は、幼女・少女への性的嗜好や恋愛感情を持つ者のことも指すことがある。
陣地
じんち
陣を かまえた場所。
敵の━を占領する。味方の━を死守する。砲兵━ ○戦いに備え軍隊を配置してある所
退場(する)
たいじょう
①その場を しりぞくこと。(↔登場)
②会場を出ること。(↔入場)
待ち構える
まちかまえる
準備をして、相手を待つ。待ちもうける
チャンスを━ ○用意して今か今かと待つ 〔常〕 ⇒送迎 784a
相手[チャンス]を━ ○支度をして待つ 〔常〕 ⇒用意 43
家に帰ってみるとびっくりするようなことが私を待ちかまえていた。
私は最後のチャンスを待ち構えた。
彼はうつ伏せになって侵入者を待ちかまえた。
旧態依然
きゅうたいいぜん
やり方が━としている ○昔のままで発展がないさま
今か今かと
いまかいまかと
我々は彼が来るのを今か今かと待っていた。
私は彼が来るのを今か今かと待っている。
増し
まし
①ますこと。 「二割━」 ②満足ではないが、ほかと くらべて よいこと。 「行かないほうが━だ」 表記②は、ふつう仮名書きにする。
紳士
しんし
しん し[紳士](名) ①上品で礼儀正しい男の人(を尊敬して言うことば)。ジェントルマン。(↔淑女) ②男性。男。 「━服・━用化粧室」 (↔婦人) ・━きょうてい[紳士協定](名) ①相手を信用して取り決めた、非公式の国際協定。 ②非公式の協定。紳士協約。 ・━てき[紳士的](形動ダ) ①〔紳士らしく〕上品で礼儀正しいようす。 ②道義を重んじるようす。 ・━ろく[紳士録](名) 地位・財産のある人々の経歴・住所などを書いた名簿。
ややこしい
複雑だから、めんどうくさい。
こみいっていて、めんどうだ。ややっこしい。
派生ややこしげ。ややこしさ
そのややこしい説明では私は訳がわからなくなってしまった。
あの5人の関係は、ややこしい。
依存症
いぞんしょう
━しょう[依存症](名)
〘医〙ものや人にたよりきって、それなしでは いられなくなる状態。いぞんしょう。
「アルコール━・ネット━」
可決(する)
かけつ
よいと みとめて議案を通すこと。
「議案を━する」
(↔否決)
人一倍
ひといちばい
ほかの人の倍ほどであるようす。
「━の努力・━好奇心が強い」
食い違う
くいちがう
①たがいに交差〈する/して うまく あわなくなる〉。
②へだたりがある。一致しない状態になる。
「主張が━」
名食い違い。
交々
こもごも
①〔文〕入れかわり立ちかわり。かわる がわる。 「悲喜━〔→:「悲喜」の句〕・━語る」 ②〔俗〕正反対のものが入りまじったようす。 「賛否━の意見」 表記「▽交〻」とも書いた。
…と交々言った。
どんより(する)
①重苦しく くもっているようす。 「━(と)した空」 ②目つきが暗く、ぼんやりしたようす。 「━(と)した目」 ③にごって新鮮でないようす。 「━(と)よどんだ空気
梅雨らしく空はどんよりしている。
外はどんよりしている。
行き来
いきき、ゆきき
①行ったり来たりすること。
②つきあい。
▽ゆきき。
私たちはとっても仲良しでお互いの家をよく行き来する仲でした。
好きなように行き来していいですよ。
…自動車のゆききも人のゆききも絶えた。
雨滴
うてき
〔文〕
①雨の〈つぶ/しずく〉。
②あまだれ
思い至る
おもいいたる
思い続けた末に、そのことに気づく。
「事件の重大さに━とき…」
〜ことに思い至った。
説教
せっきょう
①〘宗〙宗門の教理を といて聞かせること。 ②かたくるしい教訓・忠告(を、くどくどと のべること)。説法。 「お━」 ・━ごうとう[説教強盗](名)〔=昭和初期、おし入った家の人に「戸じまりが悪い」などと説教した強盗〕 相手のせいにしながら、ひどいことをする者のたとえ。 「━のような理屈」
