文法 Flashcards

1
Q

N+につき

A

お知らせなどで理由を言うときに使われる。

1) 清掃中につき、お足元にご注意ください。
2) 会場内は禁煙につき、おたばこはご遠慮ください。
3) 4月15日(木):佐藤医師、学会出席につき休診。
4) ただ今、改装工事中につき、先の仮店舗で営業いたしております。

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2
Q

N+を問わず

問う→

A

お知らせや紹介文などで、「いつでも・どこでも・だれでも」などと説明したいときに使われる。
*「昼夜・国の内外・男女・~の有無」などの言葉と一緒に使われる。

1) このスポーツセンターは、年齢を問わず、どなたでも利用できます。
2) このスーパーは昼夜あを問わず、営業しているので、深夜も働く人にとってありがたい。
3) 経験の有無を問わず、やる気のある社員を募集します。
4) 私の国では、老若男女を問わず、みんな、サッカーが好きだ。

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3
Q

N+に限り
N+に限る

限る→かぎ

A

「だけ」という意味で、お知らせなどによく使われる。

1) 本日に限り、通常価格100グラム1,500円の牛肉を半額でご提供いたしております。
2) このコーナーのバッグに限り、全品3,000円。
3) 問う動物園は夏休み期間に限り、夜9時まで開園しております。
4) 初めてのお客様に限り、無料お試しセットをお申込みいただけます。
5) 工場の見学は予約された方に限ります。

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4
Q

N+に応じて
N+に応じ
N+に応じた+N

応じる→おうじる

A

「希望・変化・地域・状況・年齢・能力・経験などの条件に合わせて…する」と言いたいときに使う。

1) 給料は能力や経験に応じ、決めさせていただきます。
2) 新年会はご予算に応じていろいろなコースがございます。
3) 社会人なら、場所や場合に応じた服装を心がけるべきだ。
4) 会社は社員の要望に応じて社員食堂のメニューを増やした。

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5
Q

N+にかかわらず
V-る/V-ない+にかかわらず

A

「~にかかわらず」は、「天候・好み・地位や、あるなし・するしないなどの条件に関係なく…」と言いたいときに使われる。
*「好き嫌い」「いい悪い」「善悪」など、形容詞、名詞の対立する2語を合わせ使われることもある。

1) 区民センターの利用料金が変更になりました。和室は、人数にかかわらず、2時間1,000円になります。
2) セール品のため、理由のいかんにかかわらず、返品はお受けできません。
3) 会議で発言するしないにかかわらず、自分の意見はまとめておくべきです。
4) 今回の旅行は晴雨にかかわらず、実施します。

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6
Q

N+において
N+における+N

A

「~において」は、「場所・時代・分野などで」と言いたいときに使う。お知らせやニュースなどで使われることが多い。

1) 入学式は、3階のホールにおいて行われます。
2) 日本だけでなく、ほかの国においても、環境汚染は深刻な問題だ。
3) 彼のようなすばらしい人に出会えたのは人生における最大の幸運だった。
4) 今回の風力発電施設の建設は自然エネルギー開発において大きな意味があると言われている。

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7
Q

V-る/V-た+際に
N の+際に
N+に際して

際→さい

A

「~際」は、「~場合」という意味で、説明書や案内などで使われる。後ろに「してください・必要です・お願いします」などの分が来ることが多い。「N+に際して」の形もあり、注意やおわび、説明などの文に使われる。

1) カードの噴出した際はサービスセンターにご連絡ください。
2) 入学手続きの際に必要なものは下記の通り。
3) 目上の人と話す際には、言葉だけでなく態度にも気を付けてください。
4) 各種類の提出に際しては、期限を厳守してください。
5) 振り込みに際して、手数料はお客様のご負担となります。
6) 商品発送に際して、一部商品の発送が遅れましたことを深くおわび対いたします。

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8
Q

V-る/V-ない+こと

N の+こと

A

規則や注意事項を説明するときに使う。

1) 願書は1月28日必着のこと。窓口での受付は行っておりません。
2) 寮の台所はきれいに使用すること。
3) 試験中は携帯電話の電源を切ること。筆記用具以外は机の上に置かないこと。
4) 量のシャワーは夜11時以降、使用しないこと。

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9
Q

V-て+以来
N+以来

以来→いらい

A

「~以来」は、「~」のときから今までずっと同じ状態が続いているときに使う。

1) 母が入院して以来、家事はすべて私がしています。
2) 3年前の夏休みに帰国して以来、長い間家族に会っていません。
3) こちらに引っ越して以来、散歩を日課にしているんです。
4) 山野君とは卒業以来、全く連絡が取れない。
5) 彼は2000年4月以来、1日も休まずに遺伝子の研究を続けている。

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10
Q

N+をはじめ/をはじめまして
N+はじめとする+N

A

「~をはじめ」は、だいっ表的な例を出して、「~だけでなくほかにもたくさん」と言いたいときに使う。

1) 日本には富士山をはじめ、たくさんの美しい山がある。
2) アジアには中国をはじめとして、約40の国々がある。
3) 首相をはじめ、多くの政治家が大統領の歓迎愛に出席した。
4) 健康のためには食生活をはじめとする生活習慣の見直しが必要です。

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11
Q

N+のもと(で/に)

A

「何か大きい影響力のあるものの下で」と言うときや「協力のもと」のように、「その条件や状況の中で」と言いたいときに使う。

1) 最近は明るい太陽のもとで、元気に遊ぶ子供が少なくなかった。
2) 彼は素晴らしい自然環境のもとでこの作品を作り上げた。
3) 子育ては夫婦の協力のもとで行われるべきだ。
4) 合理化の名のもとに多数の従業員が解雇された。

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12
Q

N+はもとより

A

「~はもとより」は、スピーチ・プレゼンテーションなどで「~はもちろん、~だけでなくそのほかにも」と説明したいときに使う。

1) この温泉は、日本人はもとより、外国人にもたいへん人気があります。
2) 子供の成長のためには、食事はもとより、睡眠や運動にも気を付けてください。
3) 優秀な人材の確保は中小企業はもとより、大企業にとっても大きな問題です。
4) 犯罪防止はもとより、地域の交通安全も警察の大切な仕事です。

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13
Q

V-る/V-ない+ものだ/もんだ

A

誰でもそう思う、絶対正しいと思っている話者の判断を表す。注意や命令になることもある。偉そうな感じがするので、目上の人には使わないほうがいい。親しい人の会話では、「もんだ」が使われる。

1) A:うちの息子は最近口答えばかりして、ちっともいうことを聞かないんですよ。
2) A:今まで自由に生きてきたけど、最近さびしさを感じるんだ。
3) 誰でもほめられればやる気になるものですから、新入社員を指導するときはぜひいいところを探してください。

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14
Q

V-る+上で

上→うえ

A

「~上で…」は、「~をするとき(…が重要だ)」と言いたいときに使われる。

1) この本は就職活動をする上での重要なポイントが書かれています。
2) 国際関係を考える上で、宗教問題は避けられない。
3) 新店舗を開設する上で、周辺のマーケティング調査は欠かせない。
4) 会社を経営していく上でコストパフォーマンスは重要な課題だ。

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15
Q

V(根)/V-ない+ながら(も)
いA++ながら(も)
なA+ながら(も)
N+ながら(も)

A

「~ながら」は、「~の状態だが、けれども」と言いたいときに使う。

1) 彼とは同じ寮に住んでいながら、ほとんど話をしたことがなかった。
2) 留学生たちは、難しい言葉はわからないながら、日本人のボランティアと楽しそうにおしゃべりしている。
3) 彼は若いながらも、立派なプロジェクトリーダーだ。
4) 練習し合いながら、去年の優勝チームに勝ったのは大きな自信になる。
5) このICレコーダーは小型でありながら、連続24時間の録音が可能だ。

