日本語の語彙 Flashcards
着目/ちゃくもく
ちゃく‐もく【着目】
[名](スル)特に注意して見ること。目をつけること。また、目のつけどころ。着眼。「着目に値する提案」「ある現象に着目して新しい発見をする」
築き上げる/きずきあげる
つき‐あ・げる【▽築き上げる】
[動ガ下一][文]つきあ・ぐ[ガ下二]土や石などを積み重ねて高く築く。きずきあげる。「城砦を—・げる」
きずき‐あ・げる〔きづき‐〕【築き上げる】
[動ガ下一][文]きづきあ・ぐ[ガ下二]
1 土石などを積み上げて、建造物を完成させる。「城壁を—・げる」
2 財産や体制などを作り上げる。「苦労を重ねて—・げた会社」
見えざる手/みえざるて
かみ‐の‐みえざるて【神の見えざる手】
市場において、各個人の利己的な行動の集積が社会全体の利益をもたらすという調整機能。アダム=スミスが「国富論」で提唱した。見えざる手。→市場原理
[補説] 神の見えざる手(invisible hand of God)の語で用いられることが多いが、「国富論」の原文にはof Godの記述はなく、「見えざる手」のみで使われることもある。
優遇/ゆうぐう
ゆう‐ぐう〔イウ‐〕【優遇】
[名](スル)手厚くもてなすこと。優先的に扱うこと。「経験者を優遇する」「優遇措置」
迂遠/うえん
う‐えん〔‐ヱン〕【×迂遠】
[形動][文][ナリ]《道路などが曲がりくねって目的地までなかなか到達できないの意から》
1 まわりくどいさま。また、そのため、実際の用に向かないさま。「迂遠な方法」
2 世の中の動きに疎いさま。
「このご時勢にもう漢文を学ぶ—な青少年もいないから」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉
形動/けいどう
形容動詞
(形動 から転送)
形容動詞(けいようどうし)とは、いわゆる学校文法などにおいて用いられる日本語の品詞のひとつである。
執拗/しつよう
しつ‐よう〔‐エウ〕【執×拗】
[形動][文][ナリ]
1 しつこいさま。「執拗につきまとう」
2 自分の意見にいつまでもこだわりつづけるさま。えこじ。がんこ。「執拗に自説を主張する」
[派生] しつようさ[名]
両輪/りょうりん
りょう‐わ〔リヤウ‐〕【両輪】
江戸中期から明治にかけ、主として京坂地方で流行した女性の髪の結い方の一。髷(まげ)を二つ作って笄(こうがい)を挿し、余りの毛を巻き上げたもの。
りょう‐りん〔リヤウ‐〕【両輪】
1 二つの輪。二つある、両方の車輪。「車の両輪」
2 両者が一組になって用をなすもののたとえ。「会長と社長は社運営の両輪だ」
境地/きょうち
きょう‐ち〔キヤウ‐〕【境地】
1 その人の置かれている立場。「苦しい境地に立たされる」
2 ある段階に達した心の状態。「悟りの境地」
3 芸術などの、分野・世界。「新しい境地を開拓する」
4 場所。土地。環境。〈日葡〉
大同小異/だいどうしょうい
だいどう‐しょうい〔‐セウイ〕【大同小異】
[名・形動]小さな違いはあっても、大体が同じであること。また、そのさま。「大同小異な(の)意見」
往き来/ゆきき
ゆき・く【行き来/▽往き来】
[動カ変]行ったり来たりする。往来する。
「葦屋(あしのや)の菟原処女(うなひをとめ)の奥つ城(き)を—・くと見れば音のみし泣かゆ」〈万・一八一〇〉
ゆき‐き【行(き)来/▽往き来】
[名](スル)
1 行くことと来ること。また、行ったり来たりすること。往来。いきき。「車が—する道」
2 親しくつきあうこと。交際。いきき。「親の代から—している家」
小異/しょうい
しょう‐い〔セウ‐〕【小異】
少しの違い。「大同小異」
中略/ちゅうりゃく
ちゅう‐りゃく【中略】
[名](スル)中ほどを略すこと。特に、文章などの途中をはぶくこと。
岸壁/がんぺき
がん‐ぺき【岸壁】
1 船舶を横づけするために、港や運河の岸に沿い、垂直に築いた擁壁。
2 壁のように険しく切り立った岸。
埠頭/ふとう
ふ‐とう【×埠頭】
港内で、船を横づけにして荷物の積み卸しや旅客の乗降などをする区域。陸から海に突き出して設けるものが多い。波止場(はとば)。
犇めき/ひしめき
ひし‐めき【×犇めき】
ひしめくこと。また、その音。
私有地/しゆうち
しゆう‐ち〔シイウ‐〕【私有地】
個人の所有する土地。
強請り/ねだり
ねだり【強=請り】
ねだること。せがむこと。「おやつのお強請り」
せがむ
せが・む
[動マ五(四)]
1 無理に頼む。しつこくねだる。「母に小遣いを—・む」
2 責めしかる。非難し苦しめる。
「今—・みさいなむ事、いと見苦しかるべき事なり」〈十訓抄・七〉
→強請(ねだ)る[用法]
流動的/りゅうどうてき
りゅうどう‐てき〔リウドウ‐〕【流動的】
[形動]その時々の条件によって動きが変わるさま。「決定前で流動的な情勢」
味気ない/あじけない
あじき‐な・い〔あぢき‐〕【味気無い】
[形][文]あぢきな・し[ク]《「あずきなし」の音変化。「味気」は当て字》
1 「あじけない」に同じ。「—・い世の中」
2 乱暴である。不当である。
「汝(いまし)甚だ—・し」〈神代紀・上〉
3 努力するかいがない。無益である。
「愚かなる人の目を喜ばしむる楽しみ、また—・し」〈徒然・三八〉
4 耐え難い。やるせない。
「—・く、一つ心なる人に向ひたる心地して」〈狭衣・一〉
[派生] あじきなげ[形動]あじきなさ[名]
あじけ‐な・い〔あぢけ‐〕【味気無い】
[形][文]あぢけな・し[ク]おもしろみや魅力がなくつまらない。あじきない。「—・い話」「—・い人生」
[補説] 「味気」は当て字。
[派生] あじけなさ[名]
おふくろの味/おふくろのあじ
Expressions (phrases, clauses, etc.), Noun
1. mom’s home cooking; taste of mom’s cooking; taste of home cooking; food like mom used to make
Other forms
お袋の味 【おふくろのあじ】
解体/かいたい
かい‐たい【解体】
[名](スル)
1 まとまっているもの、組み立ててあるものを、分解すること。また、ばらばらになること。「建築物を解体する」
2 組織をこわして、その機能を失わせること。また、組織がばらばらになって機能を失うこと。「共同戦線が解体する」「財閥解体」
3 からだを解剖すること。ふわけ。
「腑分(ふわけ)といひ古りしことを新たに—と訳名し」〈蘭学事始〉
上意下達/じょういかたつ
上意下達
読み方:じょういかたつ
上意下達とは、上意下達の意味
上意下達とは、組織の上長や上層部が部下などの下の者へ(つまり上から下へと)意向・指示・命令などを伝えることである。および、もっぱらそのような「上から下へ」の伝達によって運営・意思決定が行われる組織のことである。「受け取る側に異論を挟む余地を与えることなく(既定路線として)物事を進める」という意味合いで用いられることもある。
権限委譲/けんげんいじょう
権限委譲
読み方:けんげんいじょう
上司のもつ権限を部下に与え、任せること。
権限委譲の目的は、上司、あるいは経営者の権限を部下に委譲することで部下に責任を持たせ、部下のモチベーションを高めることや事業部内における活性化などを図ることにある。また、上司、あるいは経営者の負担を軽減することも目的の1つである。
権限委譲は、部下の業務能力や上司の指揮能力に依る部分が大きい。そのため、権利委譲の不可能なケースや、権利委譲によってプロジェクトの進行が鈍化したりする場合もある。
年功序列/ねんこうじょれつ
ねんこう‐じょれつ【年功序列】
勤続年数や年齢が増すに従って地位や賃金が上がること。「年功序列型賃金」
再燃/さいねん
さい‐ねん【再燃】
[名](スル)
1 消えた火が再び燃えだすこと。
2 衰えていた物事が勢いを盛り返すこと。「ブームが再燃する」
3 解決したと思われていた物事が再び問題になること。「後継者争いが再燃する」
4 治まっていた病状や症状が再び悪化すること。「局所再燃前立腺癌」→緩解(かんかい)
知覚/ちかく
ち‐かく【知覚/×智覚】
[名](スル)
1 思慮分別をもって知ること。「物の道理を—する」
2 感覚器官を通して外界の事物や身体内部の状態を知る働き。
領野/りょうや
りょう‐や〔リヤウ‐〕【領野】
範囲。領域。「文学の新しい領野」「大脳の視覚領野」
体表/たいひょう
たい‐ひょう〔‐ヘウ〕【体表】
からだの表面。
噴門/ふんもん
ふん‐もん【噴門】
胃の入り口の部分。食道から胃に連なる部分。
幽門/ゆうもん
ゆう‐もん〔イウ‐〕【幽門】
