BEC _ note 2-1 (economics)

Question 1

【１２．Overview of Economics】

Question 2

macro economicsが対象とする市場（３つ）

Answer 2

・財市場（goods and service market） → GDP
・資産市場（assets market） → 利子率
・労働市場（labor market） → 失業率

（解説）財市場はフローに対し、資産市場はストック。

Question 3

【１３．Macroeconomics Concepts】

Question 4

3 approaches to GDP

Answer 4

① 生産面（value-added approach）
② 分配面（income approach）
　→ C + S + T
③ 支出面（expenditure approach）
　→ C + I + G + X - M

C + S + T = C + I + G + X - M　⇔　(S-I) + (T-G) = (X-M)
　 (民間の貯蓄超過) + (政府の貯蓄超過) = (貿易黒字)

Question 5

GDPとGNPの違い

Answer 5

・「国内」と「国民」の違い。生産活動の場所に着目したのがGDPに対し、人・国籍に着目したのがGNP。

・米国で行われたなまくら勘九郎の歌舞伎公演は、「GDPには含まれない」一方で、「GNPには含まれる」。

Question 6

＜その他の国民所得計算＞
・NDP（Net Domestic Product）
・NNP（Net National Product）
・NI（National Income）
・PI（Personal Income）
・DI（Disposable Persona Income）

Answer 6

・NDP（Net Domestic Product）
　→ NDP = GDP - depreciation

・NNP（Net National Product）
　→ NNP =GNP - depreciation

・NI（National Income）
　→ NI = GNP - depreciation - Indirect biz tax + biz subsidies

・PI（Personal Income）
　→ PI = NI - corp income tax - social security + transfer payment

・DI（Disposable Persona Income）
　→ DI = PI - personal income tax

Question 7

＜計算問題＞
What amount is personal income?
・Gross domestic product(GDP) 	$4,000
・Transfer payments 	500
・Corporate income taxes 	50
・Social Security contributions 	200
・Indirect business taxes 	210
・Personal taxes 	250
・Undistributed corporate profits 	25
・Depreciation 	500
・Net income earned abroad for the country 	0

Answer 7

・NNP（Net National Product）=GNP - depreciation = 4,000 - 500 = 3,500
・NI（National Income）= GNP - depreciation - Indirect biz tax + biz subsidies = 4,000 - 500 - 210 - 25 = 3,625

・PI（Personal Income）= NI - corp income tax - social security + transfer payment = 3,625 - 50 - 200 + 500 = 3,515

Question 8

＜計算問題＞

　限界消費性向が0.8として、50億ドルの減税を実施したとき、GDPの増加額はいくらか

Answer 8

C = c + 0.8 (Y - T)
Y = C + I + G
式を解くと、0.2ΔY = -0.8ΔTとなり、ΔT＝-50であることから、ΔY=200
GDPは200億ドル増加する。

Question 9

＜計算問題＞

　現金・預金比率が0.1で、準備率が1％とする。ハイパワード・マネーが100億ドル増加したとき、マネーサプライはいくら増加するか。

Answer 9

M（貨幣供給量、マネーサプライ）= C（現金） + D（預金）
H（ハイパワード・マネー）= C + R（法定準備預金）= C + rD
r＝法定準備率

式に代入し、
M = （0.1 + 1）÷（0.1 + 0.01）X 100 = 1,000

Question 10

definition of money
・M1
・M2
・M3

Answer 10

・M1 = currency + checking deposits
・M2 = M1 + saving deposits + small time deposits (less than 100T)
・M3 = M2 + large time deposits (more than 100T) [CDなど]

Question 11

demand for money（２つ）

Answer 11

・transaction demand（決済手段として保有）

・speculative demand（価値保存手段として需要。利子率が上がると減少）

Question 12

business cycle（４つ）

Answer 12

・trough（谷）
・recovery（拡大）
・peak（山）
・recession（後退）

（注）recessionの特に長く深刻なものを、depression（不況）という。

Question 13

GDP delfatorとCPIの違い

Answer 13

・GDP deflector、基準稔夫価格を固定、数量は変動。

・CPIは、基準年の数量を固定、価格は変動。

Question 14

失業の種類（３つ）

Answer 14

・frictional unemployment（摩擦的失業。職探しのための一時的な失業）

・structural unemployment（構造的失業。商品・サービスの需要の変化、技術進歩により生じる。再教育プログラム等により減少）

・cyclical unemployment（循環的失業。景気後退期に増加、拡大期に減少）

Question 15

国際収支（３つ）

Answer 15

① current account（経常収支）
・貿易サービス収支
・primary income（第一次所得収支）：対外資産からの利子・配当など投資収益。
・secondary income（第ニ次所得収支）：政府の無償援助や海外勤務者による本国送金など。