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16
Q

N₁+を+N₂+とした+N
N₁+を+N₂+とする
N₁+を+N₂+として/に

A

(AをBとする)は、「AをBにする、AがBだ」と言うときに使う。「として」の代わりに「に」を使うこともある。
*目的・中心・対象・手本・前提」などの言葉と一緒に使われる。

1) 「緑の会」は環境保護活動を目的とする市民の組織です。
2) 今回のシンポジウムは日本の伝統芸能をテーマとして行われます。
3) 今回の話し合いの結果を私たちの総意として社長に伝えることにしましょう。
4) 「子は親の鏡」という言葉があるが、子どもは親を手本として成長していくのであろう。
5) わが社ではエンジニアを中心に、安全な車づくりの研究が行われている。
6) 結婚を前提に彼女に交際を申し込んだ。

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17
Q

きっかけ

A

「きっかけ」は、何かが始まったり、変わったりしたときに、その原因・理由になった出来事を表すときに使う。

1) 日本のドラマをきっかけとして、日本文化に関心を持つようになった。
2) 小学生の投書がきっかけで、駅前の公園をきれいにしようという活動が始まった。
3) 彼と友人になったのは、入学式で隣に座ったことがきっかけだった。
4) 私が昆虫学者を目指したきっかけは、子どものときに夢中で読んだ「ファーブル昆虫記」です。

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18
Q

V-る/V-た+からには
V+以上(は)

以上→いじょう

A

「~からには…」は、「~は決めたこと。事実なのだから当然…するべきだ・するつもりだ・しろ」などの強い気持ちを言いたいときに使う。
*「というからには」「N である+からには」の形もある。

1) 日本での就職を希望するからには、しっかり企業研究しておいたほうがいい。
2) 冬、山に登るからには。日頃からトレーニングを続ける必要がある。
3) 世界パティシエコンテストに出場するからには、優勝を目指して頑張ります。
4) 入学おめでとう。この専門学校に入ったからには、しっかり技術を身につけて、いつか自分の店を持てるようになってください。
5) 三つ星レストランというからには、料理もサービスも期待できるはずだと考えるのが自然だ。
6) キャプテンであるからにはチーム全体のことを考えるべきだ。
7) 市長になった以上は、皆様が安心して暮らせるまちづくりをすることをお約束します。
8) 期日までに間に合わせると約束した以上は、残業してでも終わらせなければならない。
9) 皆さん、本校の学生になった以上は、わが校の伝統を守り、誇りを持って行動してください。
10) プロジェクトのリーダーを引き受けた以上、全力を尽くします。

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19
Q

PI+わけではない/わけじゃない

A

「~わけではない」は、「~の状況や気持ち・理由ではない」と否定するときに使う。相手の考えや一般的な判断を否定するときに使う。100%そうだと言いたくないときにも使う。

1) 退院しても、病気が完全に治ったわけではありませんから、無理をしないでください。
2) 通信販売は便利だが、実際に見て買うわけではないので、品物が届くまでちょっと心配だ。
3) 歌が下手なわけではないが、カラオケで歌うことはほとんどない。
4) あのレストランはおいしいわけでもないのに、いつも混んでいる。

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20
Q

V-る+ことなく

A

何かをしない状態で後ろの動作が続いたり、完了したりするときに使う。

1) 今回は優勝することができましたが、これで満足することなく、さらに努力を続けます。これからも、応援よろしくお願いします。
2) 彼は一言も文句を言うことなく、重い荷物を運んでいった。
3) その後、彼女は一度もふるさとの地を訪れることなく、80年の生涯を終えた。
4) 私たちが乗った新幹線は遅れることなく京都についた。

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21
Q

V-て いる+にもかかわらず
V-た+にもかかわらず
N+にもかかわらず

A

「~にもかかわらず」は、「~なのに」という意味で、その状態から予想することと実際が違うという意味で使う。

1) 彼の努力にもかかわらず、業績はよくならなかった。
2) 多くの家庭で収入が減少しているにもかかわらず、貯金額は増加している。
3) 授業中にもかかわらず、学生はおしゃべりしたり、携帯電話でメールしたりしている。
4) 妻は真実を語らなかった。それにもかかわらず、夫は自分の死が近いことを知っていた。
5) このスケジュール管理のソフトはフリーソフトであるにもかかわらず、優れた機能を持っている。
6) この化粧品は値段が高いにもかかわらず、3か月で45万本も売れたそうだ。

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22
Q

N+として

A

資格・用途などを言うときに使う。

1) A:来週、出張だって?
B:うん。シンガポール支社に部長の代理としていくことになったんだ。
2) 入社後は企業人としての自覚を持って行動してください。
3) こちらのかばんはビジネスバッグとしても1泊程度の旅行かばんとしてもお使いいただけますので、たいへん便利です。
4) 当ホテルではお支払いのときにサービス料として10%いただきます。

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23
Q

V-る/V-ない+限り
V-て いる+限り

限る→かぎ

A

「~限り…」は、「~の状態である間は変わらないと言いたいときに使う。

1) 高齢者でも、働ける限りは働きたいと思っている人が多い。
2) 練習のやり方を変えない限り、優勝は無理だとコーチに言われた。
3) 仕事をしている限り、嫌なことももちろんあるが、そこから学ぶことも多い。
4) 母は「体が丈夫な限り、一人暮らしを続ける」と私に行った。

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24
Q

V‐ない(根)+ざるを得ない

A

「~ざるを得ない」は、状況から、「嫌だが~しなければならない・~するしかない」と言いたいときに使う。
*「する」→「せざるを得ない」

1) 台風接近のため、野外コンサートは中止せざるを得なくなった。
2) 会社からの転勤命令には従わざるを得ないと考える人が多いらしい。
3) 日本は食料を輸入に頼らざるを得ない状態だ。
4) 首相の発言は国民感情を無視したものと言わざるを得ない。

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25
Q

~というものではありません

A

1)

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26
Q

~はともかく

A

1)

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27
Q

~かねない

A

1)

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28
Q

~というより

A

1)

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29
Q

~てはいられない

A

1)

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30
Q

~つつ

A

1)

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31
Q

~わたって

A

1)

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32
Q

~から…にかけて

A

1)

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33
Q

~にともない

A

1)

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34
Q

~おそれがある

A

1)

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35
Q

~とともに

A

1)

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36
Q

~次第

A

1)

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37
Q

V-た+きり

A

「~きり」は、「~のあとはそのままだ」と言いたいときに使う。
Use “~きり” when you want to say “things have been the same since then”.

家には2,3回使ったきりの健康器具がいくつもある。

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38
Q

N+どころではない/どころじゃない
V-る+どころではない/どころじゃない

A

「~どころではない/どころじゃない」は、今は「~ができる状態ではない(だからできない)」という自分の状況を説明したいときに使う。
Use “~どころではない/どころじゃない” when you want to explain that your situation now is “not a situation where I con do ~ (so I can’t do it).”

