耳鼻科 Flashcards

1
Q

耳鏡で鼓膜を観察した際、

光が反射する部位とは?

A

光錐

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
2
Q

ツチ骨:( )筋
アブミ骨:( )筋
が付着している。

A

ツチ骨:鼓膜張筋(三叉神経第3枝の支配)

アブミ骨:アブミ骨筋( 顔面神経の支配)

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
3
Q

出生後、
乳突洞を経由して空気が入ることにより、
鼓室周囲に( )が発育する。

A

乳突蜂巣

→この部位の含気は10歳ころまでに完成し、微細なガス交換と気圧の調節を担う。

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
4
Q

三半規管の外側は骨でで きており、
内側には膜が存在する。
各々が三次元方向に傾いており、
( )を感知する。

A

加速度

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
5
Q

前庭には( )と( )があり、

加速度(水平方向は卵形嚢、垂直方向は球形嚢)を感知する。

A

卵形嚢(水平方向)
球形嚢(垂直方向)
→合わせて耳石器と呼ぶ。

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
6
Q

耳石器にある( )が前庭神経への伝達を担う。

A

平衡斑

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
7
Q

蝸牛の中心部には( )が存在し、
ここでリンパ液を伝わってきた音刺激が
聴覚刺激として変換される。

A

コルチ器 〈ラセン器〉

→蝸牛壁には血管条がある。

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
8
Q

コルチ器は基底板上にあり、
支持細胞や
3列の( )細胞、
1列の( )細胞からなる。

A

内有毛

外有毛

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
9
Q

鼻涙管は( )鼻道へ開口する。

A

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
10
Q

経鼻内視鏡で上気道を観察する順は?

耳管開口部─( )─( )─( )─声帯

A

耳管開口部─軟口蓋─舌扁桃─喉頭蓋─声帯

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
11
Q

顔面神経が障害された場合、
眼輪筋麻痺(→兎眼)、
( )(アブミ骨筋反射減弱による)、
味覚障害、唾液分泌低下、涙液分泌低下などの症候が出現する。

A

聴覚過敏

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
12
Q

舌や軟口蓋に分布する化学受容器である( )が味覚を感知する。

A

味蕾

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
13
Q

舌の前2/3が( )神経(の枝である鼓索神経)、後1/3が( )神経で支配される。

A

顔面

舌咽

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
14
Q

小さい音は聞こえないも、
一定以上の強さの音を聴かせると
急激に大きな音として感知する現象を
( )と呼ぶ。

A

聴覚補充現象〈リクルートメント現象〉

→内耳障害による難聴で検査で陽性となる。

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
15
Q

正常では気導と骨導とどちらが聞こえやすい?

A

気導

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
16
Q

インピーダンスオージオメトリ〈ティンパノグラム〉のA型は正常である。

As型は?

A

As:耳硬化症

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
17
Q

インピーダンスオージオメトリ〈ティンパノグラム〉のA型は正常である。

Ad型は?

A

耳小骨離断

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
18
Q

インピーダンスオージオメトリ〈ティンパノグラム〉のA型は正常である。

B型は?

A

滲出性中耳炎

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
19
Q

インピーダンスオージオメトリ〈ティンパノグラム〉のA型は正常である。

C型は?

A

耳管狭窄

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
20
Q

直立検査のうち、
両足を横につけて直立し、
閉眼させる検査とは?

A

Romberg検査
→内耳障害や深部覚障害では陽性。
小脳性失調では陰性。

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
21
Q

直立検査のうち、
両足を前 後につけて、
閉眼させる検査は?

