完成⑫:内分泌、消化、体液の生理学 Flashcards

1
Q

血清カルシウムイオン濃度の調節に重要な物質は(2つ)?

A

副甲状腺ホルモン

ビタミンD

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2
Q

腎で産生される物質を2つ

A

活性型ビタミンD3

エリスロポエチン

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3
Q

欠乏により出血傾向を生じるのは?

A

ビタミンK

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4
Q

cAMPを産生するのは何?

A

アデニル酸シクラーゼ

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5
Q

消化管では消化酵素により摂取した食物が分解される。
(  )はタンパク質を分解し、
(  )は脂肪を分解する。

A

トリプシン:タンパク質分解酵素

リパーゼ:脂肪分解酵素

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6
Q

ブドウ糖濃度を上げるホルモンには、
膵臓の( )細胞から分泌される(  )や、
下垂体から分泌される(  )など多くがある。

A

膵臓の(α)細胞から分泌される(グルカゴン)や、

下垂体から分泌される(成長ホルモン)

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7
Q

白血球のうちで最も食作用の活発なものはなに?

A

好中球

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8
Q

血液を採取した後、
凝固反応を阻止するためにクエン酸ナトリウムを加えるが、
この薬品はどの金属イオンの働きを阻害する?

A

Caイオン

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9
Q

正常で末梢血に存在する血球の数について、
不等号を入れよ。
赤血球( )血小板
好中球( )好塩基球

A

赤血球(>)血小板

好中球(>)好塩基球

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10
Q

止血反応について。

(  )細胞には凝固反応や血小板凝集を抑制する作用がある。

A

血管内皮細胞

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11
Q

造血幹細胞は( )胚葉由来である。

A

中胚葉

*血管はすべて中胚葉由来

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12
Q

成熟赤血球は何によってエネルギーを得ている?

A

解糖系

*成熟赤血球は無核なので転写も翻訳も行わない。ミトコンドリアもないため、エネルギーは解糖系から得ている。

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13
Q

女性が唯一作る男性ホルモンとは?

A

アンドロゲン

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14
Q

女性において、男性ホルモン(アンドロゲン)を産生している主な器官は何?(2つ)

A

副腎

卵巣

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15
Q

副腎皮質が分泌する3種類のホルモンとは?

A

①糖質コルチコイド(ほとんどはコルチゾール)
②鉱質コルチコイド(ほとんどはアルドステロン)
③男性ホルモン(アンドロゲン)

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16
Q

アンドロゲンの主なソースはどこ?
男性:
女性:

A

男性:精巣

女性:副腎皮質

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17
Q

アンドロゲンは(  )や(   )の前駆体でもある。

A

エストロゲン

プロゲステロン

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18
Q

人体の各組織および器官の機能調節には、
主に自律神経系を介して行う(  )と
主にホルモンを介して行う(  )とがある。

A

神経的調節:自律神経系

内分泌的調節:ホルモン

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19
Q

ホルモンを血液中に分泌する腺器官を何という?

A

内分泌腺

*下垂体、甲状腺、副腎、膵臓、性腺などが含まれる。

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20
Q

肝臓に入る管を2つ

A

門脈

肝動脈

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21
Q

肝臓から出る管を2つ

A

肝静脈

胆管

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22
Q

女性における黄体ホルモン(プロゲステロン)の作用とは?

A

主に子宮内膜に作用し、

着床を促進し、胎盤の維持に働く。

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23
Q

脂肪はリパーゼによって何に分解される?

