2年生 病理学 期末試験 Flashcards
閉塞性黄疸の所見で誤っているものはどれか。
- 灰白便
- 血中直接ビリルビンの上昇
- 尿中ウロビリンの上昇
- 皮膚掻痒感
尿中ウロビリンの上昇
糖尿病について誤りはどれか。
- IDDMはインスリン依存型を意味する。
- NIDDMはI型糖尿病に相当する。
- 慢性化により微小血管傷害、末梢神経障害をおこす。
- 原発性と続発性がある。
NIDDMはI型糖尿病に相当する。
痛風に直接関与しないのはどれか。
- 高尿酸血症
- 尿路結石
- プリン体代謝
- 脂肪代謝
脂肪代謝
動脈硬化について誤りはどれか。
- 動脈壁が肥厚・硬化した状態である。
- 細動脈硬化が最も多い。
- アテロームは血管壁に形成された脂質の集積巣である。
- メンケベルグ型動脈硬化は血管壁の輪状石灰化がみられる。
細動脈硬化が最も多い。
加齢と老化について誤りはどれか。
- 褐色萎縮がみられる。
- 細胞内外の環境因子は年齢と関わりなく不変である。
- 細胞より臓器系の方が加齢変化が大きい。
- ホメオスタシス機構は穏やかに上昇する。
ホメオスタシス機構は穏やかに上昇する。
萎縮について誤っているものはどれか。
- 構成細胞が消失し絶対数が減少したものを単純萎縮という。
- ギプス固定時には廃用性萎縮がみられる。
- 更年期以降の性腺萎縮は数的萎縮である。
- 老化や飢餓の際はしばしば褐色萎縮がみられる。
構成細胞が消失し絶対数が減少したものを単純萎縮という。
褐色萎縮のときに沈着する色素はどれか。
1. ヘモジデリン
2. メラニン
3. ビリルビン
4. リポフスチン
リポフスチン
脂質代謝異常にもとずく疾患はどれか。
1. アテローム硬化症
2. アミロイドーシス
3. 痛風
4. 尿毒症
アテローム硬化症
アルコール性肝障害でみられるのはどれか。
1. アミロイド変性
2. 硝子滴変性
3. 脂肪变性
4. フィブリノイド変性
脂肪变性
疾患と沈着物との組み合わせで適切なのはどれか。
1. アルツハイマー病 - アミロイド
2. 痛風 - 脂肪
3. 黃疸 - リポフスチン
4. 動脈硬化症 - グリコーゲン
アルツハイマー病 - アミロイド
出血性梗塞をおこしやすい臓器はどれか
1. 肺
2. 心臟
3. 脳
4. 腎臟
肺
循環障害について正しい記述はどれか。
1. 漏出性出血は血管壁の破綻による。
2. 胃からの出血を喀血という。
3. 脳軟化症は脳梗塞の結果である。
4. 赤色血栓は白血球が多い。
脳軟化症は脳梗塞の結果である。
梗塞について誤っているものはどれか。
1. 心筋梗塞の壊死巣は吸収されたのち線維化される。
2. 腎梗塞の壊死巣は軟化融解する。
3. 出血性梗塞は暗赤色を呈する。
4. 心筋梗塞の壊死巣は凝固壊死の形をとる。
腎梗塞の壊死巣は軟化融解する。
誤っているのはどれか。
1. 貧血性梗塞は心臓には起こりにくい。
2. 肺の出血性梗塞は肺動脈の塞栓症が主な原因である。
3. 播種性血管内凝固症(DIC)では全身の細血管に血栓が形成される。
4. 脳軟化症は梗塞の結果である。
貧血性梗塞は心臓には起こりにくい。
水腫の原因はどれか。
1. 毛細血管静水圧の低下
2. 毛細血管透過性の低下
3. 血漿膠質浸透圧の低下
4. 血液凝固能の低下
血漿膠質浸透圧の低下
吐血の患者で食道静脈瘤を認めた。最も考えられる原因疾患はどれか。
