ことわざ3-1 Flashcards
やっても効果がないこと、意味がないことのたとえ
闇夜の鉄砲
天下に並ぶ者のいない人のこと
斗南の一人
小さな現象を見て、体勢を推し量ることのたとえ
一葉落ちて天下の秋を知る
遠方の国と親しくして、近い国を攻め取る外交政策のこと
遠交近攻
正直に毎日を過ごしている人には神の加護があるということ
正直の頭に神宿る
書物に書いてあることは理解できても、それを実践に移すことが出来ないという意味
論語読みの論語知らず
人はその身分や力量に合わせた言動をするということ
蟹は甲羅に似せて穴を掘る
着想が自由奔放なこと
天馬空を行く
環境が子供に与える影響の大きいことをいう言葉
孟母三遷の教え
ものにはそれぞれ順序や段取りがあるということ
渠成って水至る
あてにならない約束のこと
紺屋の明後日
絶えず努力していればいつかは大事を成し遂げるということ
涓滴岩を穿つ
無益な争いをしていると、第三者に横取りされて共倒れになるということ。漁夫の利。
鷸蚌の争い
他人の不幸を自分の戒めとせよということ
昨日は人の身今日は我が身
難解な書物でも、何十回と繰り返して読めば自然と意味がわかるようになる
読書百遍義自ずから見(あらわ)る
善い行いを積んできた人には子孫まで慶びごとが起こるということ
積善の家に余慶あり
非常に賢い人は、知識をひけらかさないから一見愚かな人のように見える
大賢は愚なるが如し
物事を行うには他人より早く手がけたほうが優位に立てるという意味
先んずれば人を制す
精神を集中して物事に当たれば、どんな難事でも出来ないことはないということ
精神一到何事か成らざらん
不必要なもののたとえ
月夜に提灯
他人のよくない言動が、自分にとっては善い教訓になるということ
他山の石
女はおしゃべりなので、三人も集まれば非常にやかましい
女三人寄れば姦しい
意外な場所で思いがけない時期、また筋の通らぬことで昔の恨みを晴らすたとえ
江戸の仇を長崎で打つ
敗戦の恥辱。他人から受けるひどい辱めのこと。
会稽の恥
小さな力でも根気よく続ければ成功することのたとえ
雨だれ石を穿つ
大きな油断をすることのたとえ
月夜に釜を抜かれる
長じて大成する人は、幼いときから他人に勝った点を持ち合わせているということ
栴檀は双葉より芳し
言い出した時は嘘のつもりが、たまたま事実になるということ
嘘から出たまこと
事態が起きてから慌てて準備すること
泥棒を捕らえて縄をなう
忠告の言葉は、聞く側の感情を害するものだから素直に聞き入れられにくいということ
忠言は耳に逆らう
方法を間違えると目的は達せられないということ
木に縁りて魚を求む
師から弟子へその奥義を伝えること
衣鉢を伝う(伝える)
外見は立派でも、大事な内容が伴っていないことのたとえ
仏作って魂入れず
子は親に似る、平凡な親から優れた子が生まれるわけがないということ
瓜の蔓に茄子はならぬ
楽ばかりしていると将来苦労する、今苦労すれば将来楽ができるということ
楽は苦の種、苦は楽の種
相手の成すがままになるより仕方のない状態のこと
俎上の魚
目的を成し遂げるために、苦労に耐えること
臥薪嘗胆
いつになっても結論が出ない会談や相談のたとえ
小田原評定
臭い野菜は修行を妨げ、酒は心を乱すので、これらを口にした者は清浄な寺内に立ち入ることを許さないということ
葷酒山門に入ることを許さず
私情においては忍び難いが、全体の規律を守るために部下を処罰すること
泣いて馬謖を斬る
大きくて立派な組織の下っ端でいるより、小さな組織の統轄者になるほうが良いということ
鯛の尾より鰯の頭
物の恐ろしさを知らない者は、向こう見ずなことをするということ
盲蛇に怖じず
法令などが頻繁に変わって一定しないこと
朝令暮改
しなくていいことをしたために、不利益を被ったり、危険や災いに合ったりすることのたとえ
藪を突ついて蛇を出す
不必要な哀れみを施してひどい目にあうこと。無益の情け。
宋襄の仁
一つのものに、ほしい人が殺到すること
娘一人に婿八人
小人物がふさわしくない立場にいること
沐猴にして冠す
心がさっぱりとして、少しのわだかまりもないということ
五月の鯉の吹流し
真に勇気がある人は、むやみに人と争わないものだということ
大勇は怯なるが如し。大勇は闘わず。
損をした上に損をすること
盗人に追銭