根性
こんじょう
①(身についた)性質。心の持ち方。〔多く、悪い意味に使う〕
「━が悪い・━のくさった やつ・島国━」
②やり通そうとする心。精神。
「━のある男・ど━〔俗〕
あわせて
合わせて (連語)
全部で。合計して。
「〔柔道で〕『技あり』二度で、━一本」
ひっくり返す
引っ繰り返す
レコードが終わりました。反対側にひっくり返しなさい。
その猫は魚を食べようと魚の入った缶をひっくり返した。
外はバケツをひっくり返したような雨です。
息抜き
いきぬき
休息して、緊張をやわらげ、また、つかれをとること。
生得
しょうとく
〔文〕うまれつき。せいとく。
「━の才」
生得観念
助け舟
たすけぶね
①すくいの船。
②困っているときに力を貸すこと。
「━を出す」
つこり
積もり
①[(:心算)]自分がしようと思っている予定。
「行く━だ・〔相手を問いつめて〕どうする━だ」
②実際は ともかく、自分としては そう〈している/である〉ような気持ち。
「親切の━で言った・━貯金〔=おかねを使ったつもりでする貯金
何度聞かれても、あなたに教えるつもりはありません。お帰りください。
健康には十分注意しているつもりだったが、健康診断で問題が見つかった。
死んだつもりで一所懸命働けば、それくらいの借金は一年で返せる。
俯瞰(する)
ふかん
①見おろすこと。
「━図〔=鳥瞰図〕・━撮影」
②ある視点から全体を見わたすこと。
「文化的観点で人類の歴史を━する
又もや
またもや
〔期待していなかったときに〕ふたたびかさねて。
判子の文字が「阪」だったのは、またもや『説文解字』のせいである。
判子
はんこ
①名前をほって、本人であることの しるしとして書類などに おすもの。 「承諾の━をおす」 ②「はんこ①」をおすこと。押印。なつ(捺)印。 「━(を)お願いします」 ③「はんこ①」をおしたあとの しるし。印影。 「上司の━をもらう〔=文書に おしてもらう〕」 ▽判
腐る
くさ・る 一[腐る](自五) ①長くほうっておいたために、食べ物などが くさくなって食べられない状態に変わる。 「━ほどある〔=ありすぎるほどある〕」 ②死体や、からだの組織などが、くずれる。 ③〔雨や湿気などに当たった〕材木・鉄などが、(さびて)ぼろぼろになる。 ④堕落して救われない状態になる。 「腐った根性」 ⑤〔俗〕やろうとする意気ごみをなくす。 「そう━な」 二 [くさる](接尾)〔自他五をつくる〕〔俗〕ののしる気持ちをあらわすことば。 「いばり━・何を言い━」 ・腐っても たい(鯛)句 すぐれたものは、だめになったばあいでも、まだ それなりの ねうちがある。
不可
ふか
①よくないこと。また、できないこと。
「可もなく━もなし〔→:「可」の句〕・払い戻し━」
(↔可)
②試験の成績などの、不合格の評点。
和算
わさん
〘数〙江戸時代に日本で発達した、独特の数学。
多かれ少なかれ
おおかれすくなかれ
彼らは多かれ少なかれその知らせに驚いた。
私たちは多かれ少なかれ利己的である。
詳細な点を除けば、
しょうさいなてんをのぞけば
詳細な点を除けば、彼の思想に大きな変更はない。
一括
いっかつ
ひとまとめ。一つに くくること。
「法案を━上程する」
料理用具を一括して買いたい。
それらの議題は一括して取り上げられた。
物はすべて一括して買うとやすい。
似通う
にかよう
おたがいによく似る。
「似通った問題」
名似通い。
先入観
せんにゅうかん
前から頭の中に〈でき/はいっ〉ている、固定的な観念。先入観念。先入見。先入主。
「━に とらわれる
肉は桃色をしているといったことについてのすべての慨世観念や先入観。
そういうの、先入観っていうんだよっ!体験したこと無いのに、決め付けるのはよくないっ!
