赤本3 Flashcards
記憶に関して、情報を一時的に保ちつつ情報処理や作業をする働きを何という。
ワーキングメモリ
長期記憶からすでに記憶している情報を取り出すことを何という。
検索
記憶は短期記憶と長期記憶からなるというモデルを提唱したのは誰か。また、そのモデルは何か。
アトキンソンとシフリン 二重貯蔵モデル
ワーキングメモリで一時的に保持できる情報のかたまりの数は平均的に7÷2だと言われているが、これを表す単位を何と呼ぶか。
チャンク
ワーキングメモリで一時的に情報を保持するために有効な記憶ストラテジーは何か。
維持リハーサル
動詞の活用をグループごとに分類し整理して覚えようとする記憶ストラテジー
体制化
長期記憶に蓄えるために、既有の知識と関連づけたりイメージ化したりするストラテジー
精密化リハーサル
自分で問題を作ったり解いたりする記憶ストラテジー
生成効果
知識としての言葉を使いこなす「技能」に関わるストラテジー
手続き的記憶
母語の話し言葉や表現等の知識は、明示的知識・暗示的知識のどれ。
暗示的知識
読解や聴解の際、トピックについて 背景知識や関連する経験等を活かし、内容を予測して理解する言語処理。
トップダウン処理
トップダウンの過程で仮説検証を行い、自分の予測が正しかったかどうかを照合することを何という。
マッチング
読解や聴解の際、語句や文などの部分的な理解を重ねることによって、全体の理解をしていく言語処理。
ボトムアップ処理
一般的には聴解や読解を行う際、トップダウンとボトムアップの両者を適宜、組み合われている。このモデルは何か。
補償モデル
生まれて初めて身につける言語、母国で使われている言語をそれぞれ何という。
母語。母国語
習得した複数の言語の中で、優先的に使用する言語を何という。
第一言語
親が子どもに与えるインプットは決定証拠と否定証拠のどちらが多い。
決定証拠
学習者が誤用した場合、それを明示的に伝えるのではなく、正しい表現を使って暗示的に間違いをほのめかすようなフィードバック。r
リキャスト
人には生まれつき言語を習得する能力があり、適当な言語環境を与えれば短期間のうち母語の体系を習得できる説は何か。
言語生得説
特定の言語の特定の規則の組み合わせではなく、あらゆる言語に適用される一般原理の組み合わせを指す概念を何という。それを提唱したのは誰。
普遍文法、チョムスキー
行動主義心理学の考え方を言語に当てはめ、「言語は、外部からの言語刺激に反応しその強化が繰り返された結果身につく」という考え方を打ち立てたのは誰。
スキナー
言語能力他の認知能力から独立しているという考え方がある。このような言語の特性を何というか。
領域固有説
子どもは言語の使用パターンに基づいて知識を積み上げ、規則を一般化することで言語習得すると考える理論は何。
用法基盤モデル
学習者の母語から目標言語へと向かう過渡的な構造を持つ、学習者独自の言語体系を何という。
中間言語
母語の影響で第二言語の習得が妨げられたり、学習が遅れたりすること。
母語干渉/負の転移
学習者がある言語規則を必要以上に適用するため生じる誤り。
過剰般化
ある言語規則や言語項目の習得が不完全なまま停滞してしまう。
化石化
子どもには言語を習得する最適の時期があり、それを過ぎると言語習得が困難になる時期。
臨界期(クリティカル・ピリオド)
言語類型論の有標性の概念を用いて第二言語学習の困難度を説明したエッフマンの仮説。
有標性差異仮説
第二言語の習得の初期段階で学習者が第二言語で話そうとしない時期。
沈黙期 (サイレント・ピリオド)
就職や昇進などの実益を得るこのを目的ろした第二言語を学習する場合、ガードナーとランバートが分類した学習動機の何に当たるか。
道具的動機付け
直接ストラテジーと間接ストラテジーはそれぞれ何か。
直接:記憶、認知、補償
間接:メタ認知、情意、社会的
コミュニケーション上の障害を乗り越えようとする時に使う方略で、言語を補うために使うもの。
コミュニケーション・ストラテジー
コミュニケーションに大きな誤解や重要な影響を与える誤りを何という。また特に障害をきたさない誤りは何。
ブローバルエラー。ローカルエラー
コミュニケーションを重視する言語活動で、学習者の注意を文法や文型などで言語形式に向けさせる指導法。
フォーカス・オン・フォーム
学習者の明示的知識と暗示的知識は独立した別のもので、明示的知識が暗示的知識につながることはないとする立場は何という。
ノン・インターフェイスポジション
第二言語の規則などを演繹的に指導すること?言語の使用例を提示し帰納的に指導すること?
明示的指導。暗示的指導
クラッシェンの5つの仮説
インプット仮説 自然順序仮説 習得・学習仮説 モニター仮説 情意フィルター仮説
話者と対話者のやり取りの中での意味交渉が言語習得に重要な働きをするロングの仮説。
インターアクション仮説
円滑なコミュニケーションのために行う3種類の意味交渉。
明確化要求、確認チェック、理解チェック
学習者が目標言語を習得するには、相手に理解されるような言葉の産出が必要とするスウェインの仮説。
アウトプット仮説
学習の準備ができていない段階を指導しても効果は得られないとするピーネマンの説。
教授可能性仮説
学習者が自国の社会文化的範囲を第二言語しとうに当てはめてしまい起こる誤用。
プラグマティック・トランスファー(語用論的移転)