完成⑤:DNA複製と細胞周期 Flashcards
高等哺乳類のゲノムのおおkな割合を占めるのは何?
トランスポゾン
*ヒトでは転写ー逆転写を経て転移するものが多い。
トランスポゾンは誰が発見した?
McClintockがトウモロコシから発見した。
ヒストンは( )性タンパク質であり、
DNAと結合する。
ヒストンは多くの( )と( )を含む。
DNA:酸性(陰イオン)
ヒストン:塩基性(陽イオン)
ヒストンは多くのアルギニンとリシンを含む。
ミトコンドリアDNA異常症の遺伝形式は?
母性遺伝
*ミトコンドリアDNAは母からのみ継承される。
紫外線による特徴的なDNA損傷パターンは?
チミンダイマー
電力放射線(X線、γ線)に特徴的なDNA損傷は?
2本鎖切断
RT-PCRに必要だが通常のPCRに必要ないのは?
逆転写酵素
*RT-PCRに必要なのは 逆転写酵素 プライマー Taqポリメラーゼ デオキシヌクレオチド三リン酸
多型性の大きい塩基配列の代表を2つ。
⒈ マイクロサテライト(反復配列で個体差がある)
⒉ 主要組織適合抗原遺伝子複合体
相同組換えの実例は?2つ ー交差 ーテロメアの複製 ー肺炎球菌の形質転換 ーレトロウイルスの複製 ーλファージの溶原化
ー交差
ー肺炎球菌の形質転換
相同組換えの本来の意義は?
DNAを修復すること。
*相同組換えは、本来は2本鎖DNA切断に対する
修復機構である。高等多細胞生物は2倍体になり、
相同組換えの酵素が交叉にも使用されるようになり、
遺伝的多様性を増加させるのに貢献した。
部位特異的組換えの実例を3つ
⒈ トランスポゾンの組込み
⒉ 免疫反応グロブリン遺伝子の再構成
⒊ サルモネラ菌の鞭毛抗原性の変換
細胞におけるDNA複製について。
2重らせんをほぐす酵素は?
DNAヘリカーゼ
細胞におけるDNA複製について。
DNAの1本鎖を切断することで立体構造の歪みを修正する酵素は?
DNAトポイソメラーゼI
細胞におけるDNA複製について。
DNAの2本鎖を切断することで立体構造の歪みを修正する酵素は?
DNAトポイソメラーゼII
細胞におけるDNA複製について。
ラギング鎖の複製に先立って合成される短いRNA断片は?
プライマー
細胞におけるDNA複製について。
ラギング鎖の複製で合成される短いDNA断片は?
岡崎フラグメント
細胞におけるDNA複製について。
プライマーの断片を合成する酵素は?
プライマーゼ
細胞におけるDNA複製について。
プライマーを分解する酵素は?
RNaseH
細胞におけるDNA複製について。
岡崎フラグメントの断片を結合する酵素は?
DNAリガーゼ
細胞におけるDNA複製について。
真核生物のDNA末端は?
テロメア
細胞におけるDNA複製について。
テロメアの末端は完全に複製されないが、
これを複製する酵素は?
テロメラーゼ
細胞におけるDNA複製について。
逆転写酵素はに由来する酵素は?
テロメラーゼ
*テロメラーゼは分子内にRNAを持っていて、
これを鋳型としてテロメアを合成する。
RNAを鋳型としてDNAを合成するので、一種の逆転写酵素でもある。
動物細胞における核酸代謝について。
主にrRNAの合成を行うのは?
RNAポリメラーゼI
動物細胞における核酸代謝について。
主にmRNAの合成を行うのは?
RNAポリメラーゼII
動物細胞における核酸代謝について。
主にtRNAの合成を行うのは?
RNAポリメラーゼIII
動物細胞における核酸代謝について。
リーディング鎖の複製を行うのは?
DNAポリメラーゼ
動物細胞における核酸代謝について。
ラギング鎖の複製を行うのは?
DNAポリメラーゼ
動物細胞における核酸代謝について。
DNA複製の際の校正機能を担うのは?
DNAエキソヌクレアーゼ
*校正機能は、間違えた塩基を除去することで行われる。
核酸を末端から切断(分解)する酵素をエキソヌクレアーゼという。
動物細胞における核酸代謝について。
DNAを鋳型としてDNAの合成を行うのは?
DNAポリメラーゼ
動物細胞における核酸代謝について。
DNAを鋳型としてRNAの合成を行うのは?
(3つ)
⒈ RNAポリメラーゼI
⒉ RNAポリメラーゼII
⒊ RNAポリメラーゼIII
動物細胞における核酸代謝について。
RNAを鋳型としてDNAの合成を行うのは?
テロメラーゼ
核酸を末端から切断(分解)する酵素を何という?
エキソヌクレアーゼ
組織の増殖の種類を3つ
1)生理的再生系
2)条件再生系
3)非再生系
ヒストンとは、真核生物のヌクレオソーム構造を
構成しているタンパク質で、( )量体である。
ヒストンに多く含まれるアミノ酸は何か?
8量体
リシン
アルギニン
*ヒストンは強い塩基性のタンパク質であり、
酸性のDNAとの高い親和性を示す。
クロマチン構造が
最蜜になる時と最疎の時を何という?
またそれらはいつ?
