認知 Flashcards
思考
その前習慣の行動や獲得した知識が問題を解決できない場合に、新しい解決方法を見つけるために心的過程である。
生体の営む最も高度な適応の働きである。
でもその前の習慣と知識と緊密につながっている。
試行錯誤
定義:与えられる課題が生体にとって難しく、解決の糸口が直接認知できない場合に生じるいろいろな反応を試行することである。
*問題箱(ソーンダイク、1989)
空腹のネコを問題箱に閉じ込めると、脱出するためにネコがでたらめな行動を試みる。偶然的にひもを触れるか踏み板を踏んだ後ドアをあけて餌を食べられる。
結果:最初が脱出するまでに時間がかかるが、実験の繰り返しにつれてかかる時間が短くなる。行動も次第に方向性を持っていく。
洞察
定義:生体が置かれる状況を見直すことによって再編成して新たな手がかりを獲得する働きである。
*チンパンジーの問題解決実験(ケーラー、1917)
チンパンジーが目標物に到達するために、1、通路の迂回2、道具の使用3、道具の制作の三つの状況を体験する。
概念の形成・学習
1、等価反応
異なるものをある性質によって同じカテゴリに入れられる。
2、概念
抽象化の概念であり、上位概念や下位概念がある。
3、概念形成・概念達成
概念を不明の状態から作り上げる過程は概念形成という。
*概念形成の実験
4、逆転学習
正的刺激と負的刺激を逆転する学習である。
結論:成人は逆転学習より非逆転学習の方が再試行の回数がより多いだが、児童とネズミが反対である。
情報の符号化
外界の情報が心の操作によって今度が利用しやすい内部表現の形式は符号という。
その過程が符号化という。
視覚の属性、音声なら聴覚的な属性、意味の属性などがある。
例:AA bb 視覚 Aa Bb 音声
イメージ
眼前に刺激ものがいない時、存在しているような知覚体験をすることである。
二重符号説:言語符号化とイメージ符号化がある
命題符号説:課題が明確時記憶しやすい(インクのイヌ)
運動の、聴覚のイメージもある。
認知地図
印刷された地図から形成された自分の位置づける地図である。少しズレがあるが、距離がほぼ実際の距離と比例する。
心の回転
頭に思い浮かべた視覚像を回転すること。
推理の促進と妨害の要素
1、習慣の構え
良い点:改めて解決方法を見つける必要がない場合処理速度が高い。
悪い点:新たな解決方法を見つけることに妨げる。
2、図形の構造特性
3、ヒントの効果
推論の方法
1、帰納法
個別の事物から一般的な原理を引き出す方法である。誤りが多い。
2、類推
以前解いた類推の問題から問題の本質を発見し推理方法である。
例:放射線問題と要塞攻撃問題
3、演繹法
一般の原理から個別の事例を推論する方法。
例:p、q、p`、q`の原理から
直接推論と間接推論に分ける。違いは前提条件の数である。直接推論は一つだけ、間接推論は複数である。形式の問題で誤りをしやすい。だから具体的な規則や名辞が用いられると正答率が上がる。
4、後戻りに含む問題
例:ハノイの塔
コミュニケーション行動の機能
コミュニケーション行動の機能
・意思の伝達
・情動の共感
・行動の制御
前コミュの行動
乳児と母親の間、言語獲得以前の非コミュニケーション行動である。
・ほとんど反射的、本能的な
・乳児の泣く、身体を動かすなどの行動によって、母親が半ば強制的に、乳児にいろいろな世話行動を行う。
・そのような親子のやりとりが言語コミュニケーションの基盤である。
言語コミュの発達
生後:泣く 6週:クーイング 6ヶ月:喃語 8ヶ月:複雑な喃語 一歳:一字単語 2歳:二字単語 3歳:日常の会話
*言葉のない環境で育つ
1920に狼に育てられた二人の少女
1970にアメリカで小さな薄暗い部屋に押し込まれる13歳の少女、父親の怒鳴り以外の言葉がほとんど聞くことがない。
結果:固形食品を噛んだり飲み込んだりすることができず、まっすぐ立つこともできず、言葉が2、3語だけを理解できだが、声を出すことができない。
身ぶりコミュ
生後まもなく、身ぶりコミュと音声コミュが一つシステムに形成した。
指さし:7、8ヶ月後単純にほしいものに対する手を伸ばす。
12ヶ月になると欲しいものに手を伸ばして目をそらして傍の大人に視線を向ける。
三項関係:自分、もの、他人の関係。意図的なコミュを形成した。
母親:ものを使って乳児が外界への働きかけを促進する。乳児がいたずらが激しくなると、他のものへ注意を転移させる。
乳児:ものを指さしなどで他者と注意を共有する。受け渡しゲームなどのやりとりで身ぶりコミュを発展する。
一歳半になると、ごっこ遊びなどの身ぶりコミュが発達してきた。
三項関係
三項関係:自分、もの、他人の関係。意図的なコミュを形成した。
母親:ものを使って乳児が外界への働きかけを促進する。乳児がいたずらが激しくなると、他のものへ注意を転移させる。
乳児:ものを指さしなどで他者と注意を共有する。受け渡しゲームなどのやりとりで身ぶりコミュを発展する。