PMP用語集1 Flashcards

1
Q

80/20 の法則

A

コントロール·プロセスに関して、相対的に多くの問題や欠陥(通常は 80%)が、少数の原因(通常は 20%)によって引き起こされるとする、多くの適用例を持つ一般的なガイドライン。「パレート図」参照。

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2
Q

A/B テスト

A

一つの独立変数だけを変えた二つの類似サービスを示してユーザーの好みを調べるマーケティング手法。

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3
Q

Certified Associate in Project Management (CAPM)

A

プロジェクトマネジメントに関心がある、またはこの分野のキャリアをスタートさせたばかりの実務者が、自身のプロジェクトマネジメント知識を実証するために受ける PMI⑧資格認定で、一般に認められた優れた実務慣行を記述した『プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOK⑧ ガイド)』の原理·原則および用語についての知識を問う。

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4
Q

Completion Contract

A

ベンダーがバイヤーにプロダクトを納入し、バイヤーがプロダクトを受け入れることで完了する種類の契約。

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5
Q

DEEP

A

アジャイル·プロジェクトで使用される略語。プロダクト·バックログの望ましい属性を表します。次の略語】Detailed(詳細)、 Estimable(見積り可能)、Emergent(創発)、Prioritize(優先順位付け)。

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6
Q

DevOps

A

開発と運用のスタッフが協働して円滑なデリバリーをするための実務慣行。

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7
Q

Done(完了)の定義 (DoD)

A

成果物が「顧客が使える状態になっている」と判断する基準。

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8
Q

INVEST

A

優れたストーリーの望ましい属性を示す略語。次の略語】 Independent,Independent(独立している)、Negotiable(交渉可能)、Valuable(価値がある)、Estimable(見積り可能)、Small(小さい)、Testable(テスト可能)の頭文字でストーリーの望ましい属性を示す略語。

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9
Q

MoSCoW 分析

A

ステークホルダーの要求事項の優先順位づけなどに使う技法。

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10
Q

PDCA/PDSA

A

計画·実行·確認·対応。「デミング·ホイール」とも言う改善プロセス。

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11
Q

PMBOK@

A

プロジェクトマネジメントの標準として受け入れられているプロセス、ベストプラクティス、用語、ガイドラインをまとめたプロジェクトマネジメント知識体系。

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12
Q

PMBOK@ ガイド

A

プロジェクトマネジメント知識体系ガイド(PMBOK⑧ガイド)は、プロジェクトマネジメント協会(PMI)が刊行するプロジェクトマネジメント標準。現在、第 7 版まで刊行されています。

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13
Q

Ready(準備完了)の定義(DoR)

A

ユーザーの要求事項が「チームが作業を開始できる状態になっている」と判断する基準を備えたチェックリスト。

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14
Q

SAFe®(スケールド·アジャイル·フレームワー ク)

A

エンタープライズ規模でスクラムを実施する場合に使用する統合 A フレームワーク。

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15
Q

SoS

A

「スクラムのスクラム」を参照。

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16
Q

SWOT 分析

A

組織、プロジェクト、または選択肢の強み、弱み、好機、脅威を評価する方法。

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17
Q

T 字型

A

専門分野以外に幅広い能力やスキルを持つ人。

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18
Q

WBS コード

A

WBS の各構成要素を一意に識別するための番号体系。

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19
Q

WBS 辞書

A

ワーク·ブレークダウン·ストラクチャー(WBS)の各構成要素に関する詳細な成果物、アクティビティ、およびスケジュール情報を含む文書。

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20
Q

WBS の作成プロセス

A

ワーク·ブレークダウン·ストラクチャー(WBS)と WBS 辞書を作成する計画プロセスで、スコープ記述書を含めてスコープ·ベースラインとなる。スコープ記述書は、スコープの定義プロセスで作成されます。

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21
Q

What-If シナリオ

A

プロジェクト目標に与えるプラスとマイナスの影響を予測するため、 複数のシナリオを評価する技法。スケジュール作成時に使用する。

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22
Q

XP メタファー

A

プログラム動作に関する共通理解を得るためのたとえ。エクストリー ム·プログラミング(XP)の用語。

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23
Q

X 理論

A

ダグラス·マクレガーによる X 理論。この理論では、人は本来働く意欲がなく、働くことを好まないという仮定の下で、マネジャーが従業員やチーム·メンバーに対しマイクロマネジメントを行うことを提唱しています。「Y 理論」も参照してください。

