日本語の辞典3 Flashcards
豪快/ごうかい
読み方:ごうかい
[形動][文][ナリ]規模が大きくて力強く、気持ちのよいさま。「—なホームラン」「—に笑う」
[派生] ごうかいさ[名]
海食崖/かいしょくがい
読み方:かいしょくがい
海食によってできた海岸のがけ。海崖(かいがい)。波食崖。
梯子/はしご
読み方:はしご
1 高い所へ登るための道具で、長い2本の材の間に足がかりの横棒を何本もつけたもの。立てかけたり、つるしたりして用いる。「—をかける」「縄—」
2 階段。段梯子。
3 「梯子酒」の略。転じて、いくつかの場所を続けてわたり歩くこと。「映画の—をする」
[下接語] (ばしご)裏梯子・雁木(がんぎ)梯子・救助梯子・管梯子・竹梯子・畳み梯子・段梯子・継ぎ梯子・釣り梯子・縄梯子・箱梯子・火の見梯子・船(ふな)梯子・回り梯子・槍(やり)梯子
終身雇用/しゅうしんこよう
読み方:しゅうしんこよう
企業などが、正規に採用した労働者を、特別な場合以外は解雇しないで定年まで雇用すること。年功序列型賃金などとともに日本の雇用制度の特色とされた。「—制」
落とし穴/おとしあな
読み方:おとしあな
1 歩いている人や獣が気がつかずに、そのまま落ち込むように仕掛けた穴。
2 (比喩的に)人を陥れるための策略。「うまい話には—がある」
3 (比喩的に)それと気づかずにおちいりがちな、好ましくない事柄・状態。「新しい技術にはどのような—が隠れてるかわからない」
[補説] 作品名別項。→おとし穴
鞭/むち
読み方:ぶち
「むち」に同じ。
「下女、—もて打たんとす」〈沙石集・七〉
行間を読む/ぎょうかんをよむ
読み方:ぎょうかんをよむ
文章には直接表現されていない筆者の真意をくみとる。
快く/こころよく
読み方:こころよく
気持ちよく。ビジネス文書などにおいては、相手の対応について「いやな顔ひとつせずに」というような意味合いで用いられる。
切羽詰まる/せっぱつまる
読み方:せっぱつまる
[動ラ五(四)]ある事態などが間近に迫ってどうにもならなくなる。身動きがとれなくなる。「—・って上司に泣きつく」
手ごろ/てごろ
読み方:てごろ
[形動][文][ナリ]
1 大きさ・重さなどが、手に持つのにちょうどよいさま。取り扱いに便利なさま。「—な厚さの辞書」
2 能力・経済力や望む条件などにふさわしいさま。「—な仕事」「—な値段」
[派生] てごろさ[名]
もろ肌脱ぎ/もろはだぬぎ
読み方:はだぬぎ
和服の袖(そで)から腕を抜いて上半身の肌をあらわにすること。また、その姿。「—になる」《季 夏》「這(は)ひよれる子に—の乳房あり/虚子」
川面/かわづら
読み方:かわづら
《古くは「かわつら」》
1 川の水面。かわも。「—にさざ波が立つ」
2 川のほとり。かわべ。
「大いなる—に出でて」〈宇津保・俊蔭〉
地方公務員/ちほうこうむいん
読み方:ちほうこうむいん
地方公共団体の公務に従事する職員。一般職と特別職とに分かれ、前者は地方公務員法の適用を受ける。
羨望/せんぼう
読み方:せんぼう
[名](スル)うらやむこと。「—の的となる」「他人の栄達を—する」
台詞/せりふ
読み方:せりふ
1 俳優が劇中で話す言葉。「—をとちる」
2 人に対する言葉。言いぐさ。「気のきいた—を吐く」「そんな—は聞きたくもない」
3 きまり文句。「頼み事をするときのお得意の—だ」
4 理屈や言い分を並べること。談判すること。
「これ半七、お花はこちの奉公人、親仁との—なら、どこぞ外でしたがよい」〈浄・女腹切〉
5 支払いをすること。
「今夜中に—して下さんせにゃなりませぬ」〈伎・五大力〉
苛立つ/いらだつ
読み方:いらだつ
【一】[動タ五(四)]気持ちがいらいらして、じっとしていられなくなる。じれる。「—・つ気持ちを抑える」「じらされて、心が—・つ」
【二】[動タ下二]「いらだてる」の文語形。
苛烈/かれつ
読み方:かれつ
[名・形動]厳しく激しいこと。また、そのさま。「—をきわめる戦闘」「—な生存競争」
[派生] かれつさ[名]
袈裟/けさ
読み方:けさ
《(梵)kasṣayaの音写。赤褐色の意で、染衣(せんえ)・壊色(えしき)などと訳す》
1 インドで制定された僧侶の衣服。青・黄・赤・白・黒の正色を避けて濁色の布を用いたところからの名。縫い合わせた布の数により、五条、七条、九〜二五条の3種がある。中国・日本と伝えられる間に仏教の標幟(ひょうじ)としての法衣にかわり、衣の上に左肩から右脇下にかけてまとう長方形の布となり、華美で装飾的なものとなった。宗派によって種々のものがある。功徳衣(くどくい)。福田衣。無垢衣(むくい)。
2 「袈裟懸け」の略。「—に切る」
添削/てんさく
読み方:てんさく
[名](スル)他人の詩歌・文章・答案などを、書き加えたり削ったりして、改め直すこと。「生徒の作文を—する」
そう来なくっちゃ/そうこなくっちゃ
読み方:そうこなくっちゃ
相手の提案・反応に対して歓迎の意を表す言い回し。
判決/はんけつ
読み方:はんけつ
[名](スル)
1 是非善悪などを判断して決めること。
「豈(あに)凡傭(ぼんよう)之(これ)を—すべけん哉(や)」〈魯文・高橋阿伝夜叉譚〉
2 訴訟事件に対して、裁判所が法規に基づいて下す最終的な判断。民事訴訟法では原則として口頭弁論を経て行われ、刑事訴訟法では公判手続きにおいて必ず口頭弁論を経て行われる裁判所の裁判。「—を言い渡す」
貸主/かしぬし
読み方:かしぬし
金銭や物品などを貸した当人。貸し手。⇔借り主。
賃貸借/ちんたいしゃく
読み方:ちんたいしゃく
当事者の一方が、相手方にある物の使用・収益をさせることを約束し、相手方がこれに対して賃料を支払うことを約束することによって成立する契約。賃貸借契約。
共益費/きょうえきひ
読み方:きょうえきひ
アパートなどの階段・廊下・外灯・ごみ処理などの共用部分の維持管理のために居住者が出す費用。管理費。