渡航(する)
とこう
船・飛行機に乗って海を わたること。渡海。
「海外━」
離脱(する)
りだつ
属していたものから はなれること。
「戦線━・国籍を━する・━症状〔=禁断症状〕」
既成
きせい
すでに できあがっていること。
「━事実・━概念にとらわれず」
既成の見解
奴隷
どれい
アメリカの植民地に連れて来られた奴隷たち。
かつてアメリカにはたくさんの奴隷がいた。
人間は習慣の奴隷である。
根源・根元
こんげん
おおもと。根本。
「悪の━を断つ・━的な問題」
両国の長い紛争の━を探る。社会悪の━を絶つ〈根元〉
家庭愛に愛国精神の根源がある。
人を嫌うのは言うまでもなく、人を信頼できないことが、人間の苦しみの根源だ。
災い
わざわい
〈悪い/不幸な〉できごと。災難。 「口は━の もと」 ・災いを転じて福となす句 悪いことに出あっても、それをきっかけに努力して うまくいくようにする。転禍為福。 ・━・する[災いする](自サ) 〔…のために〕悪い結果をまねく。 「彼の無計画が、のちのち━」
よりによって
よりに(も)よって[(▽選りに(も)▽選って)](副)
えらびにえらんだ すえ。えりにえって。〔「わざわざ それをえらばなくてもいいのに」という気持ちをあらわす〕
よりによってこんなところで君に会うなんて。
よりによって相手がノーマークのスーちゃんなんて。
よりによって何でジョンなんかと結婚したんだい。
あたかも
あたかも[(×恰も)](副) ①ほんとうは そうでないのに、そのように見えるようす。 「━戦場のような光景・━事実であるかのように報道する」 ②似た例で言えば。ちょうど。 「会話の指導が必要なのは、━作文の指導が必要なのと同じだ」 ③〔時期が〕ちょうど。 「時━幕末のころ」 ▽あだかも。 ・あたかもよ(好)し句 〔文〕ちょうど よいことには。
あたかも永遠を傷つけることがないかのごとく暇をつぶしているが・・・。
大学時代を振り返ってみるとあたかも1世紀前の事のように思える。
彼らはあたかも蟻のように働いた。
筆致
ひっ ち[筆致](名)
〔文〕文字・文章・絵の書きぶり。
「軽妙な━」
彼女はその事件を生き生きとした筆致で描写した。
お世辞
おせじ
「せじ」の美化語。
「━にも〔=おせじの つもりで言おうとしてさえ〕うまいとは言えない
お世辞を言うことはうそをつくことである。
彼のお世辞にはだれものらない。
お世辞には気をつけよう。
子犬
こいぬ
小犬と遊ぶのはとても楽しい。
小犬と遊ぶのはとても楽しい。
彼女の多くの子犬たちは毎日庭で走り回る。
幻獣
げんじゅう
神話、伝説、宗教、芸術などにおける空想上の怪物。
獣
けもの
毛の はえている四本足の動物。哺乳類。けだもの。 ・━へん[(獣偏)](名) 漢字の部首の一つ。「独」 「犯」などの、左がわの「」の部分。〔犬をかたどったもの。上が頭、左が あし、下が しっぽ〕 ・━みち[獣道](名) 山の中をシカ・イノシシなどの けものが何度も通るうちにできた、細い道。
押し並べて
おしなべて
①すべて同じように。一様に。
「━よい」
②ふつうに。
今年のポマトの生育はおしなべて良好です。
劇の批評はおしなべて好評だった。
改宗(する)
かいしゅう
宗旨を かえること。
プロテスタントからカトリックに改宗した。
揚げ足
あげ あし[揚げ足](名)〔=宙にうきあがった足〕
ことばじり。
・☆☆揚げ足をとる句
人の言った ことばのはしを たねとして、悪く言う。
引き下がる
ひきさがる
その場から離れる、諦める。
①しりぞく。