A

脂肪酸
グリセロール
モノグリセド

*小腸上皮細胞に吸収される。

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24
Q

脂肪の細胞性は細胞内で行われ、

(  )の形で細胞間腔に放出されてリンパ管に入り、輸送される。

A

キロミクロン

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25
ホルモンは標的細胞においてある効果を発揮するが、この効果は逆に内分泌系に影響してホルモン分泌を抑制する(  )機構という調節を受ける。
ネガティブフィードバック
26
ネガティブフィードバックの例 腎よりレニン分泌は(  )量によって調節されているが、 レニンは(  )の産生を促し、 それは副腎皮質からの(  )分泌を促進する。
レニン分泌は(循環血漿)量によって調節されるが、 レニンは(アンジオテンシン)の産生を促し、 アンジオテンシンは副腎皮質からの(アルドステロン)分泌を促進する。
27
原尿生成はm単純に腎臓に入ってくる血流量によって糸球体で濾過する過程なので、 低血圧では血流量が低下して尿が生成できなくなる。 そこで腎臓は血液を上げるために(  )というホルモンを放出する。
レニン
28
レニンは血液中に流れている(  )に作用して、 | 活性型の(  )にする。
アンジオテンシンノーゲン | アンジオテンシンI
29
アンジオテンシンIは(  )によって | より血圧を上昇させる作用が強力なアンジオテンシンIIになる。
アンジオテンシン変換酵素 (ACE) *アンジオテンシンIIは強い血管収縮作用があるため血流量は増加する。
30
アンジオテンシンIIは副腎に作用して | (  )の合成を促進する。
アルドステロン
31
アルドステロンは腎臓の遠位尿細管に作用して | (   )を促す。
Naの再吸収を促す。 | *これによって体内水分量(血液量)が増加し、原尿生成が行われる。
32
ストレスが生体に加わるとまず(  )神経が興奮し、(  )の分泌が促進される一方、 視床下部から(  )が分泌され、 次いで下垂体から(  )、 副腎皮質から(  )の分泌が促される。
(交感)神経が興奮し、(アドレナリン)の分泌が促進される一方、 視床下部から(CRH)が分泌され、 次いで下垂体から(ACTH)、 副腎皮質から(コルチゾール)の分泌が促される。
33
コルチゾールは免疫系を抑制的に調節するが、 | (  )細胞系の方が(  )細胞系よりも抑制を受けやすい。
(T)細胞系の方が(B)細胞系よりも抑制を受けやすい。
34
リンパ球の産生する(  )も内分泌系に影響する。 中でもインターロイキンIは主として(  )により産生され、 免疫系の調節のみでなく発熱、 急性期タンパク質分泌などの作用を有している。
サイトカイン | マクロファージ
35
生殖の調節に最も重要な役割を演じているのは下垂体ホルモンである(  )と(  )であり、 | それらによって分泌が促進されるのは(  )、(  )、(  )である。
下垂体ホルモンである(LH)と(FSH)であり、 | それらによって分泌が促進されるのは(アンドロゲン)、(エストロゲン)、(プロゲステロン)である。
36
女性の性周期の一時期には(  )機構とも呼ぶべき現象が見られる。 | 卵胞期後期になると血清エストロゲンの増加は(  )分泌を促進し、そのために急速なLHとFSH分泌の増加が見られる。
ポジティブフィードバック
37
排卵後は再びネガティブフィードバック機構が成立し、妊娠すると黄体が発達し、 (  )の分泌が増加する。 また下垂体より(  )分泌も増加するが、 それは乳汁の産生分泌に働くのみではなく、性機能に抑制的な調節をする。  
妊娠すると黄体が発達し、(プロゲステロン)の分泌が増加する。 | 下垂体より(プロラクチン)分泌も増加する。
38
成長ホルモンは直接(  )に作用して(  )の分泌を促し、 | それは分泌局所で軟骨の増殖に関与する。
成長ホルモンは直接(肝)に作用して (IGF-1)の分泌を促す。 *IGF-1の別名:SM-C
39
性ステロイドは軟骨細胞の(  )を促し、 | 骨端線を閉鎖させ成長を止める。 
アポトーシス
40
プロラクチンはどこから分泌される?
