Climate change and Paris agreement Flashcards
1
Q
- 「COP 21 合意と今後の課題― COP 21 でパリ協定採択―」(2016年1月)
- 参議院 環境委員会調査室 安部慶三
A
- 1992年5月、国連気候変動枠組条約が採択(1993年3月発効)
- 1997年12月、COP3(京都)で京都議定書が採択(2005年2月発効、2012年に約束期間が終了)
- 2012年末、COP18(ドーハ)で京都議定書改正案が採択(未発効)
- 2015年12月、COP21(パリ)にてパリ協定が採択
- 平均気温上昇を産業革命前から2℃より十分低く保つ。1.5 ℃以下に抑える努力を追求。
- 各国は、緩和約束(目標)を作成、提出(5年毎)
2
Q
- 「パリ協定採択後の動向と今後の課題」(2016年10月)
- 参議院 環境委員会調査室 大嶋健志
A
- パリ協定は、世界全体の温室効果ガスの55%を排出する55 か国が締結した30 日後に発効(第21 条)
- COP21 にてパリ協定が採択されたものの、「NDCを提出すること」や「グローバル・ストックテイクによる検証を行うこと」の方法、手続、指針等の協定実施に係る詳細ルールの多くは、これから議論
- INDCにつき、日本は2015 年7月、2030 年度の目標を2013 年度比で26.0%削減(2005 年度比で25.4%削減)を決定
3
Q
- 「COP26の総括と今後の気候変動政策の動向」(2020年4月)
- みずほリサーチ&テクノロジーズ
A
- 2021年10月31日から11月13日にかけて、英国グラスゴーでCOP26が開催
- 2021年8月、IPCCは第6次評価報告書(AR6)第1作業部会報告書を発表。
- 産業革命以前と比べて既に1.1℃上昇、温暖化は人間活動に起因すると初めて断定
- 今後数十年のうちに大幅に排出削減しなければ、21世紀中に気温は1.5℃~2℃を超え、温室効果ガスの大幅削減の必要性
- 1.5℃目標の達成に向けて排出削減が確認。「今世紀半ばまでのネットゼロ」が明記
- 化石燃料補助金のフェーズアウトに向けた努力を加速
- パリ協定ルールブックが完成
4
Q
- 「カーボンプライシングをめぐる議論の動向 ― 温室効果ガスの長期大幅排出削減に向けた論点整理 ― 」(2018年9月)
- 参議院 環境委員会調査室 香西恒希
A
- 「カーボンプライシング」とは、温 室効果ガスの排出量に対し均一の価格付けを行い、その削減を目指す政策。炭素税、排出量取引制度など
- 2010年、温対税、再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)、国内排出量 取引制度の導入を含む「地球温暖化対策基本法案」を国会提出
- 2012 年 10 月、温対税が導入。全化石燃料を課税ベースとする石油石炭税にCO₂排出量に応じた税率を 上乗せする形で、原油等原材料の輸入時点で課税。世帯平均で年 1,200 円程度
5
Q
- 調査と情報「地球温暖化対策の国際動向【第 2 版】」(2017年6月)
- 国立国会図書館 農林環境課 鈴木良典
- https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10368361_po_0970.pdf?contentNo=1&alternativeNo=
A
- NDC を 5 年毎に提出する義務(パリ協定第 4 条第 9 項)
- 2050 年を目途とした長期戦略を 2020 年までに提出することが各締約国に招請 (COP21パラグラフ 35)
- 2016 年 11 月 4 日にパリ協定は発効(日本は同 年 11 月 8 日に受諾書を寄託)
- 2016 年 5 月 13 日、パリ協定を踏まえ「地球温暖化対策計画」(温対計画)が閣議決定
- パリ協定で定める長期戦略につき、2016 年 7 月、環境省は「長期低炭素ビジョン小委員会」を、経済産業省は「長期地球温暖化対策 プラットフォーム」を設置
6
Q
- 「サーキュラーエコノミーを脱炭素化につなげるための必須条件を解明」
- 環境研・東京大学 / 小出瑠、南齋 規介、村上進亮
A
- シェアリング、リユース、サービス化は、適切に導入された場合、高いGHG削減効果
- しかしこれらの3つとレンタルは、GHGを増やす「バックファイア効果」のリスクあり
- 一方、プーリング(同時利用)、リファービッシュ(再整備)、アップグレード、修理は、そのリスクが小さく、中から高程度のGHG削減効果
7
Q
- 「2020 年環境行政の主な課題について 」(2020年2月)
- 参議院 金子和裕
A
- 2017 年、G20 ハンブルク・サミットで「G20 海洋ごみ行動計画」の立ち上げが合意
- 2018 年、G7シャルルポワ・サミットで「海洋プラスチック憲章」が合意
- を2019 年5月、日本は「プラスチック資源循環戦略」を策定
- た2019 年6月、 G20 大阪サミットで、2050 年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロ にまで削減することを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を取りまとめ
- 有害な化学物質等の輸出に当たっての事前通報・同意手続等を定めたPIC 条約(ロッテルダム条約)、PCB、ダイオキシン類などの物質について国際的協調下での製造・使 用の禁止等を定めたPOPs条約は2004年に発効
8
Q
- 「カーボンプライシングとは-脱炭素に向けた経済的手法の特長と課題および導入状況」(2022年04月)
- ニッセイ基礎研究所 / 梅内俊樹
A
- カーボンプライシングの代表的な手法;炭素税、排出量取引
- 現在、2050年カーボンニュートラルの目標達成に向け、炭素税や排出量取引が検討中
- 排出量取引は、排出枠価格は需要・供給に応じて変動するため、ビジネスの予見可能性が低くなる課題
- 「GXリーグ」は自主参加の枠組み。参加企業は2030年の排出削減目標を自主的に設定し、排出実績と自主的な目標との差を排出量取引市場で売買