1 Flashcards
政府統計の総合窓口
e-Stat
▹ 国の統計データをひとつに集約したポータルサイト
インターネット上で対象者を公募する場合、〇〇が 生じる
代表性の偏り
社会調査 Social Researchとは
社会調査とは、特定の社会事象を対象とし、その対象およびそ れに関する諸事実を、現地調査を中心として収集し、その整理・ 分析・統合をつうじて、対象の科学的解明を目指す過程およびそ の方法である」
対象:社会事象
内容:諸事実の収集・整理・分析・統合
目的:対象の科学的解明
社会事象の実態を把握する
社会的な問題を解決するために行われる社会調査とは
社会踏査とうさ
ブースやルグレー、ラウントリーなど
▹ 社会事象を量的にとらえることを目的とした調査
統計調査
▹ 企業の意思決定に役立てることを目的として、市場の客観的基礎資料を得るための調査
市場調査(マーケティング・リサーチ、マーケット・リサーチ)
▹ 一般大衆の意見や態度を量的に測定し、その結果から世論の動向を明らかにするための調査
世論調査
センサス Census
▹ 一定の社会集団全体を対象とした大規模な全数調査
▹ 人口センサス(国勢調査)、経済センサス、農林業センサス
科学的研究の方法
▹ 枚挙的帰納法 enumerative induction
一般法則を引き出す
▹ Aのカラスは黒い
▹ Bのカラスも黒い 全てのカラスは黒い ▹ Cのカラスも黒い
▹ 仮説演繹法 hypothetico-deductive method
▹ 「すべてのカラスは黒い」という仮説を観察や実験で検証する
一般法則では成り立たないので反証を待つ
社会調査で検討する仮説や理論に必要な条件
他の調査研究によって反証される可能性を持つ必要がある。
反証可能性
社会調査で検討する仮説や理論に必要な条件
▶ データによって示されたこと以外は語ってはならない。
実証性と客観性
説明の責任 社会調査で検討する仮説や理論に必要な条件
仮説の設定、分析、解釈などの理由を説明できなくてはいけない。
再現可能性 社会調査で検討する仮説や理論に必要な条件
追試を実施したときに、同一の結果が得られる可能性や性質を持つ研究をしなくてはならない
公共性 社会調査で検討する仮説や理論に必要な条件
調査結果を文書化し、公にできる内容にしなくてはならない。
統計法
2007年(平成19年)に公的統計を「社会の情報基盤としての統計」と位置付ける改正が行われた。
社会の情報基盤としての統計
公的統計:国の行政機関・地方公共団体などが作成する統計
基本計画
公的統計の整備に関する基本的な計画」)の策定
基幹統計
国の行政機関が作成する統計のうち、総務大臣が指定した統計
基幹統計以外の統計は
一般統計
統計整備の司令塔
統計委員会
▶ 多くの対象の状態や特性などを数量的に分析する方法
▶ 調査票を使うアンケートなど
量的調査(統計調査)
▶ 限定された比較的少数の対象の質的構造の解明を図ろうとする方
法
• 面接法、観察法、フィールドワークなど
質的調査(事例調査)
ミックス法
量的調査と質的調査を組み合わせた方法
ある1時点で実施した調査データを用い
特定時点での集団や社会の状態を調査するもの
集めたデータを横断データ、または、クロスセクショナルデータと呼ぶ
横断調査
ある特定の調査対象を固定したまま、同じ対象に時間間隔を空けて複数回調査するため集めたデータを時系列データと呼ぶ
縦断調査
縦断調査の特殊ケース
▶パネル調査
▶ 調査対象に対して最初に横断調査を行い、その調査
対象者(パネル)を固定化して継時的に調査を実施するもの
▶ 集めたデータをパネルデータと呼ぶ
縦断調査の特殊ケース
トレンド調査(偵向調査、動向調査)
調査対象の定義に該当する者を標本抽出して、
-定期間ごとに縦断調査を行う。定義は変化しないが、抽出される対象者は調査ごとに変わる
縦断調査の特殊ケース
集団調査
▶ 特定の集団を対象にして複数の時期に行う調査
コーホート調査と呼ばれる、出生年を同じくする集町コーホート、CoHoro”を対象とした調査が代表的である。
現在の世代と過去の世代を比較するコー
ホート分析に用いられる
▶ 全数調査(※皆調査、センサス)
調査対象全体を調べる
国勢調査、ブースのロンドン市調査、ラウントリーのヨーク市調査など
▶ 標本調査
対象集団(母集団)の中から調査対象を選び出して(標本抽出)、全体の
統計を推定する
▶ 世論調査など
▶典型調査
▶ 母集団の中から母集団にとって典型とみなされる範囲の標本(サンプル)
を抽出し、分析を行う方法