東洋医学概論 Flashcards
病因と臓腑について答えなさい。
a.悲しみが過度となると腎が損傷される。
b.房事過多は腎を損傷する。
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正解
2.b.のみ正解
六淫について答えなさい。
a.燥邪は肺を損傷しやすい。
b.湿邪は人体の下部を損傷する。
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正解
3.a.b.ともに正解
内傷病因に含まれないのはどれか。
1.飲食不節
2.労 逸
3.房事過多
4.疫 癘
4.疫 癘
病因論について答えなさい。
a. 七情の乱れは内傷病因である。
b. 湿邪は陰邪に属する。
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正解
3.a.b.ともに正解
病因論について答えなさい。
a. 燥邪は肺を損傷しやすい。
b. 湿邪は脾を損傷しやすい。
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正解
3.a.b.ともに正解
病因論について答えなさい。
a. 東洋医学の病因には食事も含まれる。
b. 湿邪は人体の下部を損傷する。
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正解
3.a.b.ともに正解
病因について答えなさい。
a. 寒邪の收引性により筋がひきつる。
b. 治りづらく、再発しやすいのは湿邪の重濁性による。
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正解
1.a.のみ正解
内傷病因でないのはどれか。
1.七 情
2.外 傷
3.労 逸
4.房事過多
2.外 傷
病因論について答えなさい。
a. 七情の乱れは外感病である。
b. 炎上性は暑邪の性質をあらわす。
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正解
4.a.b.ともに不正解
病因について答えなさい。
a. 湿邪は陽邪に属する。
b. 七情の乱れは外感病である。
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正解
4.a.b.ともに不正解
病因について答えなさい。
a. 風邪は脾を損傷しやすい。
b. 炎上性は暑邪の性質をあらわす。
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正解
4.a.b.ともに不正解
半表半裏証でみられないのはどれか。
1.往来寒熱
2.胸脇苦満
3.悪 風
4.口が苦い
3.悪 風
六経弁証の少陽病証で見られるのはどれか。
1.悪 風
2.口 苦
3.下 痢
4.高 熱
2.口 苦
八綱病証で病位を示すのはどれか。
1.表 裏
2.寒 熱
3.虚 実
4.陰 陽
1.表 裏
八綱病証で病の性質を示すのはどれか。
1.表 裏
2.寒 熱
3.虚 実
4.陰 陽
2.寒 熱
八綱病証で正気と邪気の盛衰を示すのはどれか。
1.表 裏
2.寒 熱
3.虚 実
4.陰 陽
3.虚 実
気血津液病証について答えなさい。
a. 血瘀の原因には肝の疏泄作用の失調がある
b. 陽虚は陽気不足で起こり、熱症状を呈する
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正
1.a.のみ正解
気の病証における虚証はどれか。
1.気 鬱
2.気 滞
3.気 陥