A

Mann検査
→内耳障害や深部覚障害では陽性。
小脳性失調では陰性。

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
22
Q

温度眼振検査〈カロリックテスト〉は、
外耳道に冷水や温水を入れて出現する眼振をみる。
正常では冷水を入れると( )側、
温水を入れると( )側への眼振がみられる。

A

反対

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
23
Q

瘻孔現象は、
外耳道を加圧または減圧した際に眼振が出現する現象のこと。
陽性となる疾患2つ。

A

真珠腫性中耳炎
外リンパ瘻
※正常では眼振はみられない。

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
24
Q

伝音難聴は外耳〜中耳の障害により、
内耳まで音刺激が伝わりにくくなる病態。
A-Bgapは( )性となる。

A

→Aのみ低下する。

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
25
Q

感音難聴は内耳〜後迷路の障害により、
音そのものの感受力が弱くなる病態。
A-Bgapは( )性となる。

A

→AもBも低下する。

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
26
Q

混合性難聴は、
伝音難聴と感音難聴の両者の性質をもつ病 態。
A-Bgapは( )性となる。

A

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
27
Q

急性中耳炎に罹患する原因となる疾患3つ。

A

1.肺炎球菌
2.インフルエンザ桿菌
3.モラクセラ
→乳幼児に好発する、

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
28
Q

慢性中耳炎は、
急性中耳炎の反復や慢性化、糖尿病患者など易感染者、耐性菌の持続感染などが原因となる。
原因菌としては( )菌や緑膿菌、嫌気性菌が多い。

A

黄色ブドウ球

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
29
Q

急性中耳炎は軽症であれば経過観察、
症状が強い場合、
( )や鼓膜切開にて治療する。

A

抗菌薬

※第一選択薬はアモキシシリン

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
30
Q

慢性中耳炎の治療としては、

洗浄や抗菌薬投与、( )術を行う。

A

鼓膜形成

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
31
Q

真珠腫性中耳炎は先天性のほか、
( )や滲出性中耳炎が原因となり、
中耳内で真珠腫が増生し、
周囲構造を破壊する進行性の病態。

A

耳管狭窄

→治療:鼓室形成

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
32
Q

滲出性中耳炎は、
中耳内で陰圧が持続することにより、
滲出液が貯留する病態。
症候として( )がみられる。

A

耳閉塞感

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
33
Q

滲出性中耳炎の原因として

( )症や( )癌がある。

A

アデノイド増殖

上咽頭

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
34
Q

滲出性中耳炎の耳鏡検査では、

鼓膜の( )と液体貯留が証明される。

A

内陥

※液体貯留では特に気泡の存在がヒントとなる。

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
35
Q

滲出性中耳炎のティンパノグラム〈インピーダンスオージオメトリ〉は( )型を呈する。

A

B型

→治療は気管通気法や換気チューブ挿入など。

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
36
Q

耳硬化症は、
前庭窓とアブミ骨底が癒着する病態。
原因不明だが、疫学的に( )性に多く、
( )にて増悪する。

A


妊娠→ホルモンの影響が考えられている。
※両側性にみられることが多い。

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
37
Q

耳硬化症のオージオグラムでは、

( )音難聴と、Carhart’s notchがみられる。

A

※Carhart’s notchは2000Hzでの骨導低下を見ること。

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
38
Q

耳硬化症のティンパノグラムは、

( )型をとる。

A

B

→アブミ骨が完全固着することで伝音難聴は固定し、以後は感音難聴が進行する(混合性難聴)。

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
39
Q

耳硬化症の治療法は?

A

アブミ骨手術

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
40
Q

耳小骨離断は、
外傷後に耳小骨が外れ、連続性が絶たれた病態。
ティンパノグラムは( )型。

A

Ad

→外科的に整復術を行う。

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
41
Q
症状と神経について。
難聴ー
眼瞼下垂ー
回転性めまいー
顔面痙攣ー
A

難聴ー8
眼瞼下垂ー3
回転性めまいー8
顔面痙攣ー7

How well did you know this?
1
Not at all
2
3
4
5
Perfectly
42
Q

騒音性難聴は、
( )周波数の騒音の発生する職業などが原因となり、蝸牛が障害される病態。
障害は両側性かつ不逆的である。

A

高周波数

※オージオグラムでは c5 dip(4000Hz付近の聴力低下)

