救急領域における感染症、体温異常 Flashcards
1
Q
空気感染をおこすもの
A
結核、麻疹、水痘
2
Q
外傷死の 3 徴
A
- 低体温(hypothermia) 体温 34.0℃以下
- 代謝性アシドーシス(Metabolic acidosis) 動脈血 pH 7.2 未満
- 血液凝固障害(coagulopathy)PT、APTT が 50%以上の延長
3
Q
CDC の A 分類に含まれる生物製剤
A
炭疽、天然痘、ペスト、ボツリヌス毒素、野兎病、ウイルス性出血熱
4
Q
熱中症の治療
A
1・2度 輸液
3度 速やかな冷却(30分以内に38.9度未満に)
低体温回避のために 39 度を切ったら降温中止すること)
5
Q
軟部組織感染症の位置
A
蜂窩織炎 真皮深層から皮下組織
壊死性軟部組織感染(ガス壊疽や劇症型溶連菌感染症)より深部
6
Q
ガス壊疽の原因菌
A
クロストリジウム属
7
Q
破傷風の症状
A
20日ほどの潜伏期間のあと、開口障害や嚥下障害、そのあと全身けいれんに至る。呼吸困難で死亡も
8
Q
破傷風発症年齢
A
7割が40歳以上
9
Q
ボツリヌス症
A
アセチルコリン放出を阻止して呼吸困難を呈する、毒素は過熱で無害化。
10
Q
熱中症の分類
A
1度 熱けいれん 有痛性の筋収縮
2度 熱疲労 脱水や頭痛
3度 熱射病 多臓器障害 横紋筋融解症
11
Q
熱中症の疫学
A
男性の方が多く、10代が最多、7月末が最多
3度が多いのは高齢者
12
Q
偶発性低体温症の定義
A
深部体温が35度以下。
13
Q
低体温症の症状と治療
A
心室細動が起こりやすい。
寒冷反応(血圧↑、振戦)→消失→昏睡
32度までは高速に温めて、(30度まではいろいろ効かない)34度で加温中止する。心停止例には経皮的心肺補助装置(PCPS)による中心加温が有効。