N3文法 Flashcards
文法形式を覚えよう!
あまり~
「Vジ/タ・Naな・Nの+あまり」 V:緊張する+あまり A:恥ずかしい+あまり Na:大変 な+あまり N:恥ずかし さ の+あまり
“so much… that”
「意味」とても~ので、普通ではない結果になってしまった。
-悪い結果が多い
-後には、話者の希望・意向を表す文や働きかけの文は来ない。
-感情や状態を表す名詞に接続することが多い。
「例文」
- しばらくは心配のあまり、眠れない夜がつづきました。
- 彼は身長を気にするあまり、ついに手術をして身長を伸ばした。
- お酒をたくさん飲んだあまり、頭が痛くなってしまった。
あまりの~に
V:緊張する➔ あまりの緊張に
A:恥ずかしい➔ あまりの恥ずかしさに
Na:大変な➔ あまりの大変さに
N:あまりの+恥ずかしさに
“so much… that”
「意味」とても〜すぎるので
(程度がかなり高いので、〜という普通ではない結果になるという意味)
-悪い結果が多い
-感情や状態を表す名詞に接続することが多い。
「例文」
- あまりの反響に再販が決定した。
- あまりの暑さに、エアコンなしでは生活できない。
- 父はプログラミングの勉強を始めたが、あまりの難しさに1週間でやめてしまった。
ば~ほど
V: Vば形+V辞書形+ほど
A: いA~いければ+~い+ほど
Na: なA~なら+~な+ほど
N: 「い形 い・な形 な」+名詞 +ほど
“the more… the more”
「例文」
- 聞けば聞くほど映画みたいだな。
- 考えれば考えるほどこの案は気に入った。
- 熱心に働けば働くほどわたしは生きる。
- (勉強すれば)勉強するほど日本語が上手になる。
- ダイヤモンドは(大きければ)大きいほど高い。
- 忙しい人ほど時間の使い方が上手だ。
あまりに(も)~
あまりにも +いA:悲しい
あまりにも +なA:危険 (な)
“too…”
「意味」過ぎる~・すごく~
「例文」
1. <映画の広告>
あまりにも悲しく、美しいラブストーリー。あなたもきっと涙が止まらない...。
2. 大臣のあまりにも無責任な発言に、聞いていて腹が立ってきた。
ばかり
~てばかりいる
N:名詞(助詞)+ばかり
V:V辞書形/ている +ばかり
“only/mostly doing…”
「意味」いつも~だけで、ほかのもの・ことはない
ほかのことをしないで、よく~する
-よくないと思っていることだという場合が多い
「例文」
- 寮では同じ国の人とばかり話さないで、いろいろな国の人と会話したほうがいい。
- 祖父は最近怒ってばかりいる。
ばかりでなく
N:名詞(助詞)+ばかりでなく
普通形(な形~な・い形~い)+ばかりでなく
“not only…”
「意味」~だけでなく、そのほかにも...。
「例文」
- 彼女は英語ばかりでなく、韓国語も話せる。
- トムさんは昨日ばかりでなく、今日も遅刻した。
- この番組は、面白いばかりでなく、さまざまなことが学べる。
ばかりだ ①
動辞書形 +ばかりだ
“continue to…”
「意味」~という一方方向に変化が進んでいく・ますます~していく
-~は変化を表す動詞(弱くなる・減る‥)
-よくない方向の場合が多い
-物事が悪い方向に変化が進んで行くことを表す
「例文」
- 私たちは彼を助けようと努力したが、失敗を重ねるばかりだった。
- 一度けんかしてから、彼女とは関係が悪くなるばかりだ。
- 外国語はいつも使っていなければ、忘れていくばかりだ。
ばかりだ ②
動辞書形 +ばかりだ
“what remains is to…”
「意味」準備が終わって、後はただ~するだけの状態だ
「例文」
- 旅行の準備はできました。もう出発するばかりだ。
- 食事の準備が終わって、もう食べるばかりになっている。
- パーティーの招待状ができ上がって、後は招待客に送るばかりというときになって、ミスが見つかった。
だけ ②
Na:好き な +だけ
可能形/Vたい:読める/読みたい +だけ
“as much as…”
「意味」~の一番高い程度まで
「例文」
- 朝食はバイキングので、好きなものを好きなだけ食べられます。
- 週末に遊びたいだけ遊んで、リフレッシュした。
- できるだけ頑張ります!