胃の末端の、十二指腸に接し細くくびれている部分。輪状の括約筋があり、通常は閉じているが、胃内の食物の状態により開いて腸に送る。
ぶりっ子/ぶりっこ
ぶりっ‐こ【ぶりっ子】
《「ぶり」は「振(ぶ)る」から》いい子ぶる、かわいい子ぶるなど、それらしい振りをする女の子。また、わかっているのに上品ぶって知らない振りをする女性。かまとと。
園児/えんじ
えん‐じ〔ヱン‐〕【園児】
幼稚園・保育園に通う子供。
決死/けっし
けっ‐し【決死】
死をも覚悟して物事を行うこと。「決死の覚悟」「決死の面持ち」
念頭/ねんとう
ねん‐とう【念頭】
心の中の思い。胸のうち。「念頭に浮かぶ」「念頭にない」
幼少/ようしょう
よう‐しょう〔エウセウ〕【幼少】
[名・形動]おさないこと。また、そのさま。「幼少な(の)時分の思い出」「幼少のみぎり」
砌/みぎり
み‐ぎり【×砌】
《「水限(みぎり)」の意で、雨滴の落ちるきわ、また、そこを限るところからという》
1 時節。おり。ころ。「暑さの砌御身お大事に」「幼少の砌」
2 軒下や階下の石畳。
「—に苔(こけ)むしたり」〈宇治拾遺・一三〉
3 庭。
「—をめぐる山川も」〈太平記・三九〉
4 ものごとのとり行われるところ。場所。
「かの所は転妙法輪の跡、仏法長久の—なり」〈盛衰記・三九〉
5 水ぎわ。水たまり。池。
「—の中の円月を見て」〈性霊集・九〉
生得的/せいとくてき
せいとく‐てき【生得的】
[形動]性質などが生まれつきであるさま。
顕在化/けんざいか
読み方:けんざいか
隠れていたものが明らかになること、はっきりすること。
痙攣/けいれん
けい‐れん【×痙×攣】
[名](スル)全身的または部分的に筋肉が収縮し、不随意運動を起こすこと。持続的にみられる強直性のもの、間欠的にみられる間代性のものなどがあり、脳疾患・髄膜炎・中毒・ホルモンの異常などが原因。「唇を痙攣させる」
助産婦/じょさんぶ
助産婦
読み方:ジョサンプ
概要解説
助産婦は、お産の介助、お母さんや赤ちゃんに対して保健指導を行うなど、生命の誕生と次の世代を育てる意義深い仕事です。ほとんどの助産婦有資格者は病院に勤務しています。
必要な能力・資格など
助産婦になるには、看護師試験の受験資格を持つ者が養成所を卒業した後、国家試験に合格して厚生労働大臣より免許を受けなければなりません。
関連する職業
刷り込む/すりこむ
すり‐こ・む【刷(り)込む】
[動マ五(四)]同じ印刷面に刷って入れる。「名刺に肩書きを—・む」
背ける/そむける
Ichidan verb, Transitive verb
1. to turn (one’s face) away; to avert (one’s eyes)
軽々/かるがる
かる‐がる【軽軽】
[副]
1 重い物をいかにも軽そうに動かすさま。「米俵を軽軽(と)担ぐ」
2 たやすくやってのけるさま。楽々。容易に。「軽軽(と)勝つ」
3 気持ちがはればれとしているさま。「わだかまりもとけて軽軽(と)した気持ち」
打診/だしん
打診とは、打診の意味
打診とは、交渉する際などに事前に相手の反応を伺うこと、あるいは医者が患者の体を指や打診器で打って、診察することである。ビジネス用語として使用する場合と、医療現場で使用する場合がある。英語では、ビジネス用語としては sounding、医療用語としては tap や percussion と表記される。
打診の類語
打診の類語として、「提案する」や「提示する」などが挙げられる。どちらも、こちらの意見を投げかける、持ちかけるという意味を持つ。「是非を問う」「賛否を問う」という語も似たような意味を持つが、これらは何かを提示をして、相手からの返答を求めるという、打診としての意味とは微妙に異なるニュアンスを持っている。
打診の語の例文、使い方
打診の語を使った例文には、「意向を打診する」「打診した計画書に対する返答があった」などが挙げられる。打診には、意見や考えを持ちかけ、相手の意向を確認する、という意味があるが、これには相手の返答の可否までは含まれていない。相手の返答を求めるという意味はあるものの、良い返答や同意を求めるという意味は含まれていないため、依頼やお願いをするときに使用する語ではない。打診の語は、「どのような返答が来るのか分からないけれど、とりあえず聞いてみる」というような意味で使われることが多い。
めんこい
めんこ・い
[形]《「めんごい」とも》かわいい。愛らしい。「—・い子供」
比喩/ひゆ
ひ‐ゆ【比喩/×譬喩】
ある物事を、類似または関係する他の物事を借りて表現すること。たとえ。→比喩法
転義/てんぎ
てん‐ぎ【転義】
語の本来の意味から転じた意味。
馳せる/はせる
は・せる【×馳せる】
[動サ下一][文]は・す[サ下二]
1 速く走る。駆ける。また、馬・車などを速く走らせる。「車を—・せて急ぐ」
2 気持ちや考えを遠くに至らせる。「故郷に思いを—・せる」
3 名前などを広く行きわたらせる。「名を世界に—・せる」
添える/そえる
そ・える〔そへる〕【添える/▽副える】
[動ア下一][文]そ・ふ[ハ下二]
1 主となるもののそばにつける。補助として付け加える。「贈り物に手紙を—・える」「薬味を—・える」「介護の手を—・える」
2 引き立たせるために付け加える。「興を—・える」「錦上花を—・える」
3 付き添わせる。付き従わせる。「旅行に案内役を—・える」
4 なぞらえる。
「たな霧(ぎ)らひ雪も降らぬか梅の花咲かぬが代(しろ)に—・へてだに見む」〈万・一六四二〉
→加える[用法]
門衛/もんえい
もん‐えい〔‐ヱイ〕【門衛】
門を見張り守る人。門番。
消化器/しょうかき
しょうか‐き〔セウクワ‐〕【消化器】
体内に入った食物の消化・吸収を行う器官。消化管と消化腺・肝臓が含まれる。消化器官。
戸口/とぐち
と‐ぐち【戸口】
戸の立ててある、家の出入り口。
嗅ぎ付ける/かぎつける
かぎ‐つ・ける【嗅ぎ付ける】
[動カ下一][文]かぎつ・く[カ下二]
1 においでそのものを探り当てる。かぎ出す。「猫が魚を—・ける」
2 隠されているものを、気配などから察してうまく探り当てる。かぎ出す。かぎこむ。「新聞記者が事件を—・ける」
3 かぎ慣れている。「あまり—・けないにおい」
美観/びかん
び‐かん〔‐クワン〕【美観】
美しい眺め。美しい景観。「古都の美観を損ねる建築物」
識別/しきべつ
しき‐べつ【識別】
[名](スル)物事の種類や性質などを見分けること。「雌雄を識別する」
語感/ごかん
ご‐かん【語感】
1 言葉のもつ微妙な感じ。言葉から受ける主観的な印象。「京都弁のおっとりした語感」
2 言葉に対する感覚。「鋭敏な語感の持ち主」
伸びやか/のびやか
のび‐やか【伸びやか】
[形動][文][ナリ]心が穏やかで生き生きしているさま。「伸びやかな声」「伸びやかな性質」
[派生] のびやかさ[名]
定宿/じょうやど
じょう‐やど〔ヂヤウ‐|ジヤウ‐〕【定宿/常宿】
1 いつもきまって泊まる宿屋。
2 いつもきまって遊興する茶屋。
「—をきはめ、大臣と言はるるほどの人」〈浮・一代男・五〉
3 高級な遊女が揚屋の中にもつ専用の部屋。
「市橋が—、八畳敷の金の間は」〈浮・好色盛衰記〉
理詰め/りづめ
り‐づめ【理詰め】
思考・議論などを、論理・理屈で押し通すこと。「理詰めで追及する」「理詰めの論法」
其処ら/そこら
そこ‐ら【×其▽処ら】
【一】[代]中称の指示代名詞。
1 聞き手のいる場所のあたりをおおまかにさす。そのあたり。そのへん。「其処らを散歩してくる」
2 聞き手に関する事柄のだいたいの程度をさす。そのくらい。そのへん。そこいら。「其処らが妥当だ」
【二】[名]数量を表す語に、多く助詞「や」または「か」を介して付き、その数量に近いことを漠然とさしていう。その程度。そのくらい。「十(とお)や其処らの子供にはわかる道理がない」「駅まで二〇分か其処らで行ける」
実を結ぶ/みをむすぶ
実(み)を結(むす)・ぶ
1 植物の実がなる。
2 努力の結果が現れ、成功する。「長年の苦労がついに—・んだ」
辺/ほとり
ほとり【辺】
〔名〕
① 物の占める空間の縁辺、末端など。
(イ) 端(はし)。はずれ。はて。辺際。
*西大寺本金光明最勝王経平安初期点(830頃)二「亦は虚空の際(ホトリ)有ること無きが如し」
(ロ) 特に、川や海などのきわ。ふち。
*天理本金剛般若経集験記平安初期点(850頃)「海の浜(ホトリ)に遊猟して」
② ある物の近辺。それに近いあたり。かたわら。
*天理本金剛般若経集験記平安初期点(850頃)「州城門の首(ホトリ)の堂の上にして」
③ (その近辺の人の意で) 縁故のある者、近親や側近の者などをいう。
*源氏(1001‐14頃)蓬生「この宮の木立を心につけて、はなち給はせてむやと、ほとりにつきて案内し申さするを」