下垂体前葉 | *視床下部からの放出ホルモンはあまり分泌されていないので、分泌調節は視床下部からのアドレナリンによる。
41
ホルモンとは?
血中に放出されて標的となる細胞に到達し、 | 標的細胞の活動に影響を与えることで生理活性を発揮する物質。
42
ホルモンを分泌することを何という。
内分泌 | endocrine
43
ホルモンを産生する細胞集団を何という?
内分泌腺
44
インスリンは( )個のアミノ酸からなるペプチドホルモンだが | 作用する3つの細胞は?
51個 ①筋肉細胞 ②脂肪細胞 ③肝細胞
45
大抵のホルモンはペプチドホルモンかステロイドホルモンだが、 | 甲状腺ホルモンのように(  )を含むアミノ酸やその誘導体である場合もある。
ヨウ素(I)
46
ADH(抗利尿ホルモン)とオキシトシンは (  )で産生され (  )で貯蔵されてから分泌される。  
(視床下部)で産生され | (下垂体後葉)で貯蔵されてから分泌される。  
47
ACTH(副腎皮質刺激ホルモン)の遺伝子は、 β-エンドルフィンとMSHと一続きの遺伝子でコードされている。 転写•翻訳のあと、連なったポリペプチドは切断されてそれぞれになる。 この連なったポリペプチドのことを何という?
POMC (プロオピオメラノコルチン) *MSH(メラノサイト刺激ホルモン)
48
甲状腺濾胞ホルモンは、 | 甲状腺ホルモンである(  )を合成する。
サイロキシン
49
サイロキシンは、 | 甲状腺濾胞ホルモンで(  )と(  )から合成する。
チロシン | ヨウ素
50
サイロキシンはヨウ素が( )つ結合したアミノ酸で | ある。
4 *T4と呼ばれる。
51
T4は末梢組織でヨウ素を1つ失い、 | (  )に変換される。
トリヨードサイロニン
52
甲状腺ホルモンとしての活性の強弱を不等号で示せ。 | T4(  )T3
T4(<)T3 *これらの受容体は核内にある。
53
甲状腺ホルモンの作用として | Ca調節に関わるペプチドホルモンの分泌も行うが、そのホルモンのことを何という?
カルシトニン *PTHと拮抗的に作用するが、その作用は非常に弱い。
54
副甲状腺の働きについて。 刺激: 分泌ホルモン: 作用:
刺激:[Ca]低下 分泌ホルモン:PTH 作用:破骨細胞によってヒドロキシアパタイトを分解して血中の[Ca]上昇させる。
55
甲状腺ホルモンは骨のみならず、 | 腎にも作用するがどのように?
Ca再吸収を亢進させて、 ビタミンDの活性化を促進し、 ビタミンDはPTHと協同で[Ca]を上昇させる。
56
破骨細胞によってヒドロキシアパタイトが分解されると、 | Caと(  )と(  )が血中に放出される。
P OH- *PTHは尿細管でPとHCO3-の再吸収を抑制する。
57
副腎皮質ホルモンにおいて | 生理的に重要なホルモンを3つ
①コルチゾール(糖質コルチコイド) ②アルドステロン(鉱質コルチコイド) ③副腎アンドロゲン(性ステロイド)
58
交感神経系の神経節が内分泌腺になった臓器とは?
副腎髄質 | *なので、交感神経節前線維で支配される。
59
腎において、 | 動脈血酸素飽和度が低下すると(   )が分泌され、赤血球が増加する。
エリスロポエチン
60
``` ビタミンDは食事で摂取されるか、 紫外線によって皮膚で合成される。 そして、25位にヒドロキシ基付加@(  ) さらに、1位にヒドロキシ基付加@(  )されて 活性化ビタミンDとなる。 ```
25位にヒドロキシ基付加@(肝) | 1位にヒドロキシ基付加@(腎)
61
活性化ビタミンDはステロイドホルモンであり、 (  )と協同して骨に作用し、 腸に作用してCaの吸収を亢進する。
PTH
62
``` インスリンの欠乏症は糖尿病であるが、 2つのタイプがある。 ①インスリン(ー) ②インスリン(+)&標的細胞の反応低下 この標的細胞の反応低下のことを一般に何という? ```
インスリン抵抗性 *主な要因は肥満、高血糖
63
肥満では、 | 脂肪細胞からの(  )の分泌量が多い。
TNF-α *インスリン作用が発揮されずらくなる。
64
TNF-αの作用は(    )であるために、 TNF-α分泌量が多くなると インスリン作用が発揮されづらくなる?