B:人が多くて、ゆっくり泳ぐどころじゃなかったよ。

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39
Q

PI+ものの

[なA な]

A

「~は事実だけれども」という気持ちを強く言いたいときに使う。事実を強調するために、助詞「は」を使うことが多い。

新しい技術が開発されたというものの、実用化にはまだ時間がかかるだろう。

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40
Q

~ことに

A

話者の気持ち、感情を強く表したいときに使う。

五色沼は不思議なことに、5つある沼の水の色が全部違うそうだ。

*「驚いた・困った・うれしい・悲しい・不思議な・残念な・ありがたい」などの言葉と一緒に使う。

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41
Q

~にしては

A

「~から予想することとは違う」と言いたいときに使う。

そのおすし、初めて作ったにしては上手にできたじゃない。

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42
Q

PI+ことか

A

自分がこれまでしてきたことや感じていることについて、気持ちを込めて言うときに使われる。
*「どんなに・どれだけ・どれほど」などの言葉と一緒に、独り言として言うことが多い。

1) 人は私のことを頭がいいと言うけど、この試験に合格するために、どれだけ勉強したことか。私の努力は誰も知らないでしょうね。
2) 子どものころ、親の転勤のために親友と別れなければならなくて、どんなに悲しかったことか。
3) 言葉が通じない外国で病気になって、どれほど心細かったことか。あの時の看護師さんには今でも感謝しています。
4) 週末、台風が来そうで心配だ。運動会が中止になったら、楽しみにしている娘がどんなにがっかりすることか。

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43
Q

N+さえ+…ば
V(根)+さえ+すれば/しなければ
なA/Nで+さえ+あれば/なければ

A

「~だけが必要な条件だ」と言いたいときに使う。

1) A:レポート終わった?
B:もう少し。後、最後のまとめさえ書けば終わりだよ。
2) こちらのご都合さえよければ、明日伺わせていただきます。
3) A:あの車、すてきなデザインだね。
B:車なんて走りさえすればいいだよ。
4) 食べられさえすれば、味は問わないよ。
5) 残念だったね、さくらちゃん。転びさえしなければ1位だったのに…。
6) 留学生活は大変だけど、健康でさえあればどんな困難も乗り切れると信じてがんばろうと思う。

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44
Q

V(根)+ようがない

A

「理由があって~をすることができない」と言いたいときに使う。「どうしようもない」という言い方は、できることが何もないという意味。

出張の予定だったが、大雪で飛行機が欠航してしまったので行きようがない。

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45
Q

V-た+あげく(に)

A

長い時間かかったり、いろいろしたりして大変だった後で、どうなったかという結果を言いたいときに使う。よくない結果になったことを言うことが多い。

さっきのお客さん、あれこれ試着したあげく、何も買わずに帰っちゃって…。

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46
Q

V-る+ものではない/もんじゃない

A

「~ものではない」は、「~してはいけない・~するべきではない」と注意するときに使う。

楽をしてお金をもうけようなんて考えるもんじゃない。

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47
Q

V-る+だけ+V

A

「だめかもしれないが、~してみる」と言いたいときに使う。

このドレス、すてきだよね。似合わないかもしれないけど、着けるだけ着けてみようかな。

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48
Q

PI+ばかりに
なA/N+な+ばかりに

A

「~だけが原因で(悪い結果になってしまって残念だ)」と言いたいときに使う。

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49
Q

V-る+ことはない/こともない

A

「~する必要はない・~しなくてもいい」と言いたいときに使う。アドバイスに使うことが多い。

君が誤ることはないよ。悪いのは向こうなんだから。

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50
Q

N+にくらべて

A

「~寄り」と同じ意味で、2つ以上のものを比較し、程度の違いを言いたいときに使う。

日本では冬は夏に比べ、2時間以上日照時間が短い。

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51
Q

V-る+ものか/もんか/ものですか/もんですか
いA+ものか/もんか/ものですか/もんですか
なA な+ものか/もんか/ものですか/もんですか
N な+ものか/もんか/ものですか/もんですか

A

「~ものか」は、独り言などで、「消して~しない」と自分の気持ちを強く言いたいときに使う。相手の言ったことを、「絶対~ではない・~は違う」と否定するときにも使う。話し言葉では「~もんか」「~もんですか」を使う。
Use “~ものか” when you want to strongly state, to yourself or someone else, a feeling you have that “it’s definitely not ~”. You can also use it to refute what another person has said, as in “it’s absolutely not ~; ~ is wrong.” In colloquial speech use “~もんか” or “~もんですか”.

1) こんなサービスの悪い店には二度と来るもんか。
2) 会社が業績不振で給料が30%カットされるなんて、そんな馬鹿なことがあるものか。
3) A:ちゃんと断ったら、もう金貸してくれなんて言ってこないよね。
B:一度断ったぐらいで、あいつがあきらめるものか。きっとまた来るに決まってるよ。
4) A:本当ですか。その話とても信じられませんよ。
B:本当ですよ。うそなんかつくもんですか。
5) A:今度のアルバイト、それを袋に入れるだけ?楽そうね。
B:楽なもんか。1日に何千個も入れるんだよ。

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52
Q

N+というものだ

*PI[なA]の場合もある

A

話者の考えを、個人的な意見ではなく一般的にそうだと言いたいときに使う。
Use this when you want to say you think that “this isn’t what I think, but generally it’s like this”.

1) A:先生、山下君のせいで私たちのグループだけ、作品が完成していないんです。
B:困ったときにたけ合うのが友達というものだろ。手伝ってあげなさい。
2) A:日本チーム、優勝できますよね。
B:優勝 ⁉ それは期待しすぎというものだろう。
3) 私が社長を批判したなんて、とんでもない。それは誤解というものですよ。
4) どんなに大変な仕事でも、人の役に立つと思えばがんばるというものだ。

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53
Q

V-ば+こそ
なA/Nであれば+こそ

A

「~ばこそ」は、「~からこそ」と同じように、「~だから」という意味で、その理由を強く言いたいときに使う。
Use “~ばこそ” just like “~からこそ” when you want to state a reason to say “because ~.”

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54
Q

V(根)+ないことはない/ないこともない
いA く+ないことはない/ないこともない
なA で+ないことはない/ないこともない

A

「~ないことはない」は、「絶対~だ」とはっきり言えない、自信がなくてはっきり言いたくないときに使う。
Use “~ないことはない” when you cannot say flat out that “something absolutely is “ or are not confident and do not want tosay something flat out.

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55
Q

V-できる+だけ

*「Vたい/ほしい/好きな+だけ」の形もある。

A

「限界まで~をする」と言いたいときに使う。

56
Q

PI+もん

*POも使われることがある。

A

理由の説明や言い訳を言うときに使う。「もの」は主に女性が使う言葉。

57
Q

V-る/V-ない+わけにはいかない

A

「理由があってできない」と言いたいときに使う。また、「しなければならない」と言いたいときにも使う。

58
Q

V-る+のみ
N+のみ

A

「~のみ」は、「~だけ」と言いたいときに使う。お知らせなどによく使われる。
*「ただ~のみ」という言い方もある。

59
Q

V-た+つもり
いA+つもり
なA な+つもり
N の+つもり

A

「本当はそうじゃないが、そのような気持ちになって」と言いたいときに使う。

1) 旅行に言ったつもりで、この「列車の旅」のDVDを見て、楽しみましょう。
2) 娘は体験学習の際に、お母さんになったつもりで赤ちゃんのお世話をしたそうだ。
3) いつまでも若いつもりで徹夜していると体を壊すよ。
4) ヘルパーさんは、本当の家族のつもりでお年寄りの世話をしていると言っていた。

60
Q

N+から見ると
N+から見れば
N+から見て

A

「~から見る」は、「~」の立場、視点、判断材料から考えたことを言うときに使う。

61
Q

PI+一方

一方→いっぽう

[なA+な/N+の]

A

1つのことに関して、大きく違う状況があることを説明するときに使う。

1) 仕事を求めて都会に出る若者がいる一方、故郷に戻って就職する若者もいる。
2) 動物園は入場者を楽しませる工夫をする一方、動物にストレスを与えないように気を付けている。
3) 円高は輸入業者に有利である一方、輸出の低迷をもたらす要因ともなる。
4) インターネットの普及で、簡単に情報が手に入れるようになった。しかしその一方で、個人情報の流出という問題も出てきた。
5) 東南鉄道が17億円の黒字だった一方で、西北鉄道は20億円の赤字だったそうだ。

