病理学 期末試験 2年生 Flashcards

1
Q

閉塞性黄疸の所見で誤っているものはどれか。

  1. 灰白便
  2. 血中直接ビリルビンの上昇
  3. 尿中ウロビリンの上昇
  4. 皮膚掻痒感
A

尿中ウロビリンの上昇

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2
Q

糖尿病について誤りはどれか。

  1. IDDMはインスリン依存型を意味する。
  2. NIDDMはI型糖尿病に相当する。
  3. 慢性化により微小血管傷害、末梢神経障害をおこす。
  4. 原発性と続発性がある。
A

NIDDMはI型糖尿病に相当する。

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3
Q

痛風に直接関与しないのはどれか。

  1. 高尿酸血症
  2. 尿路結石
  3. プリン体代謝
  4. 脂肪代謝
A

脂肪代謝

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4
Q

動脈硬化について誤りはどれか。

  1. 動脈壁が肥厚・硬化した状態である。
  2. 細動脈硬化が最も多い。
  3. アテロームは血管壁に形成された脂質の集積巣である。
  4. メンケベルグ型動脈硬化は血管壁の輪状石灰化がみられる。
A

細動脈硬化が最も多い。

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5
Q

加齢と老化について誤りはどれか。

  1. 褐色萎縮がみられる。
  2. 細胞内外の環境因子は年齢と関わりなく不変である。
  3. 細胞より臓器系の方が加齢変化が大きい。
  4. ホメオスタシス機構は穏やかに上昇する。
A

ホメオスタシス機構は穏やかに上昇する。

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6
Q

萎縮について誤っているものはどれか。

  1. 構成細胞が消失し絶対数が減少したものを単純萎縮という。
  2. ギプス固定時には廃用性萎縮がみられる。
  3. 更年期以降の性腺萎縮は数的萎縮である。
  4. 老化や飢餓の際はしばしば褐色萎縮がみられる。
A

構成細胞が消失し絶対数が減少したものを単純萎縮という。

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7
Q

褐色萎縮のときに沈着する色素はどれか。
1. ヘモジデリン
2. メラニン
3. ビリルビン
4. リポフスチン

A

リポフスチン

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8
Q

脂質代謝異常にもとずく疾患はどれか。
1. アテローム硬化症
2. アミロイドーシス
3. 痛風
4. 尿毒症

A

アテローム硬化症

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9
Q

アルコール性肝障害でみられるのはどれか。
1. アミロイド変性
2. 硝子滴変性
3. 脂肪变性
4. フィブリノイド変性

A

脂肪变性

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10
Q

疾患と沈着物との組み合わせで適切なのはどれか。
1. アルツハイマー病 - アミロイド
2. 痛風 - 脂肪
3. 黃疸 - リポフスチン
4. 動脈硬化症 - グリコーゲン

A

アルツハイマー病 - アミロイド

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11
Q

出血性梗塞をおこしやすい臓器はどれか
1. 肺
2. 心臟
3. 脳
4. 腎臟

A

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12
Q

循環障害について正しい記述はどれか。
1. 漏出性出血は血管壁の破綻による。
2. 胃からの出血を喀血という。
3. 脳軟化症は脳梗塞の結果である。
4. 赤色血栓は白血球が多い。

A

脳軟化症は脳梗塞の結果である。

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13
Q

梗塞について誤っているものはどれか。
1. 心筋梗塞の壊死巣は吸収されたのち線維化される。
2. 腎梗塞の壊死巣は軟化融解する。
3. 出血性梗塞は暗赤色を呈する。
4. 心筋梗塞の壊死巣は凝固壊死の形をとる。

A

腎梗塞の壊死巣は軟化融解する。

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14
Q

誤っているのはどれか。
1. 貧血性梗塞は心臓には起こりにくい。
2. 肺の出血性梗塞は肺動脈の塞栓症が主な原因である。
3. 播種性血管内凝固症(DIC)では全身の細血管に血栓が形成される。
4. 脳軟化症は梗塞の結果である。

A

貧血性梗塞は心臓には起こりにくい。

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15
Q

水腫の原因はどれか。
1. 毛細血管静水圧の低下
2. 毛細血管透過性の低下
3. 血漿膠質浸透圧の低下
4. 血液凝固能の低下

A

血漿膠質浸透圧の低下

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16
Q

吐血の患者で食道静脈瘤を認めた。最も考えられる原因疾患はどれか。

  1. 胃癌
  2. 肝硬変
  3. 肺結核
  4. 心臓弁膜症
A

肝硬変

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17
Q

慢性肺うっ血の原因はどれか。
1. 左心不全
2. 肝硬変
3. 消化管出血
4. 広範な熱傷

A

左心不全

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18
Q

血栓症について誤っているのはどれか。
1. 血管内で血液が凝固する現象を血栓症という。
2. 血栓は動脈にも静脈にもできる。
3. 血栓は心臓内では形成されない。
4. 血栓には赤色血栓、白色血栓、混合血栓がある。