[補注]「あたり」が、基準となる場所も含めて付近一帯をさすのに対して、「ほとり」は、基準となるもののはずれ、ないし、その近辺をさしていう。
すくい上げる/すくいあげる
すくい‐あ・げる〔すくひ‐〕【×掬い上げる】
[動ガ下一][文]すくひあ・ぐ[ガ下二]すくって引き上げる。「魚を網で—・げる」
掌/しょう
しょう【掌】
[常用漢字] [音]ショウ(シャウ)(呉)(漢) [訓]たなごころ たなうら てのひら つかさどる
1 てのひら。「掌握・掌中/合掌・熊掌(ゆうしょう)・落掌」
2 職務として担当する。つかさどる。「管掌・兼掌・車掌・職掌・分掌」
3 手に持つ。「鞅掌(おうしょう)」
[名のり]なか
[難読]仙人掌(サボテン)・掌侍(じょう)
老後/ろうご
ろう‐ご〔ラウ‐〕【老後】
年をとってからのち。「老後の設計を考える」
柵/しがらみ
しがらみ【▽柵/×笧】
《動詞「しがら(柵)む」の連用形から》
1 水流をせき止めるために、川の中にくいを打ち並べて、それに木の枝や竹などを横に結びつけたもの。
2 引き留め、まとわりつくもの。じゃまをするもの。「世間の—」
[補説] 書名別項。→しがらみ
画期/かっき
かっ‐き〔クワク‐〕【画期/×劃期】
過去と新しい時代とを分けること。また、その区切り。「研究史上—をなす発表」
啓蒙的/けいもうてき
けいもう‐てき【啓蒙的】
〔形動〕 ある事柄について無知な状態を啓発して教え導くようなさま。
*星座(1922)〈有島武郎〉「柄にもない啓蒙的な仕事に時間を潰さうとしてゐること」
近代化/きんだいか
きんだい‐か〔‐クワ〕【近代化】
[名](スル)封建的なものを排して、物事を科学的、合理的に行うようにすること。産業化・資本主義化・民主化などの視点からとらえられる。「近代化の波」「近代化された設備」
内面的/ないめんてき
ないめん‐てき【内面的】
[形動]
1 物事の内部・内容に関するさま。「家庭の内面的な事情」⇔外面的。
2 精神・心理に関するさま。内的。「人間の内面的な側面を描く」⇔外面的。
文壇/ぶんだん
ぶん‐だん【文壇】
作家・批評家などの社会。文学界。
取り巻く/とりまく
とり‐ま・く【取(り)巻く】
[動カ五(四)]
1 まわりを囲む。取り囲む。「やじうまに—・かれる」「業界を—・く事情」
2 人にまつわりついて、気に入るように振る舞う。「客に—・く」
土壌/どじょう
ど‐じょう〔‐ジヤウ〕【土壌】
1 地殻の最上部にある、岩石の風化物に動植物の遺体あるいはその分解物が加わったもの。地表からの深さはせいぜい1、2メートルまで。つち。
2 作物を生育させる土。「土壌改良」
3 ものを発生・発展させる基盤。「優秀な学者を輩出する土壌がある」
主体/しゅたい
しゅ‐たい【主体】
1 自覚や意志に基づいて行動したり作用を他に及ぼしたりするもの。「動作の主体」⇔客体。
2 物事を構成するうえで中心となっているもの。「食事療法を主体に種々の治療を行う」「市民主体の祭典」
3 《語源の(ギリシャ)hypokeimenōnは、根底にあるもの、基体の意》哲学で、他に作用などを及ぼす当のもの。認識論では主観と同義。個人的、実践的、歴史的、社会的、身体的な自我の働きが強調される場合、この主体という言葉が用いられる。→主観
室内装飾/しつないそうしょく
しつない‐そうしょく〔‐サウシヨク〕【室内装飾】
壁や床の材質、照明・家具の配置などを工夫して、室内を整えること。
取捨選択/しゅしゃせんたく
取捨選択
読み方:しゅしゃせんたく
取捨選択とは、取捨選択の意味
取捨選択(しゅしゃせんたく)とは、良いものや必要なものを選び取り、悪いものや不要なものを捨て去る、という選択を意味する語。無作為な選び方ではなく、ひとつひとつしっかりと吟味した上で要不要を判断し、その判断に基づき取捨する、というニュアンスを含む表現。
取捨選択の語の由来・語源
「取捨選択」の語源は定かでない。ただし「取捨」と「選択」はそれぞれ漢語の一般的な語彙である。ちなみに現代中国語では、「取舍选择(取捨選択)」ともいうし、語順を変えて「选择取舍(選択取捨)」ともいう。
取捨選択の語の使い方(用法)、例文
やみくもに勉強するより教材を取捨選択して取り組む方が効果的だ
アンケート結果から新商品開発の手がかりになりそうな意見を取捨選択する
行動を取捨選択しなければ人生などあっという間に終わってしまうだろう
取捨選択の類語と使い分け方
取捨選択の類語としては、「取捨」と「選択」、あるいは「選別」や「吟味」などが挙げられる。「選別」は「選び分ける」ことであり、「吟味」は「念入りに調べて選ぶ」ことを意味する。選択・選別・吟味には、「不要なものは捨てる」という意味合いを明瞭には含まない(暗に示唆されているとはいえるが)。
取捨選択の英語
取捨選択は英語では「選択」の意味で select / selection もしくは choose / choice などと表現するとよい。
交友/こうゆ
こう‐ゆう〔カウイウ〕【交友】
友人として交際すること。また、その友人。「あの人とも交友がある」「交友関係」
交友関係/こうゆうかんけい
交友関係
読み方:こうゆうかんけい
友だちとして関わり合いのあること。
ついつい
つい‐つい
[副]「つい」を重ねて強めた語。「やめようと思いながら、ついつい手を出してしまう」
つい‐つい
[副]「ついと」の「つい」を重ねた語。
「長い霜柱の—と立っているのが」〈紅葉・多情多恨〉
間食/かんしょく
かん‐しょく【間食】
[名](スル)きまった食事と食事との間に物を食べること。あいだぐい。
焦れったい/じれったい
じれった・い【▽焦れったい】
[形][文]じれった・し[ク]物事がなかなか思うようにならないので、いらいらして気持ちが落ち着かない。はがゆい。もどかしい。「—・くて見ていられない」「もたもたして—・いやつだ」
[派生] じれったがる[動ラ五]じれったげ[形動]じれったさ[名]
[用法] じれったい・はがゆい——「一向にはかどらなくてじれったい(はがゆい)」「自分の気持ちが伝わらなくて、何ともじれったい(はがゆい)」のように、思うようにならなくて、いらいらする意では相通じて用いられる。◇「じれったい」は、その気持ちの生じる状況に対し、自分では手の出しようがなく、いらだたしい思いがつのる場合に多く使われる。「私が行ければいいのだが、ほんとうにじれったい」◇「はがゆい」は、他の人のすることを見て、何をしているのだといらだたしく思う場合に多く使われる。「一度の失敗であきらめるとは、はがゆい人だ」◇類似の語「もどかしい」は古くからの語で、「じれったい」「はがゆい」と同じように使うが、文章語的である。「上着を着るのももどかしく部屋を飛び出した」のように、心がせいて何をする時間も惜しいの意は他の二語にはない。
気が小さい/きがちいさい
気(き)が小さ・い
小さなことを気にする。度量が小さい。また、小心である。
反語/はんご
はん‐ご【反語】
1 断定を強調するために、言いたいことと反対の内容を疑問の形で述べる表現。「そんなことがあり得ようか(あるはずがない)」などの類。
2 表面ではほめ、またはそしって、裏にその反対の意味を含ませる言い方。多くは皮肉な言い方となる。「ふん、よく出来た子だよ(まったくひどい)」などの類。
破茶滅茶/はちゃめちゃ
はちゃ‐めちゃ【破茶▽滅茶】
[形動]《「破茶滅茶」は当て字》度はずれているさま。常軌を逸しているさま。めちゃくちゃ。「破茶滅茶などたばた騒ぎ」
燻製/くんせい
くん‐せい【×燻製/薫製】
魚や獣の肉を塩漬けにし、ナラ・カシ・桜など樹脂の少ない木くずをたいた煙でいぶし、乾燥させた食品。特殊の香味をもち、保存性がある。「サケの燻製」
ぼる
ぼ・る
[動ラ五]《名詞「暴利(ぼうり)」の動詞化》不当な料金を取って、利益をむさぼる。「飲み屋で—・られた」
コロコロ
ニトムズが製造販売している粘着カーペットクリーナーの商品名。「コロコロ」はニトムズの登録商標である。
まったり
まったり
[副](スル)
1 味わいがおだやかで、こくのあるさま。「まったり(と)した味」
2 ゆったりとしているさま。のんびりと落ち着いた気分であるさま。また、だらだらしているさま。「家人と休暇をまったり(と)過ごす」「ドラマがまったり(と)進行する」
3 人柄が穏やかなさま。「まったり(と)した人で人望があります」
手打ち/てうち
て‐うち【手打ち】
1 そば・うどんなどを、機械を使わないで手で打って作ること。「手打ちそば」
2 売買契約や和解などが成立したしるしに、関係者一同が手を打ち鳴らすこと。転じて、契約や和解が成立すること。「手打ち式」