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24
Q

Y 理論

A

Y 理論では人は本来働くことに生きがいを感じられるので従業員同士の信頼関係が大事だと考える。ダグラス·マクレガーによる理論。 「X 理論」も参照してください。

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25
アーンド·バリュー (EV)
ある時点までに達成した作業に割り振られたコストの総計。出来高とも言う。
26
アーンド·バリュー·マネジメント(EVM)
プロジェクトのパフォーマンスと進捗を評価するために、スコープ、 スケジュール、および資源の測定値を結び付ける方法論。
27
アクティビティ
開始日と終了日がスケジュールされたプロジェクト完了に必要な個々の作業。スケジュール·アクティビティとも言う。「タスク」も参照。“Task”.
28
アクティビティ·オン· ノード
スケジュール·アクティビティをノード(四角形)で表し、アクティビティ間の依存関係を矢印で記した図。
29
アクティビティ·コスト見積り
各タスクにコストを割り振りその合計がプロジェクト予算になる。アクティビティ·コスト見積りには、人件費、資材、装置の他、コントラクター、サービス、施設、資金調達コストなどの固定費が含まれる。この情報は、詳細または要約して示す。
30
アクティビティ·リスト
スケジュール·アクティビティを表にした文書。アクティビティ記述、アクティビティ識別子、および詳細な作業範囲を表示しているので、プロジェクト·チーム·メンバーは実行すべき作業を理解できる。
31
アクティビティ依存関係
二つのプロジェクト·アクティビティ間の論理的順序関係。この関係は、アクティビティの開始が他のイベントや外部からのインプットに依存するかどうかを示す。
32
アクティビティ資源の見積りプロセス
プロジェクト·アクティビティの実行に必要な物的·人的資源を見積る計画プロセス。
33
アクティビティ資源見積り
アクティビティを完了するために必要な物的および人的資源。確率分布や範囲で示す場合もある。
34
アクティビティ資源要求事項
アクティビティ·リストのアクティビティを完了するために必要な (物的、人的、組織的)資源。
35
アクティビティ所要期間の見積りプロセス
ワーク·パッケージやアクティビティの実行に必要な時間を見積る計画プロセス。
36
アクティビティ所要期間見積り
アクティビティの完了に必要と想定される期間を定量的に査定すること。
37
アクティビティ属性
各アクティビティのいくつかの属性。アクティビティ·リストに追加できる。
38
アクティビティの定義プロセス
ワーク·パッケージやストーリーを完了するために必要なアクティビティ(タスク)を定義する計画プロセス群の一つ。
39
アジャイル
アジャイル·マニフェストに記載されている、価値と原理·原則のマインドセットを説明するために使用される用語。「アジャイル型ライフサイクル」、「アジャイル·マニフェスト」、「アジャイル実務者」、「アジャイルの原則」参照。
40
アジャイル·コーチ
組織全体のチームに対して、アジャイル実務慣行の適用方法と最適な働き方の選択方法に関するコーチングを行い、組織が真のアジリティ
41
アジャイル·マニフェスト
2001 年、17 名のソフトウェア開発者が米国ユタ州スノーバードに集まり、軽量なソフトウェア開発について話し合い、参加者は経験に基づき、アジャイル·ソフトウェア開発の核となる四つの価値をアジャイル·マニフェストにまとめた。「プロセスやツールよりも個人と対話を、包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、契約交渉よりも顧客との協調を、計画に従うことよりも変化への対応を、価値とする」
42
アジャイル·モデリング
コードへの実装前にチームがレビューできる、プロセスやシステムのワークフローを表したもの。
43
アジャイル型ライフサイクル
作業項目を細かく分けて頻繁に提供するための漸進型で反復型のアプローチ。
44
アジャイル空間
コロケーション、協働、コミュニケーション、透明性、可視化を促すチーム空間。
45
アジャイル実務者
アジャイルのマインドセットを取り入れ、機能横断チームの同様の考えを持つ同僚と連携する個人。アジャイリストとも呼ぶ。
46
アジャイルの原則
アジャイル·マニフェストを補足する 12 のガイドライン·セット。 実務者とチームはこれらを取り入れ、これらに基づいて行動する必要がある。 1.価値のあるソフトウェアを早期に継続して提供することで、 顧客満足を実現する 2.要求の変更はたとえ開発の後期であっても歓迎する 3.動くソフトウェアを、数か月ではなく数週間という短い間隔で提供する 4.ビジネス関係者と技術者が日々密接に協力する 5.意欲に満ちた、信頼できる人々を集めてプロジェクトを構成する 6.コミュニケーションの最善の方法は、顔と顔を合わせて話をすること(コロケーション) 7.動くソフトウェアこそが進捗の最も重要な尺度である 8.持続可能な開発により、一定のペースを維持できる 9.技術的卓越性と優れた設計に常に注意を払う 10.シンプルさを重視する 11.最良のアーキテクチャ、要求、設計は、自己組織化チームから生み出される 12.より効果的に作業する方法についてチームが定期的に熟考し、適宜調整する
47
アジャイル見積り
プロジェクト開始時から計画を支援し、チームが各成果物の品質に注力できるようにするアプローチ。
48
アンケート
多数の対象からの意見や情報を短時間で収集するための技法。
49
暗黙知
信条、経験、洞察など他者との共有が困難な個人知識。
50
石川ダイアグラム
「特性要因図」を参照。
51
意思決定
複数の選択肢から一連のアクションを選択するプロセス。
52
依存関係
複数タスクやアクティビティ間の関係。強制または任意、内部または外部がある。「開始-開始関係」、「開始-終了関係」、「終了-開始関係」、「終了-終了関係」参照。
53
一意の識別コード
WBS の各要素に特定のコード体系に基づき固有の英数字を割り当てたもの。
54
イテレーション
価値を実現するのに必要なすべての作業が実行される、プロダクトまたは成果物のタイムボックス化された開発サイクル。
55
イテレーション·バックログ
所定のイテレーションでの実行をコミットし完了することが想定された作業群で次のイテレーションに持ち越せない。
56
インセンティブ·フィー 付き定額(FPIF)契約
契約の一形態。購入者が納入者へ決められた額(契約で定める)を支払い、納入者が所定のパフォーマンス基準を満たした場合に、納入者が追加の報酬を受け取る。
57
インタビュー
ステークホルダーと直接会話して必要な情報を引き出す公式または非公式の手法。
58
インプット
プロセスのアウトプットを作成するためにプロセスで使用するもの。
59
インフルエンス·ダイアグラム
品質マネジメントの意思決定で使用します。因果関係、事象の時系列、その他の変数と結果の関係などの状況を図示したもの。
60
ウォー·ルーム
プロジェクト·チーム·メンバーとステークホルダーがプロジェクトの計画や事項を行う場所。
61
ウォーターフォール
プロジェクトマネジメントの予測型アプローチ。この用語は PMI では使用されなくなりました。「予測型ライフサイクル」を参照。
62
受入基準
成果物が受け入れられる前に満たしておく必要がある条件。
63
受入れ済み成果物
受入基準を満たし、スコープの妥当性確認プロセスの一環として顧客またはスポンサーからの正式な署名を受け承認された成果物。
64
影響に基づくリスク分類
プロジェクトの成功に影響を与える、時間、コスト、品質、スコープなどの主要リスクを分析する方法。主要リスクには、時間、コスト、 品質、スコープが含まれます。
65
影響力
アイデア、意思決定、問題への対応の理由となる誰からも反対されない良い事例を提示する行為。
66
エクストリーム·プログラミング(XP)
1 週間のイテレーションでプログラマーがペアになって作業するなどのアジャイル開発手法。
67
エスカレーション
脅威がプロジェクト·スコープやプロジェクト·マネジャーの権限外にある場合、その対応への介入を依頼する行為。
68
エピック
共通ゴールをもつフィーチャー、顧客要求、ビジネス要求などのブロックで、チームが大きなゴールに向かって作業する際、複数要件を階層化して整理するのに役立つ。
69
円滑化
「資源円滑化」を参照。
70
エンゲージメント·ロー ドマップ
ステークホルダー分析に基づき、プロジェクト全体を通してステークホルダーとどう関わるかを示したガイドライン。
71
エンパワーメント