インスリン受容体のβサブユニットはチロシンキナーゼで、 本来自己リン酸化をおこすが TNF-αがβサブユニットのリン酸化を抑制するため。
65
ミスセンス変異とは?
あるアミノ酸を指定するコドンが | 異なるアミノ酸を指定するようになる変異。
66
ナンセンス変異とは?
あるアミノ酸を指定するコドンが | 終止コドンに変化してしまう変異。
67
スプライシングサイトは何ルール?
AG GU
68
炭酸水素ナトリウムなどの電解質溶液に | 胆汁酸、リン脂質や胆汁色素が溶けこんだ溶液をなんという?
胆汁
69
胆汁について 生成@ 濃縮@ 分泌@
生成@肝臓 濃縮@胆嚢 分泌@胆管を通って十二指腸
70
胆汁色素の主成分は、 | 寿命がきて破壊された(  )から放出されたヘモグロビンが(  )に変換されたもの。
寿命がきて破壊された(赤血球)から放出されたヘモグロビンが(ビリルビン)に変換されたもの。
71
消化における胆汁の化学的性質とは?
脂溶性ビタミンなどの脂質をミセル化(乳化)して | 吸収を助ける。
72
膵液中のトリプシノーゲンを分解して活性型のトリプシンに変換する酵素とは?
エンテロキナーゼ
73
ーキモトリプシンノーゲン ーカルボキシペプチダーゼ ーホスホリパーゼ これらの前駆体を分解して活性化する酵素は?
トリプシン
74
満腹状態では、膵臓からインスリンが分泌され (  )、(  )と(  )に作用して (  )の取り込みを促進する。
肝臓 脂肪組織 骨格筋 グルコースの取り込み
75
飢餓状態では、膵臓からグルカゴンが分泌され、 (  )と(  )において(  )の合成を抑制し、 (  )の分解と糖新生を促進する。
肝臓 骨格筋 グリコーゲン グリコーゲン
76
血中ではグリコーゲンの分解産物は(  )となり、 | 血中に放出される。
グルコース *血中グルコース濃度の上昇には アドレナリンやコルチゾールなども関与する。
77
脂肪組織は(  )の貯蔵を行うが、 同時にレプチンのような代謝調節物質を産生•分泌し、 グルコース代謝に影響を与えている。
中性脂肪
78
NAMEs of Codons in RNA UAG (   ) UAA (   ) UGA (   )
UAG ("amber") UAA ("ochre") UGA ("opal")
79
不活性のトリプシノーゲンに作用してトリプシンを生成する酵素は?
エンテロキナーゼ | セリンプロテアーゼである。
80
トリプシンは(  )、(  )、(  )の前駆体を分解して活性化する。  
キモトリプシノーゲン カルボキシペプチターゼ ホスホリパーゼ
81
胃酸が主に(  )分泌を刺激し、 | ペプチドや脂質が主に(  )分泌を刺激する。
胃酸:(セレクチン)分泌を刺激し | ペプチドと脂質:(コレシストキニン、CCK)分泌を刺激
82
炭酸水素イオンの放出を刺激するのは主に( )、 消化酵素の分泌を刺激するのは主に( )だが、 これらの作用は重複する場合もある。
炭酸水素イオンの放出:(セレクチン) 消化酵素の分泌:(CCK) *CCK:コレシストキニン
83
発展途上国に多く見られる下痢性疾患の代表的な疾患は?
コレラ
84
正常なヒトの細胞が胃液の浸透圧は(  )mOsm/L
(280-300)mOsm/L
85
ストレスの原因となるものを何という?
ストレッサー
86
糖質コルチコイドのメインとして働いているホルモンをなんという?
コルチゾール
87
ストレッサーに対する反応は2種類ある。 ①交感神経系→ ②下垂体前葉→
①交感神経系→副腎髄質 | ②下垂体前葉→副腎皮質
88
ストレッサーはまずどこで感知される?
視床下部
89
``` ストレスに対して生体環境を整える方向に働く経路について。 ストレッサーは視床下部で感知され、 (  )が下垂体前葉に分泌され、 下垂体前葉では(  )が分泌されて 副腎皮質が刺激されるため(  )が分泌される。 ```
ストレッサーは視床下部で感知され、 (副腎皮脂刺激ホルモン放出ホルモン:CRH)が下垂体前葉に分泌され、 下垂体前葉では(副腎皮質刺激ホルモン:ACTH)が分泌されて 副腎皮質が刺激されるため(コルチゾール)が分泌される。
90
ストレスに対してFight or Flightの方向に働く経路について。 ストレッサーは視床下部で感知され、 交感神経系に伝わって、 さらに(  )に伝わって(  )が分泌される。
