完成⑫:内分泌、消化、体液の生理学 Flashcards
血清カルシウムイオン濃度の調節に重要な物質は(2つ)?
副甲状腺ホルモン
ビタミンD
腎で産生される物質を2つ
活性型ビタミンD3
エリスロポエチン
欠乏により出血傾向を生じるのは?
ビタミンK
cAMPを産生するのは何?
アデニル酸シクラーゼ
消化管では消化酵素により摂取した食物が分解される。
( )はタンパク質を分解し、
( )は脂肪を分解する。
トリプシン:タンパク質分解酵素
リパーゼ:脂肪分解酵素
ブドウ糖濃度を上げるホルモンには、
膵臓の( )細胞から分泌される( )や、
下垂体から分泌される( )など多くがある。
膵臓の(α)細胞から分泌される(グルカゴン)や、
下垂体から分泌される(成長ホルモン)
白血球のうちで最も食作用の活発なものはなに?
好中球
血液を採取した後、
凝固反応を阻止するためにクエン酸ナトリウムを加えるが、
この薬品はどの金属イオンの働きを阻害する?
Caイオン
正常で末梢血に存在する血球の数について、
不等号を入れよ。
赤血球( )血小板
好中球( )好塩基球
赤血球(>)血小板
好中球(>)好塩基球
止血反応について。
( )細胞には凝固反応や血小板凝集を抑制する作用がある。
血管内皮細胞
造血幹細胞は( )胚葉由来である。
中胚葉
*血管はすべて中胚葉由来
成熟赤血球は何によってエネルギーを得ている?
解糖系
*成熟赤血球は無核なので転写も翻訳も行わない。ミトコンドリアもないため、エネルギーは解糖系から得ている。
女性が唯一作る男性ホルモンとは?
アンドロゲン
女性において、男性ホルモン(アンドロゲン)を産生している主な器官は何?(2つ)
副腎
卵巣
副腎皮質が分泌する3種類のホルモンとは?
①糖質コルチコイド(ほとんどはコルチゾール)
②鉱質コルチコイド(ほとんどはアルドステロン)
③男性ホルモン(アンドロゲン)
アンドロゲンの主なソースはどこ?
男性:
女性:
男性:精巣
女性:副腎皮質
アンドロゲンは( )や( )の前駆体でもある。
エストロゲン
プロゲステロン
人体の各組織および器官の機能調節には、
主に自律神経系を介して行う( )と
主にホルモンを介して行う( )とがある。
神経的調節:自律神経系
内分泌的調節:ホルモン
ホルモンを血液中に分泌する腺器官を何という?
内分泌腺
*下垂体、甲状腺、副腎、膵臓、性腺などが含まれる。
肝臓に入る管を2つ
門脈
肝動脈
肝臓から出る管を2つ
肝静脈
胆管
女性における黄体ホルモン(プロゲステロン)の作用とは?
主に子宮内膜に作用し、
着床を促進し、胎盤の維持に働く。
脂肪はリパーゼによって何に分解される?
