敗血症・ショック

Question 1

SIRS定義

Answer 1

以下を二項目以上
①体温＞38℃、＜36℃ 
②心拍数＞90 /min 
③呼吸数＞20 /min、 PaCO2＜32torr 
④WBC ＞12000cells/min, ＜4000cells/min、＞10 ％immature (band)

Question 2

敗血症性ショックの血行動態

Answer 2

頻脈、血圧低下、体血管抵抗低下、心拍出量増加
＜Hyperdynamic state：輸液によって＞
四肢の冷感は初期は認めない

Question 3

低血圧の定義

Answer 3

収縮期血圧<90mmHgまたは基礎値より40以上の減少

Question 4

敗血症性ショックとは

Answer 4

敗血症に輸液をしても低血圧（-90）が持続する状態

Question 5

炎症性メディエータ―代表選手

Answer 5

TNFα…早期

HMGB-1…後期

Question 6

敗血症初期治療

Answer 6

初期治療は最初６時間
薬は、ノルエピネフリン。それでもダメな場合はステロイド。
抗生物質は診断後一時間以内に投与 、一週間以内
輸液の目安は 30 分で昌質液 1000ml、あるいは膠質液 300～500ml

Question 7

Severe sepsis

Answer 7

臓器障害や低潅流（乳酸血症や乏尿）

Question 8

抗炎症性サイトカイン

Answer 8

IL-4,10

Question 9

組織潅流の指標

Answer 9

血中乳酸値＞1mmol/L

毛細血管最充填時間＞2秒

Question 10

グラム陰性菌の感染に対して

Answer 10

エンドトキシン（LPS：PAMPS）とLPS結合タンパクが結合したものにTL4が反応、好中球が血管内皮に遊走、NFκB活性化してしてNO過剰産生

Question 11

炎症性と抗炎症性

Answer 11

抗炎症性が強すぎて易感染性　CARS

いりまじっている　MARS

Question 12

初期治療の目標

Answer 12

平均血圧（MAP）＞65mmhg

血中尿酸値<2.0

Question 13

感染部位の同定

Answer 13

診断後6時間以内

Question 14

輸液療法

Answer 14

中心静脈圧（CVP)8-12mmHgを目指して30 分で晶質液 1000ml あるいは膠質液 3-500ml

Question 15

活性化プロテインC　rhAPC

Answer 15

多臓器不全の重症敗血症患者のみ。承認されていない。

出血を起こしやすくなる

Question 16

血液製剤の投与

Answer 16

Hb<7g/dlになったとき7-9を目標に

Question 17

血糖コントロール

Answer 17

血糖値＜150mg/dl に保つ。

Question 18

血管分布異常性ショック とは

Answer 18

感染性ショック・アナフィラキシーショック

Question 19

Transient Responders

Answer 19

2-40％の出血。緊急止血をする

Question 20

初期輸液の量

Answer 20

1-2L

こどもなら骨盤内輸液路も検討、20ml／kg

Question 21

アナフィラキシーへの対応

Answer 21

アドレナリン筋肉注射

Question 22

ショックの診断基準

Answer 22

血圧低下＋小項目三つ以上

血中乳酸値も上昇

Question 23

SCVO２

Answer 23

中心静脈（上大静脈）酸素飽和度（ScvO2）＝70%以上