仏像 Flashcards
如来
にょらい
悟りを開いた者
菩薩
ぼさつ
明王
みょうおう
天部
てんぶ
装飾品
そうしょくひん
ornament, decoration
三十二相
さんじゅうにそう
螺髪
らほつ
如来のパンチパーマのような髪型
苦行
くぎょう
penance, austerities, mortification, asceticism
衲衣
のうえ
如来の粗末な衣一枚
浄土
じょうど
Pure Land (esp. the Western Pure Land paradise of Amitabha)
大日如来
だいにちにょらい
宇宙の真理を具現化させた者
白毫
びゃくごう
眉間のところにある丸まった白い毛の渦で、光明を放つ
印相
いんそう
仏像のメッセージを表すこと
三道
さんどう
悟りにいたる修行の3段階を表している首に3本のしわが刻まれている
結跏趺坐
けっかふざ
如来のの一般的な座り方。両足を組んで、足の甲を反対側の太ももの上に乗せる
蓮華座
れんげざ
蓮華をたどった台座
宝冠
ほうかん
diadem, jeweled crown
肉髻
知恵が詰まっていることを表して、頭のてっぺんが盛り上がっている
須弥座
しゅみざ
如来によく見られる須弥山をイメージした台座
南無阿弥陀仏
なむあみだぶつ
どんな悪い行いをした人だって南無阿弥陀仏を唱えれば、臨終の時に悩みも苦しみもない極楽浄土へ連れて行ってもらいます
九品往生
くほんおうじょう
生前の行いや信仰心などによって、どの区画に往生できるかが決まる。平安時代中期頃から広まり、各階位に応じた9種数の印相が定められている
阿弥陀定印
あみだじょういん
阿弥陀如来が座禅して瞑想しているときの印相。手のひらを上に向け前で重ね、両方の人差し指を合わせて立って、その指先に親指をのせた形
来迎印
らいごういん
阿弥陀如来だけの印相で、極楽浄土から往生する人を迎えに来たこと、現世に現れるときの姿を表している。
阿弥陀三導像
あみださんどうぞう
阿弥陀如来には単独でまつられるものだけではなく、左脇侍(きょうじ)に観音菩薩が亡くなった人の魂を乗せるのため蓮華を持ち、右脇侍に勢至(せいし)菩薩が静かに合掌する姿がみられます
来世
らいせ
the next world, the hereafter, life after death
薬壺
やっこ
万病を治す薬が入っていて、薬師如来が左手に持っている壼。持つようになったのは平安時代以降
十二神将
じゅうにじんしょう
薬師如来に仕える12の武神。薬師如来が誓った12の大願を守り、12の干支、12の月、12の方角を守る
毘盧遮那如来
びるしゃなにょらい
サンスクリット語で太陽を意味して、大光明で全宇宙を照らす、永遠不滅の宇宙の真理を表している。仏教の教えそのものを神格化した仏
装身具
そうしんぐ
personal) accessories (ornaments, outfit
大日如来
だいにちにょらい
大いなる日のことで、大日如来は太陽を上回る光ですべてを照らすことを意味して、宇宙の中心にいる絶対的存在
金剛界大日如来
こんごうかいだいにちにょらい
ダイアモンドのことで、大日如来の智恵は絶対に傷がつかないこと
胎蔵界大日如来
たいぞうかいだいにちにょらい
森羅万象が大日如来の中に母胎のように包み込まれていること
智拳印
ちけんいん
金剛界大日如来の独自の印である。最高の悟りの境地を表している。
方界定印
ほっかいじょういん
胎蔵界大日如来の慈悲の心を表している
定印
じょういん
釈迦如来が悟りを開いたときのポーズ、瞑想する姿を表している。釈迦、薬師、阿弥陀、胎蔵界大日など。
施無畏印・与願印
せむいいん・よがんいん
右手で「畏(おそ)れることはありませんよ」と、説法を開く人々の緊張を和らげ、左手では「願いを叶えてあげます」と成就(じょうじゅ)意味を表す。釈迦、薬師。
刀印
とういん
阿弥陀如来が説法する姿を表している。
説法印
せっぽういん
釈迦が説法したときのポーズ、説法する姿を表している。釈迦、阿弥陀。
降魔印
ごうまいん
釈迦が瞑想中、妨害(ぼうがい)しようとした悪魔を、左手を大地に触れて退散させたときの姿を表している。釈迦、弥勒(みろく)
菩提薩埵
ぼだいさった
菩薩はその用語の略。
瓔珞
ようらく
珠玉(しゅぎょく)を紐(ひも)で連(つら)ねた飾り。
条帛
じょうはく
たすきのようにかけているのは条帛という布
天衣
てんね
ショールのようなまとっているのは天衣という名が布
持物
じぶつ
仏像の持ち物のことを持物という。持物にはそれぞれに意味がある
裙
くん
腰にスカートのように見える裙を巻いている
宝冠
ほうかん
宝石で飾った冠のこと。王子時代の釈迦がモデルということもあり、宝冠をつける菩薩も多い。
蓮華(持物)
れんげ
蓮華は泥の中から生じても泥に染まらずに清らかさを保っていることから、煩悩(ぼんのう)に汚されない悟りの像徴意味する。観音菩薩
宝珠
ほうじゅ
あらゆる願いをかなえてくれる宝。千手観音、如意輪観音、地蔵菩薩
羂索
けんさく
五色の糸をよった羂(わな)で、煩悩をとらえるとされる。不空羂索観音
水瓶
すいびょう
願いを叶える水が入っていて、ふりかけると穢(け)れが消える。観音菩薩。
輪宝
りんぽう
または法輪。もともとインドの武器。煩悩(ぼんのう)を打破するものとされる。如意輪菩薩
錫杖
しゃくじょう
杖(つえ)の一種。先端(せんたん)に宝珠をかたどった輪があり、そこに金属の輪が通してある。持って歩くと音がして、悪を退散させる。地蔵菩薩
兜率天
とそつてん
弥勒菩薩
みろくぼさつ
釈迦に次いで悟りを開き、いずれは如来になることを約束されている菩薩。釈迦の入滅から56億7千万年後に、兜率天(須弥菩薩が修行しているところ)から人々を救うために現れる。
半跏思惟像
はんかしいぞう
左足を上げた半跏像で、どのように人々を救おうか考えている様子を表したものです。
慈悲相
じひそう
救いを求める人々を助けようとする慈悲の表情のこと。右手の指先を軽く右頬にふれれ思惟するポーズをとります。
耳璫
じとう
ピアス式イアリングのこと。
瓔珞
ようらく
宝珠を紐で連ねた飾り
腕釧
わんせん
手首につけているブレスレットのような飾り
臂釧
ひせん
二の腕のあたりにつける飾り
定釧
そくせん
足につける飾り
三十三観音
さんじゅうさんかんのん
救いお求める人々に応えるため、それぞれの願いに合わせて33の姿に身を交わえる
輪廻転生
りんねてんせい
サムサラ。生まれ変わること。
六道
ろくどう
死ねば生きていたときの業に徒って6つの世界で輪廻転生するという考え。
聖観音
しょうかんのん
勢至菩薩とともに阿弥陀如来の脇侍として安置されるときは一般的。単独の像として安置されるときにほぼ限られている
宝髻
ほうけい
結いあげた髪
化仏
けぶつ
頂上にいただく小型の如来像のこと。
垂髪
すいはつ
肩に乗らした髪
有頂天
うちょうてん
三界二十五有の一番上にあるが有頂天で、「有頂天になる」という言葉はここからきています。