副腎髄質 | アドレナリン
91
唯一、節前のみの支配をうけている神経は?
副腎髄質 *副腎髄質は巨大な神経節とも考えられる。
92
副腎髄質が受ける神経伝達物質は?
節前のアセチルコリンのみ
93
一般に腎臓を流れる血漿の量を何という?
腎血漿流量 | *循環血漿量が減ると、腎血漿流量が減る
94
アンジオテンシンIIによって 副腎皮質から分泌される(  )の働きとして、 何が集合管で再吸収される?(3つ)
アルドステロン ①Na+ ②Cl- ③HCO3- *Kを排出
95
炎症反応が起きた場合、 肝臓で合成される(  )はC反応性タンパク質などで、 これは最近の細胞壁に結合して補体の活性化(  )を引き起こす。
CRP (C Reactive Protein) オプソニン化
96
乳汁の射出は平滑筋の収縮によるものだが、 | それを担うホルモンとは?
オキシトシン
97
硝子軟骨により構成され、 | 骨の成長が止まるまで維持されるのは何?
骨端軟骨
98
骨端軟骨が増殖したところから骨になっていく現象を何という?
骨化
99
抗利尿ホルモンが分泌される場合を2つ ①循環血漿量が(  )した場合 ②浸透圧が(  )した場合
①循環血漿量が低下した場合 | ②浸透圧が上昇した場合
100
脂肪組織に発現する遺伝子のうち20−30%は分泌タンパク質であるが、 | じれらの生理活性物質の総称は?
アディポカイン
101
アディポカインである(  )は、 視床下部に作用して摂食中枢を抑制して職行動に抑制をかけ、 また交感神経系に作用してエネルギー消費を亢進させ、 組織のインスリン感受性を増大させる。
レプチン *アディポネクチンもインスリン感受性を増大させるアディポカインである。
102
アディポカインである(  )は、 | インスリン抵抗性を増強する作用をもつ。(2つ)
TNF-α レジスチン *寒川先生が発見した胃のホルモン:グレリン(拒食症のためになるかも?)
103
胆汁とは(  )などの電解質溶液に | (  )、(  )、(  )、(  )が溶け込んだもののこと。
胆汁とは(炭酸水素ナトリウム、NaHCO3)などの電解質溶液に (胆汁酸)、(リン脂質)、(ビリルビン)、(コレステロール)が溶け込んだもののこと。 *胆汁酸とリン脂質は両親媒性
104
ヘモグロビンの寿命は約(  )日といわれ、 細胞骨格タンパク質の変性によって脾臓の毛細血管通過不可になる。 そうなった場合は、(  )に貪食される。
120 | マクロファージ
105
``` マクロファージによって貪食されたヘモグロビンの ポリペプチド部は(  )になり、 鉄イオンはマクロファージが(  )に持ち帰って次のヘモグロビン合成に利用し、 ヘムの部分は 脂溶性(  )と水溶性の(  )に変換される。  ```
ポリペプチド部→アミノ酸 鉄イオンはマクロファージが(骨髄)に持ち帰って次のヘモグロビン合成に利用し、 ヘムの部分は 脂溶性(間接ビリルビン)と水溶性の(直接ビリルビン)に変換される。 
106
コレステロールや間接ビリルビンは脂溶性なので、 | (  )や(  )によって水溶性の分子になる。
リン脂質 胆汁酸 *リン脂質も胆汁酸も両親媒性 *胆汁中にコレステロールが多いと溶けきれなくて胆石となって浮く
107
小腸粘膜で合成され、 | 膵臓からの重炭酸塩の外分泌を亢進させる消化管ホルモンとは?
セクレチン
108
膵臓タンパク分解酵素の代表例は(  )だが、 分泌されたときは不活性型の(  )であり、 十二指腸で働く(  )という酵素がこれを切断して活性化する。
トリプシン トリプシノーゲン(前駆体) エンテロキナーゼ
109
トリプシノーゲンによって活性化されたトリプシンはさらに | (  )を切断して活性型の(  )にする。
キモトリプシノーゲン | キモトリプシン
110
コレラ毒素の作用について。 α-サブユニットのGTPaseの活性中心に(  )を共有結合させて、 GTPaseの活性を阻害する。 この反応を(  )という。
ADP ADPリボシル化 *α-サブユニットはGTP:ON          GDP:OFF
111
ヒトの細胞外液について | Na+: ( )mM
Na+:(140)mM
112