3 (「手討ち」とも書く)武士が家臣や町人などを自分の手で斬(き)り殺すこと。おてうち。
4 江戸時代の歌舞伎で、顔見世興行のとき、ひいきの連中が土間に立って手を打ちはやすこと。
親知らず/おやしらず
おや‐しらず【親知らず】
1 生みの親を知らないこと。また、その人。
2 第三大臼歯。人間の歯のうち最も遅く生える、上下左右計4本の奥歯。知恵歯。知歯(ちし)。
ばっ‐し【抜歯】
[名](スル)
1 治療のため、歯を抜くこと。
2 成人として認められるため、あるいは服喪などの目的で、口をあけると見える範囲の歯を抜く風習。日本では縄文時代後半から弥生時代前半に盛行。
掛け持ち/かけもち
かけ‐もち【掛(け)持ち】
[名](スル)同時に二つ以上の仕事や役目を一人で受け持つこと。「二本の映画に掛け持ちで出演する」
嬉々/きき
き‐き【×嬉×嬉/×嘻×嘻】
[ト・タル][文][形動タリ]笑い楽しむさま。喜びうれしがるさま。「—として戯れる」
正味/しょうみ
しょう‐み〔シヤウ‐〕【正味】
1 余分なものを取り除いた、物の本当の中身。「正味の少ない果物」
2 風袋を除いた、商品だけの目方。「正味1キログラム」
3 実質的な数量。「昼休みを除いて、正味8時間働いた」
4 掛け値のない値段。また、仕入れの値段。正味値段。「正味で売る」
5 表面に現れない、隠された本当のところ。
「—を言わねば事実談にならぬから」〈福沢・福翁自伝〉
早漏/そうろう
そう‐ろう〔サウ‐〕【早漏】
性交の際に男性の射精が早すぎること。→遅漏(ちろう)
ぎょくさい/玉砕
ぎょく‐さい【玉砕/玉×摧】
[名](スル)玉のように美しくくだけ散ること。全力で戦い、名誉・忠節を守って潔く死ぬこと。「—した守備隊」⇔瓦全(がぜん)。
ざんぱい/惨敗
惨敗
読み方:ざんぱい
ひどく惨めな負け方をするさま、ぼろくそに負けた様子などを意味する表現。ボロ負けなどとも言う。
洗礼/せんれい
せん‐れい【洗礼】
1 キリスト教徒となるために教会が執行する儀式。全身を水にひたすか、または頭部に水を注ぐことによって罪を洗い清め、神の子として新しい生命を与えられるあかしとする。バプテスマ。
2 その後に影響を与えるようなことについて初めての経験をすること。また、ある集団の一員となるためなどに、避けて通れない試練。「新思想の洗礼を受ける」「新入部員が特訓の洗礼を受ける」
脈絡/みゃくらく
みゃく‐らく【脈絡】
1 血管。脈。
2 物事の一貫したつながり。筋道。「話に脈絡がない」「説明に脈絡をつける」
靡く/なびく
なび・く【×靡く】
【一】[動カ五(四)]
1 風や水の勢いに従って横にゆらめくように動く。「柳が風に—・く」
2 他の意志や威力などに屈したり、引き寄せられたりして服従する。また、女性が男性に言い寄られて承知する。「威光に—・く」「いくら口説いても—・かない」
【二】[動カ下二]「なびける」の文語形。
不貞寝/ふてね
ふて寝
読み方:ふてね
別表記:不貞寝
不満のために反抗的になり寝てしまうことを意味する語。ふて寝は、叱られた時や自分の意見が否定された時など、他人との衝突がもとになって行われることが多い。
アヒル口
アヒル口
読み方:アヒルぐち
別表記:あひる口
口角を上げつつ唇を尖らせた表情を指す語。いくぶん広がり突き出た様子がアヒルのくちばしに喩えられる。いわゆるカワイイ表情と認識されることが多い。
瞼/まぶた
ま‐な‐ぶた【×瞼】
《「目(ま)の蓋(ふた)」の意》まぶた。
「波羅門の作れる小田を食(は)む烏(からす)—腫れて幡桙(はたほこ)に居り」〈万・三八五六〉
ま‐ぶた【×瞼/目蓋】
《目のふたの意》眼球をおおって開いたり閉じたりする皮膚。眼瞼(がんけん)。まなぶた。まぶち。「—が重くなる」
忘却/ぼうきゃく
ぼう‐きゃく〔バウ‐〕【忘却】
[名](スル)すっかり忘れてしまうこと。忘れ去ること。「忘却のかなた」「忘却し得ないできごと」
爽快/そうかい
そう‐かい〔サウクワイ〕【爽快】
[名・形動]さわやかで気持ちがよいこと。また、そのさま。「朝の爽快な気分」
[派生] そうかいさ[名]
広々/ひろびろ
ひろ‐びろ【広広】
[副](スル)非常に広く感じられるさま。「広広(と)した部屋」「広広(と)した草原」
寝覚め/ねざめ
ね‐ざめ【寝覚め】
1 眠りから覚めること。めざめること。「寝覚めがよい」
2 「寝覚め提げ重」の略。
「—にもろこし餅、酒など持たせて」〈浮・一代男・六〉
主導/しゅどう
しゅ‐どう〔‐ダウ〕【主導】
[名](スル)中心となって他を導くこと。「若手が大会の運営を主導する」
馬車馬/ばしゃうま
ばしゃ‐うま【馬車馬】
1 馬車をひく馬。
2 《馬車馬が目の両側におおいをつけて前方以外は見えないようにしてあるところから》わき目もふらずに、いちずに物事をすることのたとえ。「馬車馬のように働く」
表層的/ひょうそうてき
表層的
読み方:ひょうそうてき
外側から見える表層の部分に関することを意味する表現。中身、実質の部分には及んでいないことを示す意味で用いられることが多い。
外側/そとがわ
がい‐そく〔グワイ‐〕【外側】
そとがわ。⇔内側(ないそく)。
そと‐がわ〔‐がは〕【外側】
1 ある物や仕切りの、外のほう。外部。面。「窓の外側をふく」⇔内側。
2 ある範囲の中で、中心から遠いほう。「外側のコースを走る」⇔内側。
3 その事柄に関係のない側。外部。「紛争の外側にいる」⇔内側。
取り払い/とりはらい
とり‐はらい ‥はらひ 【取払】
〔名〕 とり除くこと。かたづけること。除去。撤去。
*随筆・天言筆記(1868頃)五「弘化二年十月二日、すはり夜鷹と称し、切見世出し候得共、是も早速取払に相成」
真っ当/まっとう
まっとう〔まつたう〕【全う】
[形動][文][ナリ]《形容詞「まったい」の連用形の音変化》まともなさま。まじめなさま。「全うな人生」「全うなやり方」
[補説] 「真っ当」とも当てて書く。
[派生] まっとうさ[名]
尊重/そんちょう
そん‐ちょう【尊重】
[名](スル)価値あるもの、尊いものとして大切に扱うこと。「人権を尊重する」
側面/そくめん
そく‐めん【側面】
1 正面に対して、横の面。物の上下・前後でない面。「箱の側面」
2 中心的でないわきの方面。「独立運動を側面から支えた人物」
3 いろいろの性質・特色などがあるうちの一つ。ある一面。「友人の意外な側面を知る」
4 数学で、角柱・角錐の、底面以外の面。
無理強い/むりじい
むり‐じい〔‐じひ〕【無理強い】
[名](スル)強引に押しつけてやらせること。強制。「カラオケを無理強いする」
罵声/ばせい
ば‐せい【罵声】
口ぎたなくののしる声。「罵声を浴びせる」
図式/ずしき
ず‐しき〔ヅ‐〕【図式】
1 物事の関係をわかりやすく説明するために書いた図。「流通機構を図式で示す」「図式化」
2 カント哲学で、純粋悟性概念と感性的な直観とを媒介するもので、純粋直観としての時間。
下線部/かせんぶ
下線部
読み方:かせんぶ
文章や文字などについて「下線」が引かれた文字列の部分のこと。
省略/しょうりゃく
しょう‐りゃく〔シヤウ‐〕【省略】
[名](スル)簡単にするために一部を取り除くこと。せいりゃく。「説明を省略する」「前文省略」
せい‐りゃく【省略】
[名](スル)「しょうりゃく(省略)」に同じ。〈和英語林集成〉
主語/しゅご
しゅ‐ご【主語】
1 文の成分の一。文において、述語の示す動作・作用・属性などの主体を表す部分。「鳥が鳴く」「山が高い」「彼は学生だ」という文で、「何が」に当たる部分をいう。日本語では、主語がなくても文として成立する。
2 論理学で、ある対象について何らかの主張をする判断(命題)において、主張がなされる当の対象。例えば、「犬は哺乳類である」における犬。主辞。⇔述語。
時めく/ときめく
とき‐め・く【時めく】
[動カ五(四)]
1 よい時勢にめぐりあって栄える。時を得てもてはやされる。「今を—・く小説家」
2 特に目をかけられてはぶりがよくなる。寵愛(ちょうあい)される。
「すぐれて—・き給ふありけり」〈源・桐壺〉
3 にぎやかに騒ぐ。
「輿や車を遣り違へ—・きあへるその中に」〈仮・竹斎・上〉
箪笥/たんす
たん‐す【×箪×笥】
衣類、装身具などを収納する、木製の家具。大小の引き出しや戸棚からできている。
タンス貯金/たんすちょきん
たんす‐ちょきん【×箪×笥貯金】
「箪笥預金」に同じ。
中略/ちゅうりゃく
ちゅう‐りゃく【中略】
[名](スル)中ほどを略すこと。特に、文章などの途中をはぶくこと。
可動性/かどうせい
可動性
読み方:かどうせい
関節などの機構が動くこと。また、それがどの程度自在に動くかという程度。
綻び/ほころび
ほころび【綻び】
