ペインクリニック Flashcards
痛みの時間経過による分類
急性痛
慢性痛:6or3ヶ月以上
急性痛→交感神経ー副腎系の活動が優位
慢性痛→心理的影響が大きい、器質的要素が少ない
痛みとは
体に侵害刺激が加わっただけでなく、侵害刺激以外の刺激でもおこる
不快 認識するのは脳 痛覚伝導路が独立してある 心因性とか 痛みを放置すると慢性痛 慢性炎症とかでは、痛覚過敏、アロディニア 痛みを抑える神経系もある
どうしていたいのか
感覚→冷覚、温覚、触覚、圧覚
痛み:侵害受容器、自由神経終末
機械的刺激:Mecanonociceptor
温度刺激:Thermonociceptor
いろいろ:Polymodalnociceptor
痛みの性質
slow: 旧脊髄視床路、内側系
fast: 新脊髄視床路、外側系
抑制系→視床下部、下降性抑制系
アロディニア、痛覚過敏
興奮性神系受容体がかんけいする
ふつうC線維刺激がいたいけど、Aβのさわったなってのもいたい
疼痛の抑制機構
ゲートコントロール説
Aβ線維のインパルスは抑制性介在ニューロンを興奮させて痛覚神経を抑制する
Cを刺激すると、抑制性介在ニューロンを抑制して痛みを増強する
神経障害性疼痛
CRPS:帯状疱疹後神経痛、幻肢痛、癌性疼痛など
よくわかってない
治療が難しい
動物実験モデル
ペインクリニックとは
日本では神経ブロックが主体
疼痛だけじゃなくて、顔面神経麻痺、突発性難聴、アレルギー性鼻炎とかも
神経ブロック療法
局所麻酔薬、神経破壊剤、あっためる、ひやすなどにより一時的あるいは長時間神経伝達を止める
知覚神経の遮断→鎮痛
交感神経の遮断→血管拡張→→→自然回復力増大
運動神経の遮断→筋弛緩
交感神経ぶろっく
交感神経の関与する疼痛:帯状疱疹、神経障害性疼痛RSD
血管疾患:バージャー病、閉鎖性動脈硬化症
内蔵痛:癌性疼痛、膵炎など
星状神経節ブロック
頚部の下頚交感神経節と第一胸椎交感神経節とが癒合したもの→顔面、上肢の血管拡張と除痛
ホルネル症状→眼球陥凹、眼瞼下垂、縮瞳
適応疾患:顔面•頚部の帯状疱疹、上肢•手の血行障害、顔面神経麻痺
三叉神経痛
発作性の激しい疼痛 短時間の激しい痛みが反復する 高齢者に多い トリガーポイントの刺激で起きる 第一選択→三叉神経減圧術(Jannetaの手術) 薬→カルバマゼピン(抗痙攣薬) 第三しぶろっくでは咀嚼筋障害が起こることがある
帯状疱疹
強い痛みを伴った皮疹 片側に帯状にでる 水痘ウイルスが脊髄後根神経節や三叉神経節にひそんでいる 高齢者におおい 早期には抗ウイルス剤、帯状疱疹後神経痛になると除痛できなくてたいへん
癌性疼痛の治療
原因除去→薬→神経ブロックなど
•原則経口投与 •頓用ではなく定期適投与 •段階的投与 ①非オピオイド系鎮痛剤 ②弱オピオイド ③強オピオイド
モルヒネの副作用
吐き気、眠気、便秘(必発)
呼吸抑制は少ない