腎臓 Flashcards
RTA L/D (4)
尿pH(5.5超)
全身性アシドーシス、HCO3 <15mEq/L
低カリウム血症
高カルシウム尿症
RTA 型とその鑑別
1:H+分泌障害
2: HCO3 再吸収障害
NH4Cl負荷で尿が酸性化する→2型
RTA 症状と治療
腎結石(特に1型)
低K→脱力
治療 HCO3-
ネフローゼ 疫学
・性別年齢
・原因
・ステロイド反応性
- 男児、3-6歳
- 80~90%が微小変化型ネフローゼ症候群,5~10%が巣状分節性糸球体硬化症であり,残りを膜性腎症,膜性増殖性糸球体腎炎などが占める
- ステロイド投与により80~90%は完全寛解
- 30%の症例は,初回のみ
- 10~20%の症例は3~4回繰り返して治癒
- 20~30%の症例は,頻回再発型ネフローゼ症候群(6か月で2回)
- 0~20%はステロイド抵抗性ネフローゼ症候群(4週間寛解しない)
低Kきたしうるのは(5)
インスリン:GI、糖と一緒にKがとりこまれる
β刺激、テオフィリン:K細胞内取り込み
アルカローシス:K細胞内とりこみ
下剤
アルドステロン過剰(甘草、Cushing)
低Mg
甲状腺ホルモン
ループ利尿
RTA
Liddle
アルドステロン症
頻回再発
ステロイド抵抗性
治療
頻回再発
CyA シクロスポリン
腎毒性、高血圧、多毛
CPA エンドキサン シクロホスファミド
1クールのみ、性腺障害、骨髄抑制、出血性膀胱炎
ステロイド抵抗性
CyA シクロスポリン±ステロイド
腎前性腎不全示唆
- FENa<1%、FEUN < 35%、尿Na<20、尿比重>1.020、尿浸透圧>500
AG補正
- HCO3 △AG+HCO3 24±6→AG以外の代謝機序の関与を考える
- AG正常範囲=12‐(4.0‐実 測Alb) x 2.5± 2
体液量
0.6-0.7×kg
Potter症候群
胎児の両側の腎形成不全のため尿産生がなく、羊水過少となる症候群であり,胎児は圧迫され、発育障害、四肢の変形、肺低形成などをおこし、老人のようなpotter顔貌となる
ネフローゼ 定義
<ISKDC>
- 高度蛋白尿
- 40mg/h/m2
- 早朝尿 2.0g/gCr
- Alb<2.5g/dl
<厚生労働省>
- 蛋白尿 3-5日
- 3.5g
- 0.1g/kg
- 早朝尿 300mg/100ml(ちなみにテステープで2+)
- Alb<2.5g/dl(乳児、学童3)
- 高脂血症
- Tchol 学童250、幼児220、乳児200
- 浮腫
Selectivity index(SI)=CⅠgG/Ctransferrin <0.2で高選択
</厚生労働省></ISKDC>
寛解 定義
0.2g/gCr
steroid依存性
減量中か終了後14日以内に2回の再発
頻回再発
6ヶ月で2回、1年で4回
ネフローゼ治療
60mg/m2/日または2.0mg/kg/日 分3連日投与4週間
7ー10日で寛解が多い
再発時は陰性確認から3日