4.気 逆
3.気 陥
気滞の症状はどれか。
1.声に力がない
2.抑うつである
3.食欲がない
4.すぐ疲れる
2.抑うつである
気血津液病証について答えなさい。
a. 陰虚証の特徴として五心煩熱と盗汗がみられる
b. 気虚は良く汗をかき風邪をひきやすい
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正解
3.a.b.ともに正解
気虚の症候でないのはどれか。
1.疲労倦怠感
2.自 汗
3.活動時に症状が悪化
4.脹満感
4.脹満感
陽虚の症候で誤っているのはどれか。
1.寒がり
2.四肢の冷え
3.自 汗
4.頬部紅潮
4.頬部紅潮
気滞の最も特徴的な症状はどれか。
1.手のしびれ
2.食欲減退
3.筋けいれん
4.胸のつかえ
4.胸のつかえ
気血津液病証について答えなさい。
a. 気滞は腹部が脹痛し、脈は細である。
b. 血瘀の疼痛の特徴は刺痛・固定痛である。
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正解
2.b.のみ正解
腎精の不足が最も疑われるのはどれか。
1.息切れ
2.不 妊
3.目のかすみ
4.食欲不振
2.不 妊
五心煩熱がみられるのはどれか。
1.気 虚
2.陽 虚
3.血 虚
4.陰 虚
4.陰 虚
気血津液病証について答えなさい。
a. 陽虚証の脈状は数で、淡白舌である。
b. 陰虚証の脈状は細数である。
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正解
2.b.のみ正解
血瘀の特徴的な症状はどれか。
1.ものを言うのが億劫である
2.浮腫がある
3.刺すような痛みがある
4.月経血量が少ない
3.刺すような痛みがある
気滞の症状はどれか。
1.尿量減少
2.顔面淡白
3.息切れ
4.脹 痛
4.脹 痛
気滞の最も特徴的な症状はどれか。
1.手のしびれ
2.食欲減退
3.筋けいれん
4.胸のつかえ
4.胸のつかえ
気血津液病証について答えなさい。
a. 陽盛の症候は身熱、顔面紅潮、口渇、冷飲を好む
b. 陰虚の症候はのぼせ、五心煩熱、盗汗、頬部紅潮
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正解
3.a.b.ともに正解
気血津液病証について答えなさい。
a. 陰虚証の特徴として五心煩熱と盗汗がみられる
b. 陰虚証の脈状は細数である
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正解
3.a.b.ともに正解
陽虚の症状でないのはどれか。
1.小便不利
2.四肢厥冷
3.自 汗
4.畏 寒
1.小便不利
気血津液病証について答えなさい。
a. 陽虚証の脈状は遅で淡白舌である。
b. 気滞は腹部が脹痛し脈は弦である。
1.a.のみ正解
2.b.のみ正解
3.a.b.ともに正解
4.a.b.ともに不正解
3.a.b.ともに正解
気の病証における実証はどれか。
1.気 虚
2.気 脱
3.気 陥
4.気 逆
4.気 逆
気滞の最も特徴的な症状はどれか。
1.手のしびれ
2.食欲減退
3.筋けいれん
4.脹満感
4.脹満感
次の文で示す経脈病証はどれか。
「上肢がひきつり、手掌のほてりがある。胸苦しく、精神的に不安定である。」
1.肺 経
2.心 経
3.心包経
4.三焦経
3.心包経
経絡病証で「顔がくすみ、皮膚がかさかさして艶がない。口が苦く、よくため息をつく。痛みで寝返り
が打てない。」のはどれか。
1.手の太陰経病証
2.手の太陽経病証
3.足の少陽経病証
4.足の厥陰経病証