62
Q

PI+ことから

A

物や土地がその名前になった理由や、何かを判断した理由や、そうなった原因を言いたいときに使う。

1) このサツマイモは中が赤いことから、紅イモと呼ばれています。
2) この坂は桜並木になっていることから、桜坂という名前になったそうだ。
3) チンパンジーは道具が使えることから、人間に最も近いと考えられている。
4) 山梨はブドウの栽培に適していることから、ワイン作りが盛んだ。
5) この村では、坂道が多く高齢者が買い物に出るのが困難であることから、スーパーが送迎バスを運行しているそうだ。

63
Q

PI+のみならず

A

「~だけでなく」と同じように使う。

1) 現在、日本のコンビニは若者のみならず、あらゆる世代の人々に様々な目的で利用されている。

64
Q

N+といった

A

代表的な例をあげて説明するときの言い方で、「~など」と同じ意味を表す。

1) くるみやアーモンドと言ったナッツ類を毎日食べると、記憶力がよくなるそうです。

65
Q

V-る+にしたがって/にしたがい
N+にしたがって/にしたがい

A

「~にしたがって」は、「~の変化に合わせて、ほかのことも変化する」と言いたいときに使う。

1) 暑くなるにしたがって、体調を崩す人も増えた。

66
Q

V(根)+得る/得ない

得る→る/

A

「~得る」は、「~ができる・可能性がある」と言うときに使い、「~得ない」は「~できない・可能性がない」と言うときに使う。論文などでよく使う。
*「考える・想像する・ある・知る・予測する・解決する・理解する」などと一緒に使われる。

1) 凶器がどこにあるか、考え得る場所はすべて捜したが、全く手がかりがつかめなかった。

67
Q

N+に反して
N+に反し
N+に反する+N
N+に反した+N

反する→はんする

A

「予想したことや期待したことと反対の結果や状態になった」と言いたいときに使う。
*「予想・期待・意向」などと一緒に使われる。

1) 今回の経済策は国民の期待に反して、全く効果がなかった。

68
Q

N+に関して
N+に関する+N

関する→かんする

A

「~について」と同じように、話題にしたり、調べたりする内容を言うときに使う。調査や研究、通知などでよく使う。

1) 修理に関するお問い合わせはサービスセンターまでお電話かメールでご連絡ください。

69
Q

PI+反面/半面

反面/半面→はんめん

A

あることに関して、2つの反対の面や視点があることを説明するときに使う。

1) 来日前は留学に期待する半面、不安も大きかった。

70
Q

N+上

上→じょう

A

「~上」は、「~の点から考えて」と言う意味で、視点を示す言葉と一緒に使う。

1) お札にはその国の歴史上の人物の顔が描かれていることが多い。

71
Q

V(根)+つつある

A

少しずつ変化していると説明するときに使う。

1) 異常気象の影響が世界各地に広がりつつある。

72
Q

N+に限らず

限る→かぎ

A

「~に限らず」は、「~だけでなく、ほかにも」と言いたいときに使う。

1) 環境対策のためにも、夏に限らず、年間を通して節電を心がけるべきだ。

73
Q

お V(根)+願う
ご N+願う

願う→ねが

A

「お/ご~願えます」は、「お/ご~いただく/ください」と同じ意味で、ビジネス場面などで相手に丁寧に頼むときに使われる。

1) 事故の状況をもう一度詳しくお話願えますか。
2) こちらで少々お待ち願えますか。
3) 緊急の際はこちらにご連絡願います。
4) 見学ご希望の方は、この書類にご記入願います。

74
Q

お V(根)+申し上げる
ご N+申し上げる

申し上げる→もうげる

A

「お/ご~申し上げる」は、「言う」ではなく、「する」の意味で、自分が相手のために何かをするときに使う。「お・ご~する」のもっと丁寧な言い方。
*「喜ぶ・祈る・答える・案内・相談・紹介」などの言葉と一緒に使われる。

1) 新校舎建設のため、ご寄付をお願い申し上げます。

75
Q

V-ば+と思う
いA-ければ+と思う
なA であれば+と思う

A

「~ばと思います」は、相手に「できれば~してほしい」とちょっと遠慮しながら言うときに使われる。自分の希望を言うときにも使われる。

1) こちらの事情をご理解いただければと思います。

76
Q

PI+のなんのって

A

「~のなんのって」は、「言葉でうまく説明できないくらい非常に~だ」という気持ちを表す。

1) A:どうしたの?顔、はれてるよ。
B:虫歯を抜いたら、痛いのなんのって。何も食べられないんだ。
2) A:あくびばっかりして、寝不足?

77
Q

V(根)+たて

A

「~立」は、「~」が完了して、「~」になってすぐの状態であることを言うときに使う。
*「作る・できる・焼く・炊く」などの同志と一緒に使われる。

1) 炊き立てのご飯ってほんといいね。何杯でも食べられそう。

78
Q

N+ったら
N+ってば

A

身近な相手に対して、批判的なことを言いたいときに使う。

1) うちの犬ったら、私が浴衣来てたら、よその人と間違えて吠えたのよ。

79
Q

V-る/V-ない+ようになっている

A

機械のシステムや体のメカニズムなど、何かをしたり、何かが起こったりすると、自動的に次のことがおこると説明するときに使う。

1) ほこりが鼻に入るとくしゃみが出て、自然にそれを外へ出すようになっています。

80
Q

PI+わけだ

A

思っていたことの理由がわかって「やっぱり」「なるほど」と納得したときに使う。理由がわからないときは、「どういうわけか」を使う。

1) A:このチョコ、1粒1,000円もするんだよ。
B:え!本当?じゃあ、おいしいわけよね。
2)

81
Q

PI+どころか

A

「AどころかB」の形で、Aではなくて反対のBだと強く言う気持ちを表す。また、Aよりもっと程度がすごいBと言うときにも使う。Aには相手の言ったことや自分が初めてに思ったことなどが入ることが多い。

1) A:旅行、どうだった?沖縄はもう暑いんでしょうね。
B:ううん。雨に降られて、暑いどころかすごく寒くて、風邪ひきそうだったよ。
2)

82
Q

V-る/V-ない+ようじゃ
V-る/V-ない+ようでは

A

今の状態を続けているといい結果にならない、と批判する気持ちを表す。

1) おしゃれに全然気を使わないようじゃ、社会人としてまずいんじゃない?

83
Q

N+ぶる
なA+ぶる
いA(根)+ぶる

A

実際ではないのに、そのように見せていることを表す。
*「優等生・悪者・大人・上品・いい子・偉い」などの言葉と一緒に使う。
*「ぶる」は「ぶらない」「ぶって」のように、1グループの同志と同じ活用をする。

1) 昔僕は好きな女の子の前で悪ぶっていた。本当は、好きだって言う勇気がなかったんだけなんだ。

84
Q

N+に限って

限る→かぎ

A

「~に限って…」は、「~の立場の人は一般的に(…の傾向がある)」と批判的に言いたいときに使う。「~のときに運悪く…」と言いたいときにも使う。

1) よく知らないやつに限って、偉そうなことを言う。

85
Q

V-る/V-ない+ことだ

A

「~ことだ」は、「~すべきだ、~したほうがいい」という話者の判断を表す。アドバイスに使われることが多い。

1) 仕事でも何でも自分一人で悩まないで、誰かに相談することですよ。

86
Q

N+という+N

A

「~という~」は、すべての「~」を表す。「~」の部分は同じ言葉をくり返す。

1) 今回の森林火災で、この辺の木という木は、1本残らず燃えてしまった。

87
Q

V-る+ところだった

A

「~所だった」は、「~の状態になりそうだったが、実際にはそうならなかった」と言いたいときに使う。
*「~なければならない」「~ざるを得ない」などと一緒に使うこともある。

