FX(大衆心理編) Flashcards
チャートが教科書通りの値動きをしているときにトレードをしても優位性を見出すことはできません。
狙うべきところは大衆の投資家が想定しているときの逆をいった時(騙しなど)です。
そういったときはトレンドもできやすく、相場が大きく動くことが多いので損小利大を実現しやすいです。
楽観バイアス
人々が自分たちは他者に比べて否定的な出来事を経験するリスクが低いと考えてしまう認知バイアス
ギャンブラーの誤謬
特定の期間中にある出来事が通常よりも頻繁に発生した場合、将来同じことが発生する頻度は低くなる(またはその逆)と信じてしまうこと
ルーレットとしている時と同じ心理状態
同じことが続いても確率的には何も関係ないので、チャンスならエントリーするのみ
為替市場に投資家以外の一般人や素人が参入している時、明確なトレンドが始まると一気に価格はモメンタム状態になる。
さらにテクニカル分析が機能している場合は、トレーダーや投機家がその通貨が狙い目だと一気に参入してくるので、目的地まで価格が止まることなく伸びていく。
市場参加者の中でも、トレーダーや投機家、一般人が一つの市場に偏って参入している環境下では、トレンドは止まらない。
東京時間とロンドン時間でぐんぐん伸びていく。
感情は、同じ状況が生じると、繰り返し表面化される。
相場において同じ状況下で同じ動きをするのは、その時生じる感情が同じだから。
抑圧された感情だとさらに爆発して表面化するように、急騰急落などの激しい値動きは感情を強く刺激するので、その後の値動きも大きくなる。
『空白の法則』
自然は空白を嫌うので、必ずそれを埋めようと作用する。
これは市場でも機能しており、チャートをゾーンで捉えることは大切だが、重要なラインに空白があった場合はそのラインの空白を埋めるように動く。
※そのラインを多少越えることがあるので、ここでもゾーンで捉えることが重要。
市場を支配しているのは、人間の群集心理。
・ある種の感情、観念、行動様式が暗示や模倣を媒介に人々に感染し、無批判的に受容されてゆく結果、群集心理のなだれ現象を引き起こす
→トレンドの形成
・人々が共通の刺激状況(経済指標や急騰急落など)の下で、潜在的先有傾向(共通の感情)を一斉に顕在化するために、心的同質性(同じ感情から同じ行動をとること)が生じる。
・同じ行動をとるような圧力が働くために、群衆行動が全体として均質化する
→一つの決まった行動パターンを形成する
上位時間足で明確なトレンドを形成している時、大衆は同じ目線で相場を見ている。
同じ方向にエントリーしている。
この環境下では、プロトレーダーも一般素人も同じ目線の状態。
その状況下で、上位時間足でダウ崩れが起きた時や、明確なトレンドラインを割ってきた時、
プロトレーダーは環境の変化に瞬時に気づき、新たなトレンドの波に切り替えて乗り換えるが、一般素人は相場の変化に気づくことができないため、資金を全財産溶かすまでポジションを手放すことができない。
つまり、トレンドが崩れて反転下落し出した時、今まで無知なのに利益を出してしまっていた一般素人のポジションを全て刈り上げるまで相場は反対方向に伸びていく。
狙うべきところは、大衆(大半が一般素人)が想定している時の逆に相場が動いた時。
※ダウ崩れ、明確なトレンドライン割れ、騙しなど
そういった時は、その後新たなトレンドとできやすく、相場が大きく動くことが多いので損小利大を実現しやすい。
メンタルアカウンティング(心理会計)
お金を使用するときの意思決定が、お金の出所や何に使うかによって変化すること。
(人からもらった100万円を使うときと、働いてためた100万円を使うときでは、人からもらった100万円のほうが無駄遣いしても後悔は少ない。)
人は、お金に色を付けている。
フレーミング効果
同じ意味を持つ情報であっても、焦点の当て方によっては人は全く別の意思決定を行うという認知バイアス。 人々が損失回避の傾向がることに起因している。 A)術後一か月間の生存率は90% B)術後一か月間の死亡率は10% ↓ AのほうがBと内容が同じでも選択される つまり、損失に焦点を当てるような選択肢は選択されない。
