解剖生理学D Flashcards
呼吸器系に含まれないのは何ですか。
口腔
鼻出血を起こしやすいのは何ですか
キーゼルバッハ部位
中鼻甲介のすぐ下にあるのは何ですか
中鼻道
咽頭について誤っているのはどれか。 (単一解答,10点)
A
耳管咽頭口がある
B
咽頭扁桃がある
C
口腔と鼻腔に繋がっている
D
平滑筋でできている
平滑筋でできている
咽頭は横縞模様の横紋筋でできている。平滑筋は主に内臓を構成している。
喉頭について正しいのはどれか。 (単一解答,10点)
A
いわゆる喉仏の喉頭軟骨は有対性である。
B
披裂軟骨は無対性である。
C
声門裂は声をだすときに開く。
D
輪状軟骨下縁は第6頸椎の高さにある。
輪状軟骨下縁は第6頸椎の高さにある。
有対か不対かは覚えておこう。輪状軟骨下縁=気管の始まり=第6頸椎(C6)は定番なので覚えておく。声門裂は声をだすときには閉じて声帯を震わせることで音声となる。
気管・気管支について正しいのはどれか(よく文章読んでね!) (単一解答,10点)
A
気管は第6胸椎から始まる。
B
気管は食道より後ろにある。
C
右気管支は左に比べ垂直に近く太い。
D
全周すべて硝子軟骨で覆われる。
右気管支は左に比べ垂直に近く太い。
解剖で左右差はよく出題されるのでしっかり覚えておくこと。Aはひっかけ。第6胸椎(胸の背骨)ではなく第6頸椎(首の骨)が正解。気管・気管支はU字型あるいは馬蹄形をしており後面は膜性壁で覆われる。
肺について正しいのはどれか。 (単一解答,10点)
A
左肺は上葉・中葉・下葉の3葉にわかれる。
B
右肺に比べ左肺は小さい。
C
右肺は8区域ある。
D
肺胞は厚い重層扁平上皮でできている。
右肺に比べ左肺は小さい。
これも左右差に関する問題。左肺は上・中・下の3葉の10区域。右肺は上・下葉の8区域。心臓がある分左肺のほうが小さい。肺胞は酸素と二酸化炭素の交換の場であることから単層扁平上皮(肺胞上皮)で構成される。
吸息時に収縮しないのはどれか。 (単一解答,10点)
A
外肋間筋
B
内肋間筋
C
横隔膜
D
胸鎖乳突筋
内肋間筋
内肋間筋は積極的な呼息時に収縮する。
積極的な呼息時に収縮するのはどれか。 (単一解答,10点)
A
外肋間筋
B
内肋間筋
C
横隔膜
D
胸鎖乳突筋
内肋間筋
積極的な呼息時に収縮するのは内肋間筋。他は吸息時に収縮する。
肺活量を示す式はどれか。 (単一解答,10点)
A
予備吸気量+一回換気量+予備呼気量+残気量
B
予備吸気量+一回換気量+予備呼気量
C
予備吸気量+一回換気量
D
予備呼気量+残気量
B. 予備吸気量+一回換気量+予備呼気量
残気量は含まれないことに注意。
機能的残気量を示すのはどれか。 (単一解答,10点)
A
予備吸気量+一回換気量+予備呼気量+残気量
B
予備吸気量+一回換気量+予備呼気量
C
予備吸気量+残気量
D
予備呼気量+残気量
D. 予備呼気量+残気量
一回換気量として適切なのはどれか。 (単一解答,10点)
A
500ミリリットル
B
1リットル
C
2リットル
D
3リットル
500ミリリットル
ガス換気に直接関わらない空気の容積はどれか。 (単一解答,10点)
A
機能的残気量
B
肺活量
C
予備呼気量
D
死腔量
死腔量
気道の空間にある空気や、血液の流れていない肺胞の空気はガス交換されない。このようにガス交換に関わらない容積を(死腔)といい、成人で約(150ml)である。
一回換気量を500ml、死腔量を150ml、呼吸数を12回/分としたとき、分時肺胞換気量はどれか。 (単一解答,10点)
A
8リットル
B
6リットル
C
4.2リットル
D
1.8リットル
4.2リットル
(500-150)X12=4200ml=4.2リットルとなる。実際の換気に関与しない死腔量を引くのがポイント。
