完成①:細胞の構造と機能 Flashcards
細胞外マトリックスとは細胞が合成•分泌し、
細胞外に蓄積された生体高分子の複雑な会合体で
( )組織で発達していて、
基質と線維とに分類できる。
結合組織
細胞外マトリックスにおいて。
基質(ground substance)は主に( )であり、
それは親水性であるので細胞外マトリックスに水分子を維持する働きがある。
グリコサミノグリカン(GAG)
*GAGは大別して ヒアルロン酸 コンドロイチン硫酸 デルマタン硫酸 ヘパリン へパラン硫酸 ケラタン硫酸がある。
細胞外マトリックスは基質と線維にわけられ、
主な基質はグリコサミノグリカン(GAG)で、
ヒアルロン酸以外のGAGは( )と呼ばれるポリペプチドと結合するすることがあり、
この複合体を( )という。
コアタンパク質
プロテオグリカン:コアタンパク質+ヒアルロン酸以外のGAG
*プロテオグリカンのコアタンパク質部分はヒアルロン酸に結合して大規模な網目状構造を作る。
グリコサミノグリカンとプロテオグリカンとを合わせて
何という?
ムコ多糖
*関節空に特に多く存在し、
円滑作用を発揮している。
細胞外マトリックスにおいて、
3種類の基質とは?
⒈ グリコサミノグリカン
⒉ プロテオグリカン
⒊ 機能性糖タンパク質
細胞外マトリックスにおいて、
3種類の線維とは?
⒈ 膠原線維(コウゲン)……コラーゲンの集合体
⒉ 細網線維(サイモウ)……Ⅲ型コラーゲンの集合体
⒊ 弾性線維……エラスチン+フィブリリン
合成されたコラーゲンは
どのようにして3重らせんの線維を作る?
合成されたコラーゲンはプロリン残基がヒドロキシ化されて、
このヒドロキシ基を介して頑丈な3重らせんの線維を作る。
プロリンのヒドロキシ化には補酵素としてビタミンCが必須。
ビタミンCの欠乏症は
なぜ( )になる?
壊血病
ビタミンCの欠乏症ではコラーゲンが
脆弱化(ゼイジャク)して結合組織がもろくなる。
赤血球の破裂を何という?
溶血
細胞骨格は細い順に
⒈ アクチン線維
⒉ 中間径線維
⒊ 微小管
それぞれの径は?
⒈ アクチン線維…8nm
⒉ 中間径線維……10nm
⒊ 微小管…………25nm
心筋は骨格筋とは違って単核の細胞だが、
心筋で発達している細胞接着装置は?(2つ)
デスモゾーム
ギャップジャンクション
上皮組織の結合を上から下への順に5つ。
⒈ 密着結合 ⒉ 接着結合 ⒊ デスモゾーム ⒋ ギャップジャンクション ⒌ ヘミデスモゾーム
密着結合(tight junction)を形成するタンパク質は?
2つ
クローディン
オクルーディン
密着結合の意義は?
密着結合で結合された細胞同士に、
密着結合を境界とした極性を持たせること。
*さらに、密着結合を超えて物質が透過することができないので、体の内外の環境を形成している。
接着結合(adherence junction)を形成するタンパク質は?
カドヘリン
接着結合の細胞膜の裏側に( )線維が密着し、
( )を介してアクチン線維が(カドヘリン)に結合している。
アクチン
カテニン
デスモゾームを形成するのはカドヘリンファミリータンパク質である( )である。
デスモグレイン
スポット状である細胞接着装置のデスモゾームを
形成するタンパク質はデスモグレインであるが、
それを固定しているのは( )線維の( )である。
中間径線維
ケラチンがデスモグレインを固定。
Z膜を構成している中間径線維は?
デスミン
線維芽細胞をでみられる中間径線維は?
ビメンチン
微小管を形成するタンパク質は?
α-チュブリン
β-チュブリン
細胞骨格で1番太く丈夫な微小管は
物質輸送の際のレールとしても活躍するが、
その上を走るモータータンパク質を2つ。
また、それぞれが行う輸送を何という?
ダイニン:逆行性輸送(+端→ー端)
キネシン:順行性輸送(ー端→+端)
細胞運動に関わる3大細胞骨格筋系とは?
⒈ アクチン−ミオシン系
⒉ チュブリン−ダイニン系
⒊ チュブリン−キネシン系
アミノ酸の吸収は2次能動輸送であり、
利用できるのは( )濃度勾配である。
Na+