Lesson 10 Grammar Flashcards
Nでなくてなんだろう
If that’s not…, I don’t know what is/ It must be…
この文法は「本当に…である」と強く言いたいときに使います。話し手の強めの語気をを強調します。
彼は6歳にして、大人でも難しい曲を弾けるようになってしまうなんて、これが天才でなくてなんだろう。
He is merely six years old and mastered songs that are difficult to play even for adults. He must be a genius.
N というもの
During the whole time
この文法は最近のある期間中にずっとある状態が続いているという意味です。
「と」の前に入れる名詞は期間を表す名詞であり、よく「ここ」、「この」を使い、「ここ/このNというもの」という形になります。
この一ヶ月間というもの、新しいプロジェクトが忙しくて朝ごはんもろくに食べていない。
I was so busy working on the new project for the whole month that I didn’t even have time to eat breakfast.
Nとしたことが
Of all people
この文法は代名詞や人を表す名詞に付いて、その人物にそぐわないような事態について述べるときに使います。
よく他人や自分の行為を批判するときに使い、話し手の意外、驚きの気持ちも含まれています。
私としたことが、このようなミスをするとは。
I cannot believe I made such a stupid mistake
…にかたくない
Not hard to…
「にかたくない」は心理・思考を表す動詞や名詞に接続し、容易に推察できるという意味を表します。
同情や共感が表れる表現です。
よく「想像する」、「察する」、「理解する」、「同情する」などの言葉と一緒に使います。
事故で家族を失って一人生き延びた高橋君の胸中は察するにかたくない。
It is not hard to imagine how Takahashi felt after he lost all his family in the accident
Nにかまけて
So busy with….
この文法は一つのことにかかりっきりになって、他の事項がおろそかになるさまを表します。
ゲームにかまけて勉強をしなかったのでテストの点数が悪かった。
I got a bad score on the exam because I had been tied up with video games and had not studied much.
きらいがある
There is a tendency for
この文法は傾向や性質を表し、「傾向がある」、「〜する場合が多い」といった意味合いで使われています。
ただし、その傾向は良くない、あるいは、好ましくない物が多いです。
うちの子どもたちはご飯よりお菓子を好むきらいがある
My children tend to like snacks more than rice.
N(で)すら
Even
「すら」は副助詞で、極端なことを例としてあげ、他を類推させる意味を表します。
「さえ」、「も」と同じように使います。
小学生ですら解ける問題
A question that even an elementary student can solve
はおろか
Let alone, not to mention
この文法は言うまでもないことである、あることが当然であることを表します。付属関係を表します。「はおろか」のほかに「もおろか」という形もあります。
「はおろか」は「も」、「さえ」、「まで」、「すら」などと一緒に使い、あとは否定形が来ます。
Aはおろか、Bも/さえ/まで/すらない
Aはもちろん、それより程度の低いBも…ないと言いたいときに使われます。
ケイトさんは漢字はおろか、まだひらがなもうまく書けません。
Not to mention kanji, Kate cannot even write hiragana
N はそっちのけで/をそっちのけで
Neglecting, ignoring
「そっちのけ」は構わずにほうっておくことです。
したがって、この文法はしなければならないことよりも別のことに心が移っているために、そのまましておくことを表します。
息子は勉強をそっちのけで野球の練習ばかりしている。
My son is practicing baseball all the time, neglecting his studies.
Nなくして(は)
If it wasn’t for… / If there was not…
この文法は非存在の条件を表し、何かをするなら、絶対ある条件が必要だと言いたいときに使います。
「…がなければ」と同じ意味です。
努力なくしては、結果は出せない。
There is no success without effort.
Nならでは/ならではの
Special to/uniquely applying to
この文法はある人や集団、地域の特有の特徴を強調するときに使います。
これは他にはないN1だけが持つ特別なものN2だという意味です。
日本ならではの習慣
Japanese special customs
Vます形 ようによって
Depending on
この文法は2つの事柄の関係を表し、前のことの仕方次第で、後のことも変わるという意味を表します。
水面が風で形を変え、見ようによっては模様のようにも見える
A breeze ruffled the surface of the water. In a way it looks like some patterns appeared