病院試験 Flashcards
急性心筋梗塞で1時間以内に上昇しないもの
CK
肺うっ血は( )心不全
左
※ Left/Lung
胸水は( )心不全
右
( )神経は房室伝導を促進し、
心拍数を上昇させる働きを持つ。
交感
発作性ヘモグロビン尿症で起こるものは?
補体低下
denovoB型肝炎を引き起こさないのは?
NSAIDs
※denovoB型肝炎とは、B型肝炎の再発であり原因としてはリツキシマブ、エンテカビル、ステロイド、IFN、メトトレキサートなどがある。
抗がん剤
腺癌ー( )
シスプラチン+ペメトレキセド
or
カルボプラチン+パクリタクセル+ベバシズマブ
※扁平上皮癌にはベバシズマブは喀血のリスクあり。
抗がん剤
小細胞癌ー( )
シスプラチン+イリノテカン
or
シスプラチン+エトポシド
慢性炎症に伴う貧血で上昇するのは?
ヘプシジン
フェリチン
高齢者に起こりにくい骨折は?
膝蓋骨骨折
乳癌の最も転移の頻度の高い臓器は?
骨→リンパ節→肺→肝→脳
70歳女性、今までに感じたことのない頭痛。
安静にしていたら治った。
10日後、突然左半身の麻痺が出現し救急外来受診。
治療は?
→くも膜下出血後 脳血管攣縮の治療
経皮的血管拡張術
31歳男性、BBQで鶏肉生食の数日後に突然両足の脱力が出現。髄液検査にて蛋白細胞解離が認められた。治療は?
→カンピロバクターからのギランバレー症候群 大量ガンマグロブリン療法 or 血漿交換療法 ※ステロイド無効
26歳男性、 20歳を過ぎた頃から下肢の筋力低下を自覚。 家族歴あり、MRI画像を示す。 (明らかにアキレス腱の肥厚がみられる) 診断は?
ベッカー型筋ジストロフィー
※ベッカー:発症@12歳
デュシャンヌ:発症@2歳
筋強直性:発症@成人
潜在性結核について。
直ぐに保健所に届ける。
QFT試験はBCGの既往を除外して診断できる。
毎年8月になると咳が止まらない。
CT画像示す。(スリガラス影あり)
原因は?
→夏型過敏性肺炎(CD4/CD8比↓)
Trichosporon cutaneum
Trichosporon asahii
Trichosporin mucoides
突然の胸背部痛を主訴に救急外来受診。
造影CTを示す。(矢状断CT、弓部までのStanfordB型)
起こりうる症状で考えられないものはどれか?
急性心筋梗塞
(上行大動脈に偽腔ないため)
前頭アプローチで視確できない構造物は?
動眼神経
40歳女性、Compromised Host。
BT38.6度、乾性咳あり、βDグルカン上昇。
CT示す(スリガラス)。
喀痰培養、考えられるのは?
??
クレアチニン・クリアランスの式
Cr(ml/min)=(U*V/S)x(1.73/A) U : 尿中クレアチニン濃度(mg/dl) V : 1分間尿量(ml/min) S : 血清中クレアチニン濃度(mg/dl> A :体表面積(m2) 1.73 : 日本人の平均体表面積
四肢抹消が温かい。。
→敗血性ショック
認めるのは?
SVRIの低下
心拍出量の上昇
28歳女性格闘家、朝起きた時はそうでもないが、活動し始めると頭痛を感じ、また横になると改善する。
頭部造影MRI(脳実質に異常信号なし、やや脳浮腫?やや硬膜が光っている?)
次にすることは?
→低髄液圧症候群の診断
輸液、安静で軽快することが多い。
78歳男性、COPDで在宅療法中。
本日急に呼吸困難を自覚し、救急要請。
酸素10LでPaO2 117mmHg、PaCO2 96mmHg、意識は清明。次に行うのは?
NPPV
酸素濃度を低下させる。
※FEV1<70%
特発性大腿骨頭壊死の誘因は?