43
Q

老人性難聴は、
加齢により蝸牛(有毛細胞や血管条、蝸牛神経)が変性し、障害された状態。
障害は( )側性である。

A

※オージオグラムでは高音域に優位な感音難聴をみる。

44
Q

突発性難聴は、
突然、内耳性感音難聴が出現する病態。
原因は不明であるが、ウイルス感染や血流障害が考えられている。
40〜60 歳代に好発し、障害は( )側性である。

A

※前庭も蝸牛もx

45
Q

Ramsay Hunt 症候群は、

( )が再活性化が原因である。

A

水痘・帯状疱疹ウイルス〈VZV〉

→治療は抗ウイルス薬(アシクロビル)

46
Q

Ramsay Hunt 症候群の3徴は?

A
  1. 耳介帯状疱疹(有痛性)
  2. 顔面神経麻痺←7
  3. 聴神経麻痺←8
47
Q

Bell 麻痺は、
最も頻度の多い末梢性顔面神経麻痺。
原因は確定されていないが、7番の障害のため( )筋の麻痺で聴覚過敏の原因となる。

A

アブミ骨

48
Q

聴神経腫瘍は、

( )神経由来の神経鞘腫が多い。

A

前庭
※だけど圧迫するのは蝸牛神経なので、
症状は耳鳴り、難聴がメインで
めまいはまれ。

49
Q

聴神経鞘腫は片側例が多く、

頭蓋内の位置としては( )に好発する。

A

小脳橋角部

50
Q

Bruns眼振とは、
( )側注視:振幅大・頻度小
( )側注視:振幅小・頻度大
となる眼振。

A

病側注視:振幅大・頻度小
健側注視:振幅小・頻度大
※小脳橋角部腫瘍でみられやすい。

51
Q

機能性難聴〈心因性難聴〉の検査としては、
自記オージオグラム(Jerger( )型)や
( )など、他覚的検査が有用である。

A

V

聴性脳幹反応〈ABR〉

52
Q

内耳炎は内耳に炎症をきたした結果、
前庭機能・蝸牛機能が低下ないし消失する病態。
原因として、
風疹、( )ウイルス、流行性耳下腺炎、( )感染、髄膜炎などがある。

A

サイトメガロ
梅毒
※TORCHの真ん中3つ。
→人工内耳植え込みによって治療する。

53
Q

ツチ骨は( )筋にて固定され鼓膜を内陥させる.

A

鼓膜張

54
Q

アブミ骨は内耳の( )窓につく。

A

前庭

55
Q

半規管には外側,前,後の3つがあり

( )の感覚を感じる.

A

回転加速度

56
Q

聴覚伝導は

聴神経→( )核→( )核→下丘→( )→側頭葉の順に伝わる.

A
聴神経
→蝸牛神経核
→上オリーブ核
→下丘
→内側膝状体
→側頭葉
57
Q

立位で頭部を左右に振ると
( )が刺激され,
前庭動眼反射を介して眼球運動が生じ,
視線が一点に固定される.

A

水平半規管

58
Q

C5-dip(4,000Hz)の聴力低下は、

( )難聴でみられる.

A

騒音性

59
Q

右低音部の感音難聴は

( )発作時の典型的難聴パターンである.

A

Ménière病

60
Q

右耳でpop音(パチンという音)がした直後から発症した,浮動感,難聴,耳鳴りという内耳(前庭+蝸牛)症状をきたすのは何?

A

外リンパ瘻

61
Q
聴神経腫瘍でみられる所見
①( )眼振
②( )反射消失
③進行性感音性難聴
④アブミ骨筋反射の異常
A

Bruns
角膜
※Brunsは患側は「大きくゆっくり」,健側は「小さく早い」.

