進化と系統 Flashcards
生物の分類方法(二種類)
人為分類と自然分類
進化の道筋に基づいた生物の分類
系統分類
種とは
共通した形態的・生理的な特徴を持ち、自然状態で交配して生殖能力を持った子孫が残せるという特徴を持つ集団
リンネによって提唱された命名法は〜で、〜ど〜をラテン語あるいはラテン語化した言葉で書くことが決められている。
二名法/属名/種小名
〜が、生物を原核生物界、原生生物界、植物界、菌界、動物界に分類するという〜を提唱した
ホイッタカー/五界説
アメリカのウーズは原核生物を〜と〜というふたつのグループに分け、界のさらに上位のグループとして〜を設ける〜を提唱した
細菌(バクテリア)/古細菌(アーキア)/ドメイン/三ドメイン説
細菌の核の特徴
核膜がなく、環状DNAである
細菌の細胞壁の特徴
ペプチドグリカンを主成分とする
原核生物界には〜と〜が存在する
細菌/シアノバクテリア
細菌の例
乳酸菌/紅色硫黄細菌/緑色硫黄細菌/亜硝酸菌/硝酸菌/硫黄最近/根粒菌/アゾトバクター/クロストリジウム
シアノバクテリアの構造上の特徴
葉緑体は持たないがチラコイド膜を持つ
シアノバクテリアの持つ光合成色素
クロロフィルa/フィコシアニン/フィコエリトリン
シアノバクテリアの例
ユレモ/ネンジュモ/アナベナ/ミクロキスティス/スイゼンジノリ
シアノバクテリアのうち窒素固定も行うもの
ネンジュモ/アナベナ
独立栄養の細菌の構造上の特徴
葉緑体は持たないがチラコイド様の膜を持つ
独立栄養の細菌の持つ光合成色素
バクテリオクロロフィル
嫌気性細菌の例
乳酸菌/クロストリジウム
好気性細菌の例
アゾトバクター/大腸菌/枯草菌
好気性細菌の呼吸の仕組み
ミトコンドリアは持たないが、細胞質でクエン酸回路、細胞膜で電子伝達系を行う
アーキアの例
高度好塩菌/超好熱菌/メタン菌
メタン菌の代謝
CO2+4H→CH4+2H2O
古細菌の構造的に細菌と似ている点と真核生物と似ている点
(細菌と似ている点)
核膜を持たない、環状DNAを持つ
(真核生物と似ている点)
細胞壁にペプチドグリカンが含まれない、ヒストンを持つ、イントロンが存在する
真核生物の8つの区分
アーケプラスチダ、リザリア、アルベオラータ、ストラメノパイル、ハクロビア、エクスカバータ、オピストコンタ、アメーポゾア
褐藻やケイ藻の葉緑体が四重膜である理由と
ミドリムシがの葉緑体が三重膜である理由
進化の過程でシアノバクテリアが紅藻に共生して葉緑体となり、これがさらに褐藻やケイ藻に細胞内共生しているから。
ミドリムシの葉緑体は二次共生で四重膜であったが、2枚が融合して三重膜になったから。
原生生物を11種類に分類
原生動物、粘菌類(変形菌類・細胞性粘菌類)、卵菌類
ケイ藻類、渦鞭毛藻類、ミドリムシ類、紅藻類、褐藻類、緑藻類、車軸藻類
原生動物を4つに分類
根足虫類、繊毛虫類、鞭毛虫類、胞子虫類
変形菌の生活相と核相
子実体(2n)、胞子(n)、接合子(2n)、多核の変形体(2n)
変形菌と細胞性粘菌の違い
子実体の核相が2n、n
変形体の核相が2n、n
(細胞性粘菌は偽変形体)