各チーム·メンバーが知識、スキル、能力を存分に発揮できるように権限委譲、育成、動機づけをすること。アジャイル·チームが現場で意思決定するために不可欠な特性。
72
往路時間計算
スケジュール·アクティビティの最早開始日と最早終了日を計算する方法で、復路時間計算による最遅開始日と最遅終了日と比較して各アクティビティのフロートを特定する。「復路時間計算」参照。
73
オーバーラップ(並列) 関係
先行フェーズの終了前に後続フェーズを開始するようなフェーズ間の関係。複数フェーズのアクティビティが一部並列に実行される。
74
開始-開始関係(SS)
先行アクティビティを開始するまで後続アクティビティを開始できない論理的順序関係。
75
開始-終了関係(SF)
後続アクティビティを開始すると先行アクティビティが終了できるという順序関係。
76
回収期間
プロジェクトへの初期投資の元を取るまでにかかる期間。
77
カイゼン
すべてのステークホルダーが関与してあらゆるプロジェクト·プロセスを継続的に改善する活動。通常はすべてのステークホルダーが関与します。stakeholders.この概念は日本で生まれ「より良くするための変化」や「継続的改善」と呼ばれる。
78
外注
外部組織との契約に基づき組織の枠を越えて外部からサービスや専門知識を得ること。
79
回避
マイナスのリスク(脅威)への対応戦略の一つ。リスクを取り除くためにスケジュールの延長、戦略の変更、追加資金の調達、スコープの縮小などを行いプロジェクトマネジメント計画書を更新する。
80
外部依存関係
プロジェクト·アクティビティと非プロジェクト·アクティビティの間にある依存関係でプロジェクトではコントロール出来ない場合もある。
81
確率分布
母集団における属性値のばらつき(分布)を発生頻度で示した図。確率密度関数(PDF)とも言う。
82
過去の情報
コスト見積り、スケジュール、資源、教訓など過去のプロジェクト情報で、予測の根拠として使える。
83
可視性
「透明性」を参照。
84
課題
プロジェクト目標に影響を及ぼしかねない状況。
85
課題ログ
課題とは、プロジェクト目標に影響を及ぼしかねない現在の条件や状況である。課題ログは、現存する課題に関する情報を記録および監視するために使用される。課題は、フォローアップと解決に責任を負う当事者に割り当てられる。
86
価値
プロジェクトがビジネスにもたらす価値。
87
価値工学
コストを最小限に抑えながらプロジェクトで必要な機能を提供す体系的な取組み。
88
価値実現システム
企業価値を高めるために、リーダーシップ、ポートフォリオ、プログラム、プロジェクトを組み合わせて体系的に取り組む仕組み。
89
価値分析
事業価値を要素分解してそれぞれのコストを把握し、各要素のコスト効率を改善することで全体の事業価値を高める。
90
活用
プラスのリスク(好機)が確実に発生するようにする対応戦略。
91
狩野モデル
潜在的な顧客要求事項を四つのカテゴリーに分類して理解するマーケティングで使われている手法。
92
過半数
メンバーの定足数により合意を得るグループの意思決定方法。
93
監査
プロジェクトのゴールと達成内容の調査。プロジェクトの妥当性、正確性、効率性、有効性、方法論、法令順守など調査を含む。チーム· メンバーの士気を下げる形式的で一方的なプロセスになる場合がある。
94
監視·コントロール·プロセス群
五つのプロジェクトマネジメント·プロセス群の一つで、プロジェクトの進捗やパフォーマンスを追跡し、レビューし、調整するために必要なプロセス群。計画の変更が必要な分野を特定し、該当する変更を開始する。
95
感情的知性(EI)
自他の個人的な感情だけでなく、集団としての感情も特定、評価、マネジメントする能力。EQ(感情指数)とも言う。
96
完成時総コスト見積り (EAC)
全作業完了までに予測される総コスト。実コストと残作業見積りの合計として表される。
97
完成時総予算(BAC)
作業の実施にあたり財務面での支援を提供するために確定された予算をすべて合計したもの。
98
間接費
プロジェクトのベネフィットに直接関係ないが契約の一部として追跡するコスト。
99
完全定額契約(FFP)
実際にかかったコストにかかわらず、契約で取り決めた一定額を納入者に支払う契約形態。
100
ガント·チャート
スケジュール情報を横線で示したもの。縦軸にアクティビティをリストアップし、横軸に日付を示す。横棒は開始日と終了日、所要期間を表示する。
101
感度分析
感度分析 感度分析は、どのプロジェクトの個別リスクまたはその他の不確実性の源がプロジェクトの成果に影響する可能性が高いかを判断するのに役立つ。しかもプロジェクト成果のばらつきをリスクの定量的分析モデルの要素のばらつきと相関させる。
102
カンバン
「信号」を意味する日本の経営哲学。仕掛り作業(WIP)を見える化して過剰な WIP(掛け持ち)を制限する。
103
カンバン
ボトルネックと作業量を見える化して作業の流れを改善するアジャイルや DevOps でのソフトウェア開発で使われるフレームワーク。サインボードとも呼ばれます。
104
関与/影響グリッド
ステークホルダー·マネジメントで使用します。プロジェクトへの関与と影響に基づいて、ステークホルダーをグループ化する分類モデル。
105
管理終結
プロジェクトまたはフェーズを正式に完了するために、プロジェクトの結果を検証して文書化すること。
106
管理図
規定の管理限界に対してプロセス·データを時間軸に沿って図示したもの。上下の管理限界に対してプロットした値の傾向を検出するための中心線がある。多くの場合、これらの図は管理限界、仕様限界、平均値、標準偏差と関連付けられます。管理図は、時間の経過に伴うプロセスやプロジェクト·アクティビティのばらつきを分析し、伝達するために使用されます。「ばらつき管理図」も参照してください。
107
機会コスト
ある案を採用する時に投入するコストを別の案に使った時に得られるであろう利益のこと。あるいは、選択しなかった次善のプロジェクトから得られたであろう将来の収益の損失を示します。つまり、プロジェクトの選択により失われる別の機会(予想収益)。
108
期待金額価値(EMV)
好機をプラス、脅威をマイナスの期待値で示し、プロジェクトの成果を定量化する手法。デシジョン·ツリー分析でも使う。好機はプラスの値、脅威はマイナスの値で示されます。
109
期待理論
チームは期待成果に基づき選択を行うとする動機づけ理論。
110
機能
システムが顧客やユーザーに付加価値を提供するアクション。
111
機能横断チーム
特定スキルに特化したメンバーを集め、求められる成果物を提供するために必要なすべての機能を備えたチーム。チーム·メンバーは特定のスキルに特化していますが、チームとして作成するよう求められている成果物を提供できます。「自己組織化チーム」参照。
112
機能型組織
スタッフが専門分野ごとにグループ化された組織構造。プロジェク ト·マネジャーは作業の割当てや資源の適用における権限が限られている。
113
機能部門マネジャー
専門領域や部門の責任者。
114
技法
「ツール」を参照。
115
脅威
一つ以上のプロジェクト目標にマイナスの影響をもたらすリスク。
116
強化
プラスのリスク事象(好機)への対応戦略で、リスク事象の原因を特定してそれを最大化することで好機の発生確率を高める。
117
共感
感情的知性(EQ または EI)の一部で、他者の観点を理解しチームで働くための能力。他者とつながり他者の行動を喚起する要因を理解するために必要。
118
教訓
プロジェクトから得られた知識のこと。パフォーマンス改善のため に、プロジェクトのイベントにどのように取り組んだか、あるいは将来どのように取り組むべきかを示す。
119
教訓登録簿
プロジェクト中に得た教訓を記録して現状プロジェクトに活かす。将来プロジェクトのために教訓リポジトリにも記録する。
120
教訓リポジトリ
さまざまなプロジェクトの教訓を一元的に管理する場所。
121
強制依存関係
契約で要求されていたり、あるいは作業の性質上必然的に存在したりする関係。
122
共通原因
許容範囲と考えられる品質のばらつきをもたらす原因で、回避できないできたとしてもそれにかかるコストを正当化できない。「特殊な原因」の反意語。
123
協働
成果物、ワーク·プロダクト、所産を生み出すために情報共有して一緒に働くこと。
124
協同アプリケーション設計(JAD)
業務領域の専門家と開発チームが協力してソフトウェア開発を行う手法。
125
許容度
品質、リスク、予算、その他のプロジェクト要求事項の受容範囲を表す定量的な記述。
126
金メッキ
顧客の要求やチームの計画を上回るスコープを実施すること。
127
クラッシング