どころか
普通形 +どころか
(Na:得意/N:フランス語)
“instead of…/far from…/anything but…”
「意味」 ①実際に~とは違って・・・だ。(正反対) -結果や事実が予想や期待と正反対であることを強調する表現 -A(高いこと)<=> B(低いこと) ②~はもちろん、もっと~だ。
「例文」
- 医者に出された薬を飲んでいるのに、よくなるどころか、症状はひどくなる一方だよ。
- 飛行機で大阪へ向かったのに、遅延のせいで、早く着くどころか2時間も遅れたよ。
- ジョンさんは毎日勉強をしているのに、成績は良くなるどころか、悪くなる一方だ。
- トムさんは日本語どころか、中国語や韓国語も話せる。
- 妹は、フランス語どころか英語もよく話せないのに、一人でパリに観光に行った。
- この映画は子供向けですが、子供どころか大人でも感動して泣いてしまうほどの傑作だ。
ふりをする
名詞 の +ふりをする
い形 +ふりをする
な形 な +ふりをする
V普通形 +ふりをする
“to pretend/to act as if…”
「意味」本当はそうではないけど)わざと~のように装う
「例文」
- 宿題をし終わったふりをしてテレビを見ている。
- なすべきことはただ一つ、何も気づかないようなふりをするということだけなんです。
- 自分に都合の悪い話は聞こえないふりをする癖がある。
- 彼はいつも人の話を全く聞かないのに、分かっているふりをしている。
- バカのふりをするのは友達の前だけにしておけ。
- 往来で友人に会っても、知らないふりをすることが多かった。
~がち
Vます形 +がち(の)
N +がち
“apt to do/tend to do…”
「意味」よく~になる ・ ~状態になることが多い ・〜する傾向がある
-良くない意味で使われる
「例文」
- 最近、メールの返信を忘れがちで、上司からよく怒られる。
- 社会人になってから、車で通勤しているので、運動不足になりがちだ。
- 暑いときは冷たいものを食べがちで、よくお腹を壊す。
- 食生活の乱れからか、便秘がちだ。
- 最近、寝る前にメイクを落とすのを忘れがちで、肌が荒れてきてしまった。
- 今日は朝から曇りがちな天気です。
~気味
Vます形 +気味
N +気味
“be a little/feel a bit…”
「意味」(心や体に)少し〜と感じる状態/様子・いつもと違って、少し~のような感じがする
-一般的に良くないことに対して使われる
「例文」
- レポートの提出が遅れ気味だ。
- 寝不足気味で、今日は頭が痛い。
- ちょっと風邪気味なので、早めに帰らせていただけませんか。
- 顔を見る限り、彼女はちょっとお疲れ気味だ。
- 最近太り気味なので運動しないと。
- 季節の変わり目は体調を崩し気味だ。
~がたい
Vます形 +がたい
“hard to/difficult to…”
「意味」〜するのが難しい・〜しようとしてもできない
-「能力的にできない」ということには使わない
「例文」
- 彼の考えは理解しがたいが、論理的には正しいと言える。
- 一度死んだ人が生き返るなんて、全く信じがたい話だが、昔実際にあったそうだ。
- 今朝の地震で、忘れがたいあの大震災を思い出した。
- この絵は、上手にできたとは言いがたい。しかし、私の最初の作品だから、部屋に飾るつもりだ。
- 彼はいつも怖い顔をしているし、静かだし、近寄りがたいよ。
- A国の要求は、政府にとっては受け入れがたいものである。
ほど/くらい
V(辞書形) + ほど
V(ない形)/A い + ほど
N + ほど
Na な + ほど
“to the extent that…”
「意味」~と同じ程度だ・~と同じ程度に...
