8. 感覚器系 Flashcards
特殊感覚
視覚、聴覚、平衡感覚、味覚、嗅覚
体性感覚
触覚、圧覚、冷覚、温覚、痛覚、深部感覚
ポリモーダル受容器
未分化な受容器(侵害受容器)
自由神経終末→C線維
Weberの法則
刺激強度と弁別閾の関係
痛覚の求心性線維
C線維とAδ線維
温度覚の求心性線維
C線維とAδ線維
触圧覚の求心性線維
Aβ線維
深部感覚の求心性線維
Aβ線維とAα線維
体性感覚の伝導路
脊髄視床路(外側・前)
後索内側毛帯路
三叉神経路
外側脊髄視床路
温痛覚
前脊髄視床路
粗大な触覚
後索内側毛帯路
識別性触圧覚、深部感覚(位置、振動覚)
三叉神経求心路で三叉神経節に細胞体がない感覚
意識に上らない咀嚼筋からの固有感覚(三叉神経中脳路核)
温痛覚の三叉神経の経路
三叉神経脊髄路核→対側の視床
識別性触覚の三叉神経の経路
三叉神経主知覚核→同側・対側の視床
意識に上らない咀嚼筋からの固有感覚の三叉神経の経路
網様体、小脳、三叉神経運動核で2次ニューロン
三叉神経中脳路核に細胞体
意識されない深部感覚の経路の種類
前脊髄小脳路、後脊髄小脳路、楔状束核小脳路
意識されない深部感覚の経路の特徴
同側の小脳、大脳皮質へは行かない
後索内側毛帯路の上行する場所の違い
Th5以上:楔状束
Th6以下:薄束
糖尿病による神経障害
両側性手袋靴下型障害
脊髄半側傷害症候群Brown-Sequard症候群(症状)
傷害レベル同側知覚
傷害レベル以下の同側位置振動覚・運動、反対側の温痛覚
脊髄中心管周囲の障害(例・症状)
脊髄空洞症
釣鐘型音痛覚障害
温痛の障害
後索内側毛帯系の障害(例・症状)
脊髄癆
位置・振動覚障害
Romberg徴候
延髄外側症候群
Wallenberg症候群
同側顔面音痛覚・障害部以下での温痛覚低下
病側のHorner症候群
活性型VitaminD3の生成
VitaminD3の吸収→肝臓で25位OH化→腎臓で1α位OH化
keratinocyteが産生するもの
ケラチン・セラミド・βディフェンシン産生
melanocyte(存在場所、〇〇反応陽性)
表皮基底層、DOPA反応陽性
langerhans cell(存在場所、特徴)
有棘層の抗原提示細胞、バーベック顆粒あり
merkel cell
Piezo2発現(機械刺激で活性化されるチャネル)
Aβ線維とシナプス結合
角質の主な脂質と何に重要なのか
ceramide
水分保持とバリアー機能
filaggrinの役割
ケラチンを束ねる役割
NMFとは
天然保湿因子
角質層の水分保持に機能するもの3つ
角質細胞間脂質(ラメラ構造)、NMF、皮脂膜
膠原線維のコラーゲンの種類
I型コラーゲン
細網線維のコラーゲンの種類
III型コラーゲン
Weibel-Palade顆粒(どこ・含むもの)
毛細血管の内皮細胞が持つ
血液凝固第VIII因子
グロムス装置(なに・作用)
皮膚において特殊化した動静脈吻合
体温調節に働く
男性型脱毛症の原因分子
testosterone + 5α-reductase(II)
乳腺の容積の割合
脂肪:乳腺 = 9:1
妊娠初期に乳腺に作用するホルモン
エストロゲン、プロゲステロン、PRL、インスリン(胎盤からエストロゲン、プロゲステロンが分泌されてる時はPRLに反応しない)
オキシトシンの作用
筋上皮収縮で乳汁放出
乳汁の物質と分泌過程
脂肪(アポクリン)、カゼインなどタンパク性物質(開口分泌)
眼瞼を開く筋と支配神経
上眼瞼挙筋(動眼神経)
瞼板筋(交感神経)
重症筋無力症の眼瞼下垂の原因筋肉
上眼瞼挙筋
Horner症候群の眼瞼下垂の原因筋肉
瞼板筋
眼瞼を閉じる筋と支配神経
眼輪筋(顔面神経)
角膜の栄養と知覚の支配神経