A

血栓は心臓内では形成されない。

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19
Q

血栓を起こしやすい疾患として誤っているのはどれか。
1. 動脈瘤
2. 血友病
3. 動脈硬化症
4. 血管炎

A

血友病

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20
Q

塞栓の原因で最も頻度が高いのはどれか。
1. 血栓
2. 骨髄
3. 脂肪
4. 腫瘍

A

血栓

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21
Q

肺からの出血に最も関連のある症状はどれか。
1. 吐血
2. 喀血
3. 不血
4. 血尿

A

喀血

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22
Q

出血部位と出血の種類との組み合わせで正しいのはどれか。
1. 胃 - 喀血
2. 肺 - 吐血
3. 結腸 - 下血
4. 膀胱 - 紫斑

A

結腸 - 下血

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23
Q

吐血の原因とならない疾患はどれか。
1. 食道静脈瘤
2. 胃癌
3. 十二指腸潰瘍
4. 潰瘍性大腸炎

A

潰瘍性大腸炎

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24
Q

タール便の原因疾患として最も考えられるのはどれか。
1. 十二指腸潰瘍
2. 潰瘍性大腸炎
3. 直腸癌
4. 痔

A

十二指腸潰瘍

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25
Q

門脈圧亢進症で生じやすい出血はどれか。
1. 吐血
2. 喀血
3. 血尿
4. 血胸

A

吐血

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26
Q

組織・臓器の循環障害で正しい組み合わせはどれか。
1. 充血 - 静脈血が貯留した状態
2. うっ血 - 流れる動脈血が過剰な状態
3. 血栓 - 血管の支配領域が壊死した状態
4. 虚血 - 動脈の血液供給が減少した状態

A

虚血 - 動脈の血液供給が減少した状態

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27
Q

うっ血と比較して充血の特徴はどれか。
1. 側副血行が生じやすい。
2. 動脈血が増加する。
3. 体表温度が低下する。
4. チアノーゼをきたす。

A

動脈血が増加する。

28
Q

神経性貧血をきたす疾患はどれか。
1.レイノー病
2. 心筋梗塞
3. バージャー病
4. 結節性多発動脈炎

A

レイノー病

29
Q

左心不全によって肺に生じやすいのはどれか。
1. 充血
2. うっ血
3. 塞栓
4. 梗塞

A

うっ血

30
Q

門脈圧亢進を原因とする症状でないのはどれか。
1. 黄疸
2. 食道静脈瘤
3. 腹水
4. メズサの頭

A

黄疸

31
Q

医原病の薬剤障害で誤っている組み合わせはどれか。
1. ペニシリン - 中皮腫
2. サリドマイド - 奇形
3. ストレプトマイシン - 聴覚障害
4. キノホルム - スモン病

A

ペニシリン - 中皮腫

32
Q

健康被害とその原因との組み合わせで誤りはどれか。
1. 水俣病 - 有機水銀
2. イタイイタイ病 - ヒ素
3. カネミ油症 - PCB
4. 四日市喘息 - 二酸化硫黄

A

イタイイタイ病 - ヒ素

33
Q

感染について誤っているものはどれか。
1. インフルエンザ肺炎の二次感染原因菌に肺炎球菌がある。
2. 入院患者が病院内で感染を受けた場合を院内感染という。
3. 抵抗力の低下した宿主への平素無害菌による感染症を異所性感染という。
4. AIDSで発症するニューモシスティス肺炎は日和見感染である。

A

抵抗力の低下した宿主への平素無害菌による感染症を異所性感染という。

34
Q

感染症をおこす寄生体のうち生きた細胞内でのみ増殖するのはどれか。
1. ウィルス
2. 細菌
3.原虫
4. 真菌

A

ウィルス

35
Q

生物学的病因でないのはどれか。
1. インフルエンザウィルス
2. HIV
3. オキシダント
4. クラミジア

A

オキシダント

36
Q

ビタミンB12欠乏による疾患はどれか。
1.骨軟化症
2. 脚気
3. 巨赤芽球性貧血
4. 皮膚炎

A

巨赤芽球性貧血

37
Q

構造素材の蛋白質まで消費されて臓器が消耗する状態はどれか。
1. 免疫力低下
2. 絶対飢餓
3. 貧血
4. 飢餓浮腫

A

絶対飢餓

38
Q

皮膚癌の原因となるものはどれか。
1. 紫外線
2. 可視光線化無
3. 赤外線
4. 電波

A

紫外線

39
Q

放射線の感受性が高い組織はどれか。
1. 神経
2. 肝臟
3. 骨髓
4. 筋肉

A

骨髓

40
Q

火傷の際全身体表面の何%以上がおかされると致命的か。
1. 10%以上
2. 20%以上
3. 30%以上
4. 40%以上

A

20%以上

41
Q

内分泌について誤りはどれか。
1. 極微量物質が情報として血流によって運ばれる。
2. 細胞間の情報伝達手段である。
3. 下垂体ホルモンはペプチド蛋白ホルモンである。
4. 副腎皮質ホルモンはアミンホルモンである。