体液を区分すると 細胞内: 細胞外: さらに細胞外は(  )と(  )に分けられる。
細胞内:細胞内液 細胞外:細胞外液 細胞外液は(間質液)と(血漿)に分けられる。
113
成人では体重の( )%が水で、 細胞内液:細胞外液=  : 組織間液:血漿=   :
成人では体重の(60)%が水で、 細胞内液:細胞外液=2:1 組織間液:血漿=3:1
114
血管内外の水の出入りを支配する浸透圧を何という?
膠質(コウシツ)浸透圧 *膠質に最も寄与するのはアルブミンである。
115
間質液と血漿の組成の違いは?
両者のイオン濃度に大差はないが、 | 血漿のタンパク質濃度>間質液のタンパク質濃度
116
血漿で最多のタンパク質は?
アルブミン
117
むくみ(浮腫)の原理は?:)
血漿(血管の中)のアルブミン濃度が低下すると、 | 水が血漿から組織間液に移動して結合組織の水分含量が多くなる。
118
自律神経の最上位の中枢は(  )にある。
視床下部
119
自律神経系には交感神経系と副交感神経家との2つの系統があり、 交感神経末端からは神経伝達物質の(  )、 副交感神経末端からは神経伝達物質の(  )が分泌され、  各器官の活動を調節する。
交感神経:ノルアドレナリン | 副交感神経:アセチルコリン
120
生体が強いストレスを受けると大脳の興奮が (  )を経て交感神経系を刺激し、 副腎髄質からは(  )が分泌され、 ノルアドレナリンと共に心拍数と血圧を上昇させる。
視床下部 | アドレナリン
121
膵臓は(  )腺と(  )腺とが混合した器官である。
外分泌腺 | 内分泌腺
122
血液中のグルコース濃度は自律神経系と(  )によって調節される。
ホルモン
123
何ビタミン欠乏症? 夜盲症: ペラグラ:
夜盲症:ビタミンA | ペラグラ:ナイアシン(ニコチン酸)
124
アミノ酸代謝に関与するビタミンは?
ビタミンB6(ピリドキシン)
125
細胞増殖の際に葉酸と合わせて必要となるビタミンは?
ビタミンB12(コバラミン)
126
脂質の抗酸化作用を有するビタミンは?
ビタミンE
127
コラーゲンの合成に関与するビタミンは?
ビタミンC(アスコルビン酸)
128
胃酸の分泌を促進する内因性の物質を3つ
①ガストリン:胃酸分泌を促進する消化管ホルモン ②ヒスタミン:アレルギー反応に関わる生体アミンで胃酸分泌作用を持つ ③アセチルコリン:副交感神経末端から放出される神経伝達物質で、胃酸分泌を促進する
129
胃の(  )受容体拮抗薬は胃•十二指腸潰瘍治療薬として使用される。
ヒスタミン
130
消化管が行う運動名とその特徴は?
蠕動(ゼンドウ)運動 消化管の平滑筋が収縮と弛緩を繰り返す。 口側の消化管が収縮して細くなると、 食べ物は弛緩して広くなった肛門側の消化管に送られる。 *収縮は口側から肛門側へと順に行われるように神経支配されている。
131
過剰に摂取した糖は(  )を経て脂肪酸に合成され、 脂肪酸は(  )と結合して(  )となり、 エネルギー源として脂肪組織に貯蔵される。
アセチルCoA グリセロール 中性脂肪 *脂肪酸はアセチルCoAとなってクエン酸回路で分解されるが、グルコースから供給されるオキサロ酢酸がないと円滑に進まない。
132
尿細管において電解質の1つであるNa+の再吸収を促進して、 生体内の電解質、 水代謝の制御において重要な役割を果たすホルモンは?
アルドステロン
133
副腎は2つの異なる組織から構成されている。 外: 内:
外:皮質 | 内:髄質(アドレナリンを分泌する)
134
クッシング症候群の患者で血糖はどのように変化する?
クッシング症候群はコルチゾール(糖質コルチコイド)が過剰に増加する病気で、 | 血糖は上昇する。
135
重症の熱中症で発汗が見られないのはなぜ?
熱によって自律神経系も障害され、 | 発汗が障害される。
136
変温動物は温度の変化に対応して(  )の組成を変えている。
膜脂質 | *体温が低下した時に細胞膜が凝固すると危険なので、融点の低いリン脂質を合成する必要がある。 *飽和脂肪酸の融点>不飽和脂肪酸の融点 足straight:Packing↑、BP↑
137
動脈硬化の原因となるコレステロールとは?
低比重リポタンパク質(LDL-コレステロール) *血管内皮下に沈着する。
138
脂肪組織で産生され、 | 食欲を抑制するとともに異化を促進する生理活性を持つペプチドとは?