1 ほころびること。また、その部分。「綻びを縫う」
2 几帳(きちょう)のかたびらの下の方などの、わざと縫い合わせてない部分。
「几帳のかたびらの—より、御髪をかき出だし給へるが」〈源・手習〉
点在/てんざい
てん‐ざい【点在】
〔名〕 あちこちに散らばって存在すること。ぱらぱらと散らばっていること。点散。散在。
*動物小学(1881)〈松本駒次郎訳〉下「単に食物の体内に点在するのみにて」
*山の力(1903)〈国木田独歩〉「百姓家が二軒三軒づつ〈略〉林の間に点在(テンザイ)して」
蘇生/そせい
そ‐せい【×蘇生/×甦生】
[名](スル)
1 息をふきかえすこと。生き返ること。よみがえること。「心臓マッサージで—する」
2 生き返ったように元気になること。「傾きかけた事業を—させる」
客観的/きゃくかんてき
きゃっかん‐てき〔キヤククワン‐〕【客観的】
[形動]
1 主観または主体を離れて独立に存在するさま。⇔主観的。
2 特定の立場にとらわれず、物事を見たり考えたりするさま。「客観的な意見」「客観的に描写する」⇔主観的。
さなか
さ‐なか【最中】
〔名〕 もっともたけなわである時。最高潮である時。さいちゅう。
*多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後「如何に怏々(くよくよ)してゐる那裏(サナカ)でも、決して学校を休むだことが無い」
丸く収まる/まるくおさまる
丸く収まる
読み方:まるくおさまる
別表記:丸く治まる、丸くおさまる
問題ごとなどが円満に解決するさまなどを意味する表現。「収まる」「治まる」どちらの字も適当とされる。
着込む/きこむ
き‐こ・む【着込む/着▽籠む】
【一】[動マ五(四)]
1 衣服をたくさん重ねて着る。「下着を—・む」
2 衣服をきちんと着る。あらたまった衣服を着る。「晴れ着を—・む」
【二】[動マ下二]髪を着物の内側に入れて着る。
「髪—・めたるあやしの者ども」〈源・葵〉
憐憫/れんびん
れん‐びん【×憐×憫/×憐×愍】
かわいそうに思うこと。あわれむこと。あわれみ。れんみん。「—の情」
外来語/がいらいご
がいらい‐ご〔グワイライ‐〕【外来語】
他の言語から借用し、自国語と同様に使用するようになった語。借用語。日本語では、広義には漢語も含まれるが、狭義には、主として欧米諸国から入ってきた語をいう。現在では一般に片仮名で表記される。→和語 →漢語
[補説] 外来語と外国語との区別は主観的なもので、個人によって異なることがある。
比喩/ひゆ
ひ‐ゆ【比喩/×譬喩】
ある物事を、類似または関係する他の物事を借りて表現すること。たとえ。→比喩法
抽象的/ちゅうしょうてき
ちゅうしょう‐てき〔チウシヤウ‐〕【抽象的】
[形動]
1 いくつかの事物に共通なものを抜き出して、それを一般化して考えるさま。「本質を抽象的にとらえる」
2 頭の中だけで考えていて、具体性に欠けるさま。「抽象的で、わかりにくい文章」⇔具象的/具体的。
抽象的/ちゅうしょうてき
ちゅうしょう‐てき〔チウシヤウ‐〕【抽象的】
[形動]
1 いくつかの事物に共通なものを抜き出して、それを一般化して考えるさま。「本質を抽象的にとらえる」
2 頭の中だけで考えていて、具体性に欠けるさま。「抽象的で、わかりにくい文章」⇔具象的/具体的。
強要/きょうよう
きょう‐よう〔キヤウエウ〕【強要】
[名](スル)無理に要求すること。無理やりさせようとすること。「寄付を強要する」
庇護欲/ひごよく
読み方:ひごよく
庇護したいという欲望。か弱い人物などを、自分が守ってあげたいと感じる欲求。
庇護/ひご
ひ‐ご【×庇護】
[名](スル)かばって守ること。「両親の庇護のもとに育つ」
性体験/せいたいけん
せい‐たいけん【性体験】
性交などの、性に関する体験。
ギクシャク
別表記:ギクシャク
ものごとが円滑でないさま。挙動や人間関係などについていうことが多い。
二の次/にのつぎ
に‐の‐つぎ【二の次】
2番目。そのつぎ。あとまわし。「話は二の次にして早く片付けなさい」
うとうと
うと‐うと
[副](スル)眠けを催して浅い眠りに落ちるさま。「仕事中についうとうとしてしまった」
寝巻き/ねまき
ね‐まき【寝巻/寝間着】
寝るときの衣服。寝衣(しんい)。
威圧感/いあつかん
読み方:いあつかん
威圧されるような感覚、圧倒されるような感覚のこと。
手際/てぎわ
て‐ぎわ〔‐ぎは〕【手際】
[名・形動]
1 物事の処理のしかた。また、物事を処理する要領・腕前。「話を手際よくまとめる」「手際を見る」「みごとな手際だ」
2 物事をたくみに処理すること。また、そのさま。
「洗濯物を—に搾切って遣る」〈風葉・青春〉
帰省/きせい
き‐せい【帰省】
[名](スル)郷里に帰ること。また、郷里に帰って父母を見舞うこと。帰郷。「墓参りに帰省する」「帰省客」《季 夏》「なつかしや—の馬車に山の蝶/秋桜子」
[補説] 書名別項。→帰省
きせい【帰省】
宮崎湖処子の中編小説。明治23年(1890)刊。自身の故郷、三奈木村への思慕を、新体詩を交えた独特の美文で表現した出世作。
大筒/おおづつ
おお‐づつ〔おほ‐〕【大筒】
1 大砲のこと。⇔小筒(こづつ)。
2 酒などを入れる大きな竹筒。
「—酒海(しゅかい)据ゑ並べ」〈虎明狂・鎧〉
3 《うそつきを鉄砲というところから》大うそつき。
「鉄炮(てっぱう)とは飛八が事、作公は—だ」〈滑・浮世風呂・四〉
意気地/いくじ
いき‐じ〔‐ヂ〕【意気地】
自分自身や他人に対する面目から、自分の意志をあくまで通そうとする気構え。意地。いくじ。「意気地を立てる」
奇行/きこう
き‐こう〔‐カウ〕【奇行】
普通の人のしない、風変わりな行動。奇抜な振る舞い。「奇行の持ち主」
射手座/いてざ
いて‐ざ【射手座】
黄道十二星座の一。蠍(さそり)座の東隣にあり、9月上旬の午後8時ごろ南中する。この星座の方向に銀河系の中心があり、星雲や星団が多い。中央部にひしゃく形に並ぶ六星を、中国では南斗六星と呼んだ。学名 (ラテン)Sagittarius
山羊座/やぎざ
やぎ‐ざ【山=羊座】
黄道十二星座の一。射手(いて)座の東にあり、三等星・四等星が逆三角形に並ぶ。9月下旬の午後8時ごろ南中。かつてはここに冬至点があった。学名(ラテン)Capricornus
牡羊座/おひつじざ
おひつじ‐ざ〔をひつじ‐〕【×牡羊座】
黄道十二星座の一。12月下旬の午後8時ごろ南中し、天頂のやや南に見える。ギリシャ時代には春分点がここにあった。学名 (ラテン)Aries
天秤座/てんびんざ
てんびん‐ざ【天×秤座】
黄道十二星座の一。7月上旬の午後8時ごろ南の中天に見える。乙女座と蠍(さそり)座との間にあり、古代には秋分点があった。学名 (ラテン)Libra
撓わ/たわわ
たわわ
別表記:撓わ、撓
実がよく育ち、その重みによって枝や稲穂がしなやかな曲線を描いているさま、を形容する言い方。
嫋か/しなやか
しな‐やか
[形動][文][ナリ]
1 弾力があってよくしなうさま。「しなやかな足腰」「しなやかな枝」
2 動きやようすがなめらかで柔らかなさま。「しなやかな身のこなし」「しなやかな革」
3 姿態などがなよなよして上品なさま。たおやかなさま。
「いと清げに—なる童(わらは)の、えならず装束(さうぞ)きたる」〈源・夢浮橋〉
[派生] しなやかさ[名]
渓谷/けいこく
けい‐こく【渓谷/×谿谷】
山にはさまれた、川のある所。たに。たにま。「紅葉の—をさかのぼる」
あかね/茜
あか‐ね【×茜】
《「赤根」の意》
1 アカネ科の蔓性(つるせい)の多年草。本州以南の山野に多い。茎は四角柱でとげがある。葉は心臓形で先がとがり、4枚ずつ輪生するように見えるが、2枚は托葉(たくよう)。晩夏、多数の淡黄緑色の小花を円錐状につける。根は染料や薬用。《季 秋》「—の実つぶせし指を妻示す/秋を」
2 1の根からとった赤色の染料。成分はアリザリン。
3 「茜色」の略。
[補説] 書名別項。→アカネ
あかね【アカネ】
根岸短歌会の機関誌。明治41年(1908)に「馬酔木(あしび)」が終刊したのち、三井甲之の編集により創刊。短歌のほか小説、西洋文学や批評なども掲載する総合文芸雑誌となるが、伊藤左千夫らが離反して「アララギ」を創刊したため、明治42年(1909)に休刊。明治44年(1911)、新聞として復刊したのち、大正元年(1912)に「人生と表現」に改称、大正14年(1925)まで刊行された。
やけ食い/やけぐい
やけ‐ぐい〔‐ぐひ〕【自=棄食い】
[名](スル)やけになって、むやみに食べること。
褪せる/あせる
あ・せる【×褪せる/▽浅せる】
[動サ下一][文]あ・す[サ下二]