ステロイド@20代
アルコール@40代
三叉神経痛の治療手順
血管減圧術(外科的) ※ボツリヌス療法は顔面痙攣の時! →カルバマゼピンが無効の時は、 バルプロ酸、フェニトイン、クロナゼパム。 →次にガンマナイフ、三叉神経ブロック、外科的
Fallot四徴症の4つ
1.心室中隔欠損(VSD)
2.肺動脈狭窄(PS)
3.大動脈騎乗
4.右室肥大
※所見:チアノーゼ&心雑音
ショックは、収縮期血圧( )mmHg以下の低下を指標とすることが多い。
90
エルロチニブ、の分子標的は?
EGFR
クリゾチニブの分子標的は?
ALK
Fallot四徴症では、発生の段階で円錐中隔が( )に偏移する。
前方(上)
鼠径部ヘルニアとは、
( )、( )、( )のこと。
外鼠径ヘルニア
内鼠径ヘルニア
大腿ヘルニア
結核の治療薬5つ。
S:SM(ストレプトマイシン) P:PZA(ピラジナミド) I:INH(イソニアジド) R:RFP(リファンピシン) E:EB(エタンブトール)
COPD急性増悪時の治療薬
β作動薬(サルブタモール)
抗コリン薬(イプラトロピウム)
抗菌薬(アモキシシリン、テトラサイクリン)
多発性硬化症(MS)は、
中枢神経系の( )に脱髄巣が多発する疾患である(空間的多発)、
中枢神経を侵すが、末梢神経は正常である。
白質
→治療はIFNβ、フィンゴリモド
MSは多彩な神経症状が再発・寛解を繰り返し、
増悪を繰り返すと症状が重くなる。
眼症状として、視力低下や視神経乳頭の耳側蒼白、視神経萎縮による中心暗点、( )による複視を認める。
両側性MLF症候群
※15-50歳で発症(30前後がピーク)
女性、高緯度地域
MSでは 抑うつ、 神経因性膀胱(排尿障害、頻尿)を認める。 髄液検査では、 ( )蛋白↑ Ig( )↑ オリゴクローナルバンド↑
ミエリン塩基性
IgG
※圧・糖は正常
MSの急性増悪には、速やかに( )を行う。
ステロイドパルス療法
MSの再発予防・進行防止には( )、
難治例には( )を投与する。
IFN-β
免疫抑制薬(フィンゴリモド)
ミトコンドリア病は、ミトコンドリアに存在するエネルギー産生系の障害により、ATP産生↓
母系遺伝、筋力低下、低身長、感音難聴が特徴。
代表的な3疾患とは?
CPEO
MELAS
MERRF
MELASはmtDNAの( )により発症。 ( )位筋の筋力低下 ( )様症状 多毛 CTで梗塞様所見
点変異
近
脳卒中(15歳までに繰り返す)
ミトコンドリア病の血清・髄液中所見で上昇するもの3つ
乳酸
ピルビン酸
CK
ミトコンドリア病の筋生検では
筋漿膜下に異常なミトコンドリアが多数集積している( )を認める。
筋繊維(ragged red fiber: RRF)
糖尿病型について。 空腹時血糖値≧( )mg/dL OGTT2hr≧( )mg/L 随時≧( )mg/dL HbA1c≧( )%
空腹時血糖値≧126mg/dL OGTT2hr≧200mg/L 随時≧200mg/dL HbA1c≧6.5% ※OGTT:経口グルコース負荷試験
小児の首がすわる時期
3-4ヶ月
小児の寝返りの時期
5-6ヶ月
小児のハイハイ、つかまり立ちの時期
8-10ヶ月
小児の一人歩きの時期
1歳半
小児のアーウーなどの発生の時期
2-3ヶ月
小児の人見知りを始める時期
5-7ヶ月
小児の1語の時期
2語の時期
自分の名前を言える時期
1歳
2歳
3歳
小児のスキップができるようになる時期
5歳
小児のなぐり書きができるようになる時期
1歳半
小児の○が書けるようになる時期
3歳
※circleの3
△は5歳
小児の◻︎が書けるようになる時期
4歳
※しかくの4
麻疹は麻疹ウイルスの( )感染により生じる。
空気
麻疹は生後( )ヶ月頃までは母体免疫により罹患しない。
6
※2-6歳に好発
麻疹の合併症として肺炎、脳炎がある。
遅延性脳炎として( )があり、麻疹罹患後3-10年後に発症し、予後不良である。
亜急性硬化性全脳炎(SSPE)
麻疹の予防接種は( )をMR(measles-rubella)混合ワクチンとして生後12-24ヶ月に第1期の接種を行う。
弱毒性ワクチン
麻疹の潜伏期間は( )日
10-12
麻疹は眼脂、咳嗽などのカタル症状に続き、両側頬粘膜に( )が見られる。
Koplik斑
※その後1-2日すると、やや解熱した後に再び高熱(二峰性発熱)がみられ、発疹が出現する。
※発疹期には白血球低下し、ツ反応陰転化
麻疹の発疹は融合傾向にあり、色素沈着する。
麻疹に対する治療は?
