エグジット戦略 Flashcards
エグジット戦略はエントリー戦略と同じくらい、いや、それ以上に重要だ。
同じエントリーでも、エグジット戦略が異なれば結果は180度かわってくる。
エグジット戦略の大きな誤解は、『利益を最大化すること』を重視しすぎること。
利益の最大化に気を取られて自分の精神的なニーズを無視してしまわないように。
無視された人間的な部分はいつしか大爆発を起こし、トレーダー生命を左右するような大きなミスにつながる。
エグジット戦略は、『時と人と場合による』
何がベストなのかは状況により大きく変動する。
一定のルールがいつも最適に機能するということはありえない。
それなら、トレーダーは一体どうしたらよいのか?
答えのないものに挑むなら、すべきことはいつも同じ。
自分なりの『芯』とも言えるような信念を持ち、それをたよりに突き進んでいくしかない。
それは人生でも同じ。
人生においても答えのないことはいくらでもある。
人間関係、家族、恋愛、それらに明確な答えなど存在しない。
しかし、そこでうまくやれる人は、自分なりの信念を持ち、突き進める人だ。
自分なりの信念を持つこと。
デイトレードにおいては、今日生き残ることが何よりも大切。
トレードは不確実なもの。
どんなに分析力に長けてても、
トレードがうまくても、
ロスカットになるときはなる。
一回一回のトレードの勝ち負けは50対50
負けトレードを避けることはできない。
大きなロスカットは絶対に発生させないと心に決めたトレーダーは、
・小さな利食い、小さな損切り、ブレークイーブンが多くなる
・時々、大きな利食いがある
・大きな損切りは滅多なことで起きない
そして、そういうトレーダーは、生き残る確率が非常に高くなる。
・勝率が悪くてもよいから、勝つときにガッツリ勝ちたいのか?
・それとも、コツコツと小さな利益を積み重ねていきたいのか?
どちらかを選ばなければならない。
どちらがいいということではない。
自分の性格に合ったものが1番だ。
別の言い方すると、
・ホームランバッターになりたいのか?
・イチローみたいになりたいのか?
一般的には、勝率と損益レシオはトレードオフの関係にある。
損小利大がいい。
『ロスカット幅と利益幅の比率が1対3になるように設定してロスカットと利食いを入れればそれで全部解決。』
本当にそうか??
エントリーがよければトータルではプラスになるのだろうが、低い勝率に耐えられるか?
耐えられるなら、何の問題もない。