特定のタスクやアクティビティに資源を追加投入して期間短縮を図ること。通常、クラッシングではコストが増加する。In comparison, fast-trackingincreases risks.「ファスト·トラッキング」参照。
128
クリスタル·ファミリー 方法論
軽量なアジャイル·ソフトウェア開発手法(クリスタル·クリア)を含むプロジェクトの特性に合わせた複数方法論の集合。
129
クリティカル·パス
プロジェクト·アクティビティの最長経路。そこからプロジェクトの最短所要期間が求められる。
130
クリティカル·パス·アクティビティ
プロジェクトのスケジュールにおけるクリティカル·パス上のアクティビティ。
131
クリティカル·パス法 (CPM)
スケジュール·アクティビティ間の依存関係を評価し、To calculate 往路時間計算と復路時間計算の差を求めることでクリティカル·パスと各アクティビティのフロート(スラック)を特定する。
132
グループの意思決定技法
満場一致、過半数、相対多数、独裁的などグループを合意に導く意思決定の技法。満場一致、過半数、相対多数、独裁的などの技法があります。
133
クレーム
契約当事者の片方が相手方に対して提起した問題で、契約を終結するには適切に問題解決する必要がある。
134
計画中のパッケージ
コントロール·アカウントを構成する WBS 要素で詳細なスケジュー ル·アクティビティが未定なもの。プランニング·ポーカー
135
計画プロセス群
五つのプロジェクトマネジメント·プロセス群の一つで、プロジェクトの目標達成に向け、プロジェクト·スコープを確定し、目標を洗練し、求められる一連の行動を定義するために必要なプロセス群。。
136
経過時間
アクティビティの開始から終了までに必要なカレンダー上の期間。
137
軽減
マイナスのリスク(脅威)の発生確率や発生時の影響を軽減する対応戦略。
138
傾向分析
数学的モデルを用い、過去の結果に基づいて将来の成果を予測する分析技法。
139
経済価格調整付き定額 (FPEPA)契約
定額契約の一つ。インフレによる変化または特定物資のコスト高騰 (や低下)など、状況の変化に応じて、事前に定義した最終調整を契約価格へ反映できる特殊条項を含む。
140
形式知
文字、数字、図版のような記号でコード化できる知識。文書化して他者と共有できる。
141
継続的改善(CI)
プロダクト、サービス、プロセスを改善するための継続的な取り組み。
142
継続的統合
ソフトウェア·コードを 1 日に数回共有環境にマージして、コードの品質と機能を確認する実務慣行。
143
継続的なプロセス改善
組織のプロダクト、サービス、プロセスを改善するための系統的で継続的な取り組み。
144
ケイデンス
実行のサイクルの周期。「タイムボックス」参照。
145
契約
互いに他を拘束する合意であり、納入者に特定のプロジェクト、サー ビス、所産を供給する義務を負わせ、購入者にそれに対する対価を支払う義務を負わせること。
146
契約違反
契約上の義務の一部またはすべてを履行しないこと。
147
契約変更管理システム
契約への変更を収集、追跡、判定、さらに通知するために使用するシステム。
148
計量サンプリング·デー タ
サンプルから得られるデータのうち、時間、温度、重さのように連続的に変化する値。
149
原因に基づくリスク分類
リスクをその発生原因で分類する手法。
150
検査
プロダクト、サービス、所産の機能や適合性を要件やストーリーと比較してレビューすること。(requirements/story).
151
現在価値(PV)
将来のキャッシュフローの金額を特定の割引率で割り戻して現在価値に換算した値。
152
憲章
プロジェクト憲章の略称。プロジェクト開始を認定する公式な文書で、プロジェクト·スポンサーとプロジェクト·マネジャー間の契約を示す。プロジェクト立ち上げの背景、要件、前提条件、制約条件、 マイルストーン、予備費などが含まれる。「プロジェクト憲章」参照。
153
検証
プロダクト、サービス、所産などが規制、要求、仕様書、指定された条件などに適合しているかの評価。「妥当性確認」参照。
154
検証済み成果物
要求や仕様と比較して適切であると判断された成果物。
155
権利放棄
契約の一方の当事者が、相手の不注意であっても責任を負うことなく請求権を放棄することを認めるという契約条項。
156
権力と関心度のグリッド
ステークホルダーをプロジェクトにおける権限と関心度に基づき分類するモデル。
157
権力と関与度のグリッド
ステークホルダーをプロジェクトにおける権限と関与度に基づき分類するモデル。
158
合意
プロジェクトの当初の意図を定義した文書またはコミュニケーション。たとえば、契約書、覚書事項(MOU)、サービス·レベル·ア
159
合意
個々のメンバーが意思決定に同意していなくても、成果達成に向けて協力はすることの確約を得ること。
160
好機
発生した場合に、プロジェクトの一つ以上の目標にプラスの影響を与えうるリスク。
161
交渉
複数の個人またはグループが当事者同士の合意や解決に至るためのアプローチ。
162
交渉による和解
公正な相互の合意に基づく問題、クレーム、係争の解決。
163
行動規範
プロジェクト·チーム·メンバーに求められる振る舞いに関する期待。
164
コーチ
アジャイル·サーバント·リーダーの役割で、チームを支援し、阻害要因を特定して取り除く。
165
コーチング
他者に助言や指示を与え、個人や専門家としての成長を促進する。
166
顧客
成果物やプロダクトを受け入れる組織内外の個人や組織。顧客は組織内のグループの場合も、組織外部の場合もあります。
167
コスト·プラス·アワー ド·フィー(CPAF)契約
契約形態の一つ。完了した作業にかかった妥当な実費総額に加えて納入者の利益となる報奨金(フィー)を納入者に支払います。
168
コスト·プラス·インセンティブ·フィー (CPIF)契約
実費償還契約の一種。購入者が納入者の償還対象コスト(契約で定める)と固定額の利益(フィー)を納入者に支払う。
169
コスト·ベースライン
時間軸ベースのプロジェクト予算が承認された版で、マネジメント予備を除いたもの。正式の変更管理手続きを経た変更が可能で、実際の結果に対して比較基準として使用されます。「予算」も参照してください。
170
コスト·マネジメント計画書
プロジェクトマネジメント計画書またはプログラムマネジメント計画書の構成要素の一つ。コストをどのように計画し、構成し、コントロ ールするかを記述します。
171
コスト·マネジメントの計画
プロジェクトの·コスト見積り、予算化、マネジメント、監視コントロールの方法を定義するプロセス。このプロセスの主な利点は、プロジェクトを通してスコープがどのようにマネジメントされるかについてのガイダンスと方向性を提供することにあります。
172
コスト効率指数(CPI)
実コスト(AC)に対するアーンド·バリュー(EV】出来高)の比率として表す予算化された資源のコスト効率の尺度。
173
コスト差異(CV)
アーンド·バリュー(EV】出来高)と実コスト(AC)の値の違いを表したもので、ある時点での予算に対する過不足額。
174
コスト集約
プロジェクトのワーク·ブレークダウン·ストラクチャー (WBS) 内の 指定されたレベルまたは指定されたコスト·コントロール·アカウン
175
コストのコントロール· プロセス
プロジェクト·コストのベースラインと実績値を比較して乖離がある場合は整合させる。
176
コストの見積りプロセス
ワーク·パッケージやアクティビティの実行に必要なコストを見積る計画プロセス。
177
コスト·プラス定額フィ ー(CPFF)契約
実費償還契約の一種。購入者が納入者の償還対象コスト(契約で定める)と固定額の利益(フィー)を納入者に支払う。
178
コスト予測
完成時総コスト見積りや残作業見積りなど、その時点までの実績に基づくコスト見積り。
179
コミュニケーション
メッセージをエンコード、送信、受信、デコード、検証する行為で、 口頭や書面、公式や非公式なものがある。
180
コミュニケーション·スタイルの評価
ステークホルダーにとって、計画されたコミュニケーション活動でコミュニケーションの優先的な方法、形式、内容を特定する技法。
181
コミュニケーション·チャネル
プロジェクトにおけるコミュニケーション·パスの数で、プロジェクトのメンバーが n 人の場合、n(n-1)/2 で表される。
182
コミュニケーション·マネジメント計画書
プロジェクト、プログラム、ポートフォリオのマネジメント計画書の一部で、いつ、誰が、どのようにプロジェクト情報を伝達するかを記述したもの。
183
コミュニケーション·マネジメントの計画