①カジュアルな言い方は「~くらい」
②「~かと思うくらい・~かと思うほど」の形でもよく使う
「例文」
- 傘をさすほどではないが、少し雨が降っている。
- 突然立っていられないほどの痛みを背中に感じた。
- さっき地震があった。本棚が倒れるかと思うほど激しく揺れた。
- この店のパンは美味しい。毎日食べたいくらいだ。
- 山本さんの腕は折れたそうなくらい細い。
- 天気予報によると、今日は台風くらいの風が吹くそうだ。
一方だ
V(辞書形) + 一方だ
N の + 一方だ
“more and more/continue to…”
「意味」ますます~していく
-何かが一つの方向へと継続的に変化していることを表す
-良いことにも悪いことにも使うことができる
「例文」
- 水不足により、野菜の値段は上がる一方だ。
- 増える一方の書類をどう管理したらいいだろうか。
- 増税により、生活は苦しくなる一方だ。
一方(で)
普通形 + 一方で
Na な + 一方で
“on one hand/on the other hand…”
「意味」
①(ある面では)~だが、逆に…の面もある~(対比)
-前と後ろでは異なる主語を用いて、その性質についての対比を述べる
②(ある面では)〜だが、同時に別の面では〜(並列)
-前と後ろは同じ主語で、それについての異なる性質が同時に存在していることを表す
-「AしながらBする」というように、「A」と並行して別のこと「B」もしていると言いたい時に使う
-「~反面」と同じ意味なので、置き換え可能
「例文」
- お母さんは優しい一方で、お父さんは怖い。
- 田中さんはサッカーが得意な一方、野球が苦手だ。
- アメリカ旅行を楽しみにする一方、英語が話せないので心配もしている。
- 田中さんはサッカーが得意な一方、野球も得意だ。
- キムさんは日本語が話せる一方で、英語も話せる。
6 会議では自分の意見を言う一方で、他の人の意見も聞かなければならない。
~から言うと/から言えば/から言ったら/から言って
N + ~から言うと/から言えば/から言ったら/から言って
“in terms of/from the point of view of…”
「意味」「Xから考えるとYだ・X〜から判断するとY」 -~を判断の基準として考えると~ -人物を表す名詞には接続できませんので注意が必要です ✕ 自分から言うと、これは失敗する。 ◯ 自分の経験から言うと、これは失敗する。
「例文」
- 模擬試験の結果からいうと、ジョンさんはN1に合格できるだろう。
- ワンさんの性格からいうと、無断で欠席するはずがないですが。何かあったのだろうか。
- 実力からいって、木村さんがいいと思います。
- あの人の態度から言って、私のことが嫌いに違いない。
- 今までの流れから言うとこのまま負けるパターンが多い。
- 健太の性格から言って、好きな人にはっきり「すきだ」と言えないだろう。
かわりに
V/A普通形(Na:な) +かわりに
N の +かわりに
“instead of/in exchange for…”
「意味」
①「代替」N(人や物)ではなく他の(人や物)が・誰かの代わりに何かをすることを表す
-通常は人物を表すN名詞に接続される
②「逆接表現」~ということがあるが、反対に、それと同じ程度の~ということもある・相反する2つの側面
-前項と後項の主語は同じでなければならない
③「通常している・通常するはずがの~をしないで、それと同じ程度の・・・をする」
「例文」
- フリーの仕事は自由な時間が多いかわりに、お金のことがいつも心配だ。
- 会長の山田さんは、実行力があるかわりに、深く考えることはしない。
- リーさんに英語を教えてもらっているかわりに、リーさんの仕事を手伝っている。
- 今度の正月はいつものように故郷に帰るかわりに、両親と海外旅行をしたい。
- 昨日残業した代わりに、今日は少し早く帰っていいと言われた。
- 今日は森さんが休みなので、森さんの代わりに私が教室を掃除をすることになった。
~こと。
V辞書形/ない形 +こと
「意味」「~しなさい/~してはいけない」
-主に注意や指示を伝えるときに使う
「例文」
- 先生「レポートは来週月曜日に必ず出すこと。遅れないこと。
- 申込書を書く前に注意書きをよく読むこと。
- 『立て札』危ないからこの川で泳がないこと。
~ことだ
V辞書形/ない形 +ことだ
“should…”
「意味」「した方がいい/しない方がいい」(忠告やアドバイス) -個人の意見や判断を助言、忠告として言う -断定的で強い言い方ですので、「〜た方がいい」を強調した表現です -間接的に忠告するのが特徴的だ -O目上→目下 ・ X目下→目上
「例文」
- 上手になりたければ、もっと練習することだ。
- この道は暗くて危ないから、夜一人で歩かないことです。
- お世話になった人にはちゃんと感謝を伝えることだ。
- N1に合格したければ、一生懸命勉強することだ
- バレてまずいと思うなら、最初から秘密など作らないことだ。
- この連中の外見にだまされないことだ
~たきり(~ない)
V(た形) + きり
“since…”
「意味」 ①「〜してから、そのままずっと」 -前項が発生して以来、後項が一度も発生していないことを表す -「〜たっきり…ない」というように「っ」を入れる人もいますが、意味は同じです -「これっきり」「それっきり」「あれっきり」という言い方もある
②「〜だけだ。少ないだ。」(数量詞)”only…”
- 今度、二人きりで食事しない?
- 明日、国へ帰るので日本での生活もあと一日きりだ。
- 一度きりの人生をどう生きるかは個人の自由だ。
「例文」
- 翌朝、彼女はホテルを徒歩で出かけたきり、二度と姿を見せないのです。
- 彼女とは、ケンカをしたっきり会っていない。
- 日本には5年前に旅行に行きましたが、それっきり行っていません。
- お酒は1年前に飲んだきり、全然飲んでいませんよ。
- 息子は今日、出かけたきり、夜になっても帰ってこないのでとても心配です。
- 昨日のお昼にご飯を食べたきりだから、すごくお腹がすいている。