- 胃癌
- 肝硬変
- 肺結核
- 心臓弁膜症
肝硬変
慢性肺うっ血の原因はどれか。
1. 左心不全
2. 肝硬変
3. 消化管出血
4. 広範な熱傷
左心不全
血栓症について誤っているのはどれか。
1. 血管内で血液が凝固する現象を血栓症という。
2. 血栓は動脈にも静脈にもできる。
3. 血栓は心臓内では形成されない。
4. 血栓には赤色血栓、白色血栓、混合血栓がある。
血栓は心臓内では形成されない。
血栓を起こしやすい疾患として誤っているのはどれか。
1. 動脈瘤
2. 血友病
3. 動脈硬化症
4. 血管炎
血友病
塞栓の原因で最も頻度が高いのはどれか。
1. 血栓
2. 骨髄
3. 脂肪
4. 腫瘍
血栓
肺からの出血に最も関連のある症状はどれか。
1. 吐血
2. 喀血
3. 不血
4. 血尿
喀血
出血部位と出血の種類との組み合わせで正しいのはどれか。
1. 胃 - 喀血
2. 肺 - 吐血
3. 結腸 - 下血
4. 膀胱 - 紫斑
結腸 - 下血
吐血の原因とならない疾患はどれか。
1. 食道静脈瘤
2. 胃癌
3. 十二指腸潰瘍
4. 潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎
タール便の原因疾患として最も考えられるのはどれか。
1. 十二指腸潰瘍
2. 潰瘍性大腸炎
3. 直腸癌
4. 痔
十二指腸潰瘍
門脈圧亢進症で生じやすい出血はどれか。
1. 吐血
2. 喀血
3. 血尿
4. 血胸
吐血
組織・臓器の循環障害で正しい組み合わせはどれか。
1. 充血 - 静脈血が貯留した状態
2. うっ血 - 流れる動脈血が過剰な状態
3. 血栓 - 血管の支配領域が壊死した状態
4. 虚血 - 動脈の血液供給が減少した状態
虚血 - 動脈の血液供給が減少した状態
うっ血と比較して充血の特徴はどれか。
1. 側副血行が生じやすい。
2. 動脈血が増加する。
3. 体表温度が低下する。
4. チアノーゼをきたす。
動脈血が増加する。
神経性貧血をきたす疾患はどれか。
1.レイノー病
2. 心筋梗塞
3. バージャー病
4. 結節性多発動脈炎
レイノー病
左心不全によって肺に生じやすいのはどれか。
1. 充血
2. うっ血
3. 塞栓
4. 梗塞
うっ血
門脈圧亢進を原因とする症状でないのはどれか。
1. 黄疸
2. 食道静脈瘤
3. 腹水
4. メズサの頭
黄疸
医原病の薬剤障害で誤っている組み合わせはどれか。
1. ペニシリン - 中皮腫
2. サリドマイド - 奇形
3. ストレプトマイシン - 聴覚障害
4. キノホルム - スモン病
ペニシリン - 中皮腫
健康被害とその原因との組み合わせで誤りはどれか。
1. 水俣病 - 有機水銀
2. イタイイタイ病 - ヒ素
3. カネミ油症 - PCB
4. 四日市喘息 - 二酸化硫黄
イタイイタイ病 - ヒ素
感染について誤っているものはどれか。
1. インフルエンザ肺炎の二次感染原因菌に肺炎球菌がある。
2. 入院患者が病院内で感染を受けた場合を院内感染という。
3. 抵抗力の低下した宿主への平素無害菌による感染症を異所性感染という。
4. AIDSで発症するニューモシスティス肺炎は日和見感染である。
抵抗力の低下した宿主への平素無害菌による感染症を異所性感染という。
感染症をおこす寄生体のうち生きた細胞内でのみ増殖するのはどれか。