レプチン
139
血糖の正常値は?
100mg/dl
140
血球は( )胚葉由来である。
141
アンドロゲンは何の前駆体?(2つ)
エストロゲン | プロゲステロン
142
下垂体前葉ホルモンを6つ
``` ①成長ホルモン ②濾胞刺激ホルモン ③黄体形成ホルモン ④甲状腺刺激ホルモン ⑤副腎皮質刺激ホルモン ⑥プロラクチン ``` *これらの下垂体ホルモンの分泌は視床下部ホルモン(放出ホルモンに)調節されている。
143
下垂体後葉ホルモンを2つ
①バソプレシン(抗利尿ホルモン、ADH) | ②オキシトシン
144
``` 赤血球の寿命は約120日であり、 (  )の変性によって脾臓の毛細血管を通過できなくなる。 マクロファージの貪食によってヘモグロビン: ポリペプチド→(  )となり、 鉄イオン→マクロファージによって(  )に運ばれ、次のヘモグロビン形成の際に再利用される。 ヘム:肝臓で脂溶性の間接ビリルビンに変換される。 肝臓でさらに水溶性の直接ビリルビンに変換される。 ```
細胞骨格タンパク質 アミノ酸 骨髄
145
胆汁には間接ビリルビンと直接ビリルビンが含まれているが、 | 脂溶性の間接ビリルビンとコレステロールが水に溶けるように(  )と(  )が働いてミセル化している。
リン脂質 胆汁酸 *胆汁中にリン脂質や胆汁酸の割合と比較してコレステロールが多すぎると、胆石になる。 *胆汁:ビリルビン+コレステロール+リン脂質+胆汁酸
146
(  )神経系は即効性でその効果は一時的で、 | (  )神経系は遅効性でその効果は持続的である。
自律神経系:即効性、一時的 内分泌系:遅効性、持続的 *自律神経系と内分泌系とを組み合わせて、複雑な恒常性の維持(ホメオスタシス)が行われる。
147
血糖値を上昇させるホルモン(4つ)
グルカゴン アドレナリン 糖質コルチコイド チロキシン
148
血漿グルコース濃度(血糖値)は約(  )に保たれている。 | 早朝空腹時血糖は(  )以上ある場合は糖尿病を疑う。
正常血糖値:100mg/dL | 空腹時血糖値:126mg/dL
149
``` 血糖値が80mg/dLよりも低下すると、 脳に十分なグルコースが供給されなくなり、 意識障害など低血糖の症状が出現する。 極度に低下すると生命の危機にさらされるため、 (  )神経系の興奮によって(  )から(  )が放出されて血糖値は上昇する。 ```
(交感)神経系の興奮によって | (副腎髄質)から(アドレナリン)が放出されて血糖値は上昇する。
150
糖尿病の種類について。 (  )は、ウイルス感染や自己免疫によってβ細胞が破壊され、 生存にインスリンを必要とするタイプで幼児期、少年期に発症することが多いとされ、若年性糖尿病ともよばれる。
I型糖尿病 (IDDM: Insuline Dependent Diabetes Mellitus) (インスリン依存性糖尿病)
151
糖尿病の種類について。 | (  )は、遺伝的な要素に過食や運動不足、ストレスなどの要因が加わって発症するタイプの糖尿病で、成人の糖尿病の大部分を占めている。
II型糖尿病 (NIDDM: Non-Insuline Dependent Diabetes Mellitus) (非インスリン依存性糖尿病)
152
非インスリン依存性糖尿病(NIDDM)の場合、 特に過剰なカロリー摂取が原因である場合では、 恒常的な高血糖に対してインスリンが継続して分泌されているから、 細胞のインスリン感受性が(高く/低く)なっている。
低く
153
ヘキソキナーゼは常染色体上に存在するが、 両対立遺伝子ともに変異が認められ、 正常のヘキソキナーゼと比較して酵素活性の低下が認められた場合、 糖質を摂取した後に血糖値はどのように変化する?
``` グルコースのリン酸化が低下することから、 グルコースの取り込み、呼吸による消費が低下し、 さらにβ細胞内のATP産生が低下する。 したがって、インスリン分泌が低下する事から、 食後血糖値が高い状態がしばらく続く。 ```
154
尿細管の機能に異常があり、 グルコースの再吸収能が低下しているなど 腎機能異常によって尿糖が検出される場合を(  )と読んで、 糖尿病とは明確に区別する。
腎性糖尿
155
糖尿病の主要な症状の1つである多尿の機序