ステークホルダーのプロジェクトへの関与を得るために、ステークホルダーごとの情報ニーズ、利用可能な組織の資産、プロジェクトのニ ーズに基づき適切な情報を適時に提示できるコミュニケーションの方法を決め、プロジェクト全体を通して見直す。
184
コミュニケーション·モデル
プロジェクトのコミュニケーション·プロセスを遂行する方法についての説明、例示、または図表。
185
コミュニケーション技術
プロジェクト·ステークホルダー間で情報を伝達するためのツール、 自動化システム、コンピューター·プログラムなど。
186
コミュニケーションの監視プロセス
プロジェクトのコミュニケーション計画がステークホルダーの支援を得るのに有効かどうかを判断する。
187
コミュニケーションのマネジメント
プロジェクトで作成したコミュニケーション·マネジメント計画書に従って、プロジェクト情報の作成、収集、配布、保管、取得、廃棄を行うプロセス。
188
コミュニケーション方法
プロジェクト·ステークホルダーの間で情報を伝達するための系統的な手続き、技法、またはプロセス。
189
コミュニケーション要求事項分析
インタビュー、ワークショップ、過去の教訓などを通して、プロジェクト·ステークホルダーの情報ニーズを判断する分析技法。
190
コミュニティ·オブ·プラクティス(CoP)
エティエンヌ·ウェンガーらが著書『コミュニティ·オブ·プラクティス』で紹介した知識創造に関する概念で、シェル石油の海底油田掘
191
コロケーション
コミュニケーション、人間関係、生産性の向上のために、プロジェクト·チーム·メンバーを同じ場所に配置する組織戦略。
192
コンティンジェンシー計画
特定したリスクが顕在化した場合に行う対応を事前に記述したもの。
193
コンティンジェンシー予備
既知のリスクに備えた有効な対応戦略のために、スケジュールまたはコストのベースラインに割り当てられた時間または資金。
194
コンティンジェンシー理論
フレッド.E.フィードラーによる理論。特定の状況で役に立ったスキルや属性が、別の状況では逆に作用する場合があるというフレッド.E.フィードラーによる理論。
195
コンテキスト·ダイアグラム
ビジネス·システム(プロセス、装置、コンピューター·システムなど)とユーザーや他システム(アクター)との相互作用を示す図で、 プロダクト·スコープを示す場合などに使われる。
196
コントロール·アカウント
スコープ、予算、コスト、スケジュールなどを統合してパフォーマンス測定を行うアーンド·バリュー·マネジメントにおける計測単位。
197
コントロール型 PMO
プロジェクトマネジメントのフレームワーク、技法、テンプレー ト、フォーム、ツールの使用など、ガバナンスへの適合支援を行う PMO のタイプ。
198
コンフィギュレーション·マネジメント
生成するプロダクト、サービス、プロジェクト文書への更新をマネジメントするツール。
199
コンフィギュレーショ ン·マネジメント·システム
プロジェクト生成物を追跡し、それらへの変更を監視およびコントロ ールする手続き。
200
コンフィギュレーショ ン·マネジメント計画書
プロジェクト生成物の責任者と更新履歴を記録、報告する方法を記述した文書で、プロジェクトマネジメント計画書の一部となる。
201
コンフィギュレーション項目
プロジェクト、サービス、所産を問題なく提供するためにマネジメントする必要がある要素。
202
コンプライアンス
組織、法律、認定、規則などに従っている状態。
203
コンフリクト
チーム·メンバー、ステークホルダー、顧客の間でのプロジェクトに関する意見や立場の相違。
204
コンフリクト·マネジメント
チーム·パフォーマンスに悪影響を及ぼす意見の不一致にいくつかの戦略を適用して対処すること。
205
コンフリクトの解消
コンフリクト状態の発生後に、合意に達するためのプロセス。
206
根本原因分析
差異、欠陥、あるいはリスクを引き起こす根源的な理由を明らかにするために用いられる分析方法。根本原因は、複数の差異、欠陥、あるいはリスクの根底に潜んでいることもある。
207
サービス·レベル·アグリーメント(SLA)
サービス·プロバイダー(内部外部に関わらず) とエンド·ユーザーの間で結ぶ契約。サービス·プロバイダーに求められるサービスのレベルが定義されている。
208
差異
既知のベースラインまたは期待値との定量的な偏差、離脱、あるいは逸脱。
209
サイクル·タイム
チームがタスクを開始してから完了するまでの時間。「リード·タイム」参照。
210
最終報告書
パフォーマンス、スコープ、スケジュール、品質、コスト、リスクについてのプロジェクトの要約情報。
211
最小実行可能プロダクト (MVP)
顧客が使えると見なせる最小限の機能だけを持つプロダクト。「ベアボーン」、「ノーフリル」とも言う。
212
最小ビジネス増分 (MBI)
プロダクトやサービスに最大のベネフィットをもたらす最小量の追加機能。
213
最早開始日
往路時間計算による前詰めスケジューリングにおける各アクティビティの開始日。
214
最早終了日
往路時間計算による前詰めスケジューリングにおける各アクティビティの終了日。
215
最遅開始日
プロジェクトの完了を遅らせないためには、この日までにそのアクティビティを開始しなければいけない。
216
最遅終了日
プロジェクトの完了を遅らせないためには、この日までにそのアクティビティを完了させなければいけない。
217
差異分析
ベースラインと実績値に生じた差の度合と原因を判断する技法。
218
サイロ
「組織のサイロ」を参照。
219
魚の骨図
「特性要因図」を参照。
220
作業工数
スケジュール·アクティビティまたは WBS 構成要素を完了するのに 必要な労務単位の数値。通常、時間数、日数、あるいは週数で表す。
221
作業シャドーイング
経験者を観察したり一緒に作業したりすることで業務を学び、できるようになるための実地技法。
222
作業認可システム
適時に適切な順序で適切な資源を使って確実に作業ができるようにするための仕組み。公式のものと非公式のものがあります。
223
作業パフォーマンス·デ ータ
プロジェクト作業に取り組む上で、アクティビティの実行中に把握した生の観察および測定値。PMIS とプロジェクト文書に保存できます。
224
作業パフォーマンス情報
コントロール·プロセスで収集したパフォーマンス·データをプロジェクトマネジメント計画書と比較分析して得られる情報。
225
作業範囲記述書(SoW)
プロジェクト作業を説明した文書。要求事項、成果物、スコープ、プロジェクトの詳細、納期を示す。
226
作成物
プロジェクトマネジメント·チームが特定のプロジェクトで使用するプロジェクトマネジメント·プロセス、インプット、ツール、技法、 アウトプット、EEF、OPA。コンフィギュレーション·マネジメントの対象となり、チームが維持、保管する。
227
残作業効率指数(TCPI)
承認済みの期間と予算内でプロジェクトを完了するために必要な以降のコスト効率指数。
228
残作業見積り(ETC)
プロジェクトのすべての残作業を終了するために予測されるコスト。
229
残存リスク
リスク対応策の実施後に残るリスク。
230
三点見積り
個々のアクティビティ見積りが不確実な場合に、楽観値、悲観値、最頻値の見積り、または加重平均を適用してコストまたは所要期間を見積もる技法。「三角見積もり」とも呼ばれます。
231
支援型 PMO
テンプレート、ベストプラクティス、トレーニング、情報へのアクセス、他のプロジェクトからの教訓などの提供によりプロジェクトを支援するタイプの PMO。
232
仕掛り作業(WIP)
開始済みで未完了の作業。
233
しきい値
測定可能なプロジェクト変数の既定値であり、それに達した場合にアクションが必要となる限界を示す。
234
指揮型 PMO
プロジェクトを直接マネジメントすることでプロジェクトをコントロールする PMO のタイプ。
235
事業価値
事業活動から得られる定量化可能な正味のベネフィット。ベネフィットは有形、無形、またはその両方であり得る。
236
資金限度額による調整
プロジェクト資金の予定支出額をプロジェクトの資金限度額と比較して差異を特定するプロセス。
237
資源
必要な作業を実施するために必要な資源。個人のスキル、装置、サー ビス、サプライ(電気、水道、ガスなど)、消耗品、資材、資金など。
238
資源円滑化
フロートを利用してクリティカル·パスに影響を及ぼさずに資源調達を最適化する技法。「資源平準化」、「資源最適化技法」参照。
239
資源カレンダー
各資源を投入可能な日やシフトを示した日程表。
240
資源最適化技法
アクティビティの開始日と終了日を調整して資源の需給バランスをとる技法。「資源平準化」、「資源円滑化」参照。