脂肪酸
グリセロール
モノグリセド
*小腸上皮細胞に吸収される。
脂肪の細胞性は細胞内で行われ、
( )の形で細胞間腔に放出されてリンパ管に入り、輸送される。
キロミクロン
ホルモンは標的細胞においてある効果を発揮するが、この効果は逆に内分泌系に影響してホルモン分泌を抑制する( )機構という調節を受ける。
ネガティブフィードバック
ネガティブフィードバックの例
腎よりレニン分泌は( )量によって調節されているが、
レニンは( )の産生を促し、
それは副腎皮質からの( )分泌を促進する。
レニン分泌は(循環血漿)量によって調節されるが、
レニンは(アンジオテンシン)の産生を促し、
アンジオテンシンは副腎皮質からの(アルドステロン)分泌を促進する。
原尿生成はm単純に腎臓に入ってくる血流量によって糸球体で濾過する過程なので、
低血圧では血流量が低下して尿が生成できなくなる。
そこで腎臓は血液を上げるために( )というホルモンを放出する。
レニン
レニンは血液中に流れている( )に作用して、
活性型の( )にする。
アンジオテンシンノーゲン
アンジオテンシンI
アンジオテンシンIは( )によって
より血圧を上昇させる作用が強力なアンジオテンシンIIになる。
アンジオテンシン変換酵素
(ACE)
*アンジオテンシンIIは強い血管収縮作用があるため血流量は増加する。
アンジオテンシンIIは副腎に作用して
( )の合成を促進する。
アルドステロン
アルドステロンは腎臓の遠位尿細管に作用して
( )を促す。
Naの再吸収を促す。
*これによって体内水分量(血液量)が増加し、原尿生成が行われる。
ストレスが生体に加わるとまず( )神経が興奮し、( )の分泌が促進される一方、
視床下部から( )が分泌され、
次いで下垂体から( )、
副腎皮質から( )の分泌が促される。
(交感)神経が興奮し、(アドレナリン)の分泌が促進される一方、
視床下部から(CRH)が分泌され、
次いで下垂体から(ACTH)、
副腎皮質から(コルチゾール)の分泌が促される。
コルチゾールは免疫系を抑制的に調節するが、
( )細胞系の方が( )細胞系よりも抑制を受けやすい。
(T)細胞系の方が(B)細胞系よりも抑制を受けやすい。
リンパ球の産生する( )も内分泌系に影響する。
中でもインターロイキンIは主として( )により産生され、
免疫系の調節のみでなく発熱、
急性期タンパク質分泌などの作用を有している。
サイトカイン
マクロファージ
生殖の調節に最も重要な役割を演じているのは下垂体ホルモンである( )と( )であり、
それらによって分泌が促進されるのは( )、( )、( )である。
下垂体ホルモンである(LH)と(FSH)であり、
それらによって分泌が促進されるのは(アンドロゲン)、(エストロゲン)、(プロゲステロン)である。
女性の性周期の一時期には( )機構とも呼ぶべき現象が見られる。
卵胞期後期になると血清エストロゲンの増加は( )分泌を促進し、そのために急速なLHとFSH分泌の増加が見られる。
ポジティブフィードバック
排卵後は再びネガティブフィードバック機構が成立し、妊娠すると黄体が発達し、
( )の分泌が増加する。
また下垂体より( )分泌も増加するが、
それは乳汁の産生分泌に働くのみではなく、性機能に抑制的な調節をする。
妊娠すると黄体が発達し、(プロゲステロン)の分泌が増加する。
下垂体より(プロラクチン)分泌も増加する。
成長ホルモンは直接( )に作用して( )の分泌を促し、
それは分泌局所で軟骨の増殖に関与する。
成長ホルモンは直接(肝)に作用して
(IGF-1)の分泌を促す。
*IGF-1の別名:SM-C
性ステロイドは軟骨細胞の( )を促し、
骨端線を閉鎖させ成長を止める。
アポトーシス
プロラクチンはどこから分泌される?
下垂体前葉
*視床下部からの放出ホルモンはあまり分泌されていないので、分泌調節は視床下部からのアドレナリンによる。
ホルモンとは?
血中に放出されて標的となる細胞に到達し、
標的細胞の活動に影響を与えることで生理活性を発揮する物質。
ホルモンを分泌することを何という。
内分泌
endocrine
ホルモンを産生する細胞集団を何という?
内分泌腺
インスリンは( )個のアミノ酸からなるペプチドホルモンだが
作用する3つの細胞は?
51個
①筋肉細胞
②脂肪細胞
③肝細胞
大抵のホルモンはペプチドホルモンかステロイドホルモンだが、
甲状腺ホルモンのように( )を含むアミノ酸やその誘導体である場合もある。
ヨウ素(I)
ADH(抗利尿ホルモン)とオキシトシンは
( )で産生され
( )で貯蔵されてから分泌される。
(視床下部)で産生され
(下垂体後葉)で貯蔵されてから分泌される。
ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)の遺伝子は、
β-エンドルフィンとMSHと一続きの遺伝子でコードされている。
転写•翻訳のあと、連なったポリペプチドは切断されてそれぞれになる。
この連なったポリペプチドのことを何という?