62
Q

三叉神経(V)の障害では
顔面の感覚障害や
( )反射消失がみられる。

A

角膜

63
Q

蝸牛神経(VIII)の障害では

( )音域難聴や耳鳴を呈する。

A

64
Q

前庭神経(VIII)の障害では

( )や( )を呈する。

A

眼振

めまい

65
Q

顔面神経(VII)の障害では

顔面の( )障害を呈する。

A

運動

66
Q

細菌性髄膜炎は
後天性の両側高度感音難聴をきたす原因疾患として重要で,細菌感染により内耳および聴神経が障害される。
治療は?

A

人工内耳埋め込み術

67
Q

遺伝性難聴を呈する疾患のう地、

ほとんどがX優・腎炎+内耳性難聴+眼症状を呈する疾患は?

A

Alport症候群

68
Q
聴性脳幹反応〈ABR〉検査について。
ーⅠ:( )
ーⅡ:( )
ーⅢ:( )
ーⅣ:( )
ーⅤ:( )
A
ーⅠ:聴神経の伝導
ーⅡ:蝸牛神経核.
ーⅢ:上オリーブ核.
ーⅣ:外側毛帯.
ーⅤ:下丘.
69
Q

めまいの分類として、

体や周囲が回転している感覚のめまいとは?

A

回転性めまい〈vertigo〉

→末梢性(内耳)

70
Q

めまいの分類として、

体がフワフワ動揺する感覚のめまいとは?

A

浮動性めまい〈dizziness〉

→中枢性(脳)、高血圧

71
Q

回転性のめまいに関連する部位2つ

A

三半規管

前庭

72
Q

浮動性めまいに関連する部位2つ

A

脳幹

小脳

73
Q

回転性めまいの症候として

悪心嘔吐、水平 or( )性眼振がある。

A

回旋
→補正は視覚により可能、
Romberg検査陽性

74
Q

浮動性のめまいの症候として

水平 or( )性眼振がある。

A

垂直
→補正は視覚により不可能、
Rimberg検査陰性

75
Q

メニエール病は、
( )の存在により、
前庭・蝸牛症状を する病態。

A

内リンパ腫
※30〜50 歳代に好発する。
※反復する!!

76
Q

メニエール病のオージオグラムでは

( )音域優位な( )音難聴をみる。

A



※カロリックテスト〈温度眼振 検査〉では半規管麻痺〈CP〉をみる。

77
Q

外リンパ瘻では、

pop音に続いて( )側性の蝸牛症状と前庭症状がみられる

A

→力んだ際などの急激な鼓室圧・髄液圧変化により内耳由来の外リンパ液が中耳へ漏出する病態。

78
Q

耳石器(卵形嚢・球形嚢)にある耳石が半規管内へ落ち込むことにより、

眩暈(めまい)がみられる病態とは?

A

良性発作性頭位めまい症〈BPPV〉
※蝸牛症状(難聴)はない!!
※「〜した時に眩暈」

79
Q

良性発作性頭位めまい症〈BPPV〉では、

( )法が有効。

A

理学療法(Epley 法など)

80
Q

ウイルス感染により、前庭神経に炎症をきたした病態とは?

A

前庭神経炎
※蝸牛症状(難聴)はない!!
※「じっとしてても眩暈」

81
Q

中毒性平衡障害は、
耳毒性をもつ薬物により内耳が障害された病態。
原因となるアミノグリコシド系抗菌薬を2つ。

A

ストレプトマイシン
カナマイシン
※両側性

82
Q

アレルギー性鼻炎は、

ハウスダストやダニ、花粉などが原因となる( )型アレルギー疾患。

A

I

→症状は朝に強い。

83
Q

アレルギー性鼻炎の鼻鏡では、
鼻甲介の浮腫と( )化を、
鼻汁検査にて( )増多をみる。

A

蒼白

好酸球

84
Q

鼻出血の原因血管は大きく外頸動脈の枝(顎動脈など)と内頚動脈の枝(篩骨動脈など)に分けられる。

好発部位は?