消化器系でないのはどれか (単一解答,10点)
A
口腔
B
鼻腔
C
食道
D
咽頭
鼻腔
鼻腔は呼吸器系である。
消化管について正しいのはどれか。 (単一解答,10点)
A
一番内側は漿膜である。
B
輪走筋は縦走筋より外側にある。
C
アウエルバッハ神経叢は輪走筋と縦走筋の間にある。
D
消化管内部は重層扁平上皮である。
アウエルバッハ神経叢は輪走筋と縦走筋の間にある。
漿膜は一番外側。輪走筋と縦走筋は内輪外縦で覚えよう。マイスネル神経叢は粘膜下層に存在する。消化管内腔は単層円柱上皮である。
固有口腔に含まれないのはどれか。 (単一解答,10点)
A
舌
B
軟口蓋
C
歯
D
口唇
口唇
口唇は固有口腔に含まれる。
最大の唾液腺はどれか (単一解答,10点)
A
耳下腺
B
顎下腺
C
舌下腺
D
涙腺
耳下腺
食道について誤っているのはどれか。 (単一解答,10点)
A
第6頸椎の高さより始まる。
B
気管より前にある。
C
狭窄部位は起始部である。
D
狭窄部位は食道裂孔通過部である
気管より前にある。
嚥下中枢があるのどれか。 (単一解答,10点)
A
脊髄
B
橋
C
中脳
D
延髄
延髄
嚥下運動のうち随意運動のものはどれか。 (単一解答,10点)
A
第1相
B
第2相
C
第3相
D
第4相
第1相
第1層・口腔相のみ横紋筋による随意運動である。
胃について正しいのどれか。 (単一解答,10点)
A
胃底は胃の下部にある。
B
胃の入り口は噴門である。
C
角切痕は大弯にある。
D
小弯は胃の外側のカーブである。
胃の入り口は噴門である。
胃底は胃の上部にあることに注意。
胃について正しいのはどれか。 (単一解答,10点)
A
胃の入り口は幽門である
B
胃底は胃の上部にある
C
小弯は胃の内側の小さなカーブである。
D
胃角は大弯にある
胃底は胃の上部にある
塩酸を分泌するのはどれか (単一解答,10点)
A
主細胞
B
副細胞
C
壁細胞
D
G細胞
壁細胞
舌の分界溝前に並ぶのどれか (単一解答,10点)
A
糸状乳頭
B
耳茸乳頭
C
葉状乳頭
D
有郭乳頭
有郭乳頭
小腸について正しいのはどれか。 (単一解答,10点)
A
十二指腸の次に続くのは回腸である。
B
パイエル板は回腸に多く見られる
C
内腔には半月ヒダがある
D
重層扁平上皮である
パイエル板は回腸に多く見られる
腹膜後臓器なのはどれか (単一解答,10点)
A
十二指腸
B
空腸
C
回腸
D
盲腸
十二指腸
組合せで正しいのはどれか。 (単一解答,10点)
A
アミラーゼーーアミノ酸
B
トリプシンーータンパク質
C
ヌクレアーゼー脂肪
D
リパーせーーー核酸
トリプシンーータンパク質
胆汁について誤っているのはどれか。 (単一解答,10点)
A
消化酵素を含まない
B
胆のうで作られる
C
脂質の消化に関与する
D
ビリルビンを含む
胆のうで作られる
気道の構造
鼻腔、咽頭、喉頭、気管、気管支で出来てます
鼻腔の構造
鼻前庭
重層扁平上皮
鼻中隔
上中下鼻甲介
鼻甲介の下は上中下鼻道
鼻腔の上皮
重層扁平上皮
副鼻腔、鼻涙管などの開口部
蝶形骨洞、鼻涙洞、
前頭洞、篩骨洞、上顎洞
喉頭の構造、有対、無対
介状軟骨 無
喉頭蓋軟骨 無
輪状軟骨 無
披裂軟骨 有!
気管の構造
C6で始まる、左のほうが細くて、長い、曲がってる
右は3本、左は2本
平滑筋
多列線毛上皮
介状軟骨
輪状軟骨
気管軟骨
肺の構造
右は上中下葉
左は上下葉
肺尖
平滑筋
扁平上皮細胞
呼吸の仕組み
横紋筋、随意筋
呼吸時
外肋間筋、横隔膜筋
努力吸息時
胸鎖乳突筋や斜角筋
胸腔内圧は陰圧
呼吸に関する式
1日あたりの交換量
500ml×16×8L
機能的なんとか?