1) 今朝は30分も寝坊しちゃって、危うく遅刻するところだったよ。

88
Q

V-る+くらいなら

A

「AくらいならB」の形で、「Aするのは嫌だから、Bも一番いいとは言えないがBを選ぶ」と言いたいときに使う。後悔するときにも使う。

1) A:カメラが壊れちゃって、修理代が15,000円もするんだ。
B:15,000円も払うくらいなら、新しいのを買ったほうがいいね。
2) お金を払って電車に乗るくらいなら、時間がかかっても自転車で行ったほうがいい。

89
Q

まし

A

「まし」は、「ほかのものと比べてみて、いいとは言えないが、一番悪いわけではない」と言いたいときに使う。「~ほうが・~より・~だけ・まだ・ずっと」などと一緒に使われることが多い。

1) A:もうすぐ冬だね。私、寒いの苦手なんだ。
B:暑いより、寒いほうがましだよ。寒いときには服を着ればいいんだから。
2) A:彼、何を作っても何も言わずに食べるだけなの。
B:ちゃんと食べてくれるならいいじゃない。「まずい」って言われるよりましでしょ。
3) A:残業が多くて、いやになっちゃいますよ、先輩。
B:そう言うけどね、不景気なんだから、仕事があるだけましだと思わなきゃいけないんだぞ。
4) あいつは入社5年目なのにミスばかりで、新人の加藤のほうがまだましだ。

90
Q

PI+ものがある

A

「~感じがする」と言いたいときに使う。「具体的に何とは言えないが、そう思われる要素がある」と言うときにも使われる。

1) A:この町、ずいぶん変わりましたね。
B:ええ、便利になったんですが、違う町になってしまったみたいで、さびしいものがありますよ。
2) A:四葉商事が、もうちょっと安くならないかって言ってきているんですが…。
B:これ以上の値上げは、かなり厳しいものがあるなあ…。
3) A:タンさんって才能あるよね。
B:私もそう思う。彼の絵にはすばらしいものがあるよね。
4) 世界中で大ヒットした歌には、世代を超えて人々の心に響くものがある。

91
Q

V-る+まい

A

「~枚」は、状況などから判断して、「~の可能性は非常に少ないだろう」と言いたいときに使われる。
*同氏のIIグループとIIIグループには、複数の接続の仕方がある。
食べる→食べるまい/食べまい
する→するまい/すまい/しまい
来る→来るまい/来まい(まい)/来まい(まい)

1) 世界経済は状況から見て、すぐに好転することはあるまい、わが社も早急に対策を考えなければならない。
2) どんなに生活習慣が変わっても、日本から畳の部屋がなくなることはあるまい。
3) 双方の利害が対立しているので、A国との貿易問題は容易には解決するまい。
4) 環境保護への関心は高まっているが、代替エネルギーの普及は簡単には進むまい。

92
Q

V-る+につけ

A

「~につけ」は、「何かを見たり聞いたりするたびに(いつも…と思う)と言いたいときに使う。
*「暑いにつけ寒いにつけ」のような慣用表現で「どんなときも」という気持ちを表すこともある。

1) 電車の中で走り回る子どもたちを見るにつけ、家庭でしっかりしつけをしろと言いたくなる。
2) 戦争の悲惨な体験を聞くにつけ、平和の大切さを痛感する。
3) 環境汚染のニュースを聞くにつけ、健康への影響に不安を感じる。
4) よいにつけ悪いにつけ、人はうわさ話をしたがるようだ。
5) 母は何かにつけ、心配して電話してくる。

93
Q

PI+わりに

A

「~わりに…」の形で、「~から当然考えられる程度と比べれば…であると言いたいときに使う。

1) この料理は簡単なわりに豪華に見えるので来客のときによく作るんです。
2) 彼女は映画が好きだというわりには、映画のことを知らない。
3) 祖父は年齢のわりに若く見える。
4) 安田さん、テニスが嫌いだと言っていたわりには、熱心に練習していますね。

94
Q

V-る/V-た+か+V-ない+かのうちに

A

「~か~かのうちに…」は、「~の動作が完全に完了しないくらい短い時間の間に」と言いたいときに使う。
*同じ動詞を使う。

1) 早食い選手権を見ていたら、選手たちは食べ物を口に入れたか入れないかのうちに、次の料理に手を伸ばしていた。
2) 5時になるかならないかのうちに、彼はさっさと帰り仕度を始めた。
3) 早朝から閉店セールに並んだ人たちはドアが開くか開かないかのうちに、どっと店内になだれ込んだ。

95
Q

いA(根)+げ
なA+げ

A

「~げ」は、「そうだ」と同じように、見て感じた印象を言うときに使われる。気持ちを表す言葉と一緒に使われることが多い。
*「~げ」はな形容詞になる。
*「さびしい・悲しい・楽しい・不安・得意・満足・~タイ」などの言葉と一緒に使われる。

1) プロジェクトメンバーは、誇らしげな表情で成功したことを報告した。
2) 映画のラストシーンで、主人公があびしげに微笑んだのが印象的だった。
3) 彼女はしかられている間、何か言いたげだったが、結局何も言わなかった。
4) 夏はやっぱり涼しげなワンピースがいいですね。

96
Q

V-る₁+やら+V-る₂+やら
いA₁+やら+いA₂+やら
N₁+やら+N₂+やら

A

「AやらBやら」は、「AやBなど」「AたりBたり」と同じ意味で、例を挙げて、いろいろあって大変だったり驚いたりした気持ちを表す。どちらかはっきりわからないことを表す場合もある。

1) 部屋代やら、交通費やら、日本はとにかくお金がかかる。
2) 酔った彼女は、泣くやら、わめくやら、手がつけられない状態だった。
3) 海で子どもを助けたことが新聞に載って、うれしいやら恥ずかしいやら…。

97
Q

V-た+かと思うと
V-た+かと思ったら

A

状況が急に変わったことを強調して説明するときに使う。自分のことを説明するときには使わない。

1) 青空を飛んでいた鳥は突然海に潜ったかと思うと、魚を口にくわえて出てきた。
2) 工場でどんと大きな音がしたかと思うと、真っ赤な火が燃え広がった。
3) 空が光ったかと思ったら、校庭の桜の木に大きな雷が落ちた。
4) この前、絵画クラブに入ったかと思ったら、今度はテニス部。妹はすぐ飽きてしまうようだ。

98
Q

N+にほかならない

A

「~にほかならない」は、「~以外のほかのものではない」ことを表す。「一番の理由・大切なこと・問題になることは~だ」と強く言いたいときに使われる。
*理由を表す「カラ・為」にもついて、原因・理由・根拠を強調する言い方になる。

1) 今回のプロジェクトの成功は、チームワークの勝利にほかなりません。
2) 政治の目的は国民の幸福にほかならない。
3) 事故を起こしたのは労働条件が厳しかったからにほかならないと、彼は裁判で主張した。
4) この国の人々が貧しくても笑顔で暮らしているのは、心の豊かさを大切にしているからにほかならない。

99
Q

V-る/V-た+にすぎない
N+にすぎない

A

「~にすぎない」は、「ただ~だけだ」と説明したいときに使われる。あまり価値がないと思っているときにもよく使われる。

1) この高校は2年前に男女共学になったが、男子学生はまだ10人にすぎない。
2) 警察の仕事は人々の安全を守ることで、地域のパトロールはその1つにすぎません。
3) 世界人口の2割を占めるに過ぎない先進国の人々が、CO₂の6割を排出していると言われている。
4) 人類は地球上の生物のわずか2%を発見したにすぎず、全ての生物を確認、分類するのは不可能だと言われているそうだ。
5) 違う国の人と交流するとき、言葉は1つの手段にすぎない。言葉がわからなくても気持ちを伝えることはできるはずだ。

