完成④:代謝とエネルギー調達 Flashcards
( )型アセチルコリン受容体:イオンチャネル
( )型アセチルコリン受容体:Gタンパク質連結型受容体
(ニコチン)型アセチルコリン受容体:イオンチャネル
(ムスカリン)型アセチルコリン受容体:Gタンパク質連結型受容体
Gタンパク質連結型受容体は何回膜を貫通する?
7回
ロドプシン(のうちオプシン)は7回膜貫通型タンパク質であるが、
基質はなに?
レチナール
ロドプシンは何細胞に含まれるタンパク質?
桿体細胞に含まれる色素タンパク質
*明暗の区別
黄斑以外の周辺部に分布
ロドプシンは( )という色素と
( )というタンパク質が結合した色素タンパク質である。
レチナール
オプシン
ロドプシンは光を吸収すると、
( )の構造が変化してオプシンから離れる。
このような変化が、桿体細胞を興奮させる。
レチナール
光を吸収して、分解されたロドプシンが再合成する過程は?
ロドプシンはシス型レチナールとオプシンが結合してなるが、
光を吸収するとレチナールがトランス型に変化する。
レチナールをシス型に戻してロドプシンを再合成するには
ビタミンAが必要である。
*ビタミンA不足は夜盲症
cAMPは( )代謝調節のセカンドメッセンジャーである。
グリコーゲン
cAMPは何の作用によって生成する?
アデニル酸シクラーゼ
ホスホフルクトキナーゼをアロステリック的に
活性化するのは何の?(2つ)
AMP
ADP
解糖系の律速段階は?
フルクトース6-リン酸 → フルクトース1,6-ビスリン酸
*グリセロールは炭素数3のアルコールであるから、
その誘導体は三炭糖である。
六炭糖が三炭糖に分解される反応は?
フルクトース1,6-ビスリン酸 → グリセルアルデヒド3-リン酸
糖新生では逆行できない反応は?(3つ)
⒈ グルコース→グルコース6-リン酸
⒉ フルクトース6-リン酸→フルクトース1,6-ビスリン酸
⒊ ホスホエノールピルビン酸→ピルビン酸
ATPを必要とする反応は?(2つ)
⒈ グルコース→グルコース6-リン酸
⒉ フルクトース6-リン酸→フルクトース1,6-ビスリン酸
*リン酸化合物をさらにリン酸化する反応がATP要求生である。
リン酸基同士の間には電気的反発力が働くからである。
基質レベルのリン酸化でATPを生成する反応は?(2つ)
⒈ 1,3-ビスホスホグリセリン酸→3-ホスホグリセリン酸
⒉ ホスホエノールピルビン酸→ピルビン酸
*電気的な反発を抱えている二リン酸化合物になる反応が⒈
ミトコンドリアの電子伝達系で酸素を
最終電子受容体とする酸化反応と共役して
ATPがADPと無機リン酸から合成される過程を何という?
酸化的リン酸化
解糖系で起こるATP合成はいずれも( )レベルのリン酸化。
酸化的リン酸化はミトコンドリアの電子伝達系でしかおこらない。
解糖系:基質レベルのリン酸
解糖系で1molのグルコースについて生成されるmol数は?
ATP:
NADH:
ATP:4mol - 2mol = 2mol
NADH:2mol
TCA回路が行われるのはどこ?
ミトコンドリアのマトリックス
TCA回路で1molのピルビン酸から生成されるmol数は?
ATP:
NADH:
FADH2:
ATP:1GTP→1ATP
NADH:3mol
FADH2:1mol
1molのピルビン酸が1molのアセチルCoAになるときに生成されるのは?
1mol CO2
1mol NADH
電子伝達系はどこで行われる?
ミトコンドリアの内膜
電子伝達系において、
それぞれ何molのATPが生成される?
1molNADH:
1molFADH2:
1molNADH:3molATP
1molFADH2:2molATP
電子伝達系に送られてくるNADHは何mol? (1molグルコースにつき) 解糖系から: ピルビン酸→アセチルCoAから: TCA回路から:
解糖系から:2mol
ピルビン酸→アセチルCoAから:2mol
TCA回路から:6mol
合計: 10mol / Glc
1molグルコースにつき、
合計10molのNADHが電子伝達系に送られてくるが
これらは何molのATPに変換される?
10mol x (3ATP) = 30mol ATP
1molのグルコースにつき、
TCA回路より( )molのFADH2が電子伝達系に送られてくる。
これらは( )molのATPになる。
TCA回路より(2)molのFADH2が電子伝達系に送られてくる。
これらは(2mol x (2mol) = 4)molのATPになる。
電子伝達系で生成されるATPは1molのグルコースにつき何mol?
10mol NADH:30mol ATP
2mol FADH2: 4mol ATP
——————————-
Total:34mol ATP
1molのグルコースにつき、 生成されるATPは何mol? ー解糖系: ーTCA回路: ー電子伝達系:
ー解糖系: 2mol ATP ーTCA回路: 2mol ATP ー電子伝達系:34mol ATP ------------------------------- Total: 38mol ATP
グルコースに変換されるアミノ酸は?