A

副腎皮質ホルモンはアミンホルモンである。

42
Q

内分泌機能亢進症の原因にならないのはどれか。
1. 過剰な分泌刺激
2. ホルモン不活化機構の障害
3. 標的臓器の感受性の低下
4. 内分泌腺の過形成

A

標的臓器の感受性の低下

43
Q

内分泌機能低下症の原因にならないのはどれか。
1. 内分泌腺の破壊
2. ホルモン不活化機構の障害
3. 分泌刺激の低下
4. 内分泌腺の先天的無形成

A

ホルモン不活化機構の障害

44
Q

細胞傷害性T細胞 (Tcリンパ球)について誤りはどれか。
1. 抗原提示を受けて特異的破壊をおこなう。
2. CD4マーカー陽性である。
3. 腫瘍細胞を破壊する。
4. 移植片を攻撃する。

A

CD4マーカー陽性である。

45
Q

免疫系の細胞について誤りはどれか。
1. ヘルパーT細胞は異物を貪食する。
2. マクロファージはTリンパ球に抗原提示する。
3. Bリンパ球は形質細胞となって抗体を産生する。
4. NK細胞は非特異的破壊をおこなう。

A

ヘルパーT細胞は異物を貪食する。

46
Q

病因のうち内因に属するものはどれか。
1. 遺伝
2. 社会環境
3. 感染微生物
4. 栄養物質

A

遺伝

47
Q

誤りはどれか
1. 加齢は動脈硬化の素因である。
2. 女性は骨粗しょう症にかかりやすい。
3. 日本人は西洋人と比較して大腸癌や乳癌になりやすい。
4. 病原微生物によって臓器への親和性が異なる。

A

日本人は西洋人と比較して大腸癌や乳癌になりやすい。

48
Q

女児に多い疾患はどれか。
1. 痛風
2. 肺癌
3. 先天性股関節脱臼
4. 肝癌

A

先天性股関節脱臼

49
Q

クラインフェルター症候群の性染色体はどれか。
1. X
2. XXX
3. XXY
4. XYY

A

XXY

50
Q

伴性遺伝をする先天性疾患はどれか。
1. ダウン症候群
2. フェニルケトン尿症
3. 筋緊張性筋ジストロフィー
4. 血友病

A

血友病

51
Q

肝炎から肝硬変に進んだ場合の肝硬変について正しいものはどれか。
1. 原発性
2. 合併症
3. 続発性
4. 系統的

A

続発性

52
Q

疾病経過の見通しを意味するものはどれか。
1. 病期
2. 症候
3. 治療
4. 予後

A

予後

53
Q

他覚症状はどれか。
1. 頭痛
2. 体温
3. 耳鳴り
4. 吐き気

A

体温

54
Q

剖検診断(病理解剖)の目的で誤っているのはどれか。
1. 死因の究明
2. 犯罪性の確認
3. 病変の質的評価
4. 治療効果の判定

A

犯罪性の確認

55
Q

生存している患者から病変部の組織を採取するのはどれか。
1. 生検診断
2. 健康診断
3. 剖検診断
4. 機能診断

A

生検診断

56
Q

壊死について誤っているものはどれか。

  1. 腎臓の貧血性梗塞では凝固壊死がみられる。
  2. 結核の乾酪化巣は凝固壊死に含まれる。
  3. 壊死部が融解化したものを壊疽という。
  4. 乾性壊疽は糖尿病でみられる。
A

壊死部が融解化したものを壊疽という。

57
Q

融解壊死がよくみられる疾患はどれか。

  1. 心筋梗塞
  2. 脳梗塞
  3. 腎梗塞
  4. 乾酪化巣
A

脳梗塞

58
Q

死の三徴候に含まれないのはどれか。

  1. 体温低下
  2. 呼吸停止
  3. 瞳孔反射消失
  4. 脈拍停止
A

体温低下

59
Q

植物状態について正しい記述はどれか。
1. 脳死状態である。
2. 人工呼吸器が必要である。
3. 意思の疎通ができる。
4. 脳幹の機能は保たれている。

A

脳幹の機能は保たれている。

60
Q

計画化された細胞死を何というか。
1. アミロイドーシス
2. アポトーシス
3. リビドーシス
4. ヘモクロマトーシス

A

アポトーシス

61
Q

肥大と増殖について誤りはどれか。
1. 肥大は個々の細胞の容積が増す。
2. 増殖は個々の細胞の数が増す。
3. 仕事肥大は筋組織で起こりやすい。
4. 代償肥大は神経組織で起こりやすい。

A

代償肥大は神経組織で起こりやすい。

62
Q

代償肥大がみられるのはどれか。
1. 前立腺
2. 腎臟
3. 心臟
4. 子宮

A

腎臟

63
Q

次の関係で誤っているのはどれか。
1. 仕事肥大 - スポーツ心臓
2. 偽肥大 - 1側腎の摘出による肥大
3. 增殖 - 急性感染症
4.内分泌性過形成 -ヨード欠乏時の甲状腺

A

偽肥大 - 1側腎の摘出による肥大

64
Q

全く再生しないものはどれか。
1. 粘膜上皮
2. 骨
3. 心筋
4. 血管

A

心筋

65
Q

生理的再生をするのはどれか。
1. 軟骨
2. 結合組織
3. 表皮
4. 末梢神経

A

表皮