100
Q

PI+上(に)

上→うえ

A

『状況や理由が1つだけでなく2つ以上ある』と言いたいときに使う。

1) 先週は熱が40度も出た上に、下痢が止まらず、本当に大変でした。
2) この道は下り坂でスピードが出やすい上に、夜間も交通量が多いので、十分注意してください。
3) この大学の食堂は値段が安くておいしい上に、メニューも豊富なので、地域の人にも愛されている。
4) 工事現場の仕事は危険がともなう重労働である上に賃金も低いので、どの現場でも人手不足になっているらしい。

101
Q

PI+といっても
PI+といいましても

A

相手が想像したことに対して、「実際にはそうではない」と言いたいときに使う。

1) 1世帯といっても、一人暮らしの人から10人以上の大家族までいろいろある。
2) A:夏休み、北海道に行ったんでしょう。うらやましいなあ。
B:行ったといっても、4日だけですからあまりいろいろなとこれへは行けなかったんですよ。
3) A:あれ?雨が降ったの?気がつかなかった。
B:うん。降ったといっても30分ぐらいだったけど。
4) A:来月の富士山日帰りバスツアーは席がまだありますか?
B:はい、まだございますが、あると言いましても、残りわずかですので、お早めにご予約ください。
5) A: あの店、CDが安いんだって?
B:まあね。安いといっても10%だけどね。

102
Q

V-る/V-ない+に限る
N+に限る

限る→かぎ

A

「~に限る」は、「絶対~が一番いい」という自分の考えを表す。

1) 運動の後は、はちみつとレモンのジュースに限る。
2) 雨に日は家で音楽でも聴きながら、のんびりするに限る。
3) 危険なとこれへは近づかないに限る。
4) いやなことは忘れるに限りますよ。

103
Q

V-る/V-た/V-ている+だけあって/だけに
いA+だけあって/だけに
なA な+だけあって/だけに
N(な)+だけあって/だけに

A

「~だけあっては、「~だから、当然そうだ」と言いたいときに使う。
*名詞は、状態や様子を表す言葉が使われるときは「な」がつく。

1) この町は文化遺産に登録されているだけあって、住民の環境保護に対する意識も高い。
2) このタオル、高いだけあって肌触りがすごくいいんだ。
3) さすが国が誇る美術館だけに世界的に有名な画家の作品も数多い。
4) ドイツの高級車だけに高速道路を走ったときの安定感はすばらしい。

104
Q

PI+にしろ+PI+にしろ
PI+にしても+PI+にしても
PI+にせよ+PI+にせよ

A

「~にしろ」は、ある範囲内のものから例をあげて、「~だけでなくどれでも」と言いたいときに使われる。「いい・悪い」「好き・嫌い」「する・しない」「出席する・欠席する」など反対の意味の言葉を使って、どちらの場合でもと言いたいときにも使われる。
*「なA/Nである+にしろ」の形もある。

1) 東京にしろ大阪にしろ大都市には働く場所が多いので人が集まってくる。
2) 大学院で研究しようと思ったら、理系にしても文系にしても、英語力は絶対必要だよ。
3) 招待状をもらったら、出席するにせよ、欠席するにせよ、必ず期日までに返事を出すのが礼儀だ。
4) 好きにしろ、嫌いにしろ、健康のために野菜は毎日とらなきゃだめだよ。

105
Q

PI+とか

A

「~とかと言っていた」などの形で、聞いた情報を言うときに使われる。確かな情報ではないがという気持ちで使うことが多い。「言っていた」などの言葉を省略することもある。

1) 息子さんが今度結婚なさるとか。おめでとうございます。
2) A:山田さん、今日休み?
B:さっき電話があって、熱があるとか。大丈夫でしょうか。
3) 今年は花火大会、中止だとか。本当ですか。
4) え!今日ハイキングに行くの⁉テレビで台風が来るとか言ってたよ。
5) 天気予報によると、来週は暑さが厳しいとか。熱中症に注意が必要ですね。

106
Q

N+にそって
N+にそう+N
N+にそった+N

A

「~にそって」は、「~の通りに」「~に合わせて」という意味で使われる。
*「マニュアル・方針・案内・道順」などの言葉と一緒に使われる。「希望・要望・意向・期待+にそうよう」などの言い方もある。

1) 2人は夕暮れの道を川にそって歩き続けた。
2) お客様への対応はマニュアルにそって行うこと。
3) 今度の展覧会では「平和」というテーマにそった作品を展示しています。
4) 国民の皆様のご期待にそうよう、努力いたします。

107
Q

N+にかけては

A

「~にかけては」は、「~の分野では」と範囲を限定して、その分野では「最高レベルだ」「自信がある」などと言いたいときに使われる。

1) 日本酒造りにかけては彼の右に出る者はいない。
2) コンピューターの知識にかけては誰にも負けないつもりだ。
3) 伊藤君は勉強も一番だが、走ることにかけてもクラスで一番だ。

108
Q

V(根)+ないことには

A

「~ないことには…」は、「~なければ(…できない・わからない)」と言いたいときに使われる。
*「N+が+ないことには」の形も使われる。

1) A:ここに若干名募集って書いてあるけど、何人ぐらい採用するのかなあ。
B:問い合わせてみないことには、詳しいことはわからないよ。
2) もっと広い会場を借りないことには、観客を収容しきれないだろう。
3) 使っていただかないことには、この商品のよさはご理解いただけないので、サンプルをご用意させていただきました。
4) マーケティング調査をしないことには売れる商品は開発できない。
5) 田舎では、車がないことには生活できない。

109
Q

V(根)+がち
N+がち

A

「~がち」は、「~になることが多い」と言いたいときに使う。状態、様子を表す慣用的な言い方もある。
*「休む・思う・考える・心配する・留守」などの言葉と一緒に使われる。

1) 日本人は自分の意思をはっきり言わないので誤解されがちだ。
2) 普段の食生活出不足しがちなカルシウムを補うには魚の缶詰がいいそうです。
3) 祖母は病気がちの母の代わりに私たち兄弟の世話をしてくれた。
4) 初めて会った時、鈴木君は遠慮がちに私の電話番号を聞いた。
5) 彼は差し出された手紙を戸惑いがちに受け取った。

110
Q

V(根)+つつも

A

「~つつも」は、「~だけれども、実際はよくないことをしてしまう」という気持ちを表す。
“~つつも” expresses the feeling that “although ~, something undesired actually happened.”
*「も」を省略して、「~つつ」の形でもよく使われる。

1) チョコレートを食べたらニキビが増えると知りつつも、つい手が伸びてしまうんです。
2) 「にせものでは…?」と疑いつつも、安さにひかれて買ってしまった。
3) 早く寝ようと思いつつ、ゲームがやめられなくて、夜が明けてしまった。
4) 今日こそ歯医者に行かなければと思いつつ、忙しくて行けなかった。

111
Q

PI+としたら
PI+とすると
PI+とすれば

A

「~としたら」は、「~だと考えれば…」という意味で、自分の意見や予想を言いたいときに使う。
Use “~としたら”, meaning “imagine if ~, …,” when you want to state a personal opinion or prediction.

1) もし、生まれ変われるとしたら、私は鳥になりたい。
2) 家を買うとしたら、郊外の庭付きの一戸建てがいい。
3) A:警部、犯人が持っていた絵はにせものだったそうですよ。
B:うーん。盗まれた絵がにせものだったとすれば、本物は誰かが持っているのだろう?
4) A:山田さん、来週は出張で講英社の出版記念パーティーに出られないんだって。
B:困ったな。山田さんが出席できないとすると、誰かに代わりに行ってもらわなきゃ。

112
Q

N+次第

次第→しだい

A

「~」によって決まることを洗わず。
This states that something is decided according to “~”.

