PMP用語集2 Flashcards
適応型
計画に従うことよりも変化に対応することを重視する、プロジェクト·ライフサイクルまたは方法論の一つ。適応型の方法論では、顧客に最も価値をもたらすソリューションを模索する。
適格ベンダー
プロジェクトの調達要件に基づき、プロダクト、サービス、所産の提供を承認されたベンダー。
適格ベンダー·リスト
組織の調達要件を満たすベンダーの詳細情報が記載したリスト。
適合コスト
プロジェクト中に不良を回避するために費やした金額。プロダクトの品質を確保するための予防コストや品質検査をするための評価コストが含まれる。
デザイン·フォー·エックス(DfX)
プロダクト設計において特定の観点を最適化するための技術的なガイドラインで、プロダクトの全体的な特性を向上するために行う。
デシジョン·ツリー分析
不確実性のある中で、一連になった複数の選択肢から推測される結果を評価する図式および算出の技法。
テスト駆動開発(TDD) /テスト·ファースト開発
ソフトウェア開発の実務慣行から派生した用語。TDD は短い開発サイクルを繰り返すことで、設計プロセスを支援します。まず目的の機能のテスト·ケースを書き、その自動化コードを作成し、それからテストにパスするコードを書いてリファクタリングするというサイクルを繰り返すソフトウェア開発アプローチ。
撤退
コンフリクトへの対応を避けること。
手直し
欠陥品または不適合品を、要求事項や仕様に適合させるために取る処置。
デブリーフィング
プロジェクトの良かった点、悪かった点、うまくいったこと、次回変更するべきことについて議論する非公式な場で、技術や人に関する課題、ベンダーとの関係、組織文化などについて話す。
デモ
各イテレーションの最後に、プロダクト·オーナーやその他のステー クホルダーがイテレーションで開発したプロダクトをレビューしてフ
デルファイ法
専門家グループのメンバーから匿名で意見や投票を集める意思決定手法の一つ。
転嫁
マイナスのリスク(脅威)の影響や責任を第三者に移し、その対価 (リスク·プレミアム)を支払う対応戦略。
テンプレート
予め決められた様式で部分的に完成した文書。情報やデータを収集、 体系化、提示するために予め定められた内容で構成されています。
動機づけ
仕事への積極的な参加意欲を持たせる内的または外的な要因。
統計的サンプリング
検査のために母集団の一部を選定すること。より綿密なデータ分析方法が適さない場合に使用されます。
統計的サンプリング·プロセス
属性の異なるカテゴリーごとにサンプリング·データを収集して変数のばらつきを調べ、傾向分析に基づき欠陥やプロセスのばらつきを減らす是正処置を考える。
統合変更管理
変更要求のレビュー、承認/却下、成果物やプロジェクト文書の変更、These ステークホルダーへの伝達などを行うプロセス。
投資収益率(ROI)
投資金額と見込まれる利益を比較して収益性を評価する財務指標。
透明性
プロジェクトのあらゆる局面で、正確な判断を促す実践的プロセスの 3 本柱(透明性、検査、適応)の一つ。「可視性」も参照。
トータル·フロート
プロジェクトの終了日を遅らせたり、スケジュールの制約条件を逸脱したりすることなく、最早開始日からスケジュール·アクティビティの開始を遅らせることができる期間。
独裁的
グループによる意思決定方法の一つでメンバーの一人が意思決定を行う。多くの場合、上位組織の意見や決定を考慮し判断する。
独裁的
1 人のメンバーがグループすべての意思決定を行う意思決定技法の一つ。プロジェクト作業の指揮·マネジメント·プロセス
独自見積り
チームの見積りと比較するために行うプロジェクト外部の専門家による見積り。
特殊な原因
プロジェクトマネジメントにおける仕組みの一つ。見逃せない原因とも呼ばれます。放置するとプロジェクトの進行や成果に影響し得る要因。「共通原因」参照。
特性要因図
因果関係を示した図でリスク、問題、課題の根本原因分析で使用する。「魚の骨図」、「石川ダイアグラム」参照。
特別な期間
通常の開発作業を停止してリファクタリングや技術的負債の返済だけに集中するイテレーション。「ハードニング·イテレーション/イテレーション H」参照。
