1. 生体と薬物 Flashcards
dose ratioとは、求め方
アンタゴニスト存在下でアゴニストの濃度をr倍にした時、アゴニスト単独の時と作用が等しい
r-1=[B]/KB
Gタンパクの脱感作
リン酸化、細胞膜表面から減る
Inverse agonistとは
アゴニストが存在しなくても恒常的に活性を持つ受容体に対してその活性を弱めるアゴニスト
不活性型の受容体に強い親和性
Spare receptorとは、場所の例、意義
full agonistは組織に存在する受容体の1%と結合しただけで最大反応を引き起こすため、その残りが予備となる
平滑筋
結合可能な受容体が多くなる
イオンチャネル結合型受容体の例(5個)
ニコチン性アセチルコリン受容体 グルタミン酸受容体(NMDA、AMPA、kainate) GABAA受容体 グリシン受容体 5-HT3受容体(セロトニン受容体の一種)
Gタンパク共役型受容体の例(7個)
ムスカリン性アセチルコリン受容体 mGlu receptor(代謝型グルタミン受容体) GABAB受容体 αアドレナリン受容体 βアドレナリン受容体 ドーパミン受容体(D2受容体) セロトニン受容体(5-HT3受容体以外)
アデニル酸シクラーゼ系の経路の物質
cAMP上昇、PKA活性化
アデニル酸シクラーゼ系の影響(3つ)
リパーゼ活性化による脂肪分解亢進
グリコーゲン合成酵素不活性化によるグリコーゲン合成抑制
ホスホリラーゼキナーゼ活性化によるグリコーゲン分解増加
PI系の経路の反応(2つ)
PIP2→IP3+DAG(PLCによる)
PIP2→アラキドン酸
IP3の作用
Ca2+を細胞質に放出
DAGの作用
PKC活性化
Gsの作用
アデニル酸シクラーゼ系活性化
Gsを活性化するもの
コレラ毒素
Giの作用
アデニル酸シクラーゼ系抑制
Gi、Goを阻害するもの
百日咳毒素(Pertussis toxin)
Gqの作用
PI系活性化
キナーゼ連結受容体の例
insulin
growth factors
cytokine
leptin
GABAA受容体を阻害するもの
bicuculline
GABAA受容体が通すイオン
Cl-
NMDA受容体が通すイオン
Ca2+/K+/Na+
NMDA受容体が関与するシナプス伝達
速いシナプス伝達
AMPA受容体が通すイオン
Ca2+/K+/Na+
AMPA受容体が関与するシナプス後電位
EPSP
AMPA受容体が関与するシナプス伝達
速いシナプス伝達
GABAA受容体が関与するシナプス伝達
速いシナプス伝達
GABAA受容体が関与するシナプス後電位
IPSP
NMDA受容体が関与するシナプス後電位
EPSP
神経伝達物質遊離を制御するCa2+チャネル
P型、Q型
中枢神経系に関与するCa2+チャネル
N型、P型、Q型、R型
AUCとは
血中濃度曲線下面積
Bioavailabilityとは、式
生体利用率
AUC経口投与/AUC静脈投与
吸収にちょうどいいのは水溶性脂溶性
程よい脂溶性
吸収されやすいのはイオンか分子か
分子
Bioavailabilityを低下させるもの
初回通過効果(全身に行く前に小腸や肝臓で代謝を受けること)
Cmax
最高血中濃度
Tmax
最高血中濃度到達時間
ADME
Absorption、Distribution、Metabolism、Excetion
代謝第I相・第II相反応(それぞれ、どこ、対象)
第I相:変性、異化で水溶性を高める(CYP450)
第II相:薬物の合成
肝臓
脂溶性薬物
CYP450
内在性基質、生体異物、薬物の代謝
肝クリアランスを低下する
肝臓への取り込みと肝臓からの排泄が阻害されると低下する
薬物濃度が定常状態に達するまでの時間
3.3倍
投与中止後4時間で消失している薬物の量
90%
全身クリアランス(コンパートメントモデルに従う)
分布容積=投与量/投与直後血中濃度
消失速度定数=ln(何分の一に減ったか)/かかった時間
クリアランス=分布容積×消失速度定数
GABAB受容体の種類と関与するシナプス伝達
GPCR、遅いシナプス伝達
グリシン受容体が通すイオン、関わるシナプス後電位、シナプス伝達
Cl、遅いシナプス伝達、IPSP
飽和動態の代表例
エタノール
飽和動態の減少速度は?示さない薬物との比較
一定の減少、作用の持続が用量に依存