1) 登山ルートは天候次第で変更する場合もありますので、ご了承ください。
2) 今度の審査の結果次第で、国から研究資金がもらえるかどうか決まる。
3) 世の中は金次第だと言われるが、お金では買えないものもある。
4) 工事開始時期がいつになるかは、発注した材料の納期次第だ。

113
Q

V-る+一方/ばかり

一方→いっぽう

A

「~一方/~ばかり」は、「~の状態がどんどん進んでいく」と言いたいときに使う。
*変化を表す動詞が使われる。

1) ここは静かな町だったのに、テレビで紹介されて以来、観光客が増える一方だ。
2) 風雨は強まる一方で、量に出た漁船がまだ帰らず、関係者は心配している。
3) グローバル化が進んで、語学力の必要性は高まる一方だ。
4) 円高が進んで、景気が悪くなるばかりだ。
5) 部屋代、学費、生活費と出費は増えるばかりだ。

114
Q

N+に先立って
N+に先立ち
N+に先立つ+N

先立つ→さきだ

A

「~に先立って」は、「~の前に、何かが行われる」と言いたいときに使われる。

1) レストランの閉店に先立って、試食会が飽きられた。
2) 新しい機械の導入に先立ち、工場内で説明会が行われた。
3) 舞台公演に先立つ公開リハーサルに多くの報道関係者が集まった。

115
Q

V-た+上で
V-た+上(で)の+N

上→うえ

A

「~上で」は、「~してから」と同じ意味で使う。ただし、日常的な話題には使わない。

1) 駅前の再開発については、住民の皆さんの意見をまとめた上で、市に要望書を提出したいと思います。
2) 卒業後の進路は家族とよく相談した上で、決めたいと思います。
3) 契約書の内容をご確認の上、こちらに署名と印鑑をお願いいたします。
4) 来年度の留学生の受け入れに関しては、十分検討した上で結論を出したいと思います。

116
Q

N+にこたえて
N+にこたえた+N

A

「~にこたえて」は、「相手からの期待や要請の通りに」と言いたいときに使う。
*「期待・要望・要請・アンコール・リクエスト・声援・声」などの言葉と一緒に使われる。
*「ご N+におこたえして」の形もある。

1) そのアイドルはコンサートの最後にアンコールにこたえてもう1曲歌った。
2) 地域住民の要望にこたえて、循環バスの経路を変更することにした。
3) ワールドカップで大川選手はサポーターの声援にこたえて大活躍した。
4) 皆様のご要望におこたえして、営業時間を午後11時までといたしました。

117
Q

V-た/V-なかった+ことにする

A

自分に都合のいいように事実を変えて言うときに使われる。

1) 私が日本にいる間に、家族がドイツへ旅行に行ったなんて、聞かなかったことにしたいなあ。
2) ごめん!財布落としちゃって…。食事をおごる話はなかったことにしてくれる?
3) 友達にもらった写真を自分で撮ったことにして、コンテストに応募して入賞しちゃった人がいたらしいよ。
4) A:レポート、明日締め切りなんて、忘れちゃってた。どうしよう!ネットで調べたものをコピペして自分で書いたことにするしかないわ。
B:そんなことしても、すぐばれるに決まってるよ。

118
Q

V-る/V-た+つもり
V-ている+つもり
Nの+つもり

A

「~つもり」は、周囲の評価や事実はともかく、「本人は~と思っている」と言いたいときに使う。いたいときに使う。

1) 説明書通りにやっているつもりなのに、どうしてもうまくできない。
2) 会議中にちょっとささやいたつもりが、みんなに聞こえてしまって、恥ずかしかったよ。
3) あの人は小説家のつもりらしいけど、書いた小説が出版されたという話を聞いたことがない。

119
Q

V-て+ならない
いA(根)くて+ならない
なA で+ならない

A

「~てならない」は、「非常に~だ」と言いたいときに使われる。
*「残念・不安・心配・つらい・くやしい」など、感情を表す言葉と一緒に使う。
*「きれい・下手」など評価を表す言葉と一緒に使わない。

1) 私のように年を取ってくると、故郷の山々が懐かしく思い出されてならないんですよ。
2) 柔道を始めたのは、子どものころいつもけんかで兄に負けるのが、くやしくてならなかったからです。
3) 昔は人前で話すのが嫌でならなかったんですが、最近はまり抵抗を感じなくなりました。
4) 日本人がどうしてあんなに謝るのか不思議でならないという外国人は多い。

120
Q

V-できる+ものなら
V-できる+もんなら

A

現実には無理だと思っていることを強く希望するときに使う。会話では「もんなら」になる。
*可能の意味を持つ動詞の辞書形も使われる。

1) 子どものころから星が好きだったので、行けるものなら宇宙旅行に行ってみたいと思っています。
2) こんなつらい仕事は辞められるものなら辞めたいが、生活のことを考えると辞めるわけにはいかない。
3) 下山できるものなら一刻も早く下山したいが、天候が回復するまで待つしかない。
4) A:今帰りですか。お互いに、通勤に1時間半なんて、大変ですよね。
B:そうですよね。買えるもんなら会社の近くにマンションでも買いたいけど…。
5) 不老不死の願いが叶うものなら、私はいくらでも金を出す。

121
Q

V-よう+か+V-る+まいか

A

どうしようか迷っていると言いたいときに使う。

1) 彼は夏休みに国へ帰ろうか帰るまいかと悩んでいるらしい。
2) 子犬が渡ろうかわたるまいかと小川の前でうろうろしている。
3) 会議中に居眠りした部長を起こそうか起こすまいか悩んで、結局起こさなかったんですが、どうすればよかったんでしょうか。
4) 両親は姉に就職試験の結果を聞こうか聞くまいか迷っているようだ。

122
Q

V-た+末(に)
Nの+末(に)

末→すえ

A

「~末…」は、「長い間~をして(最後に…という結果になった)と言いたいときに使う。実際に長くなくても、話者にとって「長く感じられた」という場合にも使う。

1) 家族ともよく話し合った末、今年度限りで引退することに決めました。
2) この商店街で30年頑張ってきましたが、悩んだ末に店を閉めることにしました。
3) すぐに転職と思える仕事につける人もいるが、何回かの転職の末、やりがいのある仕事を見つける人もいる。
4) どの会社のパソコンがいいか、みんなに相談し、さんざん迷った末、やっぱり今使っているのと同じメーカーを買うことにした。

123
Q

たとえ+V-ても
たとえ+いA(根)くても
たとえ+なA でも
たとえ+N でも

A

「たとえ~ても」は、「もし~ても」という意味で、「どんな場合でも」と強く言いたいときに使う。

1) 子どもがいるので、たとえ給料が高くても、土日に休めない仕事はしたくない。
2) たとえ遠く離れていても、君の友情は決して忘れない。
3) たとえどんなに困難でも、チョモランマの山頂に立ってみたいと思っている。
4) たとえどんなに小さい子どもでも、悪いことをしたら、謝らなければならないことを教える必要がある。

124
Q

V(根)+がたい

A

「~がたい」は、「~するのは難しい、なかなか~することができない」という意味で使う。
*「信じる・理解する・納得する・認める・得る・許す・忘れる」などの言葉と一緒に使われる。