``` 血糖値が高くなると糸球体で濾過されるグルコース量が増加する。 尿細管の再吸収能を超えるほど血糖値が高くなると、 再吸収されないグルコースが尿細管内に残存し、 尿細管の浸透圧が上昇し、 水の再吸収が抑制されて尿量が増加する。 ```
156
トリプシンが分解して活性化する前駆体を3つ
キモトリプシンノーゲン カルボキシペプチダーゼ ホスホリパーゼの前駆体
157
ナトリウム利尿ペプチドとは?
強力なナトリウム利尿作用と 血管拡張作用とを示すペプチドホルモン。 主に心臓で、ほかには能や血管内皮細胞で産生され、 負担を軽減するフィードバック作用を果たしている。
158
副腎には2つの異なる組織がある。 外側:(  ) 内側:(  )
外側:(副腎皮質) | 内側:(副腎髄質)
159
副腎皮質が合成するものは?
①糖質コルチコイド(コルチゾール) ②鉱質コルチコイド(アルドステロン) ③性ステロイドホルモン(アンドロゲン)
160
副腎髄質が合成するものは?
アドレナリン *ノルアドレナリンはアドレナリンの前駆体で、交感神経の節後線維から分泌される。
161
``` 自律神経系には交感神経系と副交感神経系とがある。 交感神経系の 節前線維は(  )、 節後線維は(  )を神経伝達物質として使う。 副交感神経系の 節前線維は(  )、 節後線維は(  )を神経伝達物質として使う。 ```
``` 交感神経系の 節前線維:アセチルコリン 節後線維:ノルアドレナリン 副交感神経系の 節前線維:アセチルコリン 節後線維:アセチルコリン ```
162
副腎の皮質部は、 形態的にも機能的にも分化した3層に分けられるが 外側から順に?
球状帯 束状帯 網状帯
163
束状帯から分泌される副腎皮質のホルモンは?
糖質コルチコイド
164
糖質コルチコイドは ストレスなどにより中枢神経系にある(  )から 分泌される放出因子により(  )が刺激され、 (  )が分泌され副腎に達することにより合成分泌が促進される。
間脳視床下部 下垂体前葉 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)
165
脳下垂体を除去したネズミでは、 | 副腎皮質にどのような形態的変化を生じる?
球状帯や網状帯に変化は見られないが、束状帯が萎縮している。 *脳下垂体(ー)ということは、副腎皮質刺激ホルモン(ー) *副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は主に束状帯を刺激して糖質コルチコイドの分泌を促している。
166
副腎皮質ホルモンのうち、 鉱質コルチコイド(アルドステロン)は (  )から分泌される(  )というホルモンによって 分泌が調節されている。
腎臓 | レニン、アンジオテンシン
167
副腎皮質刺激ホルモン(ATCH)をフィードバック阻害するのは何?
糖質コルチコイドと糖質コルチコイドの受容体の複合体。 *この複合体によってACTHの転写を抑制する。
168
糖質コルチコイドが過剰に増加する病気をクッシング症候群という。 | このクッシング症候群の患者で血糖がどのように変動する?
糖質コルチコイドはタンパク質の異化による糖新生を促進する事から、血糖量は増加する。
169
FSHの分泌を抑制するのは?
濾胞刺激ホルモン(エストロゲン) *視床下部からGnRHが脳下垂体前葉に分泌され、濾胞刺激ホルモン(FSH)が脳下垂体前葉から放出され、濾胞の発育を促進する。
170
動物において(  )の分泌は発情行動が起こることから、 | 人口受精の目安とされる。
黄体形成ホルモン(LH)
171
(  )について。 ①乳腺の発達を促進し、乳汁分泌を促進する。 ②性周期を抑制する。 ③乳頭の吸てつ刺激で分泌が促進される。
プロラクチン
172
ペラグラ(イタリア語: Pellagra)は 代謝内分泌疾患の一つで、( )欠乏症である。 Pellagraはイタリア語で「皮膚の痛み」を意味する。
ナイアシン *ナイアシンは必須アミノ酸のひとつであるトリプトファンから体内で生合成されるので、トリプトファンが欠乏することでもナイアシンが欠乏し、結果ペラグラを発症する。
173
赤血球は造血幹細胞から分化するが、 | この際に特に( )の作用重要である。
エリスロポエチン