アラニン
*アラニンは脱アミノ化されてピルビン酸になり、
糖新生に用いられる。
ミトコンドリア内膜にサーモゲニンが多く発現してるのはどこ?
褐色脂肪組織
*プロトンのマトリックス移動をATP合成と共役させずに行うことで熱を産生する。
肝細胞にグルカゴンやアドレナリンが作用したとき、
生成するセカンドメッセンジャーは?
cAMP
cAMPによって活性化されるキナーゼは?
プロテインキナーゼA
NADのFull Spellは?
Nicotinamide Adenine Dinucleotide
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド
酸素がない状況で
植物はピルビン酸から何を生成する?
エタノール
二酸化炭素
酸素がない状況で
動物はピルビン酸から何を生成する?
乳酸(Lac)
NADHから水素を受け取って
NAD+のプールを維持する。
解糖系:( )リン酸化
TCA回路:( )リン酸化
電子伝達系:( )リン酸化
解糖系:(基質レベル)リン酸化
TCA回路:(基質レベル)リン酸化
電子伝達系:(酸化的)リン酸化
全生物の合成と異化において、
合成はAcCoAを結合することで水素は( )から供給される。
異化の時に水素を受け取るのが( )。
合成はAcCoAを結合することで水素はNADPHから供給される。
異化の時に水素を受け取るのがNAD+。
嫌気的な環境でピルビン酸が乳酸に変わる意味は?
NADのプールを維持するため。
脂肪酸はエネルギー源としてカロリー数が多いが、
途中で異化が出来なくなるのはなぜ?
AcCoAからピルビン酸に変換不可能なので、
オキサロ酢酸が合成されないため。
脂肪酸がβ酸化されると何になる?
AcCoA
グリコーゲンは肝臓や筋肉に蓄えられるが、
グリコーゲンが分解されると何になる?
G6P
G6Pはグリコーゲンとして肝臓や筋肉に蓄えられる他に
何という回路に入る?
ペントースリン酸回路
ペントースリン酸回路の意義を2つ。
⒈ リン酸基が結合したリボースが合成される
ので、リボースまたは2’の還元でデオキシリボースにもなる。
⒉ NADPHの確保
脂肪酸の合成に使われる
( )に貯蓄されたグリコーゲンは、グルコースには変換されないので血糖値は上がらない。
グリコーゲンからグルコースを合成できるのは( )に貯蓄されたグリコーゲンのみである。
筋肉
肝臓
グルコースの供給がない場合に
血糖値の維持はどのようにして行われる?
タンパク質の分解により得たアミノ酸からグルコースを合成する。(Ala→ピルビン酸)
脂肪酸はβ酸化によって分解されてAcCoAになるが、
そこからピルビン酸になれないのでグルコース合成は不可能。
グリコーゲンを分解する酵素は?
ホスホリラーゼ
β酸化が行われるのはどこ?
ミトコンドリア
肝細胞
ピルビン酸は炭素数3で、
( )という反応を介して
オキサロ酢酸、炭素数4にする。
カルボキシ化
ピルビン酸のカルボキシ化は
( )によってアロステリック的に活性化している。
AcCoA
*ピルビン酸からAcCoAを合成するデヒドロキナーゼも
AcCoaによるフィードバック阻害で調節されるために
OAAとAcCoAの比は保たれている。
グルコースが利用できない場合。
肝細胞でβ酸化によって脂肪酸→AcCoAに異化され、
AcCoAは血液中運搬されないので
一度( )になり、血中運搬されて全身の細胞へと運ばれる。
アセト酢酸
AcCoA→アセト酢酸を合成して血液中にアセト酢酸は運搬されるが、
運搬されなかった場合には( )や( )に変換される(代謝産物)。
ヒドロキシ酪酸
アセトン
アセト酢酸を受け取った全身の細胞は アセト酢酸→AcCoAに変換し、 TCA回路に使用するが、いずれTCA回路はとまる。 そのため、血中や肝細胞には( )、( )、( )が増加する。 これらを( )と総称する。
アセト酢酸
ヒドロキシ酪酸
アセトン(細胞膜透過性)
ケトン体
*重症の糖尿病ではケトン体が大量。
TCA回路において、
唯一FADH2が関与する反応は?
( )→( )
コハク酸→フマル酸
コハク酸はミトコンドリア内膜にある酵素( )によって
酸化されてFADH2の発生を伴ってフマル酸になる。
コハク酸脱水酵素
dehydrogenase
FADH2は電子伝達系で( )を還元すると共に、
酸化還元反応のエネルギーを利用して、
H+が( )に輸送される。
ユビキノン
マトリックス
*→ミトコンドリア膜内外にプロトン電気化学的勾配形成。