19-22: 内部環境の維持 Flashcards
細胞内液で最も多い陰イオンは?
リン酸イオン
H2PO4^-
HPO4^2-
細胞内液で最も多い陽イオンは?
K^+
細胞外液で最も多い陽イオンは?
Na^+
細胞外液で最も多い陰イオンは?
Cl^-
細胞内液、細胞外液の組成は一定に
維持されているということを何という?
恒常性
(homeostasis)
pH 7.4
Temp: 37.0℃
[Na^+] 140±5
細胞外液は大きく分けて2種類あるが、
それらは?
血漿(血液)
組織(間)液
ヒトの大人の場合、
体重の何割が水?
6割
血液を体重を使って表した式は?
血液=体重 × 1/13
=血球 + 血漿
生理活性物質を血管内に分泌することを何という?
内分泌
内分泌される生理活性物質を何という?
ホルモン
*ホルモンは血中に分泌されるが
特定の標的臓器でのみ作用を発揮する。
ホルモンの分泌調節は
どのように行われるのが主流?
ネガティブフィードバック
ホルモンは2種類に大別できるが
それらの名称は?
ペプチドホルモン
ステロイドホルモン
ホルモンが特定の臓器でしか作用を発揮しない理由は?
そのホルモンの受容体がないと
ホルモンの作用は発揮されないから。
どこからインスリンが分泌される?
膵臓のβ細胞
*血糖値が上がった時に
血糖値を下げるために分泌される。
(ネガティブフィードバック:停止)
排卵のときにLHが上がるのは何による結果?
ポジティブフィードバック
自律神経系と内分泌系の最高中枢は?
視床下部
間脳
腎臓の上に小さくある( )の
外側を( )
内側を( )という。
副腎
外側:皮質(cortex)
内側:髄質(medulla)
ペプチドホルモンは、
タンパク質なので膜を通過しないため、
( )が細胞膜にある場合のみ作用する。
受容体
ステロイドホルモンは
( )から作られる脂質であるので
疎水性・低分子なので膜を通過する。
受容体は( )にある。
コレステロール
細胞質または核内
受容体と結合したホルモンは
核に移行して
何をする?
遺伝子の転写を調節する。
血糖値を上げる作用があるホルモンは?
コルチゾール
*コルチゾールが受容体と結合すると、
核で血糖値を上げるのに必要な遺伝子の転写を活性化する。
下垂体前葉ホルモン(6つ)
成長ホルモン(GH) 甲状腺刺激ホルモン(TSH) 副腎皮質刺激ホルモン(ACTH) プロラクチン(PRL) 黄体形成ホルモン(LH) 濾胞刺激ホルモン(FSH)
甲状腺ホルモンで、
異化を促進し、
ATPを作るので活動が活発になる。
チロキシン(T4)
トリヨードチロニン(T3)
*代謝(異化作用)の促進、
両生類の変態促進、
成分としてヨウ素を含む。
チロキシンが過剰に分泌されると何になる?
バセドウ病
チロキシンが低下すると何になる?
橋本病
視床下部ホルモン(4つ)
甲状腺刺激ホルモン(TRH)
成長ホルモン放出ホルモン(GRH)
副腎皮質刺激ホルモン放出放出(CRH)
黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH)
副腎皮質のステロイドホルモンを何という?
コルチコイド
コルチコイドを3つ
糖質コルチコイド
鉱質コルチコイド
性ステロイド(男性ホルモン:アンドロゲン)
アミノ酸のAlaを利用してピルビン酸を
ピルビン酸からグルコースを作ることを何という?
糖新生
代表的な糖質コルチコイドは?
コルチゾール
代表的なな鉱質コルチコイドは?
アルドステロン
糖質コルチコイドであるコルチゾールの過剰症は?
Cushing症候群
鉱質コルチコイドであるアルドステロンの過剰症は?
原発性アルドステロン
血糖値を上げるホルモンを4つ
グルカゴン
アドレナリン
GH
コルチゾール
*血糖値を下げるのはインスリンだけ。
ホルモンを受け取る臓器を何という?
標的臓器
血糖値とは?
血液中のグルコース濃度
下垂体(3つ)
前葉
中葉(ヒトにはない)
後葉
排卵を促進、
黄体を形成するホルモンは?
黄体ホルモン(LH)
濾胞を刺激するホルモンは?
濾胞刺激ホルモン
FSH
副腎皮質で作られるステロイドホルモンのことを
( )といって、
3つあるがそれらは何?