A

鼻中隔前下部〈Kiesselback部位〉

→後鼻孔側タンポン〈Bellocqタンポン〉で圧迫

85
Q

血管線維腫は、
( )の上咽頭〜後鼻腔に好発する良性腫瘍で、
鼻閉と反復する( )とが主症候となる。

A

思春期男子
鼻出血
→外科的切除術

86
Q

副鼻腔4つ

A
  1. 前頭洞
  2. 上顎洞
  3. 篩骨洞
  4. 蝶形骨洞
87
Q

急性副鼻腔炎の原因菌3つ

A

1.肺炎球菌
2.インフルエンザ桿菌
3.モラクセラ
※急性中耳炎と同様。

88
Q

副鼻腔真菌症は、
糖尿病などによる易感染性を背景とし、
副鼻腔に( )、ムコール、カンジ ダ等の真菌感染をきたした病態。

A

アスペルギルス

89
Q

耳鼻咽喉科領域の癌は原則として中高年の( )性に多く、

( )癌である、という共通点がある。

A

扁平上皮

90
Q

アデノイドとは( )扁桃のことで、

同部位が増殖・腫大したものがアデノイド増殖症である。

A

咽頭

※3〜6 歳ころリンパ組織の生理的な増殖に伴ってみられやすい。

91
Q

アデノイド増殖症では、

( )声がみられる。

A

閉鼻

→滲出性中耳炎、睡眠時無呼吸

92
Q

扁桃炎の症候としては発熱、扁桃の発赤・腫脹、咽頭痛、嚥下困難、扁桃陰窩の( )、頸部リンパ節腫大などがみられる。

A

膿栓(臭い玉)

93
Q
扁桃周囲膿瘍は、
扁桃炎の波及により、周囲に膿瘍が形成された病態。
扁桃炎よりも症候、検査所見ともに強い。
翼突筋障害による( )障害と、
膿瘍形成による( )の健側変異が出現する。
A

開口
口蓋腫
→治療は抗菌薬投与と切開排膿

94
Q

中〜下咽頭癌では( )リンパ節転移を

きたしやすい。

A

頸部

※咽頭癌はいずれも放射線療法が第一選択。

95
Q

上咽頭癌は、

中国人や東南アジア人に多く、( )感染が関与する。

A

EBウイルス

96
Q

上咽頭癌の症候としては鼻閉や鼻出血、

第( )脳神経の障害をきたしやすい。

A

V
VI
→手術は不可。

97
Q

上咽頭癌では進行に伴い耳管を閉塞するため

( )を呈する。

A

滲出性中耳炎

→頸静脈孔を侵し、第IX〜XI脳神経が障害される。

98
Q

中咽頭癌では喫煙や飲酒のほか、

( )感染が関与する。

A

ヒトパピローマウイルス

→p16蛋白が陽性となる。

99
Q

下咽頭癌は、

( )、下咽頭後壁、輪状軟骨後部にできる癌の総称。

A

梨状陥凹(最多)
→食道癌を合併しやすい。
※最も予後が悪い。

100
Q

女性における下咽頭癌では、

( )症候群に続発する輪状軟骨後部癌が多い。

A

Plummer-Vinson

101
Q

急性扁桃炎と扁桃周囲膿瘍との鑑別に有用な所見2つ。

A
  1. 開口障害

2. 口蓋垂偏位

102
Q

耳下腺腫瘍の摘出後にみられる合併症で、

食事の際に耳下部に発赤と異常発汗をみる疾患は?

A

Frey(フライ)症候群

103
Q

唾石症は、
唾液腺内に結石(主成分はカルシウム)が発生した病態。
( )腺に好発し、口腔底の硬結として触知する。

A

顎下

→摂食時の疼痛や唾液腺腫脹。

104
Q

舌癌も耳鼻咽喉科領域の癌の原則に漏れず、
高齢男性に多く、扁平上皮癌が多い。
好発部位は?

A

舌縁部

→早期癌に対しては密封小線源両方が有効。