1. ウィルス
2. 細菌
3.原虫
4. 真菌
ウィルス
生物学的病因でないのはどれか。
1. インフルエンザウィルス
2. HIV
3. オキシダント
4. クラミジア
オキシダント
ビタミンB12欠乏による疾患はどれか。
1.骨軟化症
2. 脚気
3. 巨赤芽球性貧血
4. 皮膚炎
巨赤芽球性貧血
構造素材の蛋白質まで消費されて臓器が消耗する状態はどれか。
1. 免疫力低下
2. 絶対飢餓
3. 貧血
4. 飢餓浮腫
絶対飢餓
皮膚癌の原因となるものはどれか。
1. 紫外線
2. 可視光線化無
3. 赤外線
4. 電波
紫外線
放射線の感受性が高い組織はどれか。
1. 神経
2. 肝臟
3. 骨髓
4. 筋肉
骨髓
火傷の際全身体表面の何%以上がおかされると致命的か。
1. 10%以上
2. 20%以上
3. 30%以上
4. 40%以上
20%以上
内分泌について誤りはどれか。
1. 極微量物質が情報として血流によって運ばれる。
2. 細胞間の情報伝達手段である。
3. 下垂体ホルモンはペプチド蛋白ホルモンである。
4. 副腎皮質ホルモンはアミンホルモンである。
副腎皮質ホルモンはアミンホルモンである。
内分泌機能亢進症の原因にならないのはどれか。
1. 過剰な分泌刺激
2. ホルモン不活化機構の障害
3. 標的臓器の感受性の低下
4. 内分泌腺の過形成
標的臓器の感受性の低下
内分泌機能低下症の原因にならないのはどれか。
1. 内分泌腺の破壊
2. ホルモン不活化機構の障害
3. 分泌刺激の低下
4. 内分泌腺の先天的無形成
ホルモン不活化機構の障害
細胞傷害性T細胞 (Tcリンパ球)について誤りはどれか。
1. 抗原提示を受けて特異的破壊をおこなう。
2. CD4マーカー陽性である。
3. 腫瘍細胞を破壊する。
4. 移植片を攻撃する。
CD4マーカー陽性である。
免疫系の細胞について誤りはどれか。
1. ヘルパーT細胞は異物を貪食する。
2. マクロファージはTリンパ球に抗原提示する。
3. Bリンパ球は形質細胞となって抗体を産生する。
4. NK細胞は非特異的破壊をおこなう。
ヘルパーT細胞は異物を貪食する。
病因のうち内因に属するものはどれか。
1. 遺伝
2. 社会環境
3. 感染微生物
4. 栄養物質
遺伝
誤りはどれか
1. 加齢は動脈硬化の素因である。
2. 女性は骨粗しょう症にかかりやすい。
3. 日本人は西洋人と比較して大腸癌や乳癌になりやすい。
4. 病原微生物によって臓器への親和性が異なる。
日本人は西洋人と比較して大腸癌や乳癌になりやすい。
女児に多い疾患はどれか。
1. 痛風
2. 肺癌
3. 先天性股関節脱臼
4. 肝癌
先天性股関節脱臼
クラインフェルター症候群の性染色体はどれか。
1. X
2. XXX
3. XXY
4. XYY
XXY
伴性遺伝をする先天性疾患はどれか。
1. ダウン症候群
2. フェニルケトン尿症
3. 筋緊張性筋ジストロフィー
4. 血友病
血友病
肝炎から肝硬変に進んだ場合の肝硬変について正しいものはどれか。
1. 原発性
2. 合併症
3. 続発性
4. 系統的
続発性
疾病経過の見通しを意味するものはどれか。
1. 病期
2. 症候
3. 治療
4. 予後
予後
他覚症状はどれか。
1. 頭痛
2. 体温
3. 耳鳴り
4. 吐き気
体温
剖検診断(病理解剖)の目的で誤っているのはどれか。