トリガー条件
リスクが発生間近であることを示すイベントまたは状況。
トレーニング
チーム·メンバーがスキル、知識、良い態度を身につけるための活動。
内外製決定
プロダクトを社外から購入するか、社内で製造するかについての意思決定。
内外製分析
プロダクトやサービスへの要求事項に関するデータを収集し、体系化するプロセス。そのデータを基に、プロダクトを外部から購入するか内部で製造するかについての可能な代替案を分析する。
内部依存関係
プロジェクト·アクティビティ間の関係で、プロジェクトでコントロ ールできる。
内部収益率(IRR)
キャッシュフローの正味現在価値をゼロにする利率で資本コストと比較してプロジェクトの投資可否を判断する。
なぜなぜ分析(5 Why)
ある問題の原因を特定できるまで「なぜ」と問い続ける根本原因分析のツール。開発したのは豊田佐吉で、日本人の発明家で実業家のが発案したリーン哲学の考え方。
二次リスク
リスク対応策を実施した直接の結果として生ずるリスク。
入札招請書(IFB)
仕様が明確な物資の大量調達に使われる文書で、一般に公告され誰もが入札でき交渉は想定されていない。これらは、RFP と同じ意味で使用される場合があります。通常、RFP と同義だが、より狭義の特別な意味を持つ場合もある。
入札説明会
入札や提案の準備に先立って納入候補者との間で開く会議で、すべてのベンダー候補者が調達に関して明確かつ共通理解を持つことを確実にするためのもの。ベンダー説明会、入札前説明会、コントラクター 説明会とも言う。
任意依存関係
プロジェクトの特定分野や局面におけるベストプラクティスに基づく順序関係。
人間関係のスキル
他の人やステークホルダーとの関係を構築し維持するために用いられるスキル。
認知
結果より個人の行動を重視した感謝や賛辞などの無形のフィードバック。
ネット·プロモーター· スコア(NPS)
顧客がプロダクトやサービスを他者に推奨する度合いを-100~100 の範囲で示したスコア。
ネットワーク図
プロジェクト内のタスクの所要期間と依存関係を示したグラフ。
能力成熟度モデル統合 (CMMI)
複数のプロセス群におけるプロセス改善を統合するための品質マネジメントのフレームワーク。これは品質マネジメントに関連します。
ノード
アクティビティの開始や終了の順を示すもの。
バー·チャート
スケジュールを図示したもの。通常、スケジュール·アクティビティまたは WBS 要素をチャートの左側にリストアップし、カレンダーは上部に、アクティビティ所要期間を横棒で示す。「ガント·チャー ト」参照。
バージョン管理
変更前後のファイルを記録し、変更前のファイルを取得できるようにすること。
ハーズバーグの動機づけ·衛生理論
1959 年に行動科学者フレデリック·ハーズバーグは、「衛生」(環境要因)が、従業員の仕事に対する満足感または不満感をもたらすことがあり、またこの要因がパフォーマンスに影響するという理論を提唱しました。従業員自らのやる気や仕事とつながっているという感覚が業務のパフォーマンスに影響するという理論を 1959 年に提唱した。その理論に基づき、権限委譲やフィードバックが重要だとしている。
バーチャル·チーム
直接対面することなく目的達成のために役割を果たすチーム。
ハードニング·イテレー ション/イテレーション H
新しい機能は追加せず、コード·ベースの安定化とリリースの堅牢性アップに特化したイテレーションで新機能は追加されません。主にリファクタリングや技術的負債のために使用されます。
バーン·チャート
プロジェクトの進捗追跡のためのツールで、スプリントの期間にわたって残作業量をプロットする。残りのストーリー·ポイントをプロットすることで、イテレーション、スプリント、インクリメントの進行中や終了時の進捗を示す。プロジェクトの進行に伴い、スプリント· バックログの作業がバーンダウンする。
バーンアップ·チャート
プロダクトのリリースに向けて完了した作業をプロットしたグラフ。
バーンダウン·チャート