免疫グロブリン(γ-グロブリン)
乳癌は乳腺内の乳管や小葉の上皮が悪性化したもので、
乳管由来の浸潤性乳管癌が圧倒的に多い。
部位は乳房の( )が最多。
外上部
(C領域)
※40-60歳で発症。
未産、高齢初産、早い初経、遅い閉経は卵巣からの( )分泌期間の延長となるため乳癌のリスクである。
エストロゲン
※閉経後の肥満も危険因子
壊死性筋膜炎の起因菌
A群β溶連菌 黄色ブドウ球菌 溶連菌 大腸菌 嫌気性菌 Vibrio vulnificus Aeromonas属など →ペニシリンが第一選択薬
HELLP 症候群とは、 溶血性貧血〈Hemolytic anemia〉、 肝逸脱酵素上昇〈Elevated Liver enzymes〉、 血小板減少〈Low Platelet count〉の頭文字をとった病態。 ( )に合併しやすい。
妊娠高血圧症候群(PIH)
※DICも起こしやすい
HELLP症候群は( )動脈や、肝動脈の攣縮や血管内皮障害による血液量現象が原因。
上腸間膜
※子癇(痙攣)多い。
ロコモティブシンドロームのチェック項目7つ
- 片足立ち靴下
- 家の中でつまずく滑る
- 階段に手すり必要
- 家のやや重い仕事困難
- 2kg持って帰るの困難
- 15分継続で歩行不可能
- 横断信号を青信号で渡りきれない
腰部脊柱管狭窄症の特徴的な症状は、
歩行と休息を繰り返す( )である。
間歇性跛行
脊柱管狭窄の原因 退行変性→変形性脊椎症 脊柱管内靭帯骨化症→OPLL 椎間板ヘルニア 脊椎すべり症
50歳以上の( )性に多い。
男
糖尿病において、 高度の自律神経障害 増殖網膜症による新生な眼底出血 進行した糖尿病性腎症 (血清Cr: 男性≧( )mg/dL 女性≧( )mg/dL) ケトアシドーシス 空腹時血糖≧( )mg/dLの場合は運動療法禁忌。
血清Cr: 男性≧2.5mg/dL
女性≧2.0mg/dL
空腹時血糖≧250mg/dL
※I型でケトーシスは、運動禁忌
高中性脂肪(トリグリセライド)血症の診断は、
10時間以上の空腹時採血の結果、
TG値≧( )mg/dlを確認して診断する。
TG値≧150mg/dl
→膵炎、黄色腫、肝脾
IgA腎症では、血清IgA↑で( )は正常。 メサンギウム細胞の増殖、 メサンギウム基質の増加、 メサンギウム領域にIgAのびまん性沈着が見られる。 eGFR↑、蛋白尿がみられる。 副腎ステロイドの適応。
血清補体価
※発症40%は慢性腎不全に進行しうる。
※日本の原発性糸球体腎炎の30-40%で最多。
IgA腎症の治療では血圧コントロールが重要。
食事療法で蛋白制限、塩分制限
降圧薬では( )を第一選択投与する。
ACE阻害薬、ARB
メサンギウム細胞の増殖と基質の増加、
糸球体手係蹄壁の肥厚、
糸球体分葉化傾向、
基底膜の二重構造(tram track)!!を有する病態とは?
膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN)
※持続性低補体血症を伴ったネフローゼ症候群、8-30歳で発症。
膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN)では
蛋白尿、血尿、高血圧を呈する。
メサンギウム領域では何の沈着を認める?3つ
1.C3
2.IgM
3.IgG
※血清補体価は持続性に補体する。
→ステロイド
微小変化群〈MC〉は
光顕で( )
電顕で( )がみられる。
光顕:特にない
電顕:足突起融合
膜性腎症〈MN〉は
光顕で( )
電顕で( )がみられる。
光顕:基底膜肥厚、スパイク形成
電顕:基底膜上皮側のEDD(高電子密度沈着物)
リストセチンは血小板凝集能の検査に用いられるが、
凝集されない時に疑うの病態は?2つ
Bernard-Soulier症候群
von Willebrand病
Bernard-Soulier症候群の遺伝形式は?
AR
急性前骨髄球性白血病は急性骨髄性白血病の一種で、
前骨髄球ががん化する白血病。
転座は?
t(15;17)
※APL:Acute Promyelocytic Leukemia
→DICも起こす!
慢性骨髄性白血病は
95%以上で( )という異常な染色体を有する。
発症する原因は、この染色体上にある( )遺伝子。
フィラデルフィア(Ph)染色体
BCR-ABL遺伝子
※CML:chronic myeloid leukemia
CML は最も未分化な造血幹細胞起源の造血器腫瘍。
骨髄は好中球系細胞を主体し、
白血病細胞では転座( )に由来するフィラデルフィア染色体(Ph)が特徴的。
相互転座[t(9 ; 22)]
筋萎縮性側索硬化症では、
上位と下位運動ニューロンの両方が障害される。
四大陰性徴候とは?
1.他角的感覚障害
2.外眼筋麻痺
3.膀胱直腸障害
4.褥瘡
※上記をALSでは認めない!
閉経後の乳がんに用いる治療薬は?
アロマターゼ阻害薬
閉経前の乳がんに用いる治療薬は?
タモキシフェン(抗エストロゲン薬)
+GnHRアゴニスト
大動脈解離は( )の変性・囊胞状中膜壊死のため、
中膜が内外2層に解離し、
その間(偽腔)に血流または血腫ができる病態。
大動脈中膜
大動脈解離の原因は、 高血圧、 動脈硬化、 ( )症候群、 梅毒がある。
Marfan
※50-70歳で好発
大動脈解離の解離の部位による分類をStanford分類といい、
A型:( )に解離があるもの
B型:( )に解離がないもの
上行大動脈 ※A型(ステントグラフト適応)の死亡率 24hr→20% 48hr→30% 1wk→ 40% 1M→ 50%
心房細動における抗凝固療法適応の基準について。
CHADS2スコアとは?
Congestive heart failure →1点 Hypertension →1 Age≧75 →1 DM →1 Stroke/TIA →2
中枢性塩喪失症候群(CSW)とは
中枢神経疾患罹患時あるいは罹患後に、
低ナトリウム血症を来す病態のこと。
主たる病因とは?
ADH不適切分泌症候群(SIADH)
※ADH分泌↑、水分貯留
一方、尿中の塩排泄↑、
細胞外液↓、低ナトリウム血症と脱水症を呈する。
中枢性塩喪失症候群(CSW)と
ADH不適切分泌症候群(SIADH)の治療は?
CSW→Na補充と輸液
SIADH→水制限
急性胆嚢炎のほとんどが( )により生じる。
胆石が胆嚢頸部に嵌頓し、
胆嚢管が閉塞されて胆汁がうっ滞し、
二次的に細菌感染が加わることで発症する。
胆嚢結石
※細菌はグラム陰性桿菌、嫌気性菌
急性胆嚢炎の三徴は、
食後に起こる( )痛、発熱、悪心・嘔吐がみられる。
右季肋部→Murphy徴候
※重症化で胆嚢周囲膿瘍、胆嚢穿孔、腹膜炎
急性胆嚢炎の治療の第一選択は?
腹腔鏡下胆嚢摘出術
※絶飲食、輸液、抗菌薬静注も初期治療で行う。
※体外衝撃波結石破砕術(ESWL)は禁忌!!