241
資源のコントロール·プロセス
物的資源のフローと使用状況が計画と一致していることを確認する監視·コントロール·プロセス群の一つ。
242
資源ヒストグラム
プロジェクト期間にわたって必要な資源量を示した棒グラフ。
243
資源平準化
プロジェクト·スケジュールを調整して資源の調達を可能にする最適化技法。これによりクリティカル·パスが変わる場合がある。
244
資源マネジメント計画書
プロジェクト資源の獲得、配分、監視、およびコントロールの方法を記述したプロジェクトマネジメント計画書の構成要素の一つ。
245
資源マネジメントの計画
プロジェクトで必要な人的/物的資源の見積り、獲得、マネジメント、活用の方法を定義するプロセス。このプロセスの主な利点は、プロジェクトのタイプと複雑さに基づいて、プロジェクト資源をマネジメントするために必要な手法とマネジメント工数の程度を決めることにある。
246
資源要求事項
ワーク·パッケージ内の各アクティビティに必要な資源の種類と量。
247
自己組織化チーム
チーム·メンバーがチームの目標を達成するために、必要に応じて自主的にリーダーシップを担う機能横断チーム。「機能横断チーム」参照。
248
事実上の規則
一般に広く受け入れられ使われている規則。
249
市場調査
潜在的消費者を対象に調査を行い新しいプロダクトやサービスの実現可能性を評価するプロセス。
250
システム
一連の規則、プロセス、手続き、人員などからなり、プロジェクトの成果やプロセスを支えるもの。作業認可システム、変更管理システム、情報システムなど。
251
システム開発ライフサイクル(SDLC)
ソフトウェア開発プロジェクトのライフサイクルでいくつかのフェー ズからなり、ウォーターフォール型、アジャイル型、反復型、漸進型などがある。
252
持続可能性
ステークホルダーの直近のニーズだけでなく、長期的な観点で環境、 経済、社会への影響を考慮してプロジェクトを進行すること。
253
シックスシグマ
「リーン·シックスシグマ」を参照。
254
実験計画法(DoE)
最適なパラメーター値を決定するためのデータ分析技法。
255
実行プロセス群
五つのプロジェクトマネジメント·プロセス群の一つで、プロジェクトの要求事項を満たして、プロジェクトマネジメント計画書に定義された作業を完了するために実施するプロセス群。
256
実コスト(AC)
所定の時間においてアクティビティの作業実行時に実際にかかったコスト。アーンド·バリュー·マネジメントの用語。
257
実費償還契約
購入者が納入者の実コストに加えて納入者の利益となるフィーを支払う契約の一種である。
258
シミュレーション
目標への潜在的影響を評価するために、不確実性の組み合わされた影響をモデル化する分析技法。
259
終結プロセス群
五つのプロジェクトマネジメント·プロセス群の一つで、プロジェクト、フェーズ、または契約を正式に完了または終結するために実施するプロセス群。
260
終了-開始関係(FS)
先行アクティビティが完了するまで後続アクティビティを開始することができない論理的順序関係。
261
終了ゲート
第三者やステークホルダーがフェーズの成果物をレビューして、後続フェーズに移行できるかを判断する予測型プロジェクトにおける意思決定ポイント。「中止点」参照。
262
終了-終了関係(FF)
先行アクティビティが完了するまで後続アクティビティを終了することができない論理的順序関係。
263
受容
認識したリスクが発生するまでなにもしないという脅威や機会への対応。
264
主要業績評価指標(KPI)
プロジェクトのビジョンと目標に照らして、プロジェクト、部門、プロジェクト·チームのパフォーマンスを評価するための指標で期日を指定する場合もある。
265
準拠的影響力
職場や私生活で信頼関係を築き敬意と信用を得ること。
266
償還対象コスト
契約条件に従い償還対象となるコスト。通常、償還対象コストは特定の種類の実費償還契約において意味を持ち、購入者は納入者の償還対象コストを支払う。
267
承認済み変更要求
変更管理委員会(CCB)が承認し、実施計画に盛り込める状態にある変更要求。
268
情報
分析、整理、処理された意味のあるデータ。
269
情報提供依頼書(RFI)
調達文書の一種で、これによって購入者は潜在的な納入者に、プロダクト、サービス、納入者の達成能力などに関連するさまざまな情報の提供を要求する。
270
情報マネジメント
チームがプロジェクト作業を協力、共有、取得できる仕組み。
271
情報マネジメント·システム
プロジェクト情報を収集、管理、配布する方法。
272
情報ラジエーター
誰もがいつでも最新情報を確認できるように見やすい場所に配置された見えるかの仕組み。アジャイルでは「BVC(Big Visible Chart)」 とも言う。
273
正味現在価値(NPV)
一定期間で見込まれる歳入と歳出の現在価値の総計。プロジェクトへの投資の財政的実行可能性を分析するために使う。
274
ジョブ·シャドーイング
プロジェクトの要求事項を把握して決定するために、特定の業務の役割、タスク、機能を理解するための技法。「観察」を参照。
275
浸透コミュニケーション
同じ場所で仕事をすることで聞こえてくる会話などから非公式または間接的に発生するコミュニケーション。
276
心理的安全性
失敗による立場、キャリア、自尊心などへの悪影響を恐れずに自分の意見を表明できること。各自が自分の持ち味を活かすことで高いパフォーマンスが期待できる。
277
親和図
多くのアイデアをレビューや分析のためにグループに分類する技法。
278
親和見積り
バックログの大きなストーリー(エピックやフィーチャー)を T シャツのサイズ、コーヒーカップのサイズ、フィボナッチ数列などを使って大まかに見積もる技法。例:T シャツのサイズ、コーヒーカップのサイズ、フィボナッチ数列。
279
スウォーミング
スプリント中に開発チーム全員で特定の問題解決に取り組むこと。チ ーム·メンバーは一丸となって特定の問題の解決に取り組みます。
280
図解の技法
業務フローのエンティティ、関係、相互作用など、システムや仮想的な概念を図示する手法。
281
スキル·リスト
チームが保有するスキルの詳細を記述したもの。他の人との関係を構築し維持するために必要な人間関係のスキルも含まれる。プロジェクトには不要なスキルも必須のスキルもある。
282
スクラム
三つの役割、四つのセレモニー、三つのアーティファクトで定義されるアジャイル·フレームワーク。
283
スクラム·チーム
かけもちプロジェクトを持たず自己管理ができ機能横断的で自律した個人の集まりで、顧客が求めるプロダクトを提供する。
284
スクラム·マスター
スクラム·フレームワークのプロセス責任者で開発チームのコーチでもある。阻害要因や割込み作業の除去やミーティングのファシリテー ションを行う。
285
スクラムのスクラム (SoS)
同一プロダクトに取り組む複数のチームでスクラムを行う方法で、相互に関連するチーム間の進捗や統合方法を調整する。
286
スケジュール·ベースライン
承認済みのスケジュール·モデルで、変更は必ず正式な変更管理手順に従って行う。実績値と比較する基準として用いる。必ずプロジェクト開始前に作成する。
287
スケジュール·マネジメント計画書
プロジェクトマネジメント計画書またはプログラムマネジメント計画書の構成要素の一つ。スケジュールの作成、監視、およびコントロー ルに必要な基準と活動を規定するもの。
288
スケジュール·マネジメントの計画
プロジェクト·スケジュールを計画、マネジメント、実行、コントロ ールする方針、手続きを文書化するプロセス。このプロセスの主な利 点は、プロジェクトを通してプロジェクト·スケジュールがどのよう
289
スケジュール効率指数 (SPI)
プランド·バリュー(PV)に対する、アーンド·バリュー(EV)との比率として表すスケジュールの効率を測る尺度。
290
スケジュール差異(SV)
スケジュール·パフォーマンスの尺度で、アーンド·バリュー (EV)とプランド·バリュー(PV)の差。
291
スケジュール短縮
プロジェクト·スコープを縮小することなく、スケジュールの所要期間を短縮する方法。
292
スケジュールのコントロ ール·プロセス
作業が計画通りに進んでいるかを確認する監視·コントロール·プロセス群の一つ。
293
スケジュールの作成プロセス
各アクティビティのスケジュール·ベースラインを作成する計画プロセス群の一つ。
294
スケジュール予測
スケジュールの計算時に得られる情報と知識に基づき、プロジェクトの将来の状態やイベントを見積もったり予測したりすること。
295
スコープ·クリープ
