四字熟語 3 Flashcards
__来復
いちようらいふく
一陽来復
冬が終わり春が来ること。新年が来ること。また、悪いことが続いた後で幸運に向かうこと。陰の気がきわまって陽の気にかえる意から。
__一紅
ばんりょくいっこう
万緑一紅
あたり一面の緑の草むらの中に開く紅あかい花一輪の意で、平凡な多くのものの中に、一つだけすぐれたものがあること。また、特に多くの男性の中に一人女性がいること。また、その女性。
__禁断
せっしょうきんだん
殺生禁断
仏教の慈悲の心に基づいて、すべての生き物を殺すのを禁ずること
__湯池
きんじょうとうち
金城湯池
非常に守りの堅いたとえ。また、他から付け入り攻め込みにくい堅固な備えのたとえ。
一子__
いっしそうでん
一子相伝
学問や技芸などの秘伝や奥義を、自分の子供の一人だけに伝えて、他には秘密にして漏らさないこと。
__短小
けいはくたんしょう
軽薄短小
物について軽くて薄く、短く小さいさま。また、内容などが薄っぺらで中身のないさま。
__千万
いかんせんばん
遺憾千万
物事が思うようにならず、残念でたまらないようす。非常に心残りであるさま。
故事__
じこらいれき
故事来歴
古くから伝わっている事柄について、由来・歴史や伝来の事情など
__環視
しゅうじんかんし
衆人環視
多くの人が周りを取り囲んで見ていること
生者__
しょうじゃひつめつ
生者必滅
この世に生を受けた者は、必ず滅び死ぬものであるということ。人生の無常をいう。
__自在
かっさつじざい
活殺自在
自分の思い通りに扱うさま。生かすも殺すもこちらの思うがままである意から。
__行賞
ろんこうこうしょう
論功行賞
功績の有無や大きさの程度を調べ、それに応じてふさわしい賞を与えること
__薄命
かじんはくめい
佳人薄命
美人はとかく薄幸であること。美人は美しく生まれついたため数奇な運命にあって、とかく幸せな一生が送れないものであること。また、美人はとかく短命であること。立派な人について言う場合もある。
__風月
かちょうふうげつ
花鳥風月
自然の美しい景色。また、自然の風物を題材とした詩歌や絵画などをたしなむ風流にもいう。
一念__
いちねんはっき
一念発起
それまでの考えを改め、あることを成し遂げようと決意し、熱心に励むこと。また、今までの気持ちを改めて仏道に入り、悟りを開こうと固く決心すること。
天下__
てんかごめん
天下御免
だれにも遠慮せずに、何かをなしてよいこと。世間的に公然と認められていること。
新進__
しんしんきえい
新進気鋭
新たにその分野に現れ、意気込みが鋭く、将来有望なさま。また、そういう人のこと。
__濫造
そせいらんぞう
粗製濫造
いい加減な作り方の質の悪い製品を、むやみやたらに数多く作ること
明鏡__
めいきょうしすい
明鏡止水
邪念がなく、澄み切って落ち着いた心の形容
__集散
りごうしゅうさん
離合集散
離れ離れになったり、集まって再会したりすること
__明瞭
かんたんめいりょう
簡単明瞭
物事や表現がやさしく、はっきりしてわかりやすいさま。
__済民
けいせいさいみん
経世済民
世の中をよく治めて人々を苦しみから救うこと。また、そうした政治をいう。
__大事
ごしょうだいじ
後生大事
非常に大切にすること。そのことを揶揄やゆして用いることが多い。もとは仏教の語で、来世の安楽を願ってひたすら善行を積んで仏道に励むことをいった。
国士__
こくしむそう
国士無双
国中で並ぶ者がないほどすぐれた人物のこと
神出__
しんしゅつきぼつ
神出鬼没
自由自在に素早く現れたり、隠れたりすること。きわめて巧妙に出没し、所在が分からないこと。出没の変幻自在なさま。
虎渓__
こけいさんしょう
虎渓三笑
ある物事に熱中するあまり、他のことをすべて忘れてしまうことのたとえ。
犬牙__
けんがそうせい
犬牙相制
国境が複雑に入り組んだ国同士が互いに牽制し合うこと
春日__
しゅんじつちち
春日遅遅
春の日が長く、暮れるのが遅いさま。春の日がうららかでのどかなさま。
__秩序
あんねいちつじょ
安寧秩序
国や社会が落ち着いていて、乱れていないこと。平和で不安がなく、秩序立っていること
終始__
しゅうしいっかん
終始一貫
最初から最後までずっと変わらないこと
抑揚__
よくようとんざ
抑揚頓挫
文や声などの調子を上げ下げしたり、途中で滞らせたりして、全体的な効果をはかること。調子が高低して起伏があり、途中で停滞、転折して調和のとれていること。また、盛んな勢いが途中でくじけること。
盲亀__
もうきふぼく
盲亀浮木
会うことが非常に難しいこと、めったにないことのたとえ。また、人として生まれることの困難さ、そしてその人が仏、または仏の教えに会うことの難しさのたとえ。▽大海中に棲すみ、百年に一度だけ水面に浮かび上がる目の見えない亀かめが、漂っている浮木のたった一つの穴に入ろうとするが、容易に入ることができないという寓話ぐうわによる。
勇猛__
ゆうもうかかん
勇猛果敢
勇ましくて力強く、決断力のあるさま
__弄法
ぶぶんろうほう
舞文弄法
法の条文を都合のいいように解釈して、乱用すること
千載__
せんざいいちぐう
千載一遇
滅多に訪れそうもないよい機会。二度と来ないかもしれないほど恵まれた状態。
__雑言
あっこうぞうごん
悪口雑言
口ぎたなく、あれこれ思う存分に悪口をいうこと。また、その言葉。さんざんにののしること。
読書__
どくしょひゃっぺん
読書百遍
難解な文章でも繰り返し読めば、意味が自然と分かってくるということ
良風__
りょうふうびぞく
良風美俗
健康的で美しい風習・風俗
複雑__
ふくざつたき
複雑多岐
事情などが入り組んでいて、しかも多方面に分かれて分かりにくいさま
__千里
よくやせんり
沃野千里
広々とした肥えて豊かな土地