言語文化 秋学期中間 Flashcards
たり、り
[「たり」活用語の連用形接続
「り」四段已然形、サ変未然形接続]
①存続(〜ている、〜てある)
②完了(〜た、〜てしまった)
つ、ぬ
[活用語の連用形接続]
①完了(〜た、〜てしまう、〜てしまった)
②強意(きっと〜する、たしかに〜する、〜てしまう)
③並列(〜たり、〜たり)
む、むず
[活用語の未然形接続]
①推量(〜だろう)
②意志(〜よう、〜つもりだ)
③適当、勧誘(〜がよい、〜てください)
④仮定、婉曲(〜としたら、〜ような)
らむ
[活用語の終止形(ラ変型連体形)接続]
①現在推量(今ごろ〜ているのだろう)
②原因推量(〜のだろう、どうして〜のだろう)
③伝聞、婉曲(〜そうだ、〜という、〜ような)
けむ
[活用語の連用形接続]
①過去推量(〜ただろう、〜たのだろう)
②過去の原因推量(どうして〜たのだろう)
③過去の伝聞、婉曲(〜たそうだ、〜たような)
べし
[活用語の終止形(ラ変型連体形)接続]
①推量(〜だろう)
②意志(〜よう)
③可能(〜ことができる)
④当然、義務(〜はずだ、〜べきだ、〜ねばならない)
⑤適当、勧誘(〜がよい)
⑥命令(〜せよ、〜なさい)
らし
[活用語の終止形接続]
①推定(〜らしい)
めり
[活用語の終止形(ラ変型連体形)接続]
①推定(〜とみえる、〜ようだ)
②婉曲(〜ようだ)
まし
[活用語の未然形接続]
①反実仮想(もし〜としたら〜だろうに)
②実現不可能な願望、残念(〜ならいいのに、〜ならよかったのに)
③ためらいの気持ち(〜ようかしら)
④推量(〜だろう)
なり
[活用語の終止形(ラ変型連体形)接続]
①伝聞(〜という、〜そうだ)
②推定(〜ようだ)
なり・たり
[「なり」体言・活用語の連体形接続
「たり」体言に接続]
①断定 (〜だ、〜である)
②所在、存在 (〜にある、〜にいる) ※「なり」のみの用法