コルチコイド
1: 糖質コルチコイド
2: 鉱質コルチコイド
3: 性ステロイド(男性ホルモン:アンドロゲン)
甲状腺ホルモンについて。
甲状腺は( )というホルモンも分泌しているがm
作用が弱いので影が薄く、
通常甲状腺ホルモンというのは( )を指す。
カルシトニン
T4
T4は( )が4個ついた特殊アミノ酸で、 ( )ともいう。 甲状腺から分泌されたT4は抹消組織で さらに生理活性の強いT3に異化される。 T3は( )ともいわれる。 T3は甲状腺から分泌されるわけではないが、 T4と合わせて甲状腺ホルモンといわれることも多い。 作用としては物質の異化を促進する。
T4は(ヨウ素)が4個ついた特殊アミノ酸で、 (チロキシン)ともいう。 甲状腺から分泌されたT4は抹消組織で さらに生理活性の強いT3に異化される。 T3は(トリヨードチロニン)ともいわれる。
副甲状腺ホルモンについて。 副甲状腺(parathyroid)の分泌するホルモンはそのまま 副甲状腺ホルモンということが多く、 略して( )という。 作用としては、( )する。
PTH
骨を分解して血清にCaイオンを供給
膵ホルモンについて。
( ):α細胞から分泌、血糖上昇
( ):β細胞から分泌、血糖低下
グルカゴン:α細胞から分泌、血糖上昇
インスリン:β細胞から分泌、血糖低下
副腎皮質ホルモンについて。
副腎皮質ホルモンは( )から合成される( )ホルモンで、
副腎皮質で合成されるステロイドホルモンを( )という。
コレステロール
ステロイド
コルチコイド
コルチコイドには、
糖代謝に影響の大きい( )、
尿細管でNaイオンの再吸収を促進する( )、
男性ホルモン( )に分けられる。
糖質コルチコイド
鉱質コルチコイド
アンドロゲン
副腎髄質ホルモンについて。 副腎髄質は発生的には( )に由来し、 神経伝達物質でもある( )、( )を産生するが、 副腎髄質細胞は( )を( )に変換する酵素を持ち、 アドレナリンが分泌するホルモンの主体である。 いずれも血圧上昇、心機能促進作用を持つ、 化学構造の面からカテコールアモン(カテコラミン)と総称する。
副腎髄質は発生的には(神経堤)に由来し、 神経伝達物質でもある(ノルアドレナリン )、(ドパミン)を産生するが、 副腎髄質細胞は(ノルアドレナリン)を(アドレナリン)に変換する酵素を持ち、 アドレナリンが分泌するホルモンの主体である。
アンドロゲンは女性にとっては唯一の男性ホルモン。
( )は糖質コルチコイドの代表で、弱いながら鉱質作用も持つ。
( )は鉱質コルチコイドの代表。
コルチゾール
アルドステロン
後葉ホルモンは( )で産生され、
2種類あるホルモンの名前は?
視床下部
オキシトシン(子宮収縮、乳汁射出)
バソプレシン(ADH)
後葉ホルモンは
腎臓の腎細管(尿細管)・集合菅での水分の再吸収の促進作用があり、
そのうちバソプレシンが欠乏すると何になる?
欠乏症:尿崩症
過剰症:SIADH
骨を分解する細胞は?
破骨細胞
*単球は通常マクロファージに分化するが、
その過程でPTH(副甲状腺ホルモン)が分泌されると単球が集合して
破骨細胞となる。
血清中のCa^2+の濃度は
ネガティブフィードバックによって
一定に保たれているが、
その正常値は?
8.5-10mg/dL
血清[Ca^2+]↓ ↓ PTH分泌 ↓ [Ca^2+]↑ ↓ PTH分泌停止
自律神経系をコントロールしている脳は?
間脳の視床下部
最高中枢
脳幹を3つ
間脳(橋)
中脳
延髄
脊髄4つ
頸髄
胸随
腰随
仙随
インスリンはペプチドホルモンであり、
受容体は( )型である。
チロシンキナーゼ
*このことはインスリンが
元来は細胞増殖因子であることを示している。
グルカゴンはペプチドホルモンであり、
受容体は( )である。
Gタンパク質連結型受容体(GPCR)
甲状腺ホルモン(T4、T3)は( )性の特殊アミノ酸であり、
( )に結合する。
細胞質/核内受容体
副甲状腺ホルモンはペプチドホルモンであり、
受容体は( )である。
Gタンパク質連結型受容体(GPCR)
コルチゾールはステロイドホルモンであり、
( )に結合する。
細胞質/核内受容体
アドレナリンは( )性分子であり、
( )に結合する。
親水性
Gタンパク質連結型受容体(GPCR)
3量体型Gタンパク質のGqが活性化するのは何?
ホスホリパーゼC
3量体型Gタンパク質のGsが活性化するのは何?
アデニル酸シクラーゼを活性化する
3量体型Gタンパク質のGiが阻害するのは何?
アデニル酸シクラーゼを阻害
増殖因子受容体のシグナル伝達経路の主流は何?
Ras-MAPK系
Ras-MAPK系では
グアニンヌクレオチド交換因子である( )が( )を活性化する。
さらに、( )が( )を活性化し、
以下、( )→( )→( )という活性化の連鎖反応が起こる。
SosがRasを活性化する
RasがMAPKKKを活性化する
MAPKKK→MAPKK→MAPK
Ras-MAPK系において、
MAPKKKの代表:
MAPKKの代表:
MAPKの代表:
MAPKKKの代表:Raf
MAPKKの代表:ERK
MAPKの代表:MEK
何という遺伝子の機能喪失型変異が
発癌を促進する?
(発癌抑制遺伝子)
p53
*p53は最も有名な癌抑制遺伝子
抹消系白血球を3種類に分けると?
顆粒球
単球
リンパ球