「負けて すごすごと━」
②主張を取り下げる。
反論もできず、ただ黙って引き下がるしかない。
〜ものの、〜とはいうものの
「〜けれども/〜とはいうけれど」
大学を卒業したものの、仕事が見つからない。
あの店は値段は安いものの、サービスが悪い。
入社試験の筆記試験は簡単なものの、面接は難しい。
決まって
きまって
いつも
(くり返して)かならず。
「━遅刻する」
繁華
はんか
人通りが多く にぎやかなこと。
「━街」
派生繁華さ。
冷える
ひえる
①つめたく〈なる/感じる〉。 「熱した鉄が━・冷えたビール」 ②寒く〈なる/感じる〉。 「急に冷えてきましたね」 ③熱意・愛情・友好関係などが うすれる。 「冷えた関係」 ④景気が低迷する。 「消費が━」
言い分
いいぶん
文句
〔不満・主張・答弁などの形で〕のべる ことがら。
「相手の━を聞く・何か━〔=不平や文句〕があるか」
もっとも
尤も
もっとも[(×尤も)] 一 (形動ダ)道理に かなうようす。 「━千万・━な意見・ご━です」 二 (接)あとから例外などを おぎなうときの ことば。ただし。 「成績は二番だった。━、受験したのはふたりだったが」 ・━らし・い[(×尤もらしい)](形) ①りくつに あっているようす。 「━りくつをならべる」 ②もっともな理由がある、といったようすだ。 「━顔つき」 派生尤もらしげ。尤もらしさ。
AもAなら、BもBだ
(人・動物だけ) AもBも両方悪い。
そんなつまらない理由で別れるなんて、君も君なら、彼も彼だ。
そんなルールを守るなんて、社長も社長なら、社員も社員だ。
そんなお金をあげる方もあげる方なら、もらう方ももらう方だ。
人の家の前で用を足すなんて、犬も犬なら、飼う主も飼う主だ。
十全
十全
手おちがまったくないようす。万全。
「━の対策」
正当
せいとう
←せい とう[正当](名・形動ダ) 正しくて道理にあうこと。 「━な理由・━づける」 (↔不当) 派生正当さ。 →:しょうとう(正当)。 ・━か[正当化](名・他サ) 〔好ましくないものを〕正当に見せたり、りくつをつけたりすること。 「自分のおこないを━する」 ・☆☆━ぼうえい[正当防衛](名) 〘法〙急に不正な乱暴を加えられたとき、〈自分/他人〉を守るために、やむを得ず相手に害を加える行為。罪に ならない。
一口
ひとくち
ひと くち[一口](名) ①口を一度動かすこと。 「━で かみ切った」 ②口の中に一度入れる〈こと/くらいの大きさ〉。 「━では食べきれない・━カツ・肉は━くらいに切る」 ③すこし飲み食いすること。 「どうぞ━」 ④簡単にまとめること。 「━に言えば・━に〔=簡単に〕大学生と言っても・━メモ」 ⑤寄付・申しこみなどの単位。 「━五千円」 ⑥ひとり分のわけまえ・わりあて。 「━乗らないか」 ・━ばなし[一口話](名) 短い(おもしろい)話。
薄味
うすあじ
うすくつけた味。
京料理は薄味と誰もが言う。
京都の料理は実は薄味ではない。
帯びる
お・びる[帯びる](他上一) ①[×佩びる]腰に〈巻きつける/さげる〉。 「剣を━」 ②〔身につけて〕持つ。 「使命を━」 ③おもてに あらわす。 「酒気を━・殺気を━」 ④感じさせる。 「赤みを━・哀調を━」
普遍性と必然性を帯びている。
極秘
ごくひ
ぜったいに秘密であること。
「━(の うち)におこなう・━公電」
臨機
りんき
その場に〈のぞむ/のぞんで適当に処置する〉こと。 「━の処置・━に対応する」 ・☆☆━おうへん[臨機応変](名) ばあいにのぞみ、変化に応じて、適当に処置すること。 派生臨機応変さ。
