①筋弛緩薬と拮抗薬 Flashcards
0
Q
スキサメトニウム副作用(6)
A
・徐脈、不整脈、時に心停止を起こすことあり。 ・高 K 血症(特に外傷・火傷・神経障害患者)→不整脈が起こりやすい ・眼圧、頭蓋内圧、胃内圧が上昇する。 ・筋肉痛(激しく動くため) ・咬筋拘縮 ・悪性高熱症の引き金となる。
1
Q
悪性高熱
A
スキサメトニウムとハロタン
2
Q
筋弛緩薬作用への影響
A
・偽性コリンエステラーゼの variant によりサクシニルコリン遷延 ・吸入麻酔薬濃度が高いほど遷延 ・低体温により遷延 ・アミノグリコシド系抗生物質の存在により遷延 ・マグネシウムイオンの投与により遷延 ・腎不全患者、肝硬変患者でも遷延
3
Q
スガマデックス
A
スガマデクスは非脱分極性筋弛緩薬に拮抗する薬である。「筒」のような構造物(γ-cyclodextrin)の中 に、ロクロニウム、ベクロニウムなどを非可逆的に抱え込んで失効させる。そのためムスカリン様作用 は見られない。通常用量 2mg/kg、半減期 2 時間であり、作用発現が極めて速くかつ持続的である。また、 腎排泄性である。
4
Q
ネオスチグミン
A
AchEの阻害、ムスカリン様作用を阻止するためアトロピンとともに。
5
Q
腎不全患者への筋弛緩薬
A
非脱分極性は排泄遅延、脱分極性は高カリウム。
スガマデックス使っても良い