POMC
(プロオピオメラノコルチン)
*MSH(メラノサイト刺激ホルモン)
甲状腺濾胞ホルモンは、
甲状腺ホルモンである( )を合成する。
サイロキシン
サイロキシンは、
甲状腺濾胞ホルモンで( )と( )から合成する。
チロシン
ヨウ素
サイロキシンはヨウ素が( )つ結合したアミノ酸で
ある。
4
*T4と呼ばれる。
T4は末梢組織でヨウ素を1つ失い、
( )に変換される。
トリヨードサイロニン
甲状腺ホルモンとしての活性の強弱を不等号で示せ。
T4( )T3
T4(<)T3
*これらの受容体は核内にある。
甲状腺ホルモンの作用として
Ca調節に関わるペプチドホルモンの分泌も行うが、そのホルモンのことを何という?
カルシトニン
*PTHと拮抗的に作用するが、その作用は非常に弱い。
副甲状腺の働きについて。
刺激:
分泌ホルモン:
作用:
刺激:[Ca]低下
分泌ホルモン:PTH
作用:破骨細胞によってヒドロキシアパタイトを分解して血中の[Ca]上昇させる。
甲状腺ホルモンは骨のみならず、
腎にも作用するがどのように?
Ca再吸収を亢進させて、
ビタミンDの活性化を促進し、
ビタミンDはPTHと協同で[Ca]を上昇させる。
破骨細胞によってヒドロキシアパタイトが分解されると、
Caと( )と( )が血中に放出される。
P
OH-
*PTHは尿細管でPとHCO3-の再吸収を抑制する。
副腎皮質ホルモンにおいて
生理的に重要なホルモンを3つ
①コルチゾール(糖質コルチコイド)
②アルドステロン(鉱質コルチコイド)
③副腎アンドロゲン(性ステロイド)
交感神経系の神経節が内分泌腺になった臓器とは?
副腎髄質
*なので、交感神経節前線維で支配される。
腎において、
動脈血酸素飽和度が低下すると( )が分泌され、赤血球が増加する。
エリスロポエチン
ビタミンDは食事で摂取されるか、 紫外線によって皮膚で合成される。 そして、25位にヒドロキシ基付加@( ) さらに、1位にヒドロキシ基付加@( )されて 活性化ビタミンDとなる。
25位にヒドロキシ基付加@(肝)
1位にヒドロキシ基付加@(腎)
活性化ビタミンDはステロイドホルモンであり、
( )と協同して骨に作用し、
腸に作用してCaの吸収を亢進する。
PTH
インスリンの欠乏症は糖尿病であるが、 2つのタイプがある。 ①インスリン(ー) ②インスリン(+)&標的細胞の反応低下 この標的細胞の反応低下のことを一般に何という?
インスリン抵抗性
*主な要因は肥満、高血糖
肥満では、
脂肪細胞からの( )の分泌量が多い。
TNF-α
*インスリン作用が発揮されずらくなる。
TNF-αの作用は( )であるために、
TNF-α分泌量が多くなると
インスリン作用が発揮されづらくなる?
インスリン受容体のβサブユニットはチロシンキナーゼで、
本来自己リン酸化をおこすが
TNF-αがβサブユニットのリン酸化を抑制するため。
ミスセンス変異とは?
あるアミノ酸を指定するコドンが
異なるアミノ酸を指定するようになる変異。
ナンセンス変異とは?
あるアミノ酸を指定するコドンが
終止コドンに変化してしまう変異。
スプライシングサイトは何ルール?
AG GU
炭酸水素ナトリウムなどの電解質溶液に
胆汁酸、リン脂質や胆汁色素が溶けこんだ溶液をなんという?
胆汁
胆汁について
生成@
濃縮@
分泌@
生成@肝臓
濃縮@胆嚢
分泌@胆管を通って十二指腸