━の処置を講じる。━応変 ○その時に応じて何かをすること
彼は臨機応変の処置を取った。
何か実際に起これば、私は臨機応変にやるだけだ。
決まり
きまり
きまり[決まり・▽極まり](名) ①どうするか決まること。結論が出ること。 「これで話は━だ」 ②決めたもの。規定。 「━に したがう・いくらという━はない」 ③おさまり。決着。 「過去のことに━をつける」 ④整理。秩序。 「家の中の━がつかない」 ⑤いつもそうすることに決まっていることがら。 「毎朝散歩するのが━だ」 ・きまりが悪い句 かっこうが つかなくて、なんだか はずかしく、おちつかない気持ちだ。間が悪い。きまり悪い。 ・━きっ た[決まり切った](連語) ①当然の。 ②いつもと同じやり方で新しみがない。 ・━て[決まり手](名) 〔すもうで〕勝負が決まったときのわざ。俗に四十八手というが、八十二手ある。 ・━もんく[決まり文句](名) その場面でいつも言う同じ文句。 ・━わる・い[きまり悪い](形) →きまりが悪い句。 派生きまり悪がる。きまり悪げ。きまり悪さ。
〜にしても、それにしても
〜は理解できるのだが、…」
一応認めた上で…それでも
それにしても、何とか言ってきそうなものだ。
➖暖冬で野菜がよく育つらしい。
➖それにしても安いね。
➖田中さん、毎日八時間勉強してたんだって。
➖それにしても、あの難関校によく合格したね。
初めての仕事でまだ慣れていないにしても、こう間違ってばかりいちゃ、困るね。
〜ところで、〜って
って」(話し言葉)
〜でも意味がない/効果がない/無駄だ」という意味の文が続いて
今頃になってにわか勉強したところで、合格できるわけがないだろう。
いくら叫んだって、誰も来ないよ。ここは無人島なんだから。
あの人はモテるから、告白したところでOKしてくれないだろう。
早めに目覚ましをかけたって、無意識に止めてしまえば遅刻する。
汗牛充棟
かんぎゅう じゅうとう[汗牛充棟]
(名)〔=牛があせをかくほど重く、棟木までも届く量がある〕
〔文〕家の中に本が ひじょうに多いこと。
頑固
がん こ[頑固](形動ダ)
①自分が こうだと思ったことを変えないようす。かたくな。 「━一徹」 ②しつこくて、取り除けないようす。 「━な水虫・━なよごれ」 派生頑固さ。
論究
ろんきゅう
〔文〕ものごとの筋道を考えきわめること。
「社会問題について━する」
国家の起源について━する ○道理を論じ究めること
不況
ふきょう
〘経〙景気が悪いこと。
「━対策」
(↔好況)
せいぜい
精々
①それ以上はないことをあらわす。多く見積もって。たかだか。関の山。 「集まったとしても━(で)四、五人だろう・まじめに言っても笑われるのが━だ」 ②〔あまり結果を期待しないが〕できるだけ。 「ま、━がんばってくれ」 ③〔古風〕じゅうぶんに。 「━がんばってください
彼は━二十歳ぐらいだ。会に集まる人は━五、六人だろう ○多く見積もっても
慣用表現:
せいぜい楽しんで行ってください/来てください
せいぜい頑張ってください。
手品
てじな
①(ハンカチ・トランプなど、小さな品物を使って)ふしぎなことが起こったように見せる芸。→:奇術・魔術②。
②人をまどわす手段。
私はこの手品のトリックに気がついた。
ぼくは手品を熱心に研究している。
私たちは彼の手品の実演に感嘆した。
肩を持つ
かたをもつ
味方になる…
兄と妹がけんかをすると、母はいつも妹の━ ○ひいきする
何よ!またその子の肩を持つ気!?
