ことわざ1 Flashcards
死んでしまった人は、証言も抗議もしないということ
死人に口なし
人が取り残して最後に残った物には思わぬ利得があること
残り物には福がある
急いでいる時こそ、落ち着いてことにあたれということ
急がば回れ
人が害を受けた場合、被害者は受けた害と同じ程度の仕返しをしてもよい
目には目を、歯には歯を
故郷を離れていた人が、出世して故郷に帰ること
故郷に錦を飾る
幼年時代に一緒に遊んだ友人、幼馴染みのこと
竹馬の友
当事者同士が争ってものが見えなくなっている間に第三者が利益をそっくり横取りすること
漁夫の利
立身出世につながる難しい関門のこと
登竜門
苦しいことも過ぎ去ってしまえば忘れてしまうこと
のど元過ぎれば熱さを忘れる
風流より実利についた方がましだということ
花より団子
少しのものも積み重なると大きなものになるたとえ
ちりも積もれば山となる
油断は失敗を招くから、何よりも恐ろしい敵であるということ
油断大敵
名人でも失敗することがあるということ
河童の川流れ
もうこれ以上は我慢し続けることが出来なくなること
堪忍袋の緒が切れる
何であれ好きなことなら、そのことに熱中するので上達も早いこと
好きこそ物の上手なれ
年を取ると、気力はあっても身体が言うことを聞かないということ
年には勝てぬ
人から聞いた話では良いことずくめであったが、実際に目で確かめるとまるで違ってひどいこと
聞いて極楽見て地獄
幼いときの性質は年をとっても変わらないこと
三つ子の魂百まで
人に恨まれるような者に限って、世間に出ると幅をきかせること
恨まれっこ世にはばかる
面倒なことが次から次におこること
一難去ってまた一難
自らの行為の報いとして自らが禍いを受けること
身から出た錆
表面にたたずに陰で力を尽くすこと
縁の下の力持ち
身近なことにうとかったり、それに気づきにくいこと
灯台下暗し
朝早く起きるのは健康にも良く、何かしら良いことがあるものだということ
早起きは三文の徳
自分のためになる忠告は、聞きづらく嫌なものだということ
良薬は口に苦し
悠久の自然を眺めて、世の転変を嘆く言葉(杜甫)
国破れて山河あり
今にも消えようとするもののたとえ
風前の灯
時間は金銭と同じように大切なものだから、無駄に使ってはならないこと
時は金なり
苦労せずにおおきな利益を得ること
濡れ手で粟
よどみなく喋る様子
立て板に水
多少のことでは効果が上がらないこと
焼け石に水
困難や悪いことが収まったあとは、問題がおきなくなるということ
雨降って地固まる
人は付き合う友達によって、善悪どちらにも感化されるということ
朱に交われば赤くなる
下手なのに非常に好きで熱中すること
下手の横好き
関わりを持たなければ、不利益を被ることもないということ
触らぬ神に祟りなし
物事は、往々にして繰り返されるものであるということ
二度あることは三度ある
短期を起こすと結局自分の損になるということ
短気は損気
どんな名人や達人でも失敗することがあること
弘法も筆の誤り
少しも手応えがない、効果や反応がないこと
ぬかに釘
将来のことはどうなるか全くわからないこと
一寸先は闇
にがにがしい気持ちである様子
苦虫を噛み潰したよう
動き回ってこそ幸いに巡り合う、何事にも積極的に行動すれば必ずいいことがあること
犬も歩けば棒に当たる
つまらないものでも、無いよりあった方がいいということ
枯れ木も山のにぎわい
専門的なことは、それぞれの専門の人にまかせよということ
餅は餅屋
命があってこそ話になる、死んでしまっては何にもならないということ
命あっての物種
あちらこちらと駆け回ること
東奔西走
辛抱すれば目的は達成できるということ
石の上にも三年
上手に物事を進めるには、ときには噓も一つの手段として許されるということ
噓も方便
どんなに小さく弱い者でも意地はあるので、軽く見てはならないということ
一寸の虫にも五分の魂
解毒するのに他の毒を使うように、悪人をやっつけるのに別の悪人を使うこと
毒を以て毒を制す
明朗で円満な家庭には自然と幸運が訪れるということ
笑う門には福来る
言わないでいるところに味があるということ