1. 死因の究明
2. 犯罪性の確認
3. 病変の質的評価
4. 治療効果の判定
犯罪性の確認
生存している患者から病変部の組織を採取するのはどれか。
1. 生検診断
2. 健康診断
3. 剖検診断
4. 機能診断
生検診断
壊死について誤っているものはどれか。
- 腎臓の貧血性梗塞では凝固壊死がみられる。
- 結核の乾酪化巣は凝固壊死に含まれる。
- 壊死部が融解化したものを壊疽という。
- 乾性壊疽は糖尿病でみられる。
壊死部が融解化したものを壊疽という。
融解壊死がよくみられる疾患はどれか。
- 心筋梗塞
- 脳梗塞
- 腎梗塞
- 乾酪化巣
脳梗塞
死の三徴候に含まれないのはどれか。
- 体温低下
- 呼吸停止
- 瞳孔反射消失
- 脈拍停止
体温低下
植物状態について正しい記述はどれか。
1. 脳死状態である。
2. 人工呼吸器が必要である。
3. 意思の疎通ができる。
4. 脳幹の機能は保たれている。
脳幹の機能は保たれている。
計画化された細胞死を何というか。
1. アミロイドーシス
2. アポトーシス
3. リビドーシス
4. ヘモクロマトーシス
アポトーシス
肥大と増殖について誤りはどれか。
1. 肥大は個々の細胞の容積が増す。
2. 増殖は個々の細胞の数が増す。
3. 仕事肥大は筋組織で起こりやすい。
4. 代償肥大は神経組織で起こりやすい。
代償肥大は神経組織で起こりやすい。
代償肥大がみられるのはどれか。
1. 前立腺
2. 腎臟
3. 心臟
4. 子宮
腎臟
次の関係で誤っているのはどれか。
1. 仕事肥大 - スポーツ心臓
2. 偽肥大 - 1側腎の摘出による肥大
3. 增殖 - 急性感染症
4.内分泌性過形成 -ヨード欠乏時の甲状腺
偽肥大 - 1側腎の摘出による肥大
全く再生しないものはどれか。
1. 粘膜上皮
2. 骨
3. 心筋
4. 血管
心筋
生理的再生をするのはどれか。
1. 軟骨
2. 結合組織
3. 表皮
4. 末梢神経
表皮
炎症の5大徴候に含まれないのはどれか。
- 発熱
- 機能障害
- 腫脹
- 膿
膿
炎症の過程で最も初期にみられる現象はどれか。
- 炎症巣への白血球の遊走
- 細動脈の収縮
- 血漿成分の血管外への流出
- 肉芽細胞の増殖
細動脈の収縮
炎症反応でみられない現象はどれか。
- 白血球の遊走
- 浮腫
- 貪食
- 抗原提示
抗原提示
炎症時にヒスタミンを放出する主な細胞はどれか。
- 好中球
- リンパ球
- 肥満細胞
4.マクロファージ
肥満細胞
炎症の「組織の増殖」について誤りはどれか。
- 異物の清掃と欠損部の修復である。
- 形質細胞は貪食、消化をおこなう。
- 線維芽細胞は膠原線維を産生する。
- 瘢痕は結合線維の塊である。
形質細胞は貪食、消化をおこなう。
変質性炎(実質性炎)について誤りはどれか。
- 変性・壊死は高度にみられる。
- 滲出や増殖は高度にみられる。
- 劇症肝炎はその典型例の一つである。
- 熱傷はその典型例の一つである。
滲出や増殖は高度にみられる。
滲出性炎について誤りはどれか。
1. カタル性炎では組織の破壊が強い。
2. 滲出性炎は滲出物の特徴により分類される。
3. 関節炎の関節腔内の滑液貯留は炎症性浮腫である。
4. 漿液性炎の滲出物は線維素成分をほとんど含まない。
カタル性炎では組織の破壊が強い。
線維素性炎に分類される疾患はどれか。