3.足の少陽経病証
次の文で示す経脈病証はどれか。
「48 歳の女性。発汗、目じりから頬の痛みがあり、耳鳴りが続き耳が聞こえにくい」
1.足の陽明経
2.手の太陽経
3.足の少陰経
4.手の少陽経
4.手の少陽経
次の文で示す経脈病証はどれか。
「48 歳の女性。発汗、喉の腫れがあり、耳が聞こえにくく、耳鳴りが続く」
1.胃 経
2.小腸経
3.腎 経
4.三焦経
4.三焦経
経絡病証で前胸部、心下部、腋下部の圧迫感、下肢内側の腫れや痛みがあるのはどれか。
1.陽明胃経病証
2.太陰脾経病証
3.少陽胆経病証
4.厥陰肝経病証
2.太陰脾経病証
次の文で示す奇経八脈病証はどれか。
「腹が張り、腰は弛緩して、力が入らず、水の中に座っているような無力と寒気を覚える」
1.督 脈
2,任 脈
3.衝 脈
4.帯 脈
4.帯 脈
経絡症状で咽喉の症状がみられないのはどれか。
1.手の陽明経
2.手の太陽経
3.足の陽明経
4.足の太陽経
4.足の太陽経
次の文で示す経脈病証はどれか。
「心煩、心下痛、舌のこわばり、舌痛、鼠径部や膝の腫痛や冷え」
1.手の少陰経
2.手の陽明経
3.足の太陰経
4.足の太陽経
3.足の太陰経
足の太陽膀胱経の病証はどれか。
1.顔面部の腫れ、前胸部・腹部・鼠径部の痛み
2.頭頂部・後頭部痛、脊柱の痛み、精神異常
3.側頭部・体幹外側・下肢外側の痛み、顔色がくすむ
4.腰部・大腿内側の痛み、顔色が黒ずむ
2.頭頂部・後頭部痛、脊柱の痛み、精神異常
経絡病証で「顔がすすけて黒く、腰が痛く、陰嚢が腫れて痛み、小便が出ない」のはどれか。
1.足の厥陰経病証
2.足の少陰経病証
3.足の少陽経病証
4.足の太陽経病証
1.足の厥陰経病証
次の四択問題を解き、説明をしな
さい。
問題1.聞診で用いる感覚はどれか。
1.触 覚
2.味 覚
3.視 覚
4.嗅 覚
嗅 覚
問診で診るのはどれか。
1.脈 状
2.体 臭
3.悪 寒
4.体 形
3.悪 寒
神技(望診)で診るのはどれ
か。
1.顔 色
2.筋硬結
3.呼吸音
4.関節痛
1.顔 色
聞診で用いる感覚はどれか。
1.五 主
2.五 香
3.五 味
4.五 悪
2.五 香
舌診部位と臓腑との組み
合わせで正しいのはどれか。
1.舌根部 --- 心
2.舌辺部 --- 肺
3.舌中部 --- 脾
4.舌尖部 --- 腎
3.舌中部 --- 脾
腎を診る舌診部位はどれ
か。
1.舌 根
2.舌中央
3.舌 辺
4.舌 尖
舌 根
舌診で舌尖部に配当され
るのはどれか。
1.脾
2.肝
3.心
4.腎
3.心
陰虚による舌質の色はど
れか。
1.淡白舌
2.淡紅舌
3.紅 舌
4.紫 舌
3.紅 舌
陰虚がみられる舌苔はど
れか。
1.厚 苔
2.潤 苔
3.膩 苔
4.少 苔
4.少 苔
舌診で気陰両虚の所見は
どれか。
1.舌体が腫れて大きい。
2.舌苔が剥落している。
3.舌の色が青紫である。
4.舌下静脈の怒張がある。
2.舌苔が剥落している。
次の文で示す患者の病証
でみられる舌証はどれか。
「43 歳の男性。主訴は頭痛。めま
い、目赤、胸脇苦満を伴う。最近仕
事のストレスを抱えている。」
1.紫 舌
2.紅 舌
3.青 舌
4.淡白舌
2.紅 舌
肝陽上亢によるのはどれ
か。
1.胖大舌 2.吃 逆
3.顔面紅潮 4.小腹急結
顔面紅潮
四肢のふるえとめまいが
共にみられる病証はどれか。
1.腎陽虚 2.肝血虚
3.脾気虚 4.肺陰虚
肝血虚
「50 歳の男性。主訴は不眠。布団
に入ってもなかなか寝付けない。
仕事でのストレスが多く、少しの
ことでイライラしてしまう。舌質
は紅、脈は弦数を認める。」
問題3.随伴症状として最もみら
