用語 Flashcards
ロンドン力とは
電子が位置を変える揺らぎの結果として、瞬間的な双極子を持った結果、誘起双極子-誘起双極子相互作用を生じる。その相互作用によって生じる力のこと。
ロンドン力がなければ希ガス間の引力がなくなり、液体ヘリウム等を得られなくなる。
イオン液体とは
100℃以下で液体のイオン性化合物。蒸気圧が0でとばないなどの性質を用いて色々なものに応用されている。
HSAB則
酸塩基の相性を硬いもの、やわらかいもの同士で結合するという表現を用いて分類したもの。
硬度はHOMOとLUMOの準位差できまり、イオン性など準位差が小さいと硬い、共有結合性、分極性など準位差が大きいとやわらかいと表現される。
F-はとてもかたい
ラックスフラッド理論
酸をpブロック元素の酸化物、前周期遷移元素(Crまで)の金属酸化物、
塩基をsブロック元素の酸化物、後周期遷移元素(Mn以降)の金属酸化物
としたもの。
ドラゴウェイランドの式
A(g)+B(g)→AB+ΔH○(A-B) の反応を考える時、-ΔH○(A-B)=EAEB+CACBである。
ポーリングの酸強度規則による過塩素酸のpKaの予測
過塩素酸HClO4はO3Cl(OH)と表せるのでp=3.
pKa=8-5p=-7となり、-7と予測される。
ポーリングの酸強度規則によるpKaの予測
OpE(OH)qで表せるオキソ酸のpKa=8-5p
またq>1の時pKaは5単位ずつ増加する。
超酸
無水硫酸よりも強いプロトン供与体で、一般的に粘性が強く、腐食性液体であり、非常に強いルイス酸が強いルイス塩基に溶けた時に生じる。
超塩基
水溶液では最も強い塩基であるOH-イオンよりも強いプロトン受容体。超塩基は水と反応しOH-イオンを生成する。
イオン化エネルギーの交番現象
ガリウムのイオン化エネルギーがAlより大きくなる
窒素が酸素より大きくなる
リンは硫黄より大きくなる
第4周期のはじめで3d副殻がはいりこみ、ガリウムの有効核電荷が増加し、原子半径が小さくなるため。
殻が、半分もしくは完全に満たされたところから電子を取り去るのは大変だから
プールベ図
E-pH図とも呼ばれ、、水中における化学種の存在領域を電極電位とpHの2次元座標上に図示したもの
電気陰性度の交番現象
AlはGaより小さい、SiはGeより小さい
これは3dが入ってくるから
InはTlより小さい、SnはPbより小さい
4fが入って来るから
ポーリング 電気陰性度
(結合エネルギーの実測値と純粋な共有結合の差)=K(αの電気陰性度+βの電気陰性度)^2
マリケンの電気陰性度
おなじみのイオン化エネルギーたす電子親和力のにぶんのいち
オールレッドロコーの電気陰性度
原子表面の電波の強さで決定、係数はポーリングに近くなるように
現在の主流