1 (褪せる)もとの色やつやが薄くなる。色がさめる。退色する。「日に焼けて染色が—・せる」
2 (褪せる)盛んだったものが衰える。もとの勢いが失せる。「才気が—・せる」「—・せた思い出」
3 (浅せる)川や海などの水がかれる。
「山は裂け海は—・せなん世なりとも君にふた心わがあらめやも」〈金槐集〉
[用法] あせる・さめる——「カーテンの色があせて(さめて)しまった」などでは相通じて用いられる。◇「あせる」は「花の色があせた」「色あせた恋」のように、光線や時間のために、色彩などが薄らぐことをいう。これらの場合は、「さめる(褪める)」と置き換えられない。◇「さめる」は「色のさめた制服」「夏の日焼けもようやくさめた」のように、染色などが薄くなり、地色に近くなることをいう。「日焼け」などでは「あせる」は用いない。
くさむら/草むら
くさ‐むら【×叢/草×叢】
草が群がり生えている所。
前触れ/まえぶれ
まえ‐ぶれ〔まへ‐〕【前触れ】
[名](スル)
1 前もって知らせること。事前に通告すること。さきぶれ。「前触れしてから訪ねる」
2 何か事が起こるのを予想させるような出来事。前兆。「大噴火の前触れ」
実るほど頭の下がる稲穂かな
実(みの)るほど頭(あたま)の下(さ)がる稲穂(いなほ)かな
稲の穂は実が入ると重くなって垂れ下がってくる。学徳が深まると、かえって他人に対し謙虚になることのたとえ。実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな。
憐憫/れんびん
れん‐びん【×憐×憫/×憐×愍】
かわいそうに思うこと。あわれむこと。あわれみ。れんみん。「—の情」
容器/ようき
よう‐き【容器】
物を入れるうつわ。入れ物。
打開策/だかいさく
苦境を切り開く(打開する)ための方法や計画。打開案。解決策。解決策。
掃く/はく
は・く【掃く/▽刷く】
[動カ五(四)]
1 箒(ほうき)でごみを払い除く。そうじをする。「部屋を—・く」
2 (刷く)はけや筆などでさっと塗る。「紅を—・く」
3 蚕の掃き立てをする。
4 遊里で、相手を決めず多数の遊女と関係を持つ。
「お客に一度でも—・かれたことはないわいな」〈伎・伊勢音頭〉
[可能] はける
好きぴ/すきぴ
“好きピ”は恋愛感情を持った相手に限らず、好きな友達や芸能人のこともそう呼ぶことがあり、peopleという言葉通り相手が1人である必要はない。
すっと
すっ‐と
[副](スル)
1 すばやく、とどこおらずに動作をするさま。または、変化が起こるさま。「すっと手を出す」「人影がすっと消える」「からだがすっと軽くなる」
2 まっすぐに伸びているさま。「すっと伸びた肢体」
3 胸のつかえや心配などがなくなって、気持ちがよくなるさま。「胸がすっとした」「気分がすっとする」
幸先/さいさき
さい‐さき【▽幸先】
《「さい」は、「さき」または「さち」の音変化》
1 よいことが起こる前兆。吉兆。
2 事を始めるときに当たって何かを感じさせる物事。前兆。縁起。「幸先がいい」「幸先がわるい」
同腹/どうふく
どう‐ふく【同腹】
1 同じ母から生まれたこと。また、その人。⇔異腹。
2 心を同じくすること。また、その人。同心。
「此者島田と—にて主家を不義に陥れしめ」〈染崎延房・近世紀聞〉
石の上にも三年
石(いし)の上(うえ)にも三年(さんねん)
冷たい石の上でも3年も座りつづけていれば暖まってくる。がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。
囁く/ささやく
ささ‐や・く【×囁く/私=語く】
[動カ五(四)]
1 小さな声で話す。ひそひそと話す。「耳もとで—・く」「愛を—・く」
2 うわさをする。「まことしやかに—・かれる」
3 かすかな音を立てる。「梢(こずえ)に—・く風の音」
[可能] ささやける
ヒソヒソ
ひそ‐ひそ
[副]
1 他人に聞こえないように小声で話すさま。「ひそひそ(と)相談する」
2 物音もなく、ひっそりとしているさま。また、人に知られないように物事をするさま。
「—として姫君は見え給はず」〈伽・花世の姫〉
臍繰り金/へそくりがね
へそくり‐がね【×臍繰り金】
《綜麻(へそ)を繰ってためた金の意。人間のへそと混同して「臍」の字を当てたもの》主婦などが、他人に知られないように少しずつためた金。へそくり。
ほぞくり‐がね【×臍繰り金】
《「へそくり」の「へそ」を「臍」と解して「ほぞ」といったもの。「ほそくりがね」とも》ひそかにためた金。へそくりがね。
「二十余年に—十二貫五百目になしぬ」〈浮・永代蔵・一〉
欲情/よくじょう
よく‐じょう〔‐ジヤウ〕【欲情】
[名](スル)
1 物をほしがること。また、その心。欲心。
「私はかつて年が若く、一切のものを—した」〈朔太郎・虚無の歌〉
2 異性の肉体を欲すること。また、その心。色欲の情。情欲。「欲情にかられる」
曲者/くせもの
くせ‐もの【▽曲者/癖者】
1 盗賊などの怪しい者。「—が忍び込む」
2 ひと癖あって、したたかな人物。「ああみえて彼はなかなかの—だ」「—ぞろい」
3 表面には現れていない何かがありそうで、油断できないこと。「話のうますぎるところが—だ」
4 普通とは違った人物。なみなみでない人。
「光盛こそ奇異の—組んで討って候へ」〈平家・七〉
掠め取る/かすめとる
かすめ‐と・る【×掠め取る】
[動ラ五(四)]
1 奪い取る。盗み取る。「烏が犬のえさを—・る」
2 ごまかして奪い取る。「悪徳業者に土地を—・られた」
従軍慰安婦/じゅうぐんいあんふ
じゅうぐん‐いあんふ〔‐ヰアンフ〕【従軍慰安婦】
戦時中、将兵の慰安などを名目として、軍が監督する戦地の施設に送り込まれ、性的労働をさせられた女性。
挙げて/あげて
あげ‐て【挙げて】
[副]
1 多くの物事を全部含めていうときに用いる。残らず。ことごとく。「国を挙げて祝う」
2 一つ一つ取り上げて。いちいち。「挙げて数えるまでもない」
捏造記事/ねつぞうきじ
(捏造記事 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 04:56 UTC 版)
虚偽報道(きょぎほうどう)あるいはフェイクニュース(英: fake news)、偽ニュースとは、マスメディアやソーシャルメディアなどの媒体において事実と異なる情報を報道すること、またはそのような報道そのものを指し示す。
属国/ぞっこく
ぞっ‐こく〔ゾク‐〕【属国】
他の国の支配を受ける国。従属国。
ほっこり
ほっこり
【一】[副](スル)
1 いかにも暖かそうなさま。ほかほか。「ほっこりと暖かい綿入れ」「心がほっこりする話」
2 ふくよかなさま。
「—とした風だったけが、今ぢゃあ痩(や)せおとろへなんして」〈洒・婦足鬜〉
3 つやがあって鮮やかなさま。
「庭の紅葉さへ—とした色がないわい」〈古今集遠鏡・五〉
【二】[名]ふかしたさつま芋。
「—買うて喰うてござるも」〈滑・膝栗毛・八〉
剥く/むく
む・く【▽剝く】
【一】[動カ五(四)]皮・殻など表面・外側をおおっている物を取り去って中身を出す。「ミカンの皮を—・く」「目を—・く」「歯を—・く」
→剝(は)がす[用法]
[可能] むける
【二】[動カ下二]「む(剝)ける」の文語形。
逆ギレ/ぎゃくぎれ
逆ギレ
読み方:ぎゃくギレ
別表記:逆ぎれ
相手に損害や迷惑を与えており、その点で責めを受けてしかるべき者が、自分が責められることに対する怒りを露わにし、あたかも自分が不当に責められている被害者であるかのように振る舞うさま。キレられる側の者が逆にキレるさま。
責められることに耐え切れずにカッとなる様子は「逆上する」とも形容できる。
がり勉/がりべん
がり‐べん【がり勉】
[名](スル)いい成績をあげようと、わき目も振らずに勉強ばかりしていること。また、その人。
[補説] 「我利勉」とも当てて書く。
遺品整理/いひんせいり
遺品整理
読み方:いひんせいり
死亡した人が残した物を何らかの方法で処分すること。資産価値のあるものを遺族に分与したり、家財道具を形見分けしたり、不要なものを廃棄したりといったことを含む。
分与/ぶんよ
ぶん‐よ【分与】
[名](スル)分けて与えること。「土地を兄弟各人に分与する」
形見分け/かたみわけ
かたみ‐わけ【形見分け】
故人の衣服や所持品などを、その親族・親友などに分配すること。
欠伸/あくび
けん‐しん【▽欠伸】
あくびをし、のびをすること。
あくび【欠=伸/▽欠】
《動詞「あく(欠)ぶ」の連用形から》
1 眠いとき、疲れたときなどに思わず口が大きく開いて息を深く吸い込み、やや短く吐き出す呼吸運動。
2 (欠)漢字の旁(つくり)の一。「欧」「歌」などの「欠」の称。吹き旁(づくり)。