れるのはどれか。
1.暑さと無関係な発汗
2.空虚感を伴う痛み
3.目の充血
4.息切れ
目の充血
「50 歳の男性。主訴は不眠。布団
に入ってもなかなか寝付けない。
仕事でのストレスが多く、少しの
ことでイライラしてしまう。舌質
は紅、脈は弦数を認める。」
問題4 考えられる病証はとれか。
1.肝鬱気滞 2.肝火上炎
3.肝陰虚 4.肝陽上亢
肝火上炎
「43歳の男性。主訴は頭痛、眩暈、
目赤、胸脇苦満を伴う。最近、仕事
上のストレスを抱えている。」
1.紫 舌 2.紅 舌
3.青 舌 4.淡白舌
紅 舌
嘈雑がみられる病証はど
れか。
1. 脾気虚 2. 脾陽虚
3. 胃陰虚 4. 脾胃湿熱
胃陰虚
心気虚・心陽虚に共通す
る症状はどれか。
1.四肢の冷え 2.心 悸
3.回転性めまい 4.無 汗
心 悸
腹痛、喜按、畏寒、四肢の
冷えがみられる脾の病証はどれか。
1.脾気虚 2.脾陽虚
3.脾虚湿盛 4.脾胃湿熱
脾陽虚
腎精の不足が最も疑われ
るのはどれか。
1.息切れ 2.不 妊
3.目のかすみ 4.食欲不振
不 妊
だるい痛みはどれか。
1.刺 痛 2.隠 痛
3.脹 痛 4.酸 痛
酸 痛
痛みの性質と病証と
の組み合わせで誤っているの
はどれか。
1.酸 痛 --- 虚 証
2.重 痛 --- 湿 証
3.刺 痛 --- 血 瘀
4.隠 痛 --- 気 滞
隠 痛 --- 気 滞
所見と病証との組み
合わせで正しいのはどれか。
1.隠痛 --- 陰実証
2.潮熱 --- 陽実証
3.盗汗 --- 陰虚証
4.拒按 --- 陽虚証
盗汗 --- 陰虚証
一定時刻に発熱する
特徴をもつのはどれか。
1.壮 熱 2.潮 熱
3.但熱不寒 4.往来寒熱
潮 熱
陽虚の症状でないの
はどれか。
1.小便不利 2.四肢厥冷
3.自 汗 4.畏 寒
小便不利
半表半裏証でみられ
ないのはどれか。
1.往来寒熱 2.胸脇苦満
3.悪 風 4.口が苦い
悪 風
五心煩熱がみられる
のはどれか。
1.気 虚 2.陽 虚
3.血 虚 4.陰 虚
陰 虚
「消渇」の現代病名は
なにか。
1.悪性新生物 2.糖尿病
3.心筋梗塞 4.高血圧症
糖尿病
季節と脈状との組み
合わせで正しいのはどれか。
1.春 ――― 緩 脈
2.夏 ――― 洪 脈
3.秋 ――― 石 脈
4.冬 ――― 毛 脈
夏 ――― 洪 脈
脈診で左手関上「浮」
に配当される臓腑はどれか。
1.胆 2.小 腸
3.脾 4.三 焦
胆
「52 歳の男性、主訴は腰痛、
不眠や手足のほてりを伴う。
仕事の疲れがたまると眩暈や
盗汗が起こる。」
1.滑 脈 2.弦 脈
3.細 脈 4.緊 脈
細 脈
「45 歳の女性、主訴は膝痛、
10 日前に転倒し膝を打撲した、
現在も膝内側が腫れて痛み、
夜間も痛む。」
1.滑 脈 2.洪 脈
3.濡 脈 4.濇 脈
濇 脈
季肋部で診る腹証は
どれか。
1.心下痞鞕 2.胸脇苦満
3.裏 急 4.小腹急結
胸脇苦満
瘀血の腹証はどれか。
1.心下痞鞕 2.胸脇苦満
3.小腹不仁 4.小腹急結
小腹急結
肺について正しいのは
どれか。
1.気の本
2.生の本
3.罷極の本
4.封蔵の本
気の本
納気作用を有する臓は
どれか。
1.心
2.脾
3.肺
4.腎
腎
清濁の泌別を行う腑は
どれか。
1.胃
2.小 腸
3.大 腸
4.膀 胱
小 腸
外邪の特徴で誤ってい
るのはどれか。
1.湿邪は重く停滞する。
2.寒邪は収斂の作用を持つ。
3.燥邪は肺を傷つけやすい。
4.風邪は生風しやすい。
風邪は生風しやすい。
内因による病の特徴で
誤っているのはどれか。
1.症状の進行が早い。
2.感情の過多で起こる。
