人体の構造と機能5(肺、呼吸器) Flashcards
肺に出入りする空気が通る器官を総称して気道といい、鼻腔から(a)と(b)を上気道、気管から(c)と細気管支までを下気道という。
1.咽頭
2.気管支
3.喉頭
a. 1 咽頭
b. 3 喉頭
c. 2 気管支
咽頭には、誤嚥を防ぐための軟骨(a)がある。また(b)神経支配の筋で構成された発声器官である(c)がある。 1.声帯 2.咽頭蓋 3.反回 4.自律
a. 2 咽頭蓋
b. 3 反回
c. 1 声帯
気管(10−12cm)は(a)軟骨の下縁から始まり、第5胸椎付近で左右気管支に分かれる。分岐角度は(b)側が25°、(c)側が45°で、分岐角度が小さくかつ太い(d)側に誤嚥物(異物)が入りやすい。
1.右
2.左
3.輪状
a. 3 輪状
b. 1 右
c. 2 左
d. 1 右
気管支の上皮組織には粘液を分泌する(a)細胞が存在し、粘液によってほこりや細菌が捕えられ、(b)運動によって咽頭へ押し出される
1.線維
2.杯
3.線毛
a. 2 杯
b. 3 線毛
細気管支は更に、終末細気管支→呼吸細気管支となり、肺胞管、肺胞嚢を経て実際にガス交換を行う(a)に達する
1.肺胞
2.肺胞管
a. 1 肺胞
肺は、胸腔(胸郭と(a)によって形成される空間)に位置し、(b)運動と(c)交換を主機能とする1対の臓器である。
1.呼吸
2.ガス
3.横隔膜
a. 3 横隔膜
b. 1 呼吸
c. 2 ガス
肺の栄養管は(a)動静脈、機能血管は(b)動静脈である。
1.肺
2.気管支
3.咽頭
a. 2 気管支
b. 1 肺
呼吸運動は、呼吸筋(横隔膜(C3ーC5の横隔神経支配や(a)筋など)や肺の弾力性が担っている。呼吸筋は主に(b)に対して働き、(c)は呼吸筋や横隔膜の弛緩(しかん)、肺の弾力性収縮によって受動的に生じる。 1.吸気 2.呼気 3.横隔 4.助間
a. 4 助間
b. 1 吸気
c. 2 呼気
呼吸中枢は(a)にある。また呼吸運動は血中のガス濃度による調節を受けており、これを(b)的調節という。 1.小脳 2.延髄 3.化学 4.生理
a. 2 延髄
b. 3 化学
(a)量とは、1回の呼吸周期ごとに吸入または呼出されるガス量をいい、成人男性で450から500mlである。(b)量とは、吸息後さらに吸入する事ができるガス量で、成人男性で2000ml程度である。(c)量とは、呼息後さらに呼出することができるガス量で、成人男性で1000ml程度である。これらの総和を(d)量(最大吸気から吐き出せる最大のガス量)という(成人男性3000から4000ml、成人女性2000から3000ml) 1.肺活 2.予備吸気 3.1回換気 4.予備呼気
a. 3 1回換気
b. 2 予備吸気
c. 4 予備呼気
d. 1 肺活
(a)は最大吸気から思い切り吐き出したときに、初め1秒間に呼出し得た量が肺活量の何%に当たるかを示す割合で、基準値は80から85%である。(b)%未満を肺機能障害とみなす。
1.60
2.70
3.1秒率
a. 3 1秒率
b. 2 70
呼息を示しているのはどれか? 1.横隔膜が収縮する 2.胸腔内圧が陽圧となる 3.気道内圧が陽圧となる 4.外助間筋が収縮する
3
呼息では、横隔膜は弛緩(上がる)し、気道内圧や肺胞圧は陽圧となる。
胸腔内圧は呼息であろうと吸息であろうと陰圧である。
外助間筋が収縮するのは吸息である。