呼吸器 Flashcards
右肺はS1〜S10の全10区域よりなる。
上葉:S1〜S( )
中葉:S( )〜S( )
下葉:S( )〜S10
上葉:S1〜S3
中葉:S4〜S5
下葉:S6〜S10
左肺は全( )区域よりなる。 S1, S2 が合体し S1+2( )となり、 かつS( )が存在しない。 右肺でいう中葉は( )と名前を変え、 上葉の一部となる。
7 肺尖後区 S7 舌区 →左肺は2葉で形成される。
横隔神経は肺門( )方を、
迷走神経は肺門( )方を走行する。
前
後
※迷走神経は食道にも分布し、その食道は気管の後ろににある。
迷走神経の枝である反回神経は
右が( )を
左が( )を前方から後方へ反回し、
咽喉頭・気管、食道、心臓の一部を支配する。
右:右鎖骨下動脈
左:大動脈弓
肋間動静脈と肋間神経は肋骨( )縁内側を走行する。
下
※肋骨は腹側で肋軟骨に移行する。
肺の膨らみやすさ、伸びやすさを( )と呼ぶ。
静肺コンプライアンス
→この値は肺弾性力の逆数となる。
気道内に入るも、
ガス交換にあずからない空気の部分を( ) と呼ぶ。
死腔
→150mL程度のが基準値、
男性や高齢者、立位で増加する。(肺が大きくなる時)
気管は第( )胸椎レベルで左右の主気管支に分岐する。
( )主気管支の方が太く、角度が急。
4
右
※気管支には杯細胞があり粘液を産生する。
主気管支 →気管支 →細気管支 →( )細気管支 →( )細気管支となる。
終末
呼吸
気管軟骨は気管支まで存在する。
軟骨組織は腹側にのみ存在し、
背側には( )部がある。
膜様
右室からやってきた肺動脈が酸素を受け取り、
肺静脈となり、左房へ還流する。
肺胞どうしには( )による交通がある。
肺胞孔〈Kohn孔〉
肺胞上皮細胞には I 型と II 型があり、
I 型が肺胞を広く多い覆い(成人の全肺胞面積は約 80m2)、実際の( )を担う。
ガス交換
※II型は肺サーファクタントの産生を担う。
→妊娠20週頃から産生され始めて、
羊水中に出現するのは28~32週頃。
一次小葉〈肺細葉〉:1つ1つの肺胞管につながる肺胞単位。
二次小葉:3〜5個程度の一 次小葉を集めた細気管支につながるまとまり。
二次小葉は( )で仕切られ、
( )と( )はこれに沿って走行する。
小葉間隔壁
肺静脈
リンパ管
※肺動脈は気管支に沿って走行する。(O2 poorでair欲しいから)
気管支平滑筋はアドレナリンなどによるβ刺激で( )する。
弛緩
「息を吸おう」と思った際、
( )、前斜角筋、肋骨挙筋、胸鎖乳突筋、外肋間筋といった呼吸筋が収縮し、胸腔が拡大する。
横隔膜
※最大の呼吸筋であり、中心部は腱膜からなる。
唯一、呼気に働く筋肉は?
内肋間筋
吸気により肺が伸展すると、
( )神経を経由して延髄へ刺激が伝わる。
迷走
→すると吸息抑制 ニューロンが刺激され、
やがて呼気へと転ずる。
大気中のO2 は( )%、CO2 は0.04%
呼気中のO2 は( )%、CO2 は4%。
大気中:21
呼気中:15
呼吸中枢は( )に、
末梢化学受容体は( )分岐部や大動脈にある。
延髄
総頚動脈
動脈血中の酸素分圧を( )、
二酸化炭素分圧を( )と呼ぶ。
PaO2←抹消受容体が感知して呼吸数調節
PaCO2←延髄が感知して呼吸数変動
※単位:Torr
肺胞気-動脈血酸素分圧較差を A-aDO2と呼ぶ。
計算式は?
A-aDO2=150-PaO2-(PaCO2/0.8)
※>20で開大
副雑音には
( )音:中枢気道の乱流→高調で大きい
( )音:末端の空気衝突→低調で小さい
とがある。
気管支
肺胞呼吸
気管支音のうち、
笛のようなヒューヒューする音をなんという?
代表的疾患は?
wheezes
気管支喘息
気管支音のうち、
いびきのようなグーグー音をなんという?
代表疾患は?
rhonchi
気管支炎
肺胞音のうち、
ブツブツした粗い音をなんという?
代表疾患は?
coarse crackles
肺水腫
肺胞音のうち、
パチパチした棯髪音をなんという?
代表疾患は?
fine crackles
間質性肺炎
1 秒間に吐き出せる量を1秒率〈FEV1〉、
その際の肺活量〈VC〉を努力肺活量〈FVC〉という。
1秒率の計算式は?
FEV1% = FEV1/FVC
一回換気量はおよそ何mL?
400mL
呼吸機能検査により
閉塞性疾患と拘束性疾患とを分類できる。
閉塞性疾患:FEV1%
閉塞性疾患:FEV1%<70%「吸えるけど吐けない」
拘束性疾患:FEV1%<80%「吸えないけど吐ける」
肋間動静脈は肋骨( )縁を走行する.