川蝉/かわせみ
かわ‐せみ〔かは‐〕【翡=翠/川×蝉】
1 ブッポウソウ目カワセミ科の鳥。全長17センチくらい。頭から背にかけて光沢のある青緑色、腹は栗色。くちばしは大きく、黒色で、雌は下くちばしが赤。水に飛び込んで魚を捕って食べる。ユーラシアに分布。日本では水辺にみられ、留鳥。翡翠(ひすい)。しょうびん。そにどり。《季 夏》「—や露の青空映りそむ/波郷」
2 カワセミ科の鳥の総称。ヤマセミ・アカショウビン・ワライカワセミなど、世界に約90種が分布。
持て余す/もてあます
もて‐あま・す【持て余す】
[動サ五(四)]取り扱い方や処置に困る。もちあつかう。「むずかる子を—・す」「暇で時間を—・す」「長い手足を—・す」
言いなり/いいなり
言いなり
読み方:いいなり
言われるがままであること、言われたり指示されたことに何でも服従しているような状態であること、などを意味する表現。「言い成り」と書く。
徒花/あだばな
あだ‐ばな【▽徒花】
1 咲いても実を結ばずに散る花。転じて、実(じつ)を伴わない物事。むだ花。「徒花を咲かす」「徒花に終わる」
2 季節はずれに咲く花。
3 はかなく散る桜花。あだざくら。
「風をだに待つ程もなき—は枝にかかれる春の淡雪」〈夫木・四〉
偏執症/へんしつしょう
偏執病
読み方:へんしゅうびょう・へんしつびょう
別表記:偏執症
パラノイア(Paranoia)。強度の妄想・妄執に囚われる病的状態。精神病の一種として扱われる。
遠まわし/とおまわし
とお‐まわし〔とほまはし〕【遠回し】
[名・形動]直接的な表現を避けて、それとなく言うこと。また、そのさま。「遠回しに注意する」
回りくどい/まわりくどい
まわり‐くど・い〔まはり‐〕【回りくどい】
[形][文]まはりくど・し[ク]遠回しでわずらわしい。「—・い解説」
放心状態/ほうしんじょうたい
放心状態
読み方:ほうしんじょうたい
「茫然としていること」「ぼーっとしていること」「放心している状態のこと」といった意味の言い回し。
類推/るいすい
るい‐すい【類推】
[名](スル)
1 類似の点をもとにして、他を推しはかること。「過去の事例から類推する」
2 論理学で、二つの事物の間に本質的な類似点があることを根拠にして、一方の事物がある性質をもつ場合に他方の事物もそれと同じ性質をもつであろうと推理すること。結論は蓋然的。類比推理。類比。比論。アナロジー。
3 ある語形または文法形式との関連から、本来の語形または文法形式とは別の新しい語形または文法形式を作ろうとする心理的な作用。この種の働きによって、多くの不規則な語形が規則化されていくことがある。
蓋然的/がいぜんてき
がいぜん‐てき【蓋然的】
[形動]ある事柄が起こりうると考えられるさま。ある程度確かであるさま。「蓋然的な結末」
事柄/ことがら
こと‐がら【事柄】
1 物事の内容・ようす。また、物事そのもの。「調べた事柄を発表する」「新企画に関する極秘の事柄」「重大な事柄」
2 《「こつがら(骨柄)」の音変化という》人物のありさま。体格。品格。
「つらだましひ、—、いづれも劣らず」〈平家・九〉
事物/じぶつ
じ‐ぶつ【事物】
1 さまざまな事柄や物。「事」に重点の置かれる「物事」に対して、「物」に重点が置かれる。
2 訴訟にかかわる事件とその目的物。
面子/めんつ
メンツ【面子】
《(中国語)》
1 体面。面目。「面子を立てる」「面子がつぶれる」「面子にかかわる」
2 マージャンを行うためのメンバー。転じて、会合などの顔ぶれ。「面子がそろう」
3 マージャンで、3個でひと揃いとなる牌(パイ)の組み合わせのこと。4つの面子と1つの雀頭(ジャントウ)で、上がりの形となる。
めん‐こ【面子】
円形または長方形で表面に絵や写真のあるボール紙製の玩具。二人以上で互いに自分のものを出し、地面にたたきつけ合って、風の力で他人のものを裏返すなどして勝負を競う。
誹謗中傷/ひぼうちゅうしょう
誹謗中傷
読み方:ひぼうちゅうしょう
他人を激しく罵ること。単に他人へ対する悪口だけを指す言葉ではなく、その人の名誉を毀損するようなことを言うこと、根拠の無い悪評を流す行為などを指す。具体的には、職場で、同僚の悪評を周囲に言いふらしたり、インターネットの掲示板やSNSなどにおいて、他人の地位を貶めるような嘘を書き込んだりする行為を表現する際などに用いる。
地動説/ちどうせつ
ちどう‐せつ【地動説】
太陽は宇宙の中心に静止し、地球が自転しながら他の惑星とともに太陽の周りを回っているとする考え方。アリスタルコスやコペルニクスによって唱えられた。太陽中心説。⇔天動説。
心底/しんそこ
しん‐てい【心底】
1 心の底。心の奥で思っていること。しんそこ。「心底を見抜く」「心底から憎む」
2 心臓の上部で、大血管が出入りする部分。主に左心房と右心房の一部からなる。→心尖(しんせん)
[補説] 2で、心臓は底面が上を向いた逆円錐(えんすい)状をしているため、上方にあっても心底と呼ばれる。→子宮底[補説]
しん‐そこ【心底/真底】
【一】[名]
1 心の奥底。心根(こころね)。しんてい。「—から感服する」
2 (真底)物事のいちばんの奥底。いちばん深いところ。
「その道で苦労して来た人のように—まで解る筈はない」〈里見弴・多情仏心〉
【二】[副]心から。本当に。「—ほれる」「—あきれる」
潜在意識/せんざいいしき
潜在意識
読み方:せんざいいしき
潜在意識とは、過去の経験などによって無意識のうちに蓄積された価値観、習慣、思い込みから形成された、自覚されていない意識である。
潜在意識の「潜在」とは「潜っていて見えないが存在する」といった意味合いの言葉である。潜在意識は意識全体の9割以上を占めるとされ、当人の日常行動・ひらめきや直感、思考、非常時・緊急時の対応などの決定に影響していると言われる。「潜在意識」に最初に注目したのは、オーストラリアの精神科医・フロイト(ジークムント・フロイト 1856-1939)とされている。
潜在意識が言動や思考を支配している存在であるのに対し、似た意味合いの「無意識」は、「無意識のうちに足が向く」「無意識に人を傷つけてしまった」といった用法で、意図的でない行動のほうに焦点があたる。
カウンセリングを通して、潜在意識を言語化し顕在化することができる。
口癖を改善することで潜在意識に働きかけ、思考や行動を改善する試みがある。
表面上に現れない潜在意識に比べ「顕在意識」は常に表面化している意識である。何かを「しよう」と考える意識は全て顕在意識であると言える。表に現れる顕在意識は意識全体の1割程度とされ、「全意識の9割方は潜在意識あるいは無意識である」と言われている。
着床/ちゃくしょう
ちゃく‐しょう〔‐シヤウ〕【着床】
[名](スル)
1 哺乳類で、受精卵が卵割を終えて胚(はい)となった時期に子宮内膜に達して接着し、母体との間に胎盤が形成されること。
2 ウニやサンゴの幼生や海藻類などが海底や増養殖用の構造物に定着すること。
3 海洋構造物の基礎を海底に打ち込むこと。
事前/じぜん
じ‐ぜん【事前】
事の起こる前。事を行う前。「事前に話し合う」⇔事後。
ペンキ
ペンキ
《(オランダ)pekから》ペイント。特に油ペイント。
琵琶法師/びわほうし
びわ‐ほうし〔ビハホフシ〕【×琵×琶法師】
琵琶を弾くことを職業とした盲目僧体の芸人。平安中期におこった。鎌倉時代、主として経文を唱える盲僧琵琶と、もっぱら平家物語を語る平家琵琶とに分かれた。→平曲
四声/しせい
し‐しょう〔‐シヤウ〕【四声】
⇒しせい(四声)
し‐せい【四声】
1 漢字の韻による4種の区別。音の高低と長短との複合により、平声(ひょうしょう)・上声(じょうしょう)・去声(きょしょう)・入声(にっしょう)に分類。平声以外の三声を仄声(そくしょう)といい、また、平声に属する文字を平字(ひょうじ)、仄声に属する文字を仄字という。ししょう。→平仄(ひょうそく)
2 現代中国語で、発音の4種の区別。第一声(高く平らに伸びる)・第二声(上昇する)・第三声(低く抑える)・第四声(下降する)の四つ。
成り済まし/なりすまし
なり‐すまし【成(り)済まし】
1 氏名・生年月日・住所・本籍・職歴などの個人情報を不正に手に入れ、その人の振りをして資格を取ったり、金品をだまし取ったりすること。「金融機関では—を警戒している」→過誤払い
2 他人のユーザーIDやパスワードを盗み、その人になりすましてネットワーク上で活動すること。機密データを盗んだり、身分を偽って犯罪行為に及んだりすることが多く、この行為自体、法律(不正アクセス禁止法)で罰せられる。スプーフィング。
豊胸手術/ほうきょうしゅじゅつ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 15:19 UTC 版)