時間、コスト、および資源を調整することなく、プロジェクト·スコ ープをコントロールせず拡大すること。
296
スコープ·ベースライン
スコープ記述書、ワーク·ブレークダウン·ストラクチャー (WBS)、および付随する WBS 辞書の承認済み版。変更は必ず正式な変更管理手順を通して行い、実績値と比較する基準として用いる。 それは、実際の結果と比較する基礎として使用される。
297
スコープ·マネジメント計画書
プロジェクトマネジメント計画書またはプログラムマネジメント計画書の構成要素の一つ。スコープの定義、作成、監視、コントロール、 および妥当性確認の方法を記述したもの。
298
スコープ·マネジメントの計画
プロジェクトとプロダクトのスコープを定義、妥当性確認、コントロ ールする方法を文書化するプロセス。このプロセスの主な利点は、プロジェクトを通してスコープがどのようにマネジメントされるかについてのガイダンスと方向性を提供することにある。
299
スコープ記述書
プロジェクトの成果物や主要な目標について詳しく記述した文書。
300
スコープのコントロー ル·プロセス
スコープ変更が適切にコントロールされていることを確認する監視· コントロール·プロセス群の一つ。
301
スコープの妥当性確認
完成したプロジェクトの成果物を正式に受け入れるプロセス。
302
スコープの定義プロセス
プロジェクトのビジョンを詳しく十分に理解するためのスコープ記述書を作成する計画プロセス群の一つ。
303
ステークホルダー
プロジェクト、プログラム、またはポートフォリオの意思決定、活動、もしくは成果に影響したり、影響されたり、あるいは自ら影響されると感じる個人、グループ、または組織。
304
ステークホルダー·エンゲージメント計画書
プロジェクトやプログラムの意思決定と実行においてステークホルダ ーのエンゲージメントを高める方法を記述した文書。ステークホルダ
305
ステークホルダー·エンゲージメントの監視プロセス
ステークホルダー·エンゲージメント計画に基づき、ステークホルダ ーとの関係を監視し必要に応じてやり方を変えてエンゲージメントの効果を維持改善する。このプロセスの主な利点は、作業工数を優先順位の高いリスクに集中させることにある。
306
ステークホルダー·エンゲージメントの計画プロセス
プロジェクト·ステークホルダーのニーズ、期待、関心事、プロジェクトへの影響力に基づきステークホルダーと効果的に対話する方法を計画するプロセス。
307
ステークホルダー·エンゲージメントのマネジメント·プロセス
ステークホルダーのニーズや期待に応え、課題に対処し、ステークホルダーがプロジェクト·アクティビティに適切に関与するよう促すプロセス。
308
ステークホルダー·キュ ーブ
ステークホルダーを分類するための三次元モデル。
309
ステークホルダー関与度評価マトリックス
ステークホルダー·エンゲージメントの現在のレベルと望ましいレベルを比較したマトリックス。
310
ステークホルダー登録簿
プロジェクト文書のひとつ。プロジェクト·ステークホルダーの特定、査定、および分類を含む。
311
ステークホルダーの特定
プロジェクトのステークホルダーを特定し、プロジェクトへの関心、 関与、相互依存、影響などの情報を分析して文書化するプロセスでプロジェクト全体を通して必要に応じて行う。プロジェクトの成功に及ぼす潜在的な影響度このプロセスの主な利点は、プロジェクト·チー ムが各ステークホルダーやステークホルダー·グループの関与への適切な配慮を認識できるようになることである。
312
ステークホルダー分析
定量的情報および定性的情報を系統的に収集分析し、プロジェクトの期間を通して誰の関心を考慮すべきかを決める方法。
313
ストーリー
エンドユーザーの視点から記述したプロダクト、サービス、ソフトウェアの説明で、アジャイル·フレームワークでの作業単位。エンドユ ーザーの視点から記述された、プロダクト、サービス、ソフトウェア·フィーチャーの非公式で一般的な説明。フィーチャーがどのように顧客に価値をもたらすかを明示する。「ユーザー·ストーリー」参照。
314
ストーリー·カード
ユーザー·ストーリーを書いた付箋。
315
ストーリー·ポイント
ストーリーの作業規模を見積もるために使うチーム独自の単位。
316
ストーリー·マップ
特定のプロダクトに望まれるすべてのフィーチャーと機能を視覚化したモデル。チームが、何を、なぜ構築しているかを全体的に把握できるようにするために作成される。
317
スパイク
エクストリーム·プログラミング(XP)から生まれたアジャイル用語。通常の開発作業(ストーリー)ではなく調査や情報収集のための作業を指すエクストリーム·プログラミング(XP)の用語。
318
スプリント
スクラムの用語。使用可能かつリリース可能なプロダクトの増分が作成される、短い期間。「イテレーション」参照。
319
スプリント·バックログ
スクラム·チームがコミットしたスプリント中に完了すべき作業リスト。
320
スプリント·ベロシティ
アジャイル·チームとハイブリッド·チームが使用する説明的なメトリックス。チームが 1 回のスプリントで行う作業量を示します。
321
スプリント·レトロスペクティブ(振り返り)
スクラム·チーム全員でうまくいったこと、うまくいかなかったことをプロセスの観点から分析し、改善方法について合意する。
322
スプリント·レビュー
各イテレーションの最後に、プロダクト·オーナーやその他のステー クホルダーがイテレーションで開発したプロダクトをレビューしてフィードバックを行い、プロダクト·オーナーが受け入れ可否を判断する。「デモ」参照。
323
スプリント計画
スクラム·チームが現在のスプリントの作業を計画するミーティング。
324
スラック
クリティカル·パス法で使用されます。他の後続タスクの期限に影響を及ぼさずに、タスクを遅らせることができる期間。
325
スループット
所定期間内に完了した作業項目数でプロセス効率を示す指標。
326
成果物
プロセス、フェーズ、またはプロジェクトを完了するために生成することが求められる固有で検証可能なプロダクト、所産、またはサービス遂行能力。
327
政治的な認識
組織内部の権力構造を認識してそれに対応する能力。
328
成長マインドセット
スタンフォード大学の心理学者キャロル·ドゥエック教授らが提唱する「人の能力や才能は時と共に改善できる」という考え方。
329
正当な権力
組織やグループでの職位に応じた権限。
330
制約条件
計画を制限する外的要因で前提条件と密接に関連する。
331
セイリエンス·モデル
プロジェクトにおける権限、緊急性、関与度に基づきステークホルダ ーを分類するモデル。
332
責任分担マトリックス (RAM)
ワーク·パッケージとそれに割り当てたプロジェクト資源を格子状に示す表。
333
是正処置
結果を計画と一致させるための処置で、計画の実行方法を変更する場合もある。
334
積極的傾聴
受信者が話し手のメッセージを認識して解釈した内容が送信者の意図通りの意味であることを確認するコミュニケーション技法。
335
漸進型提供
完成系のソリューションではなく、小さな機能を段階的に¥提供するアジャイルの概念。
336
漸進型ライフサイクル
既定の時間枠を持つ一連のイテレーションを通じて、継続的に機能を追加することで成果物を生成する適応型プロジェクト·ライフサイクルで、成果物は、最終の反復の後にのみ完了とみなすのに必要かつ十分な能力をもつ。
337
前提条件
計画策定時に事実と見なされる要因。前提条件は文書化して妥当性を確認する必要があり制約条件とも関係がある。
338
前提条件·制約条件分析
制約条件内でのプロジェクトの前提条件の妥当性を探るプロセスであり、前提条件の不完全性や不正確性から生じるリスクを特定する。
339
前提条件ログ
計画策定のために事実として扱うすべての不確かさのリスト。
340
専門家の判断
特別な教育、知識、スキル、経験、トレーニングから得られた、適用分野、知識エリア、専門分野、業界などの専門知識に基づく判断。そのような専門知識は、特別な教育、知識、スキル、経験、トレーニングを積んだグループや個人から得られます。
341
戦略計画書
組織のビジョンとミッション、さらにこのミッションとビジョンを達成するために採用されるアプローチを説明した概要レベルのビジネス文書。この文書で対象とされる期間に達成すべき特定のゴールと目標も含まれます。
342
総合的品質マネジメント (TQM)
機能だけではなく顧客満足や従業員の能力開発など、プロセス全体に着目した改善アプローチ。
343
相互作用
メンバー、顧客、ステークホルダー間の対面による会話。
344
相対権限
機能部門マネジャーと比較した場合のプロジェクト·マネジャーの権限。