頭をひねる
頭を捻る
よく考える…
交通安全の標語に━ ○納得のゆく考えが浮かばず、あれこれと考える。疑問を感じて納得しかねるさま
〜くせに
「〜のに」という意味の口語表現。非難、軽べつの態度を表す。
子供のくせに、生意気なことを言うな。
彼は新人のくせに、態度がでかい。
彼は金持ちのくせに乞食のような生活をしている。
新米のくせに大きな顔をするな。
生意気
なまいき
身分や知識がないのに、また年が若いのに、出すぎる〈こと/人〉。
「━なことを言う・小━」
派生生意気さ。
これ以上生意気言うとたたくぞ。
私の前で生意気な口をきくんじゃないぞ、さもないと痛い目にあうからな。
子供のくせに、生意気なことを言うな。
小話
こばなし
短い、笑い話。
かんかん
かん かん 一(副) 金属をたたいたり、かたいものがぶつかったりして出る、ひびく音。 「━と鐘が鳴る」 二(副・形動ダ) ①日光が強く照りつけるようす。 ②火が勢いよく おこるようす。 「炭が━におこっている」 ③はげしくおこるようす。 「━になっておこる」 三(名)〔古風・児〕 ①かみの毛。 ②かんざし。 ・━でり[かんかん照り](名) 夏、太陽が強く照りつけること。 「朝から━だ」 ・━ぼう[カンカン帽](名) むぎわらをかたく編んで作った、夏用の帽子。たけの低い円筒のまわりに、つばがついた形。カンカン帽子。〔もと、男性用〕
よほど、よっぽど
余程
程度を強調する言葉。本当に
正社員よりアルバイトのほうがよっぽどしっかりしている。
彼女は昨日失恋して、今日学校を休んだ。よほど傷ついたのだろう。
文法が難しくて、日本語をよっぽど諦めようと思ったがまだ何とか続けている。
縁起
えんぎ
えん ぎ[縁起](名) ①〘仏〙いっさいの ものごとの起源。由来。 ②神社や寺の できた事情(を書いた文書)。 ③吉凶の前兆。前ぶれ。さいさき。 「━がいい〔=いいことが起こりそうな前ぶれだ〕」 ・縁起でもない句 さいさきが悪い。とんでもない。 ・縁起を祝う句 いいことが起こるように、縁起をかつぐ。 「縁起を祝って、かざりものの熊手を買う」 ・縁起を担ぐ句 ①いいことが起こるように、特別のことをする。例、試験に「勝つ」ために、「豚カツ」を食べる。 ②縁起がいいか悪いかを気にして行動する。 「やたら━おばあさん」 ・━なおし[縁起直し]–ナホシ(名・自サ) 縁起の悪いことを、よくなるように なおすための まじない。げんなおし。 ・━もの[縁起物](名) ①縁起を祝って かざる品物。 「正月の━」 ②神社や寺にお参りする人を あてこんで売るもの。
孵化
ふか
〔文〕たまごが かえること。たまごを かえすこと。
「━器・人工━」
4月に孵化した雛も5ヶ月になった。身体の大きさは親鳥とほぼ同じ、オス鳥のとさかが少し小さいぐらいか。
孵化後まもないヒナは、産毛が濡れていますが、2時間もすると乾いてフワフワになります。
卵から孵化したてのメダカにはどのようなえさをあげればよろしいでしょうか?