言わぬが花
子供を気遣う親の気持ちなど考えず、子供は好き勝手なことをすること
親の心子知らず
事前に注意しておけば失敗しないですむということ
転ばぬ先の杖
次に何が起こるか予測できない、おびえた心の状態のこと
鬼が出るか蛇が出るか
やせがまんすること
武士は食わねど高楊枝
必死の覚悟で挑めば、弱者も強者に立ち向かえることのたとえ
窮鼠猫を噛む
極めて短い間しか権力や地位を保てないこと
三日天下
立ち去る時は、後が見苦しくならないよう心配りすべきだということ
立つ鳥跡を濁さず
人を呼びにいった者が、自分も先方に留まってしまうこと
ミイラ取りがミイラになる
衆人の千言を一言でしずめるような、優れた者の一声
鶴の一声
非常に忙しくて手伝いがほしい様子
猫の手も借りたい
意外な所から意外な物が出ること
ひょうたんから駒
何度繰り返し聞いても、一度実際に見ることに及ばないこと
百聞んは一見にしかず
現実にないものは、どうやってもだせないこと
無い袖は振れぬ
本当のことを知れば腹が立ったり心配したりするが、知らなければ平静な気持ちでいられること
知らぬが仏
旅は同行する人がいると心強く楽しい、世の中を渡るにはお互いに思いやりをもつのが大切だということ
旅は道連れ世は情
下手な人がいくら考えても、時間を浪費するばかりでなんの効果もないということ
下手の考え休むに似たり
他人より抜きん出ている人は、とにかく憎まれ邪魔されること
出る杭は打たれる
団体や党派などを左右する中心人物となること
牛耳を執る
もともと強いものに、もっと強くなるものを与えること
鬼に金棒
良いことはためらわず、すぐに実行せよということ
善は急げ
どんな者でも衣装によっては立派にみえるということ
馬子にも衣装
大切なことのためには、小さな苦痛や多少の犠牲は止むを得ないこと
背に腹は替えられぬ
あきっぽいことのたとえ
三日坊主
冷酷無情な人でも時には優しい気持ちになるということ
鬼の目にも涙
人格者、識見の優れた者は身を守って、危険なことは初めから避けるということ
君子危うきに近寄らず
権力者や、目上の人には黙って従っていたほうが身のためだということ
長いものには巻かれろ
思い通りいかないもどかしさや、やっても無駄なこと
二階から目薬
ミスした事や、何気無くしたことが好結果をみたらすこと
怪我の功名
一歩も退くことのできない絶体絶命の気構えで事に当たること
背水の陣
どんなに良い忠告助言を与えても、相手に聞く気がなかったり聞き取る能力がなければ何にもならないこと
馬の耳に念仏
不用意に発言したことが元になって大きな災難に出会う事があるということ
口は災いの元
我が子が本当に可愛いのなら家で甘やかして育てないで、世間に出して苦労させるのがよいということ
可愛い子には旅をさせよ
多少の違いはあっても、およそのとろこは似たり寄ったりであること
五十歩百歩
手遅れで時機を逸し、役に立たないこと
後の祭り
いろいろ手立てを講じて人を誘っても、誰も話に乗ってこないこと
笛吹けども踊らず
用心の上に用心すること
石橋を叩いて渡る
どんなに温厚な人でも、繰り返し不義理をされれば怒るということ
仏の顔も三度
気の合った者同士や似た者同士は自然に集まって仲間になるということ
類は友を呼ぶ
不幸・不運に見舞われているとき、さらに悪いことが起きること
泣き面に蜂
普段から特別大事にしてやっている者から、思いもよらない害を加えられること
飼い犬に手を噛まれる
大きな危険を冒して初めて望みのものは得られること
虎穴にいらずんば虎子を得ず
一度に二つのことをしようとすると、そのどちらも成し遂げられないこと
二兎追う者は一兎をも得ず
少数の力では大勢の力にはどうしてもかなわないということ
多勢に無勢
価値のわからない者に貴重なものを与えても無駄なこと
猫に小判
病気は気持ちのもちようで、良くも悪くもなるということ
病は気から
とても助かりそうにない命が、かろうじて助かること
急死に一生を得る
幸運はいつか必ず訪れるものだから、あせらずじっと待っているべきだということ
果報は寝て待て
なにごとも子は親に似るものだということ
蛙の子は蛙