② financial account（金融収支）
・直接投資、証券投資、金融派生商品、その他投資、外貨準備

③ capital account（資本移転等収支）
・政府による途上国に対する無償援助や債務免除など。

Question 16

為替レート理論（３つ）

Answer 16

① asset approach（短期レート）
・短期的な為替レートは、金利差や墳れ率等など投機的な資金移動により決まる。

② flow approach（中期レート）
・中期的な為替レートは、二国間の貿易活動（フロー）により決まる。

③ purchasing power parity（長期レート）
・購買力平価（国際的な一物一価の法則）

Question 17

【１４．Microeconomics Concepts】

Question 18

price elasticity of demand（需要の価格弾力性）

Answer 18

・price elasticity of demandとは、価格の変化が需要の変化にどれ程、影響を与えるか、

Question 19

imperfect competition（不完全競争）の例（３つ）

Answer 19

① monopoly（独占）
　→ 供給者は１社。供給者が数量・価格をコントロールできる。

② oligopoly（寡占）
　→ それぞれの少数の供給者が他の意思決定に影響を与える。価格コントロールを目的に、供給者同士が協調行動（カルテル）を取る傾向。
　→ kinked demand curve。

③ monopolistic competition（独占的競争）
　→ 参入企業は多数だが、商品が差別化されており、それぞれの供給者が自社の商品に対する需要曲線を持つ。

Question 20

完全競争における損益分岐点と操業停止点とは

Answer 20

・損益分岐点（break-even point）とは、MC = ATC。総収入＝総費用となり、利潤はゼロ。しかし固定費を回収できている。

・操業停止点（shutdown point）とは、MC = AVC。固定費の回収はできておらず、可変費用のみ辛うじて回収できている状態。それ以下となると、可変費用も回収できなくなり、操業を維持できなくなる。

Question 21

独占市場における均衡点

Answer 21

独占企業の利潤最大化は、MR = MC。
（完全競争市場における均衡点は、ATC = MC）

Question 22

寡占市場（oligopoly）における企業行動は

Answer 22

・競合他社は値上げには追従しないが、値下げには追従する（従って、供給曲線はkinkedする）。

・製品は、ある程度差別化されている。

Question 23

Porter’s 5 forces model（５つ）、basic strategies（３つ）

Answer 23

・５つの競争要因
① new entrants
② substitute product or service
③ bargaining power of buyers
④ bargaining power of suppliers
⑤ rivalry among existing firms

・3 basic strategies
① cost leadership
② differentiation
③ focus（狭い競争範囲を狙う戦略）

Question 24

業界分析のツール（３つ）

Answer 24

・competitor analysis（競合他社の目的、戦略、仮設、能力に関する情報を収集し、行動を予測）

・price elasticity analysis（財の価格変化が需要の変化にどの程度影響するかを分析し、価格戦略に利用）

・target market analysis（目的市場を分析し、潜在顧客を把握し、販売予測等を分析）

Question 25

SCM（Supply Chain Management）とは

Answer 25

・SCMとは、製品・サービスを提供するためのsupply chainについて、会社組織を越えて統合・情報共有することにより、ロジスティックス関連コストの削減、JITなどの付加価値を目指す経営手法。
・SCMは、事業戦略を実行に移す手段の一つ。

Question 26

【１５．Economic Globalization】

Question 27

comparative advantage（比較優位）の概念（２つ）

Answer 27

・比較優位とは、ある財の生産について、より少ない機会費用を持つ場合、比較優位を持つとされる。

・相手国より機会費用の少ない財の生産に特化し、他の財は輸入することで、両国はより多くの財を生産・消費できるといった国際分業の利益を説明する理論。

Question 28

企業の国際戦略（２つ）

Answer 28

① multi-national strategy（それぞれの国の市場における嗜好に合致するように製品やマーケ戦略を採用）

② global strategy（全ての国・市場に対し、同一のマーケ戦略を採用し、同一の製品を提供）

Question 29

financial riskとは、またその分類（大きく２つ、小さく６つ）

Answer 29

・financial riskとは、企業の資金調達・運用に関するリスクのこと。

① market risk（個別企業の業績に関係のない、市場全体のリスク）
・interest-rate risk（金利変化に起因する資産価値の変動リスク）
　→ デリバティブ取引によるヘッジ。
・purchasing-power risk（インフレ等による通貨価値の下落）
　→ 通貨以外に不動産、株式などを保有。
・exchange-rate risk（為替レートの変動）
　→ デリバティブ取引によるヘッジ。

② unique risk（個別企業の経営に起因するリスク）
・business risk（事業の成否）
　→ 需要見通し、調達管理、固変比率の管理など。
・credit risk & default risk（相手が債務不履行になるリスク）
　→ 与信管理、与信デリバティブ。
・liquidity risk（現金化できないリスク）
　→ 将来の現金の必要性などに照らし、資産管理。

Question 30

業界分析のツール（３つ）

Answer 30

・competitor analysis（競合他社の目的、戦略、仮設、能力に関する情報を収集し、行動を予測）

・price elasticity analysis（財の価格変化が需要の変化にどの程度影響するかを分析し、価格戦略に利用）

・target market analysis（目的市場を分析し、潜在顧客を把握し、販売予測等を分析）