語彙・意味 Flashcards
話す・書くができる語彙
使用語彙
使わなくても意味がわかる語彙
理解語彙
語彙調査に基づき客観的・帰納的・機械的に集めた語彙。使用頻度が高い
基本語彙
選定者が選定した主観的・演繹的な語彙。特定分野での選定に有効。
基礎語彙
敬語は人と人とが相互に尊重し合う気持ち
相互尊重
敬語は人間関係などを考慮し主体的な判断をした結果
自己表現
意味を持つ最小単位
形態素
お~、~めく、棚(だな)、雨(あま)
拘束形態素
船(ふね)、船(ふな)着き場、屋形船(ぶね)
異形態
例:春、はな、ねこ(訓読み)
和語
例:学者、野球、大根(音読み)
漢語
例:カステラ、ミルク、炒飯
外来語
例:あげパン、コロッケ定食
混種語
小学校入学時の語彙数
4000-5000
高校入学時の語彙数
30000
一般成人の語彙数
40000
後項成分の語頭音が濁音化すること 子だぬき、おしろい花、山桜
連濁
エ段→ア段 あまぐも、イ段→オ段 こだち、エ段→オ段 そむく
転音
本来の活用行に入らない音が現れるもの
つきさく→つんざく
音便の撥音便
本来の活用行に入らない音が現れるもの
おいかける→おっかける
音便の促音便
新たな音が付け加わる現象
①まんまる、まっしろ、うでっぷし
②はるさめ、まっさお
音韻添加
成分が有していた音が脱落する現象
①手洗い→たらい
②油揚げ→あぶらげ
③川原→かわら
音韻脱落
連続する音が融合し、第三の音に変化する
狩人→かりゅうど
きうり→きゅうり
音韻融合
前項末尾のチ・ツ・ンの子音が繰り返され、後項語頭のア・ヤ・ワ行と合して、タ・ナ・マ行に転じること
タ行:雪隠、仏恩
ナ行:因縁、観音
マ行:三位、陰陽
連声
ハ行→パ行、促音化と同時に起こる
はなす:ぶっぱなす(ぶちはなす)
はじめる:おっぱじめる(おしはじめる)
半濁音化
相手人物を立てて述べる
人→~様、あちらさま
物事→お~、ご~、貴社
動作→お~になる、~れる、~られる
尊敬語
自分から相手に向かう行為などについて、人物を立てる
人→私め、手前ども、愚妻
物事→拙宅、弊社、粗品
動作→お~する、お~申し上げる
謙譲語Ⅰ
自分側の行為・ものごとを相手に対して丁重に述べるもの
・一番線に電車が参ります
・これより国民体育大会を開催いたします
謙譲語Ⅱ
語や文章に対して丁寧に述べるもの
・何時でしたか?
・元気ですか?
丁寧語
ものごとを美化して述べるもの
・このお話、とても面白いんですよ
・お手洗いをお借りしますね
美化語
それ以上分けると意味がなくなってしまうような語
花→×は/な
単純語
意味を持つ単位に分けることができるような語
合成語
語基が結びついてる語
本棚、山桜
複合語
同じ語基が結びついてる語
人々、ますます
畳語
語基と接辞が結びついている語
鈴木さん、お金
派生語
語指す範囲が拡大するもの
奥様:めったに他人に合わない上級階級の人の妻→夫人
一般化
語の指す傾向が狭くなる傾向のもの
平安時代に山→比叡山延暦寺、祭→賀茂祭
特殊化
原義から見て価値があがって使われるもの
未亡人:謙譲の自称詞→他社に対しての尊敬を表す
価値の上昇
原義から見て価値が下がったようなもの
はらむ:人・動物が胎内に子を宿す→動物限定、人に使うのは失礼
価値の下落
まるで~のようだ
彼女は白鳥のように美しい
直喩(シミリー)
~のようだを省いた表現
彼女は白鳥だ
隠喩(メタファー)
関連性、近接性を利用した表現
あそこにいるセーラー服、なかなかかわいいよな
換喩(メトニミー)
包摂関係を利用した表現
花より団子:花→桜、団子→食べ物
提喩(シネクドキ-)