タイムボックス内の残作業をプロットしたグラフ。
バーンレート
プロジェクトが財源を消費する速度を示したもので、イテレーショ
ン、スプリント、インクリメントにコストを割り当てるために使用する。
パス
プロジェクト·アクティビティのネットワーク図における経路。
バックログ
プロジェクト·チーム向けにストーリー形式で表現したすべての作業を優先順位付けしたリスト。「イテレーション·バックログ」も参照。
バックログの洗練
プロジェクト要求事項や継続的なアクティビティの段階的詳細化。チ ームは顧客要求のニーズを満たすために共同で要求事項をレビュー、 更新、記述する。
罰則力
プロジェクト·マネジャーが罰則を課す権限を持っているとチーム· メンバーが認識することで支援が得られる影響力。報酬力と同じ要因から導かれる。
発注先選定基準
購入者が納入者に求める属性で、発注契約を得るにはこの基準を上回る必要がある。
バッファー
コンティンジェンシーに関連する計画用語。「予備」参照。
ばらつき管理図
時間経過に伴うプロセスのばらつきを分析するための技法。「管理図」参照。
パラメトリック見積り
過去のデータやプロジェクトのパラメーターに基づいてコストや所要期間を算出するためにアルゴリズムを使う見積技法。この技法は拡張可能で線形です。パレート図
パラリンガル·コミュニケーション
メッセージ送信者の声の高さ、調子、抑揚の他、表情、手振り、ボディ·ランゲージなど。
バリュー·ストリーム
プロダクトやサービスの提供を通じて顧客に価値をもたらす流れを示した組織構成。
バリュー·ストリーム· マッピング
顧客向けのプロダクトやサービスを生成するために必要な情報やモノの流れを文書化し、分析し、改善するために用いられる全社的なリー ン技法。
反復型ライフサイクル
プロジェクト·ライフサイクルの一つ。プロジェクト·スコープは通常プロジェクト·ライフサイクルの初期に決定されますが、タイムとコストの見積りは、プロジェクト·チームのプロダクト/サービスへの理解が増すとともに日常的に変更されます。反復型では一連のサイクルの繰り返しを通してプロダクトやサービスの使用を決定し、漸進型では継続的に機能を追加する。
非機能要求(NFR)
アジャイル·ソフトウェア開発の用語。NFR は、セキュリティ、信頼性、パフォーマンス、保全性、スケーラビリティ、使用容易性などのシステム属性を定義します。バックログ全体でシステム設計上の制約条件または制限として機能します。
非言語的コミュニケーション
姿勢、身ぶり、服装や身だしなみ、表情など言葉以外のコミュニケー ション手段。観察
ビジネス·ケース
経済的な実現可能性を示した文書。あいまいさを含む要素のベネフィットの妥当性を確認するために使用し、その後のプロジェクトを認可するかどうかの判断材料になる。
ビジネス·リスク
利益または損失の可能性を伴うビジネス業務に内在するリスクで、競争、法律、金銭、運用などの種類がある。
ビジネス要求文書 (BRD)
特定のプロジェクトの要求事項をすべて記載したリスト。
ビジョン記述書
プロジェクト·スポンサーがプロジェクトの方向性(ビジョン)を記述した文書。
ヒストグラム
成果物ごとの欠陥数、欠陥原因ごとの発生数、規定プロセスの遵守違反数などの数値を示す棒グラフ。
標準
監督機関、慣習、または一般的な合意によって、モデルまたは例として確立された文書。
標準偏差(SD)
プロジェクト作業の所要期間見積りにおいて、見積りの不確かさ(ばらつき)を示す統計的な数値。ギリシャ文字のシグマ(σ)で表され、A low value for the SD 値が小さい場合はばらつきが少なく、大きい場合はばらつきが多くより不確実なことを示す。
費用便益分析
財務分析手法の一つ。プロジェクトのコストに対して、プロジェクトによって得られるベネフィットを測定するために用いる。
費用便益分析
プロジェクトから得られるベネフィットとコストを比較する分析手法で、プロジェクト実施の可否を決める重要な基準になる。
品質
本来備わっている特性の集まりが、要求事項を満たす程度。
品質監査