1) この条件では、鈴木商事からの合併の申し出は受け入れがたい。
2) 信じがたいことだが、あのおとなしい高橋さんが上司の命令に逆らったというのは事実らしい。
3) 脱サラして会社を始めてもう3年が過ぎたが、まだ経営が安定しているとは言いがたい状況だ。
4) いい記録を出すために薬物を使用するのは、フェアプレイの精神に反する許しがたい行為だ。

125
Q

N+もかまわず

A

「~もかまわず…」は、「普通は気にしたほうがいいことを、無視して…する」と言いたいときに使う。批判的に使うことが多い。

1) 住民の迷惑も構わず、夜中にバイクで走り回るのはやめてほしい。
2) 電車の中で人目も構わず、お化粧するのはどうかと私は思う。
3) 彼女は服が汚れるのも構わず、泥だらけの子犬を抱き上げた。
4) 僕たちは虫に刺されるのも構わず、森の中で毎日遊んでいた。
5) 最近このあたりは観光客が増え、ところかまわずごみを捨てる人もいるので掃除が大変だ。

126
Q

V-る+あまり
なA な+あまり
N の+あまり

A

「~あまり…」は、「非常に~て(…の結果になった)」と言いたいときに使う。よくない結果のときに使うことが多い。
*「心配・うれしさ・悲しさ・緊張」などの感情を表す言葉と一緒に使われる。

1) 弟の病気を心配するあまり母は食欲がなくなり、すっかりやせてしまった。
2) 彼は仕事熱心なあまり、土日も休もうとしないので、周囲の人を心配させている。
3) 恋人をなくした彼女は悲しみのあまり部屋に閉じこもってしまった。
4) 電車の中で足を踏まれて、痛さのあまり声も出なかった。

127
Q

N+を込めて

込める→める

A

「~を込めて…」は、「愛情、思いなどの気持ちを入れて(…をする)」という意味で使う。
「心・愛・親しみ・祈り・恨み・怒り」などの言葉と一緒に使われる。

1) 当店では1つ1つのお菓子を、心を込めて手作りしております。
2) クラスメートはお互いに親しみを込めてニックネームで呼び合っている。
3) あなたの大切な方に、愛を込めてダイヤモンドをプレゼントしてはいかがでしょうか。
4) 早く病気が治るように願いを込めて、入院している友達のためにみんなで千羽鶴を折った。

128
Q

N+も+V-ば+N+も
N+も+いA(根)ければ+N+も
N+も+なA なら+N+も

A

プラスイメージの言葉を重ねて「良い点が多くある」と言うときと、マイナスイメージの言葉を重ねて。「悪い点が多くある」と言うときに使われる。「いろいろある」という意味を表すこともある。

1) 今度できたスーパーは品数も多ければ値段も安いので、大人気だ。
2) 私は料理も下手なら掃除も苦手で、家事で得意なものは何もないんです。
3) このバスツアーは4,980円で、昼食の食べ放題もあればお土産もついていますから、たいへんお得です。
4) 長い人生、いいときもあれば悪いときもあるよ。
5) 5月は気温が25度以上になる日もあれば、20度以下で肌寒い日もある。

129
Q

V(根)+ぬく

A

「~ぬく」は、「苦しくても最後までがんばって~をする」という意味で使われる。また、「非常に~する」という意味を表すこともある。
*「やる・生きる・がんばる」「考える・悩む・困る・苦しむ」などの言葉と一緒に使われる。

1) 一度やると決めたからには、どんな困難があっても最後までやりぬく覚悟です。
2) けがで思うように練習ができないまま出場し、それでも最後まで戦いぬいた山川選手はよくがんばったと思う。
3) 父が祖父から受け継ぎ、守りぬいたこの店を、これからは僕がもっと大きく育てていくつもりだ。
4) 北国の長い冬を耐えぬいた植物が芽を出すと、春の訪れを感じる。

130
Q

PI+ものだ

A

過去のことを思い出して懐かしいという気持ちを表す。心を強く思ったことを言いたいときにも使う。

1) 昔はよく友達と近くの川で泳いだものだ。
2) 娘も昔は「パパ、大好き!」と言ってくれて、かわいかったものだが…。
3) 10年前はこのあたりも静かだったものだが、今ではすっかり変わってしまった。
4) あんなに高いところから落ちて、よくけがをしなかったものだ。
5) あの子がもう成人式ですか。時間がたつのは早いものですね。
6) うちの猫はちっとも家に帰ってこない。困ったものだ。

131
Q

N+をめぐって
N+をめぐる+N

A

「~をめぐって」は、「~を話題として」という意味で、「~」について様々な立場、方向から意見を述べたり、争い・紛争・対立などが起きていると言いたいときに使う。

1) 遺産をめぐって、兄弟の争いがおこることを父は心配していた。
2) ダムの建設をめぐって、村人の意見が対立し、計画の実行までにはまだ時間がかかりそうだ。
3) スポーツ大会のやり方をめぐって、意見が分かれ、結論は来週に待ち越された。
4) どこのマンションでも、改修工事をめぐる話し合いは、なかなかまとまらないものだ。

132
Q

PI+わけだ

A

理由や事情を説明して「当然そうなる」と言いたいときに使う。

1) 食生活の改善と適度な運動によって免疫力が高まり、病気にかかりにくくなるわけです。
2) うちのお店は若い人向けの服を中心に扱っているので、20~30代のお客様が多いわけです。
3) 少子高齢化が進めば、労働人口が減ってしまうわけですから、経済構造にも当然影響が出てきます。
4) 前の店舗が再開発によって取り壊さることになって、ここに移転することになったというわけです。

133
Q

V-る+にあたって
V-る+にあたり
N+にあたって
N+にあたり

A

「~にあたって」は、「~をするときに」という意味を表す。

1) 開会にあたって、一言ご挨拶申し上げます。
2) 診療所の開設にあたっては、まずその地域の医療環境を調べる必要があります。
3) 復興にあたり、世界中の皆様から様々なご支援をいただきました。
4) 研修を始めるにあたり、社員としての心構えについてお話します。

134
Q

N+に加えて

加える→くわえる

A

「に加えて」は、「~だけではなく、その上」という意味を表す。

1) 優れたサッカー選手になるには、運動能力に加えて、判断力や協調性が求められる。
2) 家を買う場合は、不動産屋の手数料に加え、税金や引っ越し費用など、購入代金のほかにも様々な経費がかかる。
3) これまでのサービスに加え、新たなサービスを企画してお客様のニーズに応えたい。
4) この町は、自然の豊かさに加えて、子育て支援が充実していることから、若い世代の転入が増加している。

135
Q

PI+としても
PI+としたって

A

「~としても」は、「たとえ~と考えても」という意味で、自分の意見や予想を言いたいときに使う。

1) こんなにいい天気なんだから、雨が降るとしても夜になってからだろう。
2) いい商品なんだから、売り上げがすぐには伸びないとしても、時間をかけて売っていこう。
3) 無理して働いて病気になったとしても、会社は補償してくれないよ。
4) 仮に私を悲しませないためのうそだとしたって、私は絶対許せない。

136
Q

N+に基づいて
N+に基づき
N+に基づく+N
N+に基づいた+N

基づく→もとづく

A

基準や参考にしたものを言うときに使う。

1) 集めた資料に基づいて、論文を書いた。
2) 区域内の道路建設は法律に基づいて、各市町村が基本計画を作成する。
3) 国民健康保険は前年の収入に基づいて保険料が決められる。
4) この会社では、社員の教育計画に基づいた人材の育成が行われている。

137
Q

V-て+こそ

A

「~てこそ…」は、「~がないと…が成立しない、~が絶対に必要な条件である」ということを強調する気持ちを表す。

1) どんな健康法も、続けてこそ効果がある。
2) 苦労してこそ、わかることもたくさんある。
3) 相手にわかりやすく説明できてこそ、本当に知識と言えるのです。