売りと買いのチャートは上下反転させると全く同じ形なのに、大衆は売り(下落チャート)のほうが悲観的であり、波形の伸びが早く、イメージしやすい。
※上昇トレンドを上下反転させたとき、綺麗な下落チャートとして形成していたら、その上昇は相当強いトレンドであり、勢いが強い相場であると判断ができる。
チャンスを探している時点で負け。
相場においてのチャンスとは、待ってたらやってくるもの。
自分から見つけに行くものではない。
結局相場は、自分の力で変えれるものではない。
変えられないもの(相場)を自分の力で何とかしてやろう、変えてやろうという思考(あり方)では、
うまくいかない。
投資家として生き残り続ける方法 リスクを極力減らす デイトレードというのは、ギャンブルではなくて リスクをどれだけ減らしていくかが勝ちに繋がる だから、エントリーする前に様々なことを調べたり 値動き、チャートを勉強する。 そのリスクを減らしていく行動を積み重ねていくことで 「ここで入ったらリスクが少ないんだな」とわかってくる。
そうやってリスクの部分を少しずつ削り落としていく、
つまりギャンブルからどれだけ遠ざかるかっていうのが
投資で勝ち続けるために大事である。
大きく儲けるチャンスというのは、人間の感情が大きく揺さぶられる時。
人は喜びや期待よりも悲しみや恐怖の方が感情の振れ幅が大きい生き物らしく、暴落の方がチャンスはずっと大きい。
チャートを上下反転したら本来全く同じ形になるはずなのに、人間はチャートが下落している時の方がイメージしやすい。つまり暴騰はイメージしずらい。
もし暴騰しているチャートパターンがあった際は、上下反転するインジケータを使い、人間が想像しやすい下落チャートに変換してあげることで、視覚的に相場の環境認識を行えるので、暴騰の波にトレンドフォローを容易にしていける。
(暴騰のチャートを反転させて暴落のチャート形状をしていたら、最高のエントリーポイント)
どうにでもなれ効果。挫折は連鎖する。
ダイエットに挫折してしまうとFXにも挫折してしまうし、
仕事で挫折してしまうとFXでも挫折してしまう。
何か一つ些細なことでも失敗・挫折してしまうと、自暴自棄になって、
ほかの分野・ものに対しても自制心とか自己コントロール能力が発揮されなくなってしまう。
※筋トレをすると決めていたのにできなかったときは、普段我慢できているラーメンも
「まー今日はいいか」と食べてしまう悪癖があり、挫折失敗がさらに自分のためにならない行動を招いてしまう。
人間は挫折や失敗を経験した時は、正しく対応しないと
挫折失敗がさらに挫折失敗を呼ぶようにプログラミングされている。
※初期設定でそのようにプログラミングされているので、自分で設定を更新する必要がある。
一つの分野で何か些細なことでも挫折してしまうと、その他の様々な分野においても挫折してしまうので、初期設定のままでは非常に危険である。
↓↓
短期目標で生きていると、何か小さな失敗でも、その後「まー今日はいいか」と
一日の意志力が全部ぶっ壊れてしまい、脳が暴走してしまって、やるべきことをやらないという状態になってしまう。
人間は「どうにでもなれ効果」が発動してしまうと、全部だめな方向を選択行動してしまう。
一個のミスはそこで止めて取り戻せばいいのに、それが全部に波及して、崩れてしまう。
長期目標をかかげて生きていたら、人間はずっと頑張り続けられるようにプログラミングされているが、短期目標で行動選択してしまうと、一つの挫折失敗でも一日の意志力が全部ぶっ壊れてしまうように初期設定されている。
なので、長期目標を立てて日々生活することと、失敗した時の対処法として、代替行動を事前に決めておくこと、そして次に活かすために失敗を記録しておくこと。
失敗を記録しておくことで、何年か経つと立ち直りの記録になるからである、
失敗した後に立ち直って今があることになるので、記録を取っておくと立ち直った記録・回数でもあるのだ。
プロスペクト理論①
利益獲得局面では危険回避的である(確実性を好む)
一方で、損失局面では危険追求的となる。(賭けを好む)
コツコツドカンの典型
自分がポジションを持って含み益になったらすぐに確実性を求めて利確してしまう。
しかし、含み損を抱えたときには、どんどんリスクをとりに行ってしまう。