3.陰性の症状もあらわす。
4.身体の内部から発病する。
症状の進行が早い。
肝陽の上亢と肝火の亢
進に共通する症状はどれか。
1.盗 汗
2.膩 苔
3.目の充血
4.腰や膝がだるい
目の充血
胃の実熱病証はどれか。
1.嘈 雑
2.厭 食
3.消穀善飢
4.脹 痛
消穀善飢
手の太陽小腸経の経脈
病証について正しい記述はどれ
か。
1.口が苦い。
2.顔面が赤い。
3.心配症でビクビクする。
4.後を振り返ることができな
い。
後を振り返ることができな
い。
衝脈病証の症状はどれ
か。
1.目が痛む。
2.寒熱に苦しむ。
3.月経異常になる。
4.嘔吐して下痢する。
嘔吐して下痢する。
五香を診るのはどれ
か。
1,望 診
2.聞 診
3.問 診
4.切 診
聞 診
五臓と五労の組合わ
せで誤っているのはどれか。
1.肝 ――― 久しく視る
2.脾 ――― 久しく坐る
3.肺 ――― 久しく臥す
4.腎 ――― 久しく立つ
肝 ――― 久しく視る
次の文で示す腹証は
どれか。
「下腹部に力がなく、フワフワ
として知覚鈍麻がある。」
1.胸脇苦満
2.小腹急結
3.小腹不仁
4.腹裏拘急
小腹不仁
所見と病証の組合わ
せで正しいのはどれか。
1.壮 熱 ――― 陰虚証
2.盗 汗 ――― 陽虚証
3.自 汗 ――― 気虚証
4.寒熱往来 ―― 血虚証
自 汗 ――― 気虚証
「42 歳の男性。急な視力低下が
起こり眼鏡をかけるようになっ
た。疲れ目やかすみ目も感じて
いる。こめかみが時々攣縮する。
舌質淡、舌苔薄白、脈は細。」
1.気 滞
2.痰 濁
3.血 虚
4.陽 虚
血 虚
「56 歳の男性。数年前より頭頂
部から油脂が多い。耳鳴り、め
まい、腰下肢のだるさを伴う。
舌質紅、脈細数。」
1.気滞を除く。
2.痰濁を除く。
3.陽気を補う。
4.陰液を補う。
陰液を補う。
次の文で示す患者の
病証に対する治療方針として最
も適切なのはどれか。
「34 歳の男性。全身がだるい。
口がよく乾いて、よく水を飲み、
尿量も多い。グリコアルブミン
高値。歯痕舌、薄白苔、脈緩弱。」
1.脾気を補う。
2.腎陰を補う。
3.瘀血を除く。
4.湿熱を清ます。
脾気を補う。
次の文で示す患者の
病証で適切なのはどれか。
「38 歳男性。昼間、強い眠気に
襲われる。眠りが浅く、よく目
が覚める。BMI29。息苦しく、い
びきをかく。情動性脱力発作は
ない。舌質紅、舌苔膩、脈滑数。」
1.心脾両虚
2.心腎不交
3.痰 熱
4.肝 火
3.痰 熱
「31 歳の女性。半年前より、肩
上部から上肢後面、第 4 指にか
け痛みとしびれが出現した。寒
冷により症状は悪化する。脈緊。」
問題 18 施術対象として適当
な経脈はどれか。」
1.手の少陽経
2.手の太陽経
3.手の太陰経
4.手の厥陰経
手の少陽経
「31 歳の女性。半年前より、肩
上部から上肢後面、第 4 指にか
け痛みとしびれが出現した。寒
冷により症状は悪化する。脈緊。」
この患者の痹証とし
て適切なのはどれか。」
1.行 痹
2.痛 痹
3.着 痹
4.熱 痹
痛 痹
「65 歳男性。夜明け時に下痢を
する。腰腹部の冷え、精神不振、
腰や膝のだるさを伴う。舌質淡、
胖大、脈沈遅。」
1.食滞を除く。
2.風寒を除く。
3.腎陽を補う。
4.虚熱を清ます。
腎陽を補う。
陰陽について正しい記述はどれか。
1.陰陽属性は絶対的である。
2.陰と陽は互いに制約し合う。
3.陰が不足すると陽も不足する。
4.陰陽を分類するには限界がある。
陰と陽は互いに制約し合う。
虚熱について正しい記述はどれか。
1.陽が虚損している。
2.外寒症状がみられる。
3.陰が陽を制約できない。