最蜜(ヘテロクロマチン):M期→染まる
最疎(ゆークロマチン):間期→染まらない
ヒストンに巻きついてる部分は、
ヘテロクロマチン領域であり、
( )が結合できないので転写されない。
RNAポリメラーゼ
*→Epi Genetics
原核生物のDNAは環状で
DNA複製は1箇所の( )から始まる。
その部分の塩基の特徴は( )である。
複製開始点(Ori) AT rich(ほぐれなきゃいけないから)
DNAの2次構造はRNAと異なり、2重らせん構造をとる。
2重らせん構造には通常の( )型DNA以外に、
立体構造が少しずつ異なるA型DNAやZ型DNAもある。
B型DNA
B型DNAや、A型DNA、Z型DNAは互いに
( )や( )の深さが異なる。
主溝(major groove)
副溝(minor groove)
ヒストン以外のクロマチン構造をに関与するタンパク質のことを何という?
ノンヒストンタンパク質
major grooveでは、
DNA構成塩基とタンパク質のアミノ酸側鎖との間で形成される
( )の数が多く、minor grooveでは少ない。
水素結合
制限酵素や転写因子では
主にmajor grooveを介した結合が多い理由は?
タンパク質がDNAの塩基配列を認識することが可能であり、
制限酵素や転写因子は特定の塩基配列を認識するタンパク質を利用している。
DNAポリメラーゼやノンヒストンタンパク質では
minor grooveを介した結合が多く見られた理由は?
DNAポリメラーゼやノンヒストンタンパク質は
広範囲の塩基配列に結合して機能を発揮するから。
ある生物の全遺伝情報の1セットを( )という。
遺伝情報はDNAの4種類の塩基の塩基配列として記録されている。
ゲノム
ゲノムDNAのうち、タンパク質をコードするなどの機能を有する部分を( )というが、
その割合はヒトを含む高等哺乳類では小さいことがわかっている。
遺伝子
DNAはヒストンに巻きついて染色体構造をを形成し、 コンパクトにパッキングされて核に収容されている。 ヒトは( )対( )本の染色体を持つから、 ヒトゲノムは体細胞に( )コピー存在することになり、 ヒトゲノムは( )対( )本の染色体の全塩基配列であると定義することもできる。
ヒトは(2)対(46)本の染色体を持つから、
ヒトゲノムは体細胞に(2)コピー存在することになり、
ヒトゲノムは(1)対(23)本の染色体の全塩基配列であると定義することもできる。
セントラルドグマとは?
DNAの塩基配列の形で記録された遺伝情報が、 RNAの塩基配列として転写されて、 最終的にタンパク質のアミノ酸配列として翻訳される。 DNAの遺伝情報gこの順に一方通行で流れるというのが 古典的なセントラルドグマの内容である。
セントラルドグマに反する事例は?
レトロウイルスがゲノムRNAをDNAに逆転写することがあげられる。レトロウイルスはRNAを鋳型としてDNAを合成する逆転写酵素を持つのでこの反応が可能になっている。
高等哺乳類のゲノムに多数存在する( )は
逆転写酵素を会して染色体上を移動する。
レトロトランスポゾン
RNAを鋳型にDNAを合成する酵素であり、
逆転写酵素の変形したものだと考えれれているのは何か?
テロメラーゼ
長大なDNA分子が核内に収容されることを
可能にするメカニズムは何か?
細胞内のDNAはヒストンに巻きついてコンパクトな
ヌクレオソーム構造をとっている。
ヌクレオソーム構造がさらにコンパクトにパッキングされ、
核内に収容可能な大きさになる。
ヌクレオソーム構造がほぐされた状態において起こる現象は、
ヒストンのある部分の修飾により規定される。
その修飾とは?
ヌクレオソーム構造がほぐされるための主な修飾は、
ヒストンのリシン側鎖のアセチル化である。
テロメアとセントロメアの違いは?
テロメア:染色体の末端に存在する反復配列
染色体末端を保護する。
セントロメア:染色体の中央付近で携帯的にくびれた部分
微小管結合領域を含む。
細胞周期は( )と総称されるタンパク質ファミリーと
( )と総称されるプロテインキナーゼファミリーとの複合体に調節されている。
サイクリン
サイクリン依存性キナーゼ
( )複合体は、標的タンパク質をリン酸化してその機能を調節し、担当する細胞周期の新興に必要な変化を起こす。
サイクリンーサイクリン依存性キナーゼ
( )複合体は、M期の前期、前中期に起こる変化を引き起こし、このためM期促進因子とも呼ばれる。
サイクリンBーサイクリン依存性キナーゼ1
サイクリンBーサイクリン依存性キナーゼ1複合体が作用すると染色体が凝集し、核膜を形成する中間径線維である( )がリン酸化されて崩壊し、核膜が崩壊する。
ラミン
細胞を染色して光学顕微鏡で観察する場合、
染色体がが観察されるのは( )期のみである。
M
*M期には染色体が最も高度に凝集しており、色素の密度が高くなるから。
DNAは1953年にワトソン•クリックらにより構造が解明された。
2本の鎖が直径( )nmのはしご状となり、
( )nmで1回転し、その中に10個の塩基対が含まれる二重らせん構造をしている。
- 0
3. 4
細胞周期を動かすことに関与する酵素は次のうちどれ? ①イソメラーゼ ②トランスフェラーゼ ③リパーゼ ④ヌクレアーゼ ⑤キナーゼ
⑤キナーゼ
*細胞周期はタンパク質のリン酸化•脱リン酸化で制御されているから、この中で関連するのはキナーゼである。
ラギング鎖において、
2本鎖を形成するのはプライマー(RNA)であるが、
それを合成するのは( )で、
それを分解するのは( )である。
RNAプライマーゼ
RNaseH