豊胸手術(ほうきょうしゅじゅつ)とは乳房を大きくする手術を指す。主に外観上の美容目的の手術にこの名称が使われる。乳がんなどの切除後に行われる手術は乳房再建術と呼ばれる。
大道芸/だいどうげい
だいどう‐げい〔ダイダウ‐〕【大道芸】
盛り場や街頭で演じて見せる芸。見物料を受けたり、物売りの人集めに行ったりする。
出社/しゅっしゃ
しゅっ‐しゃ【出社】
[名](スル)会社に出勤すること。「午前九時に—する」「—時間」⇔退社。
息の長い/いきのながい
息の長い
読み方:いきのながい
長期間にわたり廃れることなく人気や勢いを持続し続けているさまなどを意味する表現。息が長いさま。
つま先/つまさき
足の指の先。「—をそろえる」
見る影もない/みるかげもない
見る影もない
読み方:みるかげもない
別表記:見る影も無い
みすぼらしくて、見られたものではない。正視に堪えない。「過去のスターが今は見る影もないほどの凋落ぶりで・・・」などと言う場合は、変わり果てたことを意味するのではなく凋落してみすぼらしいさまを形容するもの。
爪楊枝/つまようじ
つま‐ようじ〔‐ヤウジ〕【爪×楊枝】
歯にはさまった物を取ったり、食物を刺したりするための小さい楊枝。こようじ。
一枚噛む/いちまいかむ
一枚(いちまい)噛(か)・む
一つの役をになって、ある事柄に参加する。参画する。一枚加わる。「その計画には当初から—・んでいる」
かみ合わせる/かみあわせる
かみ‐あわ・せる〔‐あはせる〕【×噛み合(わ)せる】
[動サ下一][文]かみあは・す[サ下二]
1 上下の歯を合わせてかむ。「歯を—・せる」
2 獣などを互いにかみつかせる。激しく争わせる。「土佐犬を—・せる」
3 歯車などの凹凸の部分をぴたりと合うようにする。「ギアを—・せる」
4 食い違いのないように、うまく調和をとる。「論点をなんとか—・せようと努める」
有酸素/ゆうさんそ
「有酸素」の例文・使い方・用例
水泳とエアロビクスダンスエクササイズの両方を使って有酸素トレーニングができる。
ランニングは、非常に有酸素である
有酸素でない
ブルセラ病を引き起こす有酸素グラム陰性球桿菌
真正細菌目の、多くはグラム陽性で、有酸素、非運動性の桿状バクテリアの大きな科
グラム陽性の桿菌を持つコリネバクテリウム属有酸素機動性菌の属
集中冷暖房システムに繁殖し、在郷軍人病を引き起こす可能性がある運動性有酸素の桿菌様のグラム陰性バクテリア
任(にん)天(てん)堂(どう)のゲーム機Wiiのソフト「Wii Fit」を使えば,ヨガ,筋力トレーニング,有酸素運動,バランスゲームなど40種類以上の運動を楽しめる。
むっちり
むっちり
[副](スル)「むちむち」に同じ。「—(と)したからだ」
粗品/そひん
そ‐しな【粗品】
粗末な品物。人に贈る品物や景品をへりくだっていう語。そひん。「—を進呈する」
安産/あんざん
あん‐ざん【安産】
[名](スル)あまり苦痛や危険もなく子を産むこと。軽いお産。⇔難産(なんざん)。
明白/あからさま
めい‐はく【明白】
[名・形動]《古くは「めいばく」とも》
1 あきらかで疑う余地のないこと。また、そのさま。「—な証拠」
2 ⇒明晰(めいせき)2
[派生] めいはくさ[名]
名詞
明 白(めいはく)
証拠等がはっきりとし、疑いのない様子。
形容動詞
活用
ダ型活用
明白-だ
関連語
類義語:明瞭、明快
結託/けったく
けっ‐たく【結託】
[名](スル)互いに心を通じて事を行うこと。示し合わせてぐるになること。「業者と—して私腹をこやす」
そっか
感動詞
そっか
(口語) そうか、なるほど。そうなのか。納得した時に用いる感動詞。
そっか… 大変だね。
同音異義語
そっか
【足下】あしもと。貴殿。
【即下】すぐ下。すぐあと。
七転び八起き/ななころび‐やおき
《七度転んで八度起き上がる意から》多くの失敗にもめげず、そのたびに奮起して立ち直ること。転じて、人生には浮き沈みが多いことのたとえ。
猫の手も借りたい/ねこのてもかりたい
猫(ねこ)の手(て)も借(か)りたい
非常に忙しく手不足で、どんな手伝いでもほしいことのたとえ。
牽制/けん‐せい
[名](スル)
1 相手の注意を自分の方に引きつけて自由に行動できないようにすること。「隣国を—する談話」「一塁走者を—する」
2 作戦上、敵を自分の望む方にひきとめたり引きつけたりすること。「敵の援兵を—する」
飛び飛び/とび‐とび
[形動][文][ナリ]
1 物が散在しているさま。「民家が—にしかない」
2 連続しないで間があくさま。「ページが—になっている」
滑舌/かつぜつ
話すときの発音や言葉の調子が滑らかであるかどうか、ということ。すらすらと、流暢に、かまずに喋ることができる様子を「滑舌が良い」などと言う。「活舌」の表記は一般的に誤用とされる。
最年長/さい‐ねんちょう
その集団の中で、いちばん年上であること。「—は八〇歳」⇔最年少。
内装/ない‐そう
内側の装い。空間内部の、天井面・壁面・床面の外観(仕上げ)を指す意味で用いられることが多い。「外装」に対する語として扱われる。
「内装」の語は、家屋や部屋といった建築関連の話題で用いられることが多いが、自動車などの乗り物の内側(居住空間)のしつらえを指して用いられることもある。紙器関連でも化粧箱の内側に凝らされる要素を総称して内装と呼ぶ。
日本語の「内装」は英語でいえば interior(インテリア)が意味合い上もっとも妥当といえるが、日本語で「インテリア」というと室内向けの調度品を指す意味合いが色濃く、必ずしも「内装」と意味が一致するとは限らない。
ない‐そう〔‐サウ〕【内装】
建築物などの内部の設備や装飾。また、そのための工事。⇔外装。
雀斑/そばかす
そば‐かす【蕎=麦×滓】
1 「蕎麦殻(そばがら)」に同じ。
2 (「雀斑」とも書く)《色と形が1に似ているところから》顔面にできる茶色の細かい斑点。
挙動不審/きょどう‐ふしん
読み方:きょどうふしん
言動にあやしい感じがあり、疑わしいさま。
きょどう‐ふしん【挙動不審】
[名・形動]隠し事などがあるため、立ち居ふるまいに落ち着きがなく、あやしいところがあること。また、そのさま。
挫く/くじ・く
【一】[動カ五(四)]
1 手足の関節などに無理な力が加わって、関節やその周りを痛める。捻挫(ねんざ)する。「足を—・く」
2 勢いをそぎ、弱らせる。おさえる。「弱きを助け強きを—・く」「出鼻を—・く」
【二】[動カ下二]「くじける」の文語形。
支障/し‐しょう〔‐シヤウ
し‐しょう〔‐シヤウ〕【支障】
さしつかえ。さしさわり。「運営に—をきたす」「少々の遅れなら—はない」
個展/こてん
こ‐てん【個展】
《「個人展覧会」の略》ある個人の作品だけを集めて開く展覧会。
味醂/み‐りん
焼酎(しょうちゅう)に蒸した糯米(もちごめ)を混ぜ、米麹(こめこうじ)を加えて糖化発酵させて造り、粕(かす)をしぼりとった黄色透明の酒。甘味があり、調味料・飲料として用いる。本味醂。→味醂風調味料
手酌/て‐じゃく
自分で自分の杯に酒をつぐこと。ひとりで酌をして飲むこと。「—で一杯やる」
芯が強い/しんがつよい
外見上は頼りなげに見えても、やすやすとは外圧に屈しない意志を持っている。ちょっとやそっとのことでは音を上げない。「芯」は物事の中心部を意味し、「心」とも表現する。
風潮/かざ‐しお〔‐しほ〕
台風などの強風によって起こる高潮。
ふう‐ちょう〔‐テウ〕【風潮】
1 風と潮。また、風によって起こる潮の流れ。
2 時代の推移に伴って変わる世の中のありさま。「時代の—に逆らう」
気味/き‐び
《「きみ」の音変化。また「び」は「味」の漢音とも》気持ち。心持ち。
「—が悪くって居ても起(た)っても居られませんもの」〈漱石・琴のそら音〉
き‐み【気味】
1 ある事態や物事から受ける感じ。また、その感じた気持ち。きび。「—が悪い」
「総て—のよい、きらびやかな、うつくしい、月は」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉
2 いくらかその傾向にあること。「かぜの—がある」
3 香りと味。
「喉(のど)渇き口損じて、—も皆忘れにけり」〈盛衰記・一一〉
4 物事の趣。味わい。→気味(ぎみ)
「閑居の—もまた同じ」〈方丈記〉
ぎ‐み【気味】
[接尾]名詞や動詞の連用形に付いて、そのような傾向やようすがある意を表す。「風邪—」「焦り—」「太り—」
ギャン泣き/ギャンなき
読み方:ギャンなき
別表記:ぎゃん泣き
小児に見られる発作的な激しい号泣を指す通俗的な言い方。ほとんど絶叫といえるような泣き方を延々と続けるようなさまを指すことが多い。