4.陰性の現象時にみられる。
陰が陽を制約できない。
木が強く土を克し過ぎ、土の生成が不足する関係はどれ
か。
1.相克関係
2.相乗関係
3.相侮関係
4.相生関係
相乗関係
五行色体表の組合わせで正しいのはどれか。
1.神 ――― 笑 ―――― 耳
2.白 ――― 涎 ―――― 皮 毛
3.黄 ――― 小 腸 ―― 口
4.魂 ――― 怒 ―――― 色
魂 ――― 怒 ―――― 色
脈外をめぐり、外邪に対する防衛的な役割をするのはど
れか。
1.衛 気
2.営 気
3.宗 気
4.元 気
衛 気
五臓とその働きとの組合せで正しいのはどれか。
1.肝 ―― 五臓六腑を統括する。
2.心 ―― 営気を脈中に送る。
3.脾 ―― 津液を作り出す。
4.肺 ―― 納気を主る。
脾 ―― 津液を作り出す。
水穀の輸送・伝化・排泄に直接関与しないのはどれか。
1.胆
2.胃
3.小 腸
4.三 焦
胆
情動と気との組合せで正しいのはどれか。
1.怒 ―――― 気緩む
2.思 ―――― 気上る
3.恐 ―――― 気下る
4.喜 ―――― 気収まる
恐 ―――― 気下る
陰証の脈状でないのはどれか。
1,洪 脈
2.遅 脈
3.弱 脈
4.細 脈
洪 脈
心の病証はどれか。
1.五更泄瀉
2.消穀善飢
3.梅核気
4.譫 語
譫 語
次の病証を示す経絡はどれか。
「腰部・大腿内側が痛み、足底がほてる。空腹感はあるが食欲が
ない。」
1.足陽明胃経
2.足少陰腎経
3.足太陰脾経
4.足厥陰肝経
足少陰腎経
「素問刺熱篇」の顔面診における肺の配当部位はどれか。
1.鼻
2.頤
3.左 頬
4.右 頬
右 頬
「52 歳の女性。身長 150 ㎝、体重 65 ㎏。水産関連の仕事をして
いる。左の膝関節の痛みで来院。患肢は重だるく、疼痛は固定で、
雨天により増悪する。関節周囲の腫脹があるが、発赤発熱はみら
れない。舌苔は白膩、脈は濡。」
問題 14 痺証とした場合、適切なのはどれか。
1.行 痺
2.着 痺
3.痛 痺
4.熱 痺
着 痺
「37 歳の男性。主訴は眼精疲労。目の乾きやかすみがあり、手足
のしびれが起こることもある。舌質は淡、脈は細。」
1.肝血を補う。
2.腎陽を養う。
3.肝火を降ろす。
4.湿邪を取り除く。
肝血を補う。
「32 歳の女性。主訴は胸痛と不整脈。病院では心臓神経症と診断
された。呼吸が促迫し、ときにめまいを伴うこともある。舌苔は
厚膩、脈は滑。」
1.心陰を補う。
2.肺陰を補う。
3.肝火を押さえる。
4.痰濁を取り除く。
痰濁を取り除く。
「28 歳の女性。3 年前に出産を経験してから便秘が続いている。
便は硬く排便が困難である。排便後は立ちくらみがあり動悸がす
る。顔色に艶がなく、爪の色が淡白である。脈は細。」
1.肝陽を瀉す。
2.痰湿を除く。
3.気血を補う。
4.腎陽を補う。
気血を補う。
「26 歳の女性。月経はいつもより 10 日早く来潮する。経血量が
多く経色は淡い。食欲不振、倦怠感、軟便を伴う。舌質淡、脈は
弱無力。」
1.血 虚
2.陰 虚
3.気 虚
4.気滞鬱熱
気 虚
「56 歳の男性。数年前から痰を伴う咳が続く。病院を受診したと
ころ、慢性閉塞性肺疾患〔COPD〕と診断された。倦怠感があり、
みぞおちがつかえる。喀痰量が多く、舌苔は白膩、脈は滑。」
1.肺の痰飲を除く。
2.腎の陰を補う。
3.肝血を補う。
4.心火を瀉す。
肺の痰飲を除く。
「23 歳の女性。疲れやすく、話すことがおっくうで休日は横にな
っていることが多い。少し歩くと汗が出る。舌苔は薄白、脈は濡。」
1.脾気を補う。
2.胃陰を補う。
3.瘀血を除く。
4.肝の疏泄を高める。
脾気を補う。