345
相対多数
過半数に達しなくても、グループで最大多数の票を得た勢力が行う意思決定。
346
相対見積り
サイジングとも呼ばれます。時間単位ではなく相互の関係でストーリ ーやバックログのタスクを見積もるプロセス。
347
増分
プロジェクト全体の結果のサブセットである機能的、テスト済み、受入れ済みの成果物。
348
双方向コミュニケーション
2 人以上で行う情報交換で参加する全員が共通理解を得られるようにする。
349
阻害事項
チームの目標の達成を妨げる阻害要因。
350
組織図
組織構造と各自の職位の関係を示した図。組織内の役割責任と個人間の関係を示すことで企業の内部構造を見える化できる。
351
組織体の環境要因 (EEF)
プロジェクトの成功に影響を及ぼす内外の環境要因で、文化、気象、 規制、政治情勢、市場の状況などがある。
352
組織のプロセス資産 (OPA)
母体組織がプロセスのインプットとして暗黙的に使う計画書、プロセス、方針、手続き、知識などの資産。ビジネス計画書、プロセス、方針、手続き、知識が含まれます。
353
組織文化
組織固有の社会的、心理的環境を決める基盤となる信念、前提条件、 価値、行動。
354
組織論
人、チーム、組織の行動についての研究。効率や生産性の向上、問題解決、プロジェクトがステークホルダーの要求を満たす等の課題に共通するテーマ。
355
タイム·アンド·マテリアル(T&M)契約
契約形態の一つで、実費償還契約と定額契約の両方の側面を持つ。
356
タイムボックス
アクティビティ、作業、会議の期間を制限するための固定の期間(1 週間、2 週間、3 週間、1 か月など)。
357
多基準意思決定分析
重大性、不確かさ、価値などの基準に基づきいくつかの案を評価してランクづけを行う。
358
妥協
コンフリクトへの対応の一つで、合意に達するために当事者双方が譲歩すること。
359
タスク
特定の目的のために所定期間内に完了すべきアクティビティ。「アクティビティ」参照。
360
タスク·ボード
イテレーションでの作業の進捗状況を視覚化したもの。カンバン、 To-Do リスト、手順チェックリスト、スクラム·ボードとも言う。
361
立上げプロセス群
五つのプロジェクトマネジメント·プロセス群の一つで、新規プロジェクトや既存プロジェクトの新フェーズを開始する認可を得て、プロジェクトやフェーズを定義するために実施されるプロセス群。
362
妥当性確認
プロダクト、サービス、所産などが顧客や特定のステークホルダーのニーズを満たしていることを確認すること。「検証」参照。
363
多能工
特定領域に関する専門知識とそれ以外の多くの領域での経験を合わせ持つチーム·メンバー。互いに助け合えるのでアジャイル·プロジェクトで重宝される。
364
段階的詳細化
得られる情報が増え、より正確な見積りが可能になるにつれ、プロジェクトマネジメント計画書をより詳細化していく反復プロセス。
365
チーム
プロジェクトの計画にあるタスクの実行と成果物の作成に責任を負うグループ。
366
チーム·マネジメント計画書
資源マネジメント計画書の構成要素のひとつ。チーム·メンバーをいつ、どのように獲得するか、およびどの程度の期間必要であるかを記述したもの。
367
チーム形成活動
生産性の高いチームにするための機能や公式/非公式、短期/長期の活動。
368
チーム憲章
チームの価値、合意、運用指針等、メンバーに期待する行動を明示した文書。
369
チーム合意
ビジネス機会を活かすためにジョイント·ベンチャーを立ち上げるなど、プロジェクトを実施している組織の内外の当事者間で締結する契約。
370
チーム資源マネジメント
プロジェクトのチームと物的資源の調達とマネジメントに必要なプロセス。project.
371
チームの育成プロセス
チームを強化し権限委譲をすることでチームワークとスキルの向上を図る実行プロセス群の一つ。
372
チェックリスト
プロダクトや構成要素が必要な品質を満たしていることを確認するための手順書。
373
チェックリスト分析
正確さと完全さを達成するため、リストを使って対象の系統的なレビューを行う技法。
374
チェンジマネジメント
現状から、望ましいベネフィットを実現する将来の状態へと個人やグループ、組織を移行するために、繰り返し行う包括的で体系的なアプローチ。これは、プロジェクトに関連する文書、成果物、またはベー スラインへの変更を特定し、文書化し、承認または却下するプロセスであるプロジェクト変更管理とは異なる。
375
知識エリア
『プロジェクトマネジメント知識体系(PMBOK⑧)』で定義される 10 個のマネジメント領域。techniques.五つのプロセス群と相互に関連する 10 個の知識エリアの中にインプット、アウトプット、ツールと技法からなるプロセスが定義されている。Process Groups.知識エリアは相互に関係していますが、10 のエリアが『プロジェクトマネジメント知識体系(PMBOK⑧)』で個別に定義されています。
376
知識マネジメント
プロジェクトでの知識共有や協働作業のためにバーチャルやリアルで個人間をつなげること。
377
中止点
ステージ·ゲートまたはフェーズ·レビュー·ポイント。プロジェクトの進捗を評価して一連の基準に基づき継続か中止の判断をするフェ ーズ·レビュー·ポイント。意思決定を支援する一連の基準が作成されることもあります。「終了ゲート」参照。
378
長期契約
一定期間特定のサービスを提供することを定めた雇用契約。
379
調達
プロジェクトの成果物を得るために、外部組織、ベンダー、サプライヤーから物品やサービスを入手すること。
380
調達監査
調達契約や契約プロセスの完全性、正確性、有効性のレビュー。
381
調達のコントロール·プロセス
調達先との関係をマネジメントし、、契約上のパフォーマンスを監視し、適切な変更と是正を行い、さらに契約を終結するプロセス。
382
調達のコントロール·プロセス
監視·コントロール·プロセス群の一つ。このプロセスは、納入者と相手側のコンプライアンスを確認するために購入者によって実行され、合意と契約の条項を比較します。
383
調達の実行プロセス
納入候補から回答を得て、納入者を選定し、契約を締結するプロセス。
384
調達文書
入札と提案活動に用いる文書。調達者が発行する入札招請書、関心表明(EOI)、交渉招請書、情報提供依頼書(RFI)、見積依頼書 (RFQ)、提案依頼書(RFP)と、入札者が提出する回答書などがある。
385
調達マネジメント計画書
プロジェクトマネジメント計画書またはプログラムマネジメント計画書の構成要素の一つ。プロジェクト·チームが母体組織以外から物品やサービスを獲得する方法を記述する。
386
調達マネジメントの計画プロセス
プロジェクトの調達に関する方針を文書化するプロセス。このプロセスの主な利点は、何を完了すべきであるかという枠組みを提供することにある。プロジェクトに必要な物品やサービスを特定し、それらを調達する時期や方法を決め、物品およびサービスは、母体組織の他部門や組織外部から調達されることがある。
387
直接費
チーム·メンバーの給与や原材料費などプロジェクトに計上されるコスト。分担費用や間接費は含まない。
388
直列関係
フェーズ間に並列な部分がなく順番に並んだ関係。
389
ツール
プロセスのアウトプットを生成するために使う機能、アクション、手続き、ルーチン。
390
提案依頼書(RFP)
プロダクトやサービスの納入候補者に提案要請をするための調達文 書。適用分野によっては、より狭義の、あるいは特別な意味を持つ場合があります。
391
定額契約
完了に伴うコストや作業工数にかかわらず、定義された作業範囲に対してフィーが支払われる契約。
392
停止通告書
問題の発生や再発を防止するために、個人または企業に特定の行為を止めるよう直接的に求める法的文書。
393
デイリー·スタンドアップ
チーム全員で状況を報告しあう 15 分程度の短い会議。「デイリー· スクラム」、「スタンドアップ」とも言う。
394
定量的リスク分析
プロジェクト全体のリスクを査定し、プロジェクト目標の達成水準を定量的に予測する技法。
395
データ
事実や数値などの経験的な情報。
396
データ表現
さまざまな対象者へのコミュニケーションと理解のためデータを視覚的に描写する方法。
397
データ分析
意思決定、検証、妥当性確認、評価のために、事実や数値を精査する行為。
398
テーマ
アジャイル用語。エピックまたはストーリーのグループ分けを指します。
399
テーラリング
複数の要因を意識的に選び、調整します。プロジェクトマネジメントのプロセス、インプット、ツールと技法、アウトプット、ライフサイクルの適切な組合せを状況に応じて決めること。