下
NIPPVは?
N: Nonivasive (非侵襲的な)
P: Positive/Pressure (陽圧)
V: Ventilation (換気)
CPAPは?
C: Continuous (吸気も呼気も)
P: Positive/Pressure (陽圧)
A: Airway
IMVは?
I: Intermittent/Invasive (侵襲的な)
M: Mandatory (強制)
V: Ventilation (換気)
PSVは?
P: Positive/Pressure
S: Synchronised/Support
V: Ventilation
IPPVは?
I: Invasive
P: Positive/Pressure
V: Ventilation
CPPVは?
C: Continuous
P: Positive/Pressure
V: Ventilation
在宅酸素療法〈HOT〉は、
日常生活から在宅で酸素吸入をする治療法で、
room airにて安静時PaO2
55
PaO2が( )Torrを下回った状態を呼吸不全と呼ぶ。
PaCO2が( )Torrを下回るI型と上回るII型に分けられる。
60
45
※COPDの平常時はPaCO2に変化なくI型、
急性増悪時にはPaCO2が上昇し、II型となる。
睡眠時無呼吸症候群の呼吸不全の分類は?
肺胞低換気
→そもそも呼吸x
脳血管障害の呼吸不全の分類は?
肺胞低換気
→延髄x→呼吸中枢x→呼吸そのものx
肺線維症の呼吸不全の分類は?
拡散障害
肺動静脈瘻の呼吸不全の分類は?
左右シャント
無気肺の呼吸不全の分類は?
換気血流比不均等
→空気がない、血はある。
先天性心疾患の呼吸不全の分類は?
右左シャント
※左右シャントではAaDO2開大しない。
肺血栓塞栓症の呼吸不全の分類は?
換気血流比不均等
限局性肺炎の呼吸不全の分類は?
換気血流比不均等
→肺胞x→不均等
CO2ナルコーシスは、
( )型呼吸不全患者にて、高炭酸ガス血症が原因となり意識障害や頭蓋内圧亢進といった症候が出現する病態。
II
CO2ナルコーシスの病初期には交感神経亢進により、
高血圧と頻脈を見ることが多い。
末期には副交感神経が優位になり、
徐脈や( )瞳を見る。
縮
高濃度酸素投与により( )がおこるため、
予防には低流量からの酸素投与を心がける。
呼吸抑制
→鼻カニューラからの流量1〜2L/分程度。
ストレスなどが原因となり、
頻呼吸とそれに伴う呼吸困難を呈する病態とは?
過換気症候群
※若年女性に好発。気質的異常はない。
過換気症候群ではPaO2は正常〜上昇、
PaCO2は低下する。
ゆえに( )性( )ーシスを呈する。
呼吸性アルカローシス
→テタニーが出現する。
睡眠時に10秒以上続く気流停止が出現し、
それが反復する病態とは?
睡眠時無呼吸症候群〈SAS〉
睡眠時無呼吸症候群〈SAS〉の原因は
閉塞型では( )やアデノイド、
中枢型では慢性心不全や呼吸中枢障害がある。
肥満
睡眠時無呼吸症候群〈SAS〉の検査には何を行う?
終夜睡眠ポリソムノグラフィ
→原料、禁酒などを指導する。
チアノーゼは皮膚毛細血管内に
還元ヘモグロビン量が( )g/dL以上存在する場合に出現する.
5
アスピリン喘息の治療
長期管理:通常の喘息と同様,( )薬が中心.
発作時:通常の喘息発作と同様,まずは( )薬の吸入
吸入ステロイド
β2刺激
発症年齢は?
COPD:
喘息:
COPD:中高年
喘息:全年齢
持続性は?
COPD:
喘息:
COPD:進行性
喘息:日内変動
細胞は?
COPD:( )球++、MΦ++、CD( )+T細胞
喘息:( )球++、MΦ++、CD( )+T細胞
COPD:好中球++、MΦ++、CD8+T細胞(Tc1)
喘息:好酸球++、MΦ++、CD4+T細胞(Th2)
治療薬は?
COPD:
喘息:
COPD:抗コリン薬、ステロイドあまり効果ない
喘息:β2刺激薬、ステロイド有効
COPDでは,
肺胞の破壊による肺胞ガス交換面積と
肺毛細血管の減少のために,DLCOが( )する.
低下
※肺拡散能〈DLCO2〉
血液ガス分析の基準値 PaO2:( )Torr PaCO2:( )Torr pH:( ) HCO3−:( )mEq/L BE:( )Eq/L
PaO2:80〜100Torr PaCO2:40±5Torr pH:7.40±0.05 HCO3−:24±2mEq/L BE:0±2mEq/L
びまん性汎細気管支炎〈DPB〉に対する第一選択薬は?
エリスロマイシン
※DPB:diffuse panbronchiolitis
DPB患者では( )を高率に保有し,診断に役立つ.
また,寒冷凝集素価の持続高値を認める例も多い.
HLA-B54
※DPB:びまん性汎細気管支炎
びまん性汎細気管支炎〈DPB〉に持続感染する菌3つ。
- インフルエンザ桿菌
- 肺炎球菌
- 緑膿菌が重要である.