- 劇症肝炎
- 絨毛心
- カタル性鼻炎
- 腹水
絨毛心
蜂窩織炎で正しいのはどれか。
- 発赤を伴わない腫脹がある。
- 原因として真菌感染が多い。
- びまん性化膿性炎症である。
- 治療は切開排膿が基本である。
びまん性化膿性炎症である。
火傷の水泡や擦過によるマメはどれか。
- 漿液性炎
- 線維素性炎
- 化膿性炎
- 出血性炎
漿液性炎
結核結節の中心にあるのはどれか。
- ラングハンス巨細胞
- 類上皮細胞
- 乾酪壞死巣
- 線維
乾酪壞死巣
腰椎カリエスを発症する疾患はどれか。
- 結核
- 梅毒
- ハンセン病
- サルコイドーシス
結核
トレボネマ・パリダムによる感染症はどれか。
- 結核
- 梅毒
- ハンセン病
- サルコイドーシス
梅毒
癩(らい)結節をつくる疾患はどれか。
- 結核
- 梅毒
- ハンセン病
- サルコイドーシス
ハンセン病
ゴム腫をつくる疾患はどれか。
- 結核
- 梅毒
- ハンセン病
- サルコイドーシス
梅毒
腫瘍について誤りはどれか。
- 自律的な細胞増殖
- 他律的な細胞増殖
- 膨張性発育
- 浸潤性発育
他律的な細胞増殖
腫瘍について誤りはどれか。
- 粘膜にできる腫瘍で表面から突出するものを外方増殖という。
- 粘膜にできる腫瘍で深層に向かって潜り込むものを内方増殖という。
- 白血病は腫瘍をつくらない腫瘍増殖である。
- 髄様癌は間質に富み硬い。
髄様癌は間質に富み硬い。
腫瘍について誤りはどれか。
- 良性腫瘍は母地細胞からの変異は小さい。
- 悪性腫瘍は母地細胞からの変異は大きい。
- 良性腫瘍は細胞の形や大きさが揃っていることが多い。
- 悪性腫瘍は細胞の形や大きさが揃っていることが多い。
悪性腫瘍は細胞の形や大きさが揃っていることが多い。
腫瘍について誤りはどれか。
- フィラデルフィア染色体は慢性骨髄性白血病の標識染色体である。
- しばしば染色体数の異倍数性が認められる。
- 細胞核は悪性に移行するほど好塩基性が強くなる。
- 染色体変化が必ず認められる。
染色体変化が必ず認められる。
腫瘍について誤りはどれか。
- 腫瘍細胞の極性は維持される。
- 腫瘍細胞の細胞質は好塩基性が強い。
- 腺腫や腺癌は粘液顆粒を細胞質に有する。
- 異型性が強ければ強いほど悪性度は高い。
腫瘍細胞の極性は維持される。
悪性腫瘍の特徴はどれか。
- 膨張性発育
- 境界鮮明
- 増殖が早い
- 破壊性が少ない
増殖が早い
腫瘍の組織について誤りはどれか。
- 腫瘍実質と腫瘍間質からなる。
- 非上皮性腫瘍は蜂窩状構造を示す。
- 非上皮性腫瘍は実質と間質が混ざり合う。
- 非上皮性組織由来の悪性腫瘍を肉腫と呼ぶ。
非上皮性腫瘍は蜂窩状構造を示す。
良性腫瘍にみられるのはどれか。
- 細胞分裂像が多い。
- 浸潤性発育する。
- 分化度が高い。
- 転移する。
分化度が高い。
悪性腫瘍について正しいのはどれか。
- 増殖速度は遅い。
- 増殖は浸潤性である。
- 周囲との境界は明瞭である。
- 壊死傾向は乏しい。
増殖は浸潤性である。
腫瘍について誤りはどれか。
- ホジキン病は悪性腫瘍である。
- 上皮性組織由来の悪性腫瘍を癌と呼ぶ。
- 悪性腫瘍は異型度が低い。
- 良性腫瘍は膨張性に発育する。
悪性腫瘍は異型度が低い。
癌化の開始について誤りはどれか。
- 固定化は癌化の開始を意味する。
