2.静脈麻酔 Flashcards
0
Q
プロポフォール(10)
A
- 鎮痛作用はない
- 全身麻酔の導入に用いる
- 乳化剤のかたちで用いる
- 脳などの作用部位にすぐいく
- 再分布するのですぐに覚醒する
- 肝臓ですぐに代謝される→肝障害があると覚醒遅延、はやいから2回目以降の投与でも覚醒遅延が起きず持続静注にむいている
- 呼吸抑制がおこる
- 血管痛がおこる
- GABA作動性抑制ニューロンを活性化させる
- 小児はあんましだめ
1
Q
Context sensitive half-time(CSHT)とは
A
薬物の投与を中止してから薬物の血漿濃度が半分になるまでの時間
静脈内に持続投与を行った場合、不活性組織内に麻酔薬が蓄積するため、投与時間が延びるとCSHTもながくなる
チオペンタールやジアゼパムなどは顕著
レミフェンタニルはほとんどえいきょうなし
2
Q
プロポフォール注入症候群
A
長時間にわたる持続静注でプロポフォールが組織に蓄積し治療抵抗性の筋肉症状
小児は体重あたりの必要量が多いからなりやすいので長時間やるときはだめ
3
Q
バルビツール酸(6)
A
チオペンタール
- GABA作動性抑制ニューロンの活性化
- 鎮痛作用はない
- 導入にむいてる
- たまりやすいから持続にむかない
- 呼吸抑制、脳血流量低下、血圧低下、心拍出量低下、心拍数上昇、血管痛
- 禁忌:急性間欠型ポルフィリン症、遺伝子性プロポルフィリン症
4
Q
ベンゾジアゼピン(5)
A
ジアゼパム、ミダゾラム
- GABA作動性抑制ニューロン
- 高齢者では代謝が遅延する
- 呼吸抑制、血管拡張、弱い心抑制作用
- 鎮痛作用はない
- 拮抗薬:フルマゼニル
5
Q
ケタミン(6)
A
- 意識消失は静脈投与後 1 分ほどで得られ 15-20 分間持続
- 肝臓代謝
- グルタミン酸NMDA受容体にantagonist
- 頭蓋内圧亢進
- 血圧上昇、呼吸抑制
- 悪夢
6
Q
レミフェンタニル(8)
A
- 中枢神経のオピオイドレセプターに作用する
- 肝臓で代謝する
- 鎮痛、鎮静
- 循環抑制があまりない
- 便秘、尿閉、悪心•嘔吐
- 呼吸抑制
- 血漿、組織中の非特異的エステラーゼで代謝され、蓄積されない
- 拮抗薬:ナロキソン
7
Q
麻酔の導入に向いているもの
A
プロポフォール、バルビツール酸(チオペンタール)、ベンゾジアゼピン(ジアゼパム、ミダゾラム)、ケタミン
8
Q
鎮静薬のうち持続静注にむいている麻酔
A
プロポフォール、ミダゾラム
9
Q
ジアゼパムの拮抗薬
A
フルマゼニル
10
Q
モルヒネの拮抗薬
A
ナロキソン
11
Q
レミフェンタニルの拮抗薬
A
ナロキソン