プロジェクト·アクティビティが組織とプロジェクトの方針、プロセス、手続きに従っているかを判断するためのプロセス。
品質機能展開(QFD)
開発するプロダクトの要件と機能の対応を表で表したもの。
品質ゲート
特に重要な成果物を生成するフェーズの後に配置し、フェーズ間の移行基準を定め記録する公式な方法。
品質コスト(CoQ)
プロダクトのライフサイクルを通して発生するすべてのコスト。要求事項への不適合を予防するため、要求事項への適合のためにプロダクトやサービスを評価するため、および要求事項を満たさない不良のために発生するコストがある。
品質のコントロール·プロセス
成果物の品質に重点を置いた監視·コントロール·プロセス群の一つ。
品質報告書
このプロジェクト文書には、品質マネジメントの課題、是正処置の提言、品質コントロール活動で明らかになった事項の要約が含まれる。 プロセス、プロジェクト、およびプロダクトの改善に関する提言が含まれることがある。
品質方針
組織が品質マネジメントに組織のシステムを組み入れる際に、組織行動のガバナンスを実行する基本原則となる。
品質マネジメントの計画
プロジェクトや成果物の品質要件を特定しそれを満たす方法を文書化するプロセス。このプロセスの主な利点は、プロジェクトを通して品質がマネジメントされ検証される方法について、ガイダンスと方向性を提供することにあります。
品質メトリックス
プロジェクトやプロダクトの属性とその測定方法を記述したもの。
ファシリテーション
集まったグループが解決策の特定や決定をするなどの導くスキル。
ファシリテーション型ワ ークショップ
プロジェクト·マネジャーがステークホルダーを集めて実施する体系的なワーキング·セッションで、プロジェクトの要件を決めたり成果物に対する合意を得たりする。
ファスト·トラッキング
通常は順番に実施されるアクティビティやフェーズを並行して遂行するスケジュール短縮技法。「クラッシング」も参照してください。
フィーチャー
顧客に価値を提供するストーリー群。
フィボナッチ数列
0,1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144…のように、どの数字も前の二つの数字を足した値になっている数列。プランニング·ポーカーなどの相対見積り技法で使われる。0,1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144…簡略化された数式:0,1,2,3,5,8,13,20,40,100
フェーズ
プロジェクト内のアクティビティをサブゴールで分けたもの。各プロジェクト·フェーズはゴール志向であり、マイルストーンで終了する。
フェーズ·ゲート
フェーズの終了時に実施するポイント·レビュー。プロジェクトやプログラムを次のフェーズにそのまま継続するか、修正しつつ継続するか、あるいは中止するかを判断する。
フォーカス·グループ
ステークホルダーや当該分野専門家などあらかじめ絞り込んだ参加者を集め、提案されたプロダクト、サービス、所産に対する期待や意見を引き出す技法。
不確実性のコーン
未知が原因で初期段階での見積りが難しく時間の経過とともに改善されることを示すアジャイル用語。
複雑さ
人間の振る舞い、システムの振る舞い、または曖昧さのために、マネジメントするのが困難なプログラム、プロジェクト、またはその環境の特性。
復路時間計算
スケジュール·アクティビティの最遅開始日と最遅終了日を計算する技法。クリティカル·パス法で行い、往路時間計算と比較することでクリティカル·パス·フロートを求める。
プッシュ型コミュニケー ション
受け取る必要がある人に意図的に情報を送信するコミュニケーション手段。
負のフロート
プロジェクトを予定通り完了させるために短縮する必要のある時間。
プランド·バリュー(PV)
承認されたコスト·ベースラインに基づき、ある時点までに完了すべき作業量。
フリー·フロート
後続アクティビティの最早開始日に影響を及ぼさずに当該アクティビティが遅れることができる期間。
プル型コミュニケーション
関心を持つ人が自発的に情報にアクセスするコミュニケーション手段。