- 前癌は組織学的に癌として認められる状態をいう。
- 潜伏癌は臨床的に診断は困難である。
- 前癌から臨床的な癌に至るまでの期間を潜伏期という。
前癌は組織学的に癌として認められる状態をいう。
癌の初期像について誤りはどれか。
- 上皮内癌は基底膜を超えないもの。
- 粘膜癌は粘膜筋板を超えないもの。
- 早期癌は根治手術により完治する可能性が高い。
- 早期胃癌は粘膜下層を超えるものをいう。
早期胃癌は粘膜下層を超えるものをいう。
未分化癌に属するのはどれか。
- 小細胞癌
- 扁平上皮癌
- 腺癌
- ユーイング肉腫
小細胞癌
腫瘍について正しい記述はどれか。
1.上皮性悪性腫瘍を肉腫という。
2. 癌腫は実質細胞が蜂窩状構造を形成する。
3. 肉腫はリンパ行性に転移しやすい。
4. 肉腫は高齢者に好発する。
癌腫は実質細胞が蜂窩状構造を形成する。
癌と前癌病変との組み合わせで正しいのはどれか。
- 皮膚癌 - 色素性乾皮症
- 胃癌 - 胃潰瘍
- 乳癌 - 乳腺症
- 肝癌 - 飲酒による肝硬変
皮膚癌 - 色素性乾皮症
癌の血行性転移を受けやすい臓器はどれか。
- 肺
- 心臟
- 脾臟
- 筋肉
肺
癌が腹腔内に漏れて広がる増殖はどれか。
- 血行性転移
- 播種
- リンパ行性転移
- 膨張性発育
播種
TNM分類について誤りはどれか。
- 腫瘍の増殖と進展度を表す方法である。
- Mは遠隔転移の有無を表す。
- Tは原発腫瘍の大きさ(壁深達度)を表す。
- 遠隔転移がない場合はM1と表す。
遠隔転移がない場合はM1と表す。
播種性転移でないのはどれか。
- ウィルヒョウの転移
- クルーケンベルク腫瘍
- シュニッツラー転移
- 腫瘍性漿膜炎
ウィルヒョウの転移
機能性腫瘍でないのはどれか。
- 下垂体腺腫の下垂体ホルモン産生
- 副甲状腺腫のパラソルモン産生
- 肺癌の副腎皮質刺激ホルモン産生
- 腎癌のエリスロポイエチン産生
肺癌の副腎皮質刺激ホルモン産生
紫外線が発癌因子となるのはどれか。
- 甲状腺癌
- 慢性骨髄性白血病
- 皮膚癌
- 肺癌
皮膚癌
EBウィルスが発癌因子となるのはどれか。
- 肝癌
- 子宮頸癌
- 成人T細胞白血病
- バーキットリンパ腫
バーキットリンパ腫
悪性腫瘍の原因となるウィルスはどれか。
- 帯状疱疹ウィルス
- C型肝炎ウィルス
- 麻疹ウィルス
- インフルエンザウィルス
C型肝炎ウィルス
ウィルス感染と関係ある癌はどれか。
- 乳癌
- 肝癌
- 胃癌
- 肺癌
肝癌
癌原物質でないのはどれか。
- アスベスト
- トリハロメタン
- ベンツピレン
- ペニシリン
ペニシリン
遺伝性(家族性)腫瘍ではないのはどれか。
- 網膜芽細胞腫
- 成人T細胞白血病
- レックリングハウゼン病
- 多発性内分泌腺腫症
成人T細胞白血病
アンドロゲンが関与している腫瘍はどれか。
- 乳癌
- 卵巢癌
- 前立腺癌
- 子宮体癌
前立腺癌
腫瘍発生の抑制に免疫学的機構が関わる例でないのはどれか。
- 細胞レベルのアポトーシス
- 免疫抑制剤の投与で悪性リンパ腫の発生
- エイズ患者に悪性腫瘍の発生
- 高齢者の高い発癌率
細胞レベルのアポトーシス
微量生化学的診断法はどれか。
- 内視鏡
- 細胞診
- 画像診断
- 腫瘍マーカー
腫瘍マーカー
PSAで検出可能な腫瘍はどれか。
- 前立腺癌
- 肝細胞癌