栄養:眼液、眼房水
知覚:三叉神経
水晶体主構成成分(異常)
クリスタリン(異常凝集で白内障)
緑内障
眼圧の上昇による視神経障害
眼房水の流れ
毛様体・虹彩後面で産生→後眼房→前眼房→フォンタナ腔→シュレム管(強膜静脈洞)
ミュラー細胞の役割
代謝・免疫
網膜のグリア細胞
ミュラー細胞、網膜色素上皮細胞
網膜色素上皮細胞の役割
ロドプシン代謝、外節ディスク捕食(2000~4000/day)
外節は〇〇日で作り替えられる
9~13
桿体細胞には〇〇枚のディスクがある
1000
プルキンエシフトとは
桿体細胞の自覚現象
プルキンエシフトの緑と赤の見え方
緑:明るい
赤:暗い
網膜双極細胞の役割
錐体(on/off)と桿体細胞(on)からの信号を神経節に送る
先天性停止性夜盲
網膜双極細胞のonのみの障害(桿体からの信号なしだから暗いと見えない)
網膜水平細胞の役割、伝達物質
GABA(抑制性ニューロン)
周囲の双極細胞・視細胞に側抑制
網膜水平細胞の暗順応時の働き
入力の加算→背景ノイズの減少
網膜水平細胞の明順応時の働き
横の連絡を切り離す→分解能・コントラストを確保
網膜アマクリン細胞の役割
双極細胞・神経節細胞とシナプス
抑制性ニューロン
網膜の神経節細胞の役割
視覚情報処理スタート
第一次視覚野の役割
視覚情報の分配と集約
高次視覚野のなに経路・どこ経路の方向
なに経路:頭頂方向
どこ経路:側頭方向
1色覚
M錐体とL錐体の欠損
S錐体1色覚(S+rod)、桿体1色覚(rod)
2色覚
錐体の1種欠損
I型(S+M+rod)、II型(S+L+rod)、III型(M+L+rod)
3色覚
錐体の欠損がない
正常と異常3色覚(I型(L’)、II型(M’)、III型(S’)
M.Lオプシンの遺伝子座
x染色体
Sオプシンの遺伝子座
7番染色体
ロドプシンの遺伝子座
3番染色体
色覚説
ヤング・ヘルムホルツの3色説
ヘリングの反対色説
ミュラーの段階説
ゲーテの色彩論
視覚情報の経路
視神経→視交叉→視索→外側膝状体→視放線→一次視覚野
対光反射の経路(近見反射も途中から一緒)
視神経→視交叉→視索→視蓋前域(上丘に隣接)→エディンガー・ウェストファール核→毛様体神経節→動眼神経で瞳孔括約筋へ
アーガイルロバートソン瞳孔(両側性対光反射障害)
視蓋前域〜エディンガー・ウェストファール核が障害(近見は違う経路のため障害なし)
瞳孔緊張症(アディ症候群)
対光反射障害
副交感神経の障害で患側の対光反射が消失(近見の再生が早い)
急速眼球運動(サッケード)
前頭眼野→上丘→対側(向く側)の橋網様体傍正中部(PPRF)→外転神経核→
向く側:外側直筋
反対側:内側縦束→動眼神経核→外側直筋
円滑追跡眼球運動
注視点の動きに合わせた追跡運動(読書)
前庭動眼反射
頭の回転に対して目が残る様に動く(目を閉じてても起きる) 右回転: 右水平半規管→右前庭神経核→左外転神経核→ 向く側:外側直筋 反対側:内側縦束→動眼神経核→外側直筋
視運動性眼球反応
ゆっくり動く広範囲の視覚入力による運動(電車)
網膜→前庭神経核→外転神経核→
向く側:外側直筋
反対側:内側縦束→動眼神経核→外側直筋
胃で迷走神経活動を活性化するアミノ酸
グルタミン酸(小腸では全てのアミノ酸)
旨み増強する物質
イノシン酸、グアニル酸(グルタミン酸受容体活動増強)
味覚に影響する薬・物質
Angiotensin II変換酵素阻害薬、Angiotensin II受容体阻害薬:塩味、甘味、酸味、苦味感受性下げる
Angiotensin II:塩味下げる、甘味感受性上げる
味神経とシナプス結合する味細胞
III型味細胞
III型味細胞にある受容体