- 膵癌
- 肺癌
前立腺癌
腫瘍について正しい記述はどれか。
- 良性腫瘍は境界不明瞭である。
- 悪性上皮性腫瘍を癌腫という。
- 良性腫瘍は転移をする。
- 悪性腫瘍は膨張性発育をする。
悪性上皮性腫瘍を癌腫という。
上皮性腫瘍はどれか。
- 乳頭腫
- 線維腫
- 血管腫
- 白血病
乳頭腫
腫瘍について正しい記述はどれか。
- 線維腫は悪性非上皮性腫瘍である。
- 乳頭腫は良性非上皮性腫瘍である。
- 血管肉腫は悪性上皮性腫瘍である。
- 腺腫は良性上皮性腫瘍である。
腺腫は良性上皮性腫瘍である。
腺癌の好発部位として誤っているのはどれか。
- 肺
- 胃
- 結腸
- 子宮頸部
子宮頸部
扁平上皮癌の好発部位として誤っているのはどれか。
- 食道
- 気管支
- 乳腺
- 副鼻腔
乳腺
自然免疫の働きとして適切なのはどれか。
- 好中球による食作用
- キラーT細胞による細胞傷害作用
- 免疫記憶細胞による抗原の認識
- 形質細胞による免疫グロブリンの産生
好中球による食作用
液性免疫に関与するリンパ球はどれか。
- B細胞
- 好中球
- 单球
- ナチュラルキラー細胞(NK細胞)
B細胞
抗体を産生する細胞はどれか。
- T細胞
- 形質細胞
- ナチュラルキラー細胞(NK細胞)
- 大食細胞
形質細胞
ヘルパーT細胞のうちTh2細胞の役割はどれか。
- 抗原の提示
- 細胞性免疫
- 免疫反応の抑制
- B細胞の抗体産生誘導
B細胞の抗体産生誘導
免疫反応について誤っている記述はどれか。
- 中和抗体の投与で得るのは受動免疫である。
- B細胞は形質細胞に分化する。
- 細胞傷害性T細胞はウィルス感染細胞を破壊する。
- ヘルパーT細胞は異物を貪食する。
ヘルパーT細胞は異物を貪食する。
分化成熟をとげた組織や細胞が別の細胞、組織に変化することを何というか。
- 再生
- 化生
- 肥大
- 器質化
化生
化生について誤りはどれか。
- 適応現象である。
- もとに戻ることはない。
- 腸上皮化生は腺上皮が円柱上皮となる。
- 扁平上皮化生は円柱上皮などが重層扁平上皮となる。
もとに戻ることはない。
同種移植免疫反応について誤りはどれか。
- IV型アレルギーである。
- 宿主対移植片反応(HVG反応)は移植片が抗原となる反応である。
- 移植片对宿主反応(GVH反応)は宿主側が抗原となる反応である。
- 主体は抗体によるものである。
主体は抗体によるものである。
肉芽組織の構成要素になりにくいものはどれか。
- 肥満細胞
- 新生血管
- 炎症細胞
- 線維芽細胞
肥満細胞
二次的治癒について正しいはどれか。
- 外科的治癒。
- 虫垂炎手術後の皮膚の瘢痕。
- 無菌的切創で創縁が接する。
- 大量の肉芽形成。
大量の肉芽形成。
アレルギー性鼻炎の診断で有用なものはどれか。
- IgA抗体
- IgE抗体
- IgG抗体
- IgM抗体
IgE抗体
アレルギー反応の分類とその関連疾患との組み合わせで誤っているのはどれか。
- 1型アレルギー - アレルギー性鼻炎
- Ⅱ型アレルギー - グッドパスチャー症候群
- III型アレルギー - 急性糸球体腎炎
- IV型アレルギー - 気管支喘息
IV型アレルギー - 気管支喘息
自己抗体と自己抗原の結合が契機となるのはどれか。
- Ⅰ型アレルギー
- II型アレルギー
- III型アレルギー
- IV型アレルギー
II型アレルギー
過剰な免疫複合体(IC)の沈着と補体の活性化が契機となるのはどれか。
- 1型アレルギー
- II型アレルギー
- III型アレルギー
- IV型アレルギー
III型アレルギー
過剰な細胞性免疫反応によるものはどれか。
- Ⅰ型アレルギー
- II型アレルギー
- Ⅲ型アレルギー
- IV型アレルギー
IV型アレルギー
アレルギー性鼻炎の診断で有用なものはどれか。
- IgA抗体
- IgE抗体
- IgG抗体
- IgM抗体
IgE抗体
アレルギー反応の分類とその関連疾患との組み合わせで誤っているのはどれか。
- 1型アレルギー - アレルギー性鼻炎
- Ⅱ型アレルギー - グッドパスチャー症候群
- III型アレルギー - 急性糸球体腎炎
- IV型アレルギー - 気管支喘息
IV型アレルギー - 気管支喘息
自己抗体と自己抗原の結合が契機となるのはどれか。
- Ⅰ型アレルギー
- II型アレルギー
- III型アレルギー
- IV型アレルギー
Ⅱ型アレルギー
過剰な免疫複合体(IC)の沈着と補体の活性化が契機となるのはどれか。
- 1型アレルギー
- II型アレルギー
- III型アレルギー
- IV型アレルギー
Ⅲ型アレルギー
過剰な細胞性免疫反応によるものはどれか。
- Ⅰ型アレルギー
- II型アレルギー
- Ⅲ型アレルギー
- IV型アレルギー
Ⅳ型アレルギー
自己免疫異常による疾患でないのはどれか。
- 全身性エリテマトーデス
- 皮膚筋炎
- 関節リウマチ
- 後天性免疫不全症候群
後天性免疫不全症候群
自己免疫異常による疾患でないのはどれか。
- 進行性全身性硬化症
- 橋本病
- クロイツフェルト・ヤコブ病
- 原発性胆汁性肝硬変症
原発性胆汁性肝硬変症
自己免疫疾患と最も関連が低いのはどれか。
- 全身性エリテマトーデス
- 関節リウマチ
- 骨軟化症
- 皮膚筋炎
骨軟化症
AIDSについて正しいのはどれか。
- 輸血では感染しない。
- 悪性腫瘍の原因とならない。
- HCVの感染による。
- ヘルパーT細胞が減少する。
ヘルパーT細胞が減少する。
AIDSについて正しいのはどれか。
- リケッチアの感染によって発症する。
- 先天性の免疫不全症である。
- T細胞が増殖する。
- 症状が進行するとニューモシスチス肺炎を起こす。
症状が進行するとニューモシスチス肺炎を起こす。
自己免疫異常による疾患でないのはどれか。
- 全身性エリテマトーデス
- 皮膚筋炎
- 関節リウマチ
- 後天性免疫不全症候群
後天性免疫不全症候群
自己免疫異常による疾患でないのはどれか。
- 進行性全身性硬化症
- 橋本病
- クロイツフェルト・ヤコブ病
- 原発性胆汁性肝硬変症
原発性胆汁性肝硬変症
自己免疫疾患と最も関連が低いのはどれか。
- 全身性エリテマトーデス
- 関節リウマチ
- 骨軟化症
- 皮膚筋炎
骨軟化症
AIDSについて正しいのはどれか。
- 輸血では感染しない。
- 悪性腫瘍の原因とならない。
- HCVの感染による。
- ヘルパーT細胞が減少する。
ヘルパーT細胞が減少する。
AIDSについて正しいのはどれか。
- リケッチアの感染によって発症する。
- 先天性の免疫不全症である。
- T細胞が増殖する。
- 症状が進行するとニューモシスチス肺炎を起こす。
症状が進行するとニューモシスチス肺炎を起こす。