TRPチャネル(酸受容体)
Na+チャネル
II型味細胞にある受容体
代謝型(GPCR)PLC(IP3+DAG)
Na+チャネル
I型味細胞にある受容体
Na+チャネル
味情報伝達方式のラベルドライン説
特定の神経が特定の味覚
味情報伝達方式のアクロスファイバー説
複数の神経のパターンで特定味覚情報伝達
味覚の神経
前2/3:鼓索神経(顔面)
後1/3:舌咽神経
味覚の中枢経路
味細胞→一次感覚神経→延髄弧束核(消化液分泌など)→視床後内側腹側核→一次味覚野(島、快不快判断)→高次味覚野(前頭眼窩皮質、おいしさ判断)
鼓膜の面積:アブミ骨底の面積
17:1
耳小骨同士のテコの原理
力を1.3倍に増強
中耳での総音圧増強
22倍
中耳での大きな音への対応
鼓膜張筋(三叉神経):張り強く
アブミ骨筋(顔面神経):動き抑える
ティンパノメトリー(C型、Ad型、As型)
C型:ピークが陰圧側
Ad型:鼓膜が動きすぎる(耳小骨連鎖断裂)
As型:鼓膜が動かなすぎる(耳硬化症)
前庭階・鼓室階にあるリンパとその成分
外リンパ液
Na+が多い
中心階にあるリンパとその成分
内リンパ液
K+が多い
老人性難聴
高音が聞こえにくい
メニエール病
内リンパ液の量が多い
低音が聞こえにくい、めまい、耳鳴り
耳小石器(なに、役割、機能)
卵形嚢・球形嚢
直線加速度
動毛側に倒れると興奮
半規管(役割、機能)
回転加速度
不動毛が長い側に倒れる→K+チャネル開口流入し脱分極→電位依存性Caチャネル→グルタミン酸放出→神経線維で活動電位(有毛細胞ではない)
短い側だと過分極して伝達物質が減る
聴性脳幹反応のピーク
蝸牛神経→蝸牛神経核→上オリーブ核→外側毛帯→下丘→内側膝状体→聴放射
アブミ骨筋反射の経路
蝸牛神経→蝸牛神経核→上オリーブ核→顔面神経核→顔面神経→アブミ骨筋
カロリックテスト
温かい方or冷たい方に近づく?
温かい方
前提頸反射(なに、経路)
加速度を感じて首の位置を保つ
内側前庭脊髄路
前庭脊髄反射(なに、経路)
加速度を感じて姿勢を保つ
外側前庭脊髄路
脊髄小脳機能
姿勢維持(脊髄からの深部感覚)
大脳小脳機能
運動円滑化(大脳からの運動指令)
前庭小脳機能
体の平衡を保つ(前庭からの平衡覚)
α運動神経の細胞体の呼び方
核(核上性(前のニューロン)、核性(細胞体)、核下性(軸索)、核間性(MLF)障害)
クローヌス
反射による筋短縮とそれに対する弛緩の繰り返し
折り畳みナイフ現象
Ib感覚繊維の自原抑制が途中で切れて折れる
歯車現象
伸張反射と自原抑制が交互にカタカタ
徐皮質硬直
強い筋が張る(下肢では伸筋、上肢では屈筋)
徐脳硬直
中脳レベル以降到達しない
上肢も下肢も伸展
原始反射
大脳からの変調がない反射(新生児など)
バビンスキー反射など
定位反応(なに、中枢)
光や音の発信源に向く反射
中脳上丘
Horner症候群
眼瞼下垂、縮瞳、眼裂狭小
マイヤー係蹄の障害
上四分の一半盲
最も順応しにくい感覚と最も順応しやすい感覚
最も順応しにくい感覚:痛覚
最も順応しやすい感覚:嗅覚
ティンパノグラムc型
ピークが陰圧
中耳の空気が中耳壁の水分に溶け込んで吸収されるにつれて、ピークが陰圧側にシフト
ティンパノグラムb型
陰圧にしても鼓膜が揺れない(cがもっと悪い)
ティンパノグラムAd型
耳小骨同士の繋がりが外れ、鼓膜が揺れすぎる
ピークが大きくなる
ティンパノグラムAs型
耳小骨の可動性が減ったり、アブミ骨と卵円窓がくっつき動きづらくなると、鼓膜の可動性が低下し、ピークが小さくなる
下位運動ニューロン障害
筋線維束性攣縮、弛緩性麻痺、筋萎縮
上位運動ニューロン障害
伸張反射